ハウシュヴィッツ収容所からこんにちは

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• 「アースデイと癒し空間COO」

  　今日はアースデーらしいですね。地球のために行動する日です。いま地球はやばいですよね？温暖化とか。生き物だって次々と滅んでる種がいるそうですよ。化学肥料を使いすぎたため大地は枯渇しているし。ひきこもってる僕もそんな地球さんに何かできることはないかと！？ということで今日も僕はシルクロード緑化に励んでいます。こんにちは！　今日もぶらぶらとウェブ上を漂っているところ、こんなものを見つけました。　引きこもり向け「究極の球体癒し空間：COO［空]」　なんだろうこれ…。本当に癒されるのか？こんなので…。動画で紹介されていたので見てみました。　これを部屋においただけで、部屋がいっぱいになってしまうような大きさのCOO…。開発者はタコベエ（窓などにくっついてゆっくりと落ちてくるおもちゃ）を作った飛和田さん。その人が言うには―「低単価の商品で開発費を稼ぐには非常に大変になってきた。それで付加価値の高い商品に急遽かえたのだ！わははは」※一部表現をかえております。　これの付加価値って何なんでしょう？メイン価値が癒しだとするならば、付加価値は…部屋を圧迫することでしょうか？わからない、わからないよ…。飛和田さん、僕はあなたのことがわからなくなってきたよ…（初めから何もしらないけどな）。　しかし！次の映像ですべての謎は解けた！（じつは謎一個しかないけどね！）　皆さんもぜひ自分のその目で謎を解明してほしい。紹介ビデオ※RealOnePlayerでの再生となります。　（さて見てくれただろうか？）すでにCOOを導入ずみという温泉（大江戸温泉物語）で２人の若い子が入って転がして遊んでいるじゃないか！しかもかなり楽しそうに！こんな付加価値があったとは…さすが飛和田さん。タコベエ作っただけあるね！俺も入って転がしたい！

  2004.04.22

• 「パエリアと魂の痛み」

  　昨日激しい運動をした覚えがないのに、なぜか両足とも筋肉痛です。こんにちは！　大分日記さぼってしまいました。大分の読み方は「だいぶ」であって「おおいた」じゃないですよ！って誰もそんな読み方する人いないかな…僕以外には。　大分といえば、サフランの主産県。パエリアに使う植物サフランのめしべにはクロシンという物質が入っていて、これをお酒を飲む前にとっていれば、アルコールによる記憶力低下が防げるんだそうです！みんなお酒を飲む前にはサフランのめしべを食べなさい！ぱくっと食べなさい！…あぁ、それよりパエリア食べてみたい。サフランってそこらへんのスーパーで売っているんだろうか？ちなみにパエリアは長寿食。　まぁそんな感じで日々、脳と健康の研究してます（正確には研究している人の発表したのをただ丸読みしてます）。しかしなかなか進みません。　人って体に傷があって痛みを感じる時って、心（意識）が痛みに占拠されますよね？いてーいてーよ！ってな感じで痛み以外なにも感じられない、考えられない。僕は体のほうは、肌が痒くなったり、足がなぜか筋肉痛で鼻水が大量にでて、目がしょぼしょぼして頭がちょっと痛いぐらいですけど（って結構いっぱい不調ある）それよりもですね…なんというか…た、魂が痛い！魂が軋んでいる！魂が叫んでいるのよ！きっと！　でも僕はいたって冷静ですよ。魂の叫びに忠実に奇声とか発してませんから大丈夫ですよ…。そのかわり沈んでます。牛乳瓶より深く深く…沈んでます。ちょっとセクシーなコーラ瓶よりだって…深く沈んでいました。だからちょっと日記書けませんでした（ＢＢＳのレスも書けませんでした、すいません。）

  2004.04.21

• 「帰り道にネコ」

  　勇気。勇気が欲しい…。そうすれば…。そうだ。逃げちゃだめだ！逃げちゃだめだ。逃げちゃだめだ…。勇気。勇気さえあれば……ピンポンダッシュができると僕は思います。というわけで、こんにちは！　昨日、クリニックに行ってきました。特に話したいことがないので診察（カウンセリング）中の対話には毎回、結構こまります。仕方ないので、僕がいかにアレルギーで苦しんでいるか？鼻水の純粋な透明度についてどう思うか？などを科学的に語り合いました。すいません。ちょっとだけ嘘つきました。　帰り道。桜のいい匂いがする中、ネコを発見。ついてる！しばし鑑賞。はぁネコは美しいなあ～っと。みれば家で飼ってる猫に結構似ているじゃないか。とことこ歩く姿に見とれてると、どこかの家へせまい隙間から入りこんでしまった。ネコの姿が見えなくなって、家の人が出てくる気配があったので、自分の家に入って出迎えてもらったのかな？と思っていたら―　「こら～ねこ！お母さ～ん、ねこいるよぉ～こらあ！」　と男の子の声がする。どうやらネコちゃん不法侵入だったらしい…。それにしても近頃の子供は…というかおまえ。おまえは動物を可愛がる愛護精神というものがないのか！？それおうにもネコは神様のようなものだぞ？そんなことも知らんのか！？（俺もよく知らんけど）ユング心理学ではな、ネコは非常に重要視されているのだぞ。河合先生は「猫だましい」という本もだしており…でんでん…ぶつぶつカタツムリ（っていやだな、おい）。とにかくわかったか！？むきー。と心のなかで思いつつ、心配なので周辺をうろうろする俺。プチ怒ながらも顔は泣く子も黙るポーカーフェイスだ。　どうやらネコはうまくどこかへ逃げたらしく、駆けつけたママンに「ママン。いまネコがいたんだよ！」なんて坊やは言っている。とにかく無事にげたようで、よかったよかった。しかし本当もうちょっと手厚く歓迎してもらわなくちゃ困るよ。僕ならもし庭にネコが入ってきてくれたら、イカあげちゃうよ？しかも胃に負担がかかるだろうから、心を鬼にして少しだけ。少しだけだ。決してイカがもったいないからじゃないよ！あくまでネコの胃もたれを心配してのことであって…。う～ん、心が引き裂かれちゃう。そんな日々です。

