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カテゴリ:食べ物
秋田市は雨が降ったり曇ったりで、子供たちは夏休みに入ったのに、「僕の夏休み」のような力強い入道雲が沸き起こってこない。
何だか体も重いので、軽いものをと、更科ではなく、黒っぽい田舎そばを探して、ビルの中に隠れるように入っている蕎麦屋「なかむら」まで歩いていく。 2組の客がいるだけで冷房の風が幅を利かせている店内には、エンヤか何かの宗教音楽が流れている。 田舎そばの天ざるを頼む。揚げたての天ぷらを抹茶塩で食べるのはおいしい。蕎麦は風味はあって腰もあるが、つなぎなしのためか短く、ずるずるとすすりあげる快感が得られない。たれは辛めで、ステーションビルにあるレストランという名の食堂の甘ったるいたれに比べれば有難い。 米どころ秋田では、なかなかこれといった蕎麦にめぐり合うことが稀有である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.08 09:31:02
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