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カテゴリ:食べ物
またまた仕事で能代市に出かける。地元情報で、おじいさんが、趣味で、自分なりの味を探求したラーメンを食わせるラーメン屋があり、地元を中心に人気があるが、土日は休みで平日も昼の11時から2時までしかやっておらず、騒ぐ子供が嫌いで、客は黙って食べている、というラーメン屋だった。そういった先入観は人を躊躇させるが、「食べたことも見たこともないものをとやかく言う資格はない」という大原則に基づき食べに行く。
普通の民家で看板もないところに人々が黙ってたむろしている。注文の仕方を誰かに聞いて、厨房にいる人に品目(醤油の中とか、塩の大とか、味噌の並とか)を言って、客が自分の「苗字」を言う。 暫く待つと、○○さん~、とまるで病院の待合室のように名前を呼ばれ、いることを確認した後、注文のラーメンが届く。食べ終わったら、客自らがどんぶりを厨房にさげて、そこで会計する。 醤油ラーメンを頼んだが、スープにレモンの切り身が入っていること、魚系のだしでもなく鶏だしでもなく不思議な風味のスープ(風評にある化学調味料の絶妙のバランスなのか)と縮れた細麺だった(風評では落花生(ピーナッツが入っているらしいが)。 無事に食べ終え、どんぶりをさげ、会計を済ませて民家のような店を出ると雲ひとつない快晴の夏空が広がっていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.28 20:49:07
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