  2004.04.16

• 「最強伝説黒沢」

  　この世でおこる大抵のことは笑って済ませてやることができるさ。でもな。でもな、この世には笑ってすませられないこともあるんだよ！オレのプッチンプリーーーーーーンッッ！！（絶叫）ということで、こんにちは！　たまには外にでなければいけない。たとえ何も用がなくても。人前に姿かたちをさらす事は（誰もみてないだろうが）きっと対人恐怖をやわらげるのにいいと思うからだ。そして歩くことは脳と健康に抜群に良い。し、しかし―　なんだか億劫…。そもそも何もないのにどこかへ出かけるというのがなんだか虚しいじゃないか。ウィンドウショッピングを楽しんだり、本でも立ち読みすればいいんだろうけど、そんなことをして一体どうなる？何も変わりはしない。いきなり口ひげがぼっと伸びたりしないし、綺麗な蝶にだってなれないんだ！そんな否定形モードに入ったりなんかして、結局一日中家にいることになってしまうことが多い。けど今日はでかけた。カスピ海ヨーグルトの容器を買うために。こういう目的があれば幾分か外に出やすい。　外には空があった。風があった。風は匂いを運び、僕の鼻をくすぐる。あわい白ピンク色の桜は咲き乱れ、春の訪れを知らせてくれる。あぁオレってばもしや詩人なのでは…少なくても加藤大（世界仰天ニュースにでてた巨漢芸人）より詩人。それなのに、それなのに…。加藤大すごい人気あるじゃないか！　最強伝説黒沢３巻でてたので買った。生きてりゃいい……生きてりゃ勝利なんていうのは…動物の話だ…！オレは…人間だ…！　背表紙より抜粋。福本伸行の漫画は「カイジ」といいドキッとさせられる話のオンパレードだね。このままじゃだめだと思わされる（思うだけだが）とにかく面白かった。古谷実の「シガテラ」２巻もどうやらもう出てるらしい。いつ頃だったか１巻でたときに、こんな面白い漫画なのに４月まで待たなくては続きが読めないなんて！…と憂いてたもんだけど、もうその４月か～。時が経つのは早いねえ。　

  2004.04.14

• 「武田真治と五木寛之と鼻水」

  　耳にシャワーのお湯を大量注入してしまい、なんだか左耳に嫌な違和感を感じています。こんにちは。　朝の番組に武田真治がゲストで出てたんだけど、病的なほどテンション低かった。ずっとうつむいていて、ほとんど笑わず、受け答えもおかしい。テレビというとみんな笑顔でハイテンションで、愛想よくしてるのが普通だからかなり異様だった。朝の番組だし（笑）…朝の生放送でイラク問題（武田真治は自衛隊の一時撤退を訴えてるらしい）のことを言うなと念を押されて、ふてくされてたとかなんとか。　五木寛之はいつもどこでも本を読むらしい。トイレ中も食事中も寝床でも。僕は本は好きでよく買うけど、読むのは下手で積読が増える。少しは見習わなければ。そういえばブルース・リーも時間がもったいないからって、筋トレしながら本を読んでたとか聞いたことがある。僕も三角倒立しながら放尿しつつ読書。これだな。　生活に全然リズムがなくて、いつのまにか食事も２回しかとってない気がする。というか一日自分が何回メシを食ってるか定かじゃないなんてヤバイ。オレはボケ老人か。でも仕方ないのよ…なんだかアレルギーがひどくて頭がぼ～としてて…。食事２回分のエレルギーを鼻水を出すのに使っています。すいません。

  2004.04.13

• 「無気力と焦燥の間で」

  　無気力と焦燥の間でぷるぷるしています。こんにちは。　イラクの人質なかなか解放されませんね。危険なイラクに行ったんだから「自己責任」。という結構あるそうですが、その一言で片付けるのはどうかと。そういったことをある精神科医が書いてました。　確かに道路に飛び出したネコを助けるため、身をていして道路に飛びだして事故にあった人に「自己責任」。と言ってしまうのは何とも酷い話な気もします。まぁイラクに援助に行った人とネコを助ける人が同じとは言えないんだけれども。よく知らないから。　それより放送大学の放送が見れない。写ったり途切れたりするスカパー。せっかく英語１を見て勉強しようと思ったの。天気も悪くないのに何故だろう…。もう少し無気力と焦燥の間で逆エビ反りしながら、ぷるぷるしてろという事でしょうか。

  2004.04.12

• 「久々の外出「千年女優」山寺宏一と平沢進」

  　ツタヤで偶然みつけた映画「私はうつ依存症の女」。そのタイトルを声をだして「私はうつ依存症の女」「私はうつ依存症の女ぁ」「私はうつ依存症の女ぁああ」　と叫び出したくなるのを必死で堪えたりしてる今日この頃です。こんにちは！　昨日久しぶりに出かけました。そして久しぶりに太陽を拝みました。それで気付いたんだけど、太陽。太陽ってさ…あんなにでかかったっけ？…やつも成長していたとは。ふぅ、どいつもこいつも俺を置いていきやがって…。そのうち石とかも動き出すきだろ？そうなんだろ！？まぁいいけど（あっさり）でもお願いだから僕には向かってこないで欲しい。　ブックオフに行って教材を買ってきました。「理解しやすい国語１」１００円…。これでいいんだろうか一抹の不安がよぎる。まぁいいか（あっさり）。パラパラとめくると現代文のほかに古文とか漢文がある。いまさら古文と漢文の勉強か…。しかし本当に試験にでるのだろうか？試験範囲が国語１と２としか書いてなかったけど、勉強してもし出なかったら…と考えるとさらにやる気が萎えてしまう。まぁとりあえず現代文から少しづつ取り組んでみますか。　今日は休みなので（平日も何故かまともに勉強できないが。。）ゆっくり寝ていた。１３時間ほど寝た。しかも朝から夜７時まで。たっぷり寝たせいか割と精神的に調子がよかった。しかしまだまだ「ひきこもり脱出への道」は遠くながく続いているようです。　映画「千年女優」を見ました。ストーリーは　かつて一世を風靡した女優の語る一代記……のはずが、その思い出はいつの間にか彼女が出演した映画のエピソードと渾然一体となり、彼女の話を聞くインタビューアー二人を巻き込んでの波瀾万丈の物語になって行く。　な感じなんだけど、残念ながらいまいち面白みがなかった。女優が絵描きの男に惚れて、でもなかなか会えなくて、ずっとその人のことを思い続けながら…最後に…。って感じなんだけど、ちょっと期待はずれでした。　でも絵描きの男はかっこいいですよ！奥さん。男の僕からみてもカッコイイですから（ただし「私はうつ依存症の女ぁあ」とか叫びだしたくなるとか書いてる男ですが）　とにかく素晴らしい美声でロマンあふれる繊細な台詞を『はきだします』。いやこれじゃ表現が少々汚い。美声でロマンティックな台詞を『ゲロります』。…すいません、もっと汚くなりました。とにかく「僕は満月より１４日の月のほうが好きだな。１４日の月には希望がある。これから満月になるという希望が」　とかいう台詞をめちゃくちゃいい声でささやくんですよ！そんな声優さんの名前は山寺宏一。美声に導かれて検索しましたよ。朝の番組の司会で有名な人みたいですね。この人でした。やまちゃん…。ボイスサンプル必聴。すげ～。それと「千年女優」は音楽がよかった。特に最後に流れる歌に感動した。作曲家は平沢進。

