157834 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

こころに映るよしなしごと

こころに映るよしなしごと

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Headline News

Profile

streetregal

streetregal

Comments

つゆのあとさき@ Re:嘘つきは嫌い(12/09) 私は嘘がつけない、というのはすでに嘘で…
つゆのあとさき@ Re:食堂かたつむり と 図書館からの電話(01/31) 「図書館が醸し出す、蔵書と言う森の中に…
つゆのあとさき@ Re:まるまつはそれなりお気に入り(12/13) へぇ~ まるまつはまだ入ったことがあり…
つゆのあとさき@ Re:水の国(05/19) こんな道を夜走るのも好きです。海の中を…
つゆのあとさき@ Re:薄暗いビリヤード場でコロナビールの代わりにスーパードライボトルで(05/18) 高3の時、学校帰りに何回か行きました。…
2007.05.12
XML
カテゴリ:青森歩き眼です
 昨年同様、桜が散った後の弘前のお城の周りに行く。まあ仕事だから仕様がない。むしろ観光客がいなくてよい。弘前駅からお城に向かっては上り坂になっていて、敵軍がJRに乗って駅で降りて攻めてきても、途中で息切れする寸法か。昔の人はよく考えたものだ。

 メインストリート(土手町通り)から入ったひどく狭い小路に喫茶店「万茶ン」がある。冬に仕事で通過したとき、タクシーで行ってもらったが定休日でもないのに閉まっていたことがあった。今回はちゃんと開いていた。

 3代目のマスターがカウンターにいる。レジわきに写真がある。下駄をはいた太宰(旧制弘前高校時代なら「津島修治」さんか)が友人と写っている。すらっとしている。マスターの話だと170センチ以上だったらしい。憂いを帯びた優男というわけで、こりゃあ弘前でも銀座のバーで椅子に足上げていてももてたのだろう。

 初めて三鷹の太宰の墓に行った時は、桜桃忌の少し前だったと思う。鈍色の空の下、森林太郎さんのはす向かいに眠っていた。

 梅雨の時期になったら、ポケットに「津軽」の文庫本を入れて、津軽鉄道にでも乗るとするかな。トカトントン。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.05.13 10:18:08
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X