  2004.04.11

• 「君だけの特別な使命」

  　こんにちはー随分日記さぼってしまいました。すいません（今更あやまっても、こんにちはーの「ー」に反省の色が感じなれないですが）。ここんとこ、生活を夜型生活から朝方生活に変えようとしてました。失敗したけど。ということで何の実りもないまま、三日間が終わってしまったわけです。おまえは夜型から朝方にするためだけに生きていたのか？とどうか言わないで下さい。だって、仕方ないじゃない？ひきこもりだもの。　すいません。差別的発言でした。ひきこもりでも素晴らしい人たちがたくさんいるはずです。いや、むしろひきこもりの方こそ素晴らしくピュア。出川哲郎よりピュア。そして僕はひきこもり。…すいません。調子に乗りすぎました。　そしてもうひとつ、すいません。開き直ってしまって。あぁ、僕はだめだな…謝ればすべてが解決すると思っている。恥を知れ。恥を知れ！（ちょっと顔を赤らめる僕）　ああ、どうしても僕は恥ずかしがってるんだ…。開き直るなら謝るなんてせず開き直って突き進むべきなのだ。何事も中途半端。もう全てにおいてだめだ…これじゃ小学生にも負けてしまう。幼稚園児にも負けてしまうし、赤ん坊にだって…トイレットペッパーにも。　トイレットペッパーと俺。…なんて比べるんじゃなかった。トイレットペッパー素晴らしすぎるもん。消費カロリー０だもん。しかも存在意義がはっきりしてるし…使命を果たしたら水に溶けて流れちゃったりもできる。その潔い去り際。どれをとっても勝ち目がない。僕はまだ下水道にも流れたりできていないんだ！うわ～ん。　これからは僕もトイレットペーパーも見習って頑張っていきます。ところで僕の使命って何ですか？（聞いちゃってるよ、おれ。人に聞いちゃってるよぉぉおお）　僕の使命…僕に特別に与えられた神様からの使命…「癒し大魔神」（ボソ）　追伸―明日の朝みたらとっても恥ずかしくなるような日記を書いてしまった気がする七日の夜。雨がポツポツと窓を叩いている。

  2004.04.07

• 「目標に向かってホフク前進」

  　なんとなく時は流れて、４月になってしまったわけだけど。僕もそろそろ、なぜか恐ろしいスピードで道路を転がる、凶暴なカメの夢など見てる場合じゃない。ゆっくりでも進まなくてはいけない。でなければ、僕はずっとここに止まったまま朽ち果ててしまう！それに鼻毛の勢いも右肩さがりに…。断じてそのような事態になってはいけない。決して！　僕は村上龍の「１３歳のハローワーク」をみて、あん摩マッサージ指圧師が良さそうだと思った。それによるとあん摩マッサージ指圧師になるには、３年以上国が認定した学校でみっちり勉強して、それから国家資格を受けて、合格したならば成れるそうである。　まずは専門学校に行かないといけないわけです。ということでちょっと検索してみました。すると見つかった目ぼしい専門学校。まずは受験資格…高校卒業者及び同等と認められた男女。とあった。おし、受験資格ありますよ！おれ。前に大検だけは取っておいてよかった。　しかし甘かった…選考方法が学科試験（国語１・２、英語１）、面接。　もうだめぽ。国語１とか２とかなんだ！？違いからして解らん。中卒にも優しい社会希望ぬ。それに英語１ってなんでつか？英語なんてもうとっくの昔に封印済みなんですけど…それに面接（これはあって当たり前だが）もうだめぽ。　と思わずエセ２ちゃんねらーになってしまうぐらい今はだめだけど、少しづつ取り組んでいこうと思ってます。とりあえず教材を手に入れなければ。国語の教材が「ネガティブハッピー・チェンソーエッヂ」（やり場のない怒りのはけ口を探していたオレの前に現れたのはセーラー服を軽やかにはためかせて闘う美少女戦士だった。敵は諸悪の根元、不死身のチェーンソー男だ…。）こ、これじゃダメですよね…。　いい教材知ってる人教えてください（他力本願）。

  2004.04.03

• 「脳みそが…」

  　こんにちは。…さようなら。だって、今日何もしてないんです。何も考えてないんです。飛ぶ鳥を見逃す勢いで寝てました。そしたら、丸々と太った輩に、脳みそを食べられそうになる夢をみました。あぁ、なんだか頭が痛いです。きっと十分の一くらい食べられた。　甲子園、東北勢がかなり健闘したみたいですね。高校野球なんて微塵も関係ないけど、自分が頑張った気にになって喜びました。すいません。でもほんと少しだけです。小躍りとかしてないです。

  2004.04.02

• 「大人の国」

  　大人の国に行ってました。多忙のため更新できません。　悲しい嘘です(ﾟｰÅ) ホロリ　しかもこれ書いてるの二日の深夜。完全に乗り遅れている。まるで僕の人生のように（号泣）

  2004.04.01

• 「青の炎とワールドカップ予選第二戦」

  　水曜日。休日です。午後５時に起きました。いくら休日と言えどもおかしいですよね。生物学的に。まぁこんなことでいちいちクヨクヨしてても仕方ないです。僕自身が生物学的におかしいかもしれませんから。異常の事態の異常な反応は正常であるのです。うんこ踏んでノーリアクションは異常です。うんついてる！うんついてる！うんついてるよ！って叫ぶのが正常ってことです（僕の人生はいまいちついてない気がするが、豊かな日本に生まれただけでも良しとしよう）。　映画、見ました。休日の楽しいノルマですから。「青の炎」って邦画。原作は「黒の家」とかで有名な貴志祐介さん。原作読んだことないけど、「黒の家」の映画は恐ろしかった。あれ大画面でみたらトラウマになるレベルかもしれない。だって、だって、大竹しのぶのおっぱ（以下略）　「青の炎」なかなか面白かったです。感動とか笑いはいまいち感じられなかったけど。鈴木杏がいい。ヒロインはあややだけど、鈴木杏がいい！…映画関係なしに個人的な好みの話をしてしまいました。すいません。でも個人のページで個人の話をするのは正常な反応なのです。要するに鈴木杏はいいって事です。金城武と競演してた「リターナー」も今度みてみよう。　サッカーも見ました。ワールドカップ予選。格下のシンガポール相手に接戦の面白い試合でした。１－０より２－１で勝ってくれたのが、良かったですね。一点選手して、追いつかれて、時間がせまるなか、なんとかまた一点取って勝つ。そういうドラマ性がある試合のほうが面白いです。　復活した小野の動き＆キックが良かったですね。中村俊輔は解説の人に「交代してほしいと言ってるようなプレー」とぼろぼろに言われてましたけど、確かに調子悪そうでした。得意のフリーキックも２回ともゴールの上へと浮いてしまってたし。僕ならボールが浮かないように気をつけ、なおかつ思いっきり強く蹴れるのに！地面をだけど。

  2004.03.31

• 「マシュマロファイヤー」

  　<BGMを聞きながら>はーい！全国のみんなぁー。こ～ん～に～ち～は～。今日おにいさんは、すごい発見をしたよー。マシュマロを焼くとおいしくなるのは知ってるかな？アメリカとかでは結構おやつにマシュマロ食べてるらしいんだ。「スパイキッズ２」って映画でも子供スパイがマシュマロの話をしていたんだよ。　それでね、マシュマロを焼くとき、コンロの火で直接焼くのは一部分だけ焦げたりして、なかなか難しいんだ。そこで、オーブントースター！食パンとかを焼いたりするやつだね。これで、焼くと見事に全体的に焼けていい感じになるんだ。ちょっと膨らんだりして、表面は焼きたてのパンみたいな綺麗な色になるんだよ。味も普通に食べると微妙な甘さだけど、焼くと綿菓子みたいに、おいしくなるんだよ！みんなも試してみてね～。　これで今日の「おにいさんの！どうでもいい発見」もおしまいの時間だよ。それじゃシーユー。　この番組は「ハウシュヴィッツ収容所」からお送りしました。次回（もあるのか？ないと言ってくれブラザー）もお楽しみに。　※マシュマロはコラーゲンがたくさん含まれており、肌にいい食べ物です。背を伸ばす効果もあるとか。参考URLhttp://www.tv-tokyo.co.jp/kusuri/onair/088/index.html

  2004.03.30

• 「偽・新たなる旅立ち」

  　おだやかに輝く太陽、さやわかに広がる花びらたち、そしてそよぐ風の中、誰もが「新たなる旅立ち」に向けて、不安と期待とそして一欠けらのカロリーメイト（むき出し）をポケットに、新しい道へと歩き出す。そんな時期になってまいりました。　かくいう私も弾丸飛びかう受験戦争をくぐりぬけ、くぐりぬけ、いつのまにか受験戦争とは縁もゆかりも無いところへたどり着いた。必死でくぐりぬけている最中に、期待と、一欠けらのカロリーメイトを落としてしまった。カロリーメイトはまた買えるけど、期待は決して買うことはできません。誰か僕に期待を。期待を下さい（でも散歩中に、狂犬に襲われたあげくマンホールに落ちて、汚い下水道を全身全霊をかけて流れていって欲しい。みたいな変な期待はやめたまえ）。　今、不安と絶望と憂鬱を胸に新たなる旅だ――　あぁ、こんな胸中でどうやって新たなる旅立ちができようか。いや無理だ。僕にもう少し、もう少しだけ時間を下さい。いつの日か、いつの日か必ず、全身全霊をかけて！下水道を流れて見せます。いや、ごめん嘘。なるようになるさ。ケ・セラ・メラ・ヨシカズ（不思議な～呪文を～となえ～る～と♪ごめん…限界です）　激しくテーマ違いのことを書いてしまい、すいませんでした。　ケ・セラ・セラ～なるようになる～明日はみえない～ケセラ～セラ～ケセラ～セラァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア（断末魔の叫び）。

  2004.03.29

• 「デイトレーダーと毎日が夏休み」

  　一昨日も昨日も何もできなかった。ぼーとしたり、横になったりする時間が異様にながい。それだけといっても過言ではない。だるいし疲れやすい。もうだめだ。こうやって一日一日を無駄に消費して終わっていくしかないのか、そんなのは惨めで耐えられそうにない。　もうこうなったら、プリンに頭を突っ込んで死ぬしかない。いや、だめだ。そんなことする自分は許せない。そんなやつは幼稚園の壁にでもめりこんでしまったほうがいいよね！そして幼稚園児のすでに始まってる人間関係（イジメとか恋愛）をみて、深く落ち込んでくるよ。さようなら―。　うぎょ　ぼきゅ　ぬはっ　ごふっ　がふふぇあｆへえふぇｊｆ　…きゅ～バタン。はぁ、た、ただいま。いま妄想から帰ってきました。気を取り直してニュースでもみます。　デイトレーダー（インターネット上の短期的な株取引で利ざやを稼ぐ人）になると家に居ながらかなり稼ぐ人がいるのか。へぇ～いいね。でもやっぱり孤独で頭がどうせおかしくなって、「人生虚しいぜ！」とかいって、金をばらまいたりするんだろ！？しかも１ドル札とか１００円札でだろ！？　　でも、いいよね…。ひきこもって何もしないよりは相当いいよね…。お金がないと好きなものも買えないもんね…免許だって、学校にだって入れないもんね…。　けれども「本当の仕事」としては最悪だろうなあ。独りで誰の役にもたたず、ただゲーム的に金だけを稼ぐ。株価がどうなるかわからないから、ストレスもたまるだろうし。勝つには相当勉強しないといけないだろうし。趣味的にやるのならいいのかもしれないけど、勝って稼ぐには勉強する時間、情報取得、分析、取引、といろいろ時間かかりそう…。　今日は日曜日ということで、休日なので、映画みました（え、昨日も一昨日も休日だったろ？だって！？そ、そんなことないですよ！僕は毎日闘ってるんですよ！うすい存在と重い人生と、それから大量のプリンの妄想と！）。　えっと、見たのは、大島弓子（原作マンガ）「毎日が夏休み」というやつ。いやーなかなか良かった。このタイトルからして、かなり惹かれますよね？ひきこもりなら。ひきこもりじゃなくても、毎日が夏休みみたいな生活にはみんな憧れるでしょう？本当は詳細にわたって紹介したいのだけれどもめんどくさい僕が紹介したら良さが半減してしまうかもしれないので止めときます。　原作者の漫画も今度探して読んでみよう。

  2004.03.28

• 「ひきこもりバンク」

  　今日は３週間ぶりにクリニックに行ってきました（僕を待ってる所は歯医者とクリニックぐらいなのだ）。　僕はどちらかというと、不安より憂鬱のほうが強いので、安定剤をもらうのをやめた。決して将来の不安がないわけではないけど。フリーターの就職難、大学出の就職難で自殺増加とかのニュースを聞くと、もはや、長年ひきこもってしまった者（しかも今も継続中）としては、もうどうすればいいのかという不安はもちろんある。　　でもそれが、どうしようもない不安感になって襲ってくるということは、最近はほとんどない。どこかまだ、専門的な知識、技術を身につけることができれば、なんとか働いて生きていけるんじゃないか？と思ってるところがあるからか（現実はかなり厳しいのかもしれないけれど）。　しかし働かないと生きてもいけないってのは、考えるだけで辛い。上山和樹さんのブログのコメントでa-kotさんも言っているけど、最低限働かなくても命の保障はあった上で、それでも働こうとするのが、本当の仕事だと思う。　村上龍「希望の国のエクソダス」では不登校（意図的な集団不登校）の生徒達がネットビジネスをはじめ、よりよく生きるための資金を自らで獲得して、最後には北海道に新たな独立国家のようなものを作ってしまうという壮大な話だった。　「希望の国のエクソダス」のようなことは、到底無理だと思うけど、ひきこもりの人も有志（ネット）で、将来ひきこもったままでも最低生きていくことができるぐらいの資金を、みんなでこつこつと集めて、将来どうしても「本当の仕事」が見つからなかった人のためや、外にでるために必要なお金を貸すための「ひきこもりバンク」を作るのも面白いんじゃないかと思う。　もちろん、ひきこもり自体の繋がりが全体的にかなり薄いこと（これじゃ信頼は生まれない。ネット上の信頼はさらに難しいし）実は、毎日がそれどころじゃないこと。それと核となるサービスがないと、誰もお金など払わないことなど到底実現には程遠いわけだけど。追伸―　どのくらいの規模かはわからないけど、韓国にもひきこもりが問題になってるらしい。昨日のBS8時からのニュース見ようと思ってたけど、見逃してしまった。残念。しかし韓国って徴兵制度ありましたよね。韓国ではひきこもりは完全に病気扱いされるらしいから、免れるのかな。

  2004.03.25

• 「ボールは友達」

  　ボールは友達。うおりゃーズゴーン（シュートッ！！）ボールは友達さ。　というわけで日記はさぼって「ボール運動にいそしむ俺」を演出したわけだが、実際のところ散歩すらしてない。　一昨日はプライド最終回の途中、久しぶりに昔の友人からから電話がかかってきてビビッたが、なんとか応対した。着信アリ。って怖いよね、見てなくても僕にはよーく解るよ。おかげでプライド最終回を半分以上見逃してしまった。まぁいいけど、どうせ変な見方しかしてないし…キムタクが大事な試合（ホッケー）でかっこよく全員を抜いて、ここぞという時のシュートがスカぶりだったら面白いなとか、氷のリンク（女神）に勝利のキスをしているシーンで、唇がリンクにくっついてとれなくなったら、面白いなとか。脳内コメディ変換して一人で笑ってたわけですから…。すいません、野島さん。　昨日は歯医者行ってきました。歯医者いくだけで前の日興奮して寝つけなく俺。その無駄な勇ましさプライスレス。　今日は水曜日。休日です。「のだめカンタービレ」って漫画を買ってみた。クラシックコメディ漫画らしい。音楽やってる人たちの話。少し笑えた。のほほんとする感じの絵柄もいい。「ピアノの森」とか音楽やってる人の漫画好きだなあ。しかし「ピアノの森」の１０巻はいつでるのだろう（泣）。●今日の歩数９０６７歩。本屋歩きだと結構とおい。

  2004.03.24

• 「鼻汁注意報」

  　一万ヒットいったみたいです。もうちょっとで自分で踏むとこでした、どうでもいいけど…。ありがとうございます。　この前寝れなくなったと思ったら、最近は寝すぎています。なんかアレルギーもひどくて何もできず休んでるうちに、もう日曜日。ということで休日です（笑）　あぁ、こんな生活じゃ、絶対将来痛い目みる。絶対将来痛い目みる。絶対将来痛い目みる…。たすけてぇぇえええ。あぁ…脳梁太くなりたい。

  2004.03.21

• 「目がパサつくうぅうう（泣）」

  　今日はどうも調子悪くて（いつも悪いけど）一日中休んでました。アレルギーのせいか、ネットやったりしてるとすぐ目がパサつくんですよね。目が疲れると全体的に疲れてしまう上にゆで卵は半熟だし…。　最近読んでる本はガルシア・マルケスの「百年の孤独」。柳田邦男の息子の自死した洋二郎さんのことを書いた「犠牲―サクリファイス―わが息子・脳死の11日」の中で、洋二郎さんが命をかける勢いで真剣に読んでいたという本。乙一書店でも素敵エピソードの大洪水。と紹介されていた。　それで買ってみてちょっとづつ読んで、今２００ページぐらい読んだんだけど…意味わかんない（笑）ひたすらつまらない…。やっぱりノーベル文学賞受賞！みたいなお偉い文学は性に合わないのかな…。僕はウンコ絵本でも読んでればいいのか…。いつか「百年の孤独」を理解できる人になりたいものです。

  2004.03.19

• 「超人療術師のもとへ」

  ●がががが、外出日記っ。　今日は前から気になってた体の不調（背中、腰の痛みとか）をなんとかしてもらおうと、評判のいい（医者も見捨てた人を治したという）療術師のもとへ連れて行ってもらいました。　しかし前日なぜか眠れなくて（発狂する日も近いかもしれない。今後ご期待。うきー）寝れたのが起きなければ行けない時間の２時間前。結局２時間ちょっと仮眠していくはめに…。　行きの車のなかでは、緊張のためか腹まで痛くなってくる始末。　つくと普通の日本家屋の一軒家だった。一室に通され、さっそく診察開始。名前とか住所とか電話番号を書かされ、次に手を出すように言われる。先生（灰色の頭をした健康そうなおじいさんだった）は何かバネの先に水晶のようなものがついた物をとりだし、差し出した僕の手の平にそれをかざした。指一本一本の上にかざし、なにやらＯリング＋ダウジングみたいな方法で、体の働きの強さを調べられるらしい。親指はちょっと反応したけど、他はさんざん、ぴたっと止まった指もあって、笑った。　次になんか体が（？）何ヘルツかを図るテストをした。紙に人差し指をのせて、０～１５ヘルツと書かれている円グラフの上を例の物で調べて反応をみる。結果、うし！１２．５ヘルツ！説明によると、０～５ぐらいが超健康、５～１０がまあ正常、１０～１３がやばい。１４～１５は入院レベルとのこと。１２．５ヘルツだ！わーいと喜んでる場合じゃない。もうすぐ入院レベルの体をもつ男２２歳。あは、あは、はははは。　次に体内の有毒物質の有無と、必要なビタミン、ミネラル、アミノ酸が足りているか、のテスト。方法は同じで、紙に指をのせ、表になった（各種物質）の反応をみる。結果、有毒物質は水銀と鉛があると…。足りないのは鉄（ほうれんそうを食べよう…）。アミノ酸もなにか一つぐらい足りなかったけど忘れた。サプリとってるビタミン類はさすがに大丈夫だった。　ということで一通り問診も終わり、治療開始。ベッドに仰向けになり、足のツボとか腕、肩のツボを押してもらいながら、痛かったら痛いと言ってね。と言われる。ちょっとだけ痛かった。　次に腹の不調がばれたのか、今度は腹を中心にぐぐっと押してもらう、０ヘルツの超人先生曰く、「波動で直す」　整体みたいに首をコキコキっとやってもらったりもした。　療術中、僕はほとんど黙っていた（熱い吐息とか漏らしてはいない）。基本的にマグロちゃん。そう！マグロは有害な水銀がいっぱいらしいですよ！といっても僕はマグロ食べてないんだけどなあ…（というか不適切な表現がありました。ここに深くお詫び申し上げます。ぺロリン）　仰向きが終わると、次はうつ伏せになって、脊髄とか背中をほぐしもらう。信じられないくらい肩が固くなってると言われた。えへへ。なんか嬉しい（わけない）。　うつ伏せの治療も終わると、肩をコキコキっとやってもらって、完了。だいたい３０分ちょっとで終わった。　最後に治療後の自分の体は何ヘルツかを図ったら、８ヘルツぐらいまでに下がってた。まぁ健康レベル。先生は０ヘルツ。このＯリング＋ダウジング問診は誰にでもできるもんじゃないんだよ。０ヘルツにならないとできないんだ、それにはすごいな修練がいるとかなんとか治療中言ってたけど、聞き流した（笑）　ちなみに０ヘルツは超人らしい。自称超人あらわる。すげー！オレも０ヘルツになって超人になってやるぜ！とは超人の前では言わなかったけど、調子にのった超人はオレぐらいのレベルに達するとこんなに体が自由自在なんだぜー！？って感じで、いきなりぺったりと地面に開脚をしてみせた。すげーよ、すげーよ超人…。追伸―母の治療中に水の話になった。やっぱり良い水をたくさん飲むのが良いとのこと。しかし水道水の水は１２ヘルツぐらいの水。超人は浄水器をいろいろ試してみて１００万くらいつぎ込んだそうだ。けれどもそれでも、理想の０ヘルツの水にはならなかったらしく、なんとか自分でやってみたら０ヘルツになったとか言っていた。そこで僕は浄水器でもならない０ヘルツの水はどうやって作ったんですか？って聞いてみた。そしたらそれは秘密だって！秘密なんだって！　なんで人々の健康を願う療術師が、情報を出し惜しみするんですか！？意味わかんない！意味わかんない！僕がもし将来療術師になったら、きっと何もかも惜しげなく公開する！絶対公開するよ！もう小冊子にして配っちゃう勢いで公開するよ！こんちくしょぉおおお！！　僕はそう心の中で叫びながら、「あはは秘密ですか」と力なさげに笑った。

  2004.03.18

• 「今日は休日だから」

  ●日常　今日は休日（あくまでも、おれの中で）。休日だから、何もできなくても、葛藤しなくていいのだ。今日はたっぷり、虚構の世界を楽しめばいいのだ。つまらない現実より美しい虚構を僕は愛する。誰だったか、そう言っていた。僕もそうしよう。少なくても休日ぐらいは。あ、ちなみに水曜日と、日曜日、週休二日制にしました。２年遅れたけど。文部省に見習って。　ということで、今日は昨日ブックオフで一冊１００円で買ってきた漫画、古谷実の「グリーンヒル」１巻と「ＮＡＮＡ」１０巻（これは１００円じゃないよ。少女漫画だよ）をのんびり読んで過ごしました。楽しめた。しかしちょっと下品なギャグ漫画のグリーンヒルの後に、ＮＡＮＡをすかさず読んだのはちょっと間違いだったかもしれない…。　よぉぉおおし！こうなったら、カスピ海ヨーグルト作るぞー。ケフィアヨーグルトなんてダメだ（支離滅裂ですね。すいません。以後気をつけます。ｆへぢあおｆじぇいあお）。さて、これから一本何か映画を見てちょっと本を読んで、それから寝るとしますかな。●歩数５０７６歩。　やっぱりどこにも出かけないと、５千歩いくのもなかなか難しい。仕方ないので、庭先の道路で走ったりボール蹴ったり、跳んだり跳ねたり、回ったり、ゴリラになってみたりして、５千歩クリア！

  2004.03.17

• 「アンネ・フランクの励まし」

  ●ひきこもりエッセイ「アンネ・フランクの励まし」　今日もぬら～りくら～りと落ち込んでいます。一昨日、暗いドキュメンタリーを見た影響か。秋田県の自殺率はワースト１ってやつです。こういうのついつい見ちゃいますね。よせばいいのに。しかもまた録画してるし。もうバカかと！もうアフォかと！もう愛しちゃってるのかと！呪いのビデオを。　今回はおじさんが主人公で、倒産しちゃって働き口もなくて、もう生活費すらままならくなっちゃって、夫婦ともどももう死ぬしかないって番組だったんだけど。僕はまだ２２歳だけど、高齢にもなって経済的な恐怖を抱えて死にたくなってる人って…未来の自分をみてるようで、恐ろしくなりました。もちろん番組は希望もあるみたいな感じだったんですけどね。ある人に相談して、数ヶ月市役所に通って頼んで、なんとかとりあえず生きていくだけのお金（１０万くらい）を貸してもらえた、って。なんか世の中つくづく不公平だなって思う。アメリカ人はぶくぶく太ってるというのに！日本にだって食べ物ぐらい捨てるほどあるのに！お金がないと、食べていくこともできないなんて。　　ああ、僕は植物になりたい。光とか浴びちゃって光合成とかしたりしてね。太陽と大地と水だけで生きるんだ。　まぁそんなことはとりあえず現世では無理なわけで、今日もなんとか人間やってます（肉くらってます）。アンネの励ましを受けながら（肉くらってます）。だれかがふさいだ気分でいるとき、おかあさんはこう助言します。「世界じゅうのあらゆる不幸のことを思い、自分がそれと無縁でいられることに感謝しなさい」って。　そえにひきかえ、わたしの助言はこうです。「外へ出るのよ。野原へ出て、自然と、日光の恵みとを楽しむのよ。自分自身のなかにある幸福を、もう一度つかまえるように努めるのよ。あなたのなかと、あなたの周囲とにまだ残っている、あらゆる美しいもののことを考えるのよ。そうすれば幸せになれるわ！」　そうよ！そうすれば幸せになれるわ！美しい音楽を聞くのよ！そして野原にでて、こう叫ぶのよ！「うほぉぉおおお！！野生時代」　お母さんの考えかたは、とても正しいとは思えません。だって、もしそうなら、自分自身が不幸のなかをさまよっている場合、いったいどうふるまったらいいんでしょう。お手あげじゃありませんか。それとは逆にわたしは、どんな不幸のなかにも、つねに美しいものが残っているということを発見しました。それを探す機になりさえすれば、それだけ多くの美しいもの、多くの幸福が見つかり、ひとは心の調和をとりもどすでしょう。そして幸福なひとはだれでも、ほかのひとまで幸福にしてくれます。それだけの勇気と信念とを持つひとは、けっして不幸に押しつぶされたりはしないのです。　そうです。お母さんの考え方は間違ってますよ！僕はもうお手上げですよ！それとは逆にアンネの助言はとても役にたちます。探す機になれば、どんな不幸のなかにも、つねに美しいものがあるものです。今日、太陽の光に輝く塵の美しさに僕は感動しました。塵でも太陽の光さえあれば、輝けるのです！僕は塵です。はやく美しい太陽さんがきてくれる事を願います。ちなみに、見た目の好みはアンネより加藤ローサでよろしく。　僕も早く幸せになって、ほかの人も幸せにしてやりたいなって思います。だから早く美しい太陽さん…。（※僕はやさしい嘘つき男なので、言ってることすべてが真実ではないけど、あしからず）●歩数７９１８歩。ブックオフまでてくてく歩いて５千歩クリア（´∀｀；サッカー、なんとかレバノンに勝ちましたね！同点に追いつかれた時は、もうどうしようかと思ったけど、大久保のゴールがすぐにまた追い越しゴールを決めてくれたので、よかった。今度のＵＡＥ戦も楽しめそうです(･∀･)

  2004.03.16

• 「うそニュースのお時間です」

  ●今日のうそニュース。　ピ、ピ、ピピーン。　はじめまして。わたくし、ネタギ・レ・コレミ・ヨガシ・ニ・ウソニユー・スヲオツ・タエ・スル・フランシスコ・ヨシです。よく名前が長いって言われますが、一字一句まちがえないでください。じゃないと、じゃないと…。　さて、さっそくニュースのお時間です。　今日、午後２時ごろ、アテネオリンピック女子マラソン選手の選考が行われました。注目の、ＱちゃんことおばけのＱちゃんは、残念ながら落選！それにより日本列島は沈没の危機に陥りました。国民は、河童の足みたいなのをこぞって買い求めており、パニック寸前です。　さて、続きましてのニュースは、睡眠に関するニュースです。　早起きのために早寝をするのは逆効果だと、久米さんが発表しました。その他にもひきこもり世代の「怪眠１０カ条」が発表されたもようです。それによりますと―１／朝６時には寝る。その時、朝の光はあびないようにすること。２／毎日決まった時間に起きること。３／何がなんでも日が沈むまえには起きること。４／起床後はしっかり日光をあびること。５／３０分たっても眠れない時は、一度床を離れ、読書でもして自然に眠くなるまで待つこと。　などなどのようです。あと５つほどあるようですが、一身上の都合によりカットします。　さて、最後のニュースになりますが、今日午後３時半から５時にかけて、山形で一人の青年が歯の治療を受けていたそうです。でっかい銀歯の中にできた虫歯だったらしく、歯医者さんは銀歯を削り取り外すのに、えらい苦労した模様。　青年も唇がかさかさになって、よもや真っ二つに割れそうになり、そこから血がシャワーのように噴出する想像するほど、頭がやばかったらしいですが、なんとか大量の流血はおこらずにすんだそうです。大事件にならなくて良かったですね。　それでは、そろそろ今日のニュースはこれでおしまいです。ごきげんよう！●ほんとニュース ＜マラソン＞「後悔はない」高橋尚子選手が記者会見（毎日新聞） http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20040315&a=20040316-00000069-mai-spo早起きのための早寝は逆効果　働く世代の「快眠１０カ条」　久留米大グループhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040312-00000070-nnp-kyu●歩数７０３３歩。５千歩クリア！

  2004.03.15

• 「手を握る泥棒の物語」

  ●日常（歩数）サッカー、バーレーン戦負けましたねえ。残念。なんとかあと２試合頑張ってもらって、ぜひともアテネオリンピックも楽しませてもらいたいです。今日は乙一原作の「手を握る泥棒の物語」って映画みてました。内容は押入れにしまわれた大金を盗むために、隣の部屋の押入れから穴をあけたのに、なぜか女の子の手をゲットしてしまう、そんな話です。なかなか音楽もあいまって、ほのぼのした感じで良かったです。ちょっと登録手続きがめんどかったけど、ブロードバンド環境なら誰でもみれる、ネット公開の映画なんで、興味ある人はぜひ。４０分くらいかな？長さは。http://casty.jp/hikarimono/short_film2/今日の歩数は７８５４歩。とりあえず５千歩クリア！明日もこの調子で歩こう。

  2004.03.14

• 「もし不眠になったら…」

  ●ひきこもり日記　特に具体な理由もなく気分が落ち込んだり、逆に高揚して一言二言、家族と会話しただけで、なんか異様に嬉しくてたまらなくなったりする時がある。別に、話してる内容が―「やっぱりあなたは天才ね」「ふふん」　とか「あなたの鼻くそ、とても繊細ね」「へへへ」　とか「お小遣いアップよ」「うわーい」　とか、そういう内容じゃなくて―「この魚、骨少なくていいね」「そうだね」　とか「あなた昨日と同じ格好ね」「一昨日もだよ」　とか「新聞とって」「ほい」　とか、そんなどうでもいいレベルの話、というかやりとりなのに、異様に嬉しくなってる、そんな変な時がある。まぁそれは稀で、基本的に落ち込んでる時が多いのだけれども。　昨日もなんだか夜に訳もなく落ち込んでしまって、これはもう寝るしかないなと思って、久しぶりに夜のうちにちゃんと寝ました。９時でした。　それから１５時間永遠と寝てしまった…。ひきこもりの人が、というか僕がダメなのはこの過眠が原因の一つなんだと思う。これさえなければ、カンナ削りのプロとか、余裕でなれてたかもしれない。それもダメなら鉛筆削りのプロには…。けれども娯楽さえも目に入らないほど苦しみの中にいて、何もできずにただ苦しむよりは、寝たほうがましだろうと思う。　僕がもし不眠にでもなったりしたら「サバを一緒に食べる友達がいないんだ！」とか「あの空に向かって羽ばたくんだ！」とか叫び狂いながら、二階の自室からダイブするに違いない（命綱つきで）。●歩数　歩数書いてなかったら、万歩計つけるのも、歩くのもさぼりがちになってた。明日からまた書くために、歩きます。歩くことが一番健康にいい運動ですから(｀･ω･´)

  2004.03.13

• 「私と僕と俺が調子悪い理由（わけ）」

  　●ひきこもり日記　なんだか気分が優れない。おかしい…朝ちゃんとビタミンＣもＢもちゃんと取ったのに…しかも快感ホルモンのエンドロフィンを出すために、激しい有酸素運動を３０分あまり今日もやったのに、どういうことだろう…。　本来なら、今頃あたまはシャキーンと冴え渡り、リラックスした状態で物事に取り込めるはずなのだ。そのために、禅僧が使っていたという覚醒効果がある抹茶も頂いた。それなのに、それなのに…。　はぁ、もはやここまでか。もう書く気力さえ失せてしまいそうだ。いや書くという事は結構エネルギーがいる。故に、私は頑張った、頑張ったんだ…。それなのにアクセス数はマックス時の７５％削減。これは新たな嫌がらせだろうか…それともあまりに下品なことを書いてしまったために引かれた率７５％か。以後気をつけます…。放屁。　しかし何故こんな状態に…いやでもまだましな方かもしれない。少なくても運動なんてめんどくさい事をする気力が残っていただけでも。けれでも、僕がなぜ運動するかというと、それはうつ状態にならないようにするためであって…ああ、意味無い。　俺はなぜこんな状態になってんだよ！そういえば気になることがある。抹茶の賞味期限が去年の３月だった…。これか！このせいなのか！くそう油断したぜ。明日お母さんに頼んで新品の抹茶を買ってきてもらおう！ついでに慢性疲労症候群に効く舞茸も買ってきてもらおう。これで俺の寝ぼけ疲れた頭もシャカリキに働くことまちがいなし。　友達は俺と僕と私だけだ。って言葉でサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」に出てくるらしい。しかもこの小説の主人公ホールデン君は、ライ麦畑で遊んでいる子供たちが崖から落ちそうになった時、捉まえてやる者になりたいと考える優しい高校生。なんだか面白そうなので、来月買ってみようと思う。●関連ウェブ激しい運動後はストレッチをちゃんとしたほうがいいのかな。すべてはエンドロフィン放出のために！http://contest.thinkquest.gr.jp/tqj1999/20050/sutorecchi.htmlライ麦畑でつかまえてが紹介されてたページ。１０番目。http://homepage2.nifty.com/kajipon/gaibun.htm

  2004.03.11

• 

  「最悪イメージ。不安、払拭！」

  ●ひきこもり日記　昨日は歯医者に行ってきました。もはや家に居ることが標準設定なので、たまに抜け出すのはかえってストレスだったりします。山形寒いし！　しかし外出する時は用は足しておきたいですよね。麻薬「ダメ。ゼッタイ。」ホームページがあるように、学校でうんこ「ダメ。ゼッタイ。」というか無理でした、個人的な話。まぁ今は学校じゃなくて歯医者なんですけど。　まぁといっても、どうしてもしたくなった時―例えば…本屋！なぜかしたくなりますよね。そういう時はもはや僕も使わせてもらいます。　でも今回は歯医者です。歯医者といえば、治療します。当然だけど治療中は気が向いたからって自由にトイレにはいけません。しかも昨日は起きた時から下痢の悪寒。出すもの出して行けばよかったんですけど、何故か行く直前に、うんこストップ発生！　…ここまで原稿用紙約１枚にわたって、一体僕は何を書いてるんだろう…という考えが頭をよぎります。でももう僕は止まるわけにはいかない！（誰か止めてください）　ここでうんこも止めるわけにはいかない！スッキリして何の心配もなく歯医者に行くんだ！その意気込みで腹に力をいれて、頑張ってみましたが、結局ダメでした。　一抹の不安とうんこを抱え込みながら、あえなく出発する俺。寒い風が肌につきささります…。　歯医者に到着すると、暖房のきいた暖かい待合室にちょっぴりホッとする。受付をすませ、長いすに座って待つ。５分…腹の調子は大丈夫だな…１０分…ん！？ちょっとなんか来た。１５分…治まったってきた…いまのうちに早く名前を呼んで、治療をしてくれ。２０分…まだか…さっきから腹の調子の波が来たり、治まったりしてる…。それに精神の調子の波もぐわんぐわん揺れている。　だんだん良からぬイメージが沸いてくるのだ。すなわち歯医者さんと綺麗な歯科衛生士の前で、うんこをビリビリ漏らす２２歳男の絵。最悪だ…こんな時に限って「イメージは現実化する」なんていう、今だけは聞きたくない「ダメ。ゼッタイ。」助言までキランとひらめきやがる。こんなことがもし本当に現実化してしまったら、もう僕は生きていけない！（標準設定で非常にやばい。なのに！）　３０分も経ったころ、ようやく名前を呼ばれて治療室に足を踏み入れた。一番奥の席に通される。とりあえず座ったのはいいけど、また待たされる。するとまたさっきの最悪イメージがフツフツと沸いてきて、かなり不安になってくる…。しかし、ここで私はやっと役に立つことをひらめいた。すなわち「くつろぐ呼吸」を思いだしたのだ。８秒間吐いて、４秒吸って、７秒息を止める。この呼吸法は、不安に対して効果があると、信頼するアンドルー・ワイル博士が言ってたじゃないか！かくして私は呼吸、ただそれのみに意識を集中させ、数を数え、８サイクルぐらいしてる内に気分も少し落ち着ついてきたのを感じ、なんとか難を逃れたのであった。　みなさんも、歯医者にいった時に、ふと便が漏れてしまうんじゃないか、という不安に駆られたら、ぜひ「くつろぐ呼吸」を試してみてはいかがかな？（え、そんなことは私の身にはゼッタイ起こらないって！？いや、長い人生何が起こるかわからないよ！？）

  2004.03.09

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  「呪いのビデオ」

  ●ひきこもり日記　ヤヴェ。ベがヴェになるほどヤヴェ。ついに僕は「呪いのビデオ」を作ってしまった。ここにその内容の一部を記してしまうことさえも躊躇（ためら）う。なぜなら、このビデオは全国のひきこもりを奈落の底に呪い落とし、自殺へのストレート街道をひた走らせるぐらいの威力があるものなのだ。こんな危険な内容のものを、たとえ一部とはいえ、みんなの目の届くところに公開すること、それはみんなのためを思うならば、決して安易にしてはいけないことなのだ。　けれど安心してほしい。僕は自他共に認める個人主義者だ。みんなのために一人を犠牲にしない者だ。たとえ世界戦争が起こっても、一匹の猫を守ろうとするような、そんなソルジャーなのだ！だから僕は公開する。僕に広い視野（自殺を含めた）を与えてくれた「呪いのビデオ」を！　ＮＨＫの「フリーター４１７万人の衝撃」…みましたか？。かなり痛い内容です。なんですか、これは！？いた痛い痛いって！…おれが。「何をしたいかわからない」と言ってとりあえずフリーターになって、でも後からフリーターやめるにもどこも雇ってくれなくなってずるずると…って絶望的展開図が若いフリーターと３０過ぎのフリーターを登場させてまざまざと見せ付けられました。　またフリーターの中でも競争があって、笑顔が素敵な人とかはいっぱい仕事をもらえたり、笑顔が無気味な人とかは、週に４時間しか仕事をもらえなかったりしてました（たぶん）。　フリーターの中で正社員になってちゃんと仕事がしたいって人は７割もいるそうです。（途中で多くの人が気付いてしまったんでしょうね…。ヤバイ。バイトしてても、やりたい事が見つからない。給料も安すぎるし保障もなにもない。何でもいいから正社員になって働かなければ！）それでもバイトだけの労働経験じゃ評価してもらえず、書類選考だけで落とされて仕事につけない現実…きつすぎます。　もっとバイト経験を企業は評価するべきです！（ついでにひきこもり経験も評価して…）なんですか？企業側のフリーターの人達への認識は。「（安い賃金）だから助かってるけど、本人のことを考えると気の毒」とか、ひどいやつは、「使い捨て。消耗品」ばっさり物扱い。しかも消耗品。基本的人権を無視するな！（義務を放棄して権利だけを主張してみる）　と、まあ、ひきこもりの精神にとってとてもよくない内容でした。こんなものを録画してしまった自分を呪いたくなります。

  2004.03.07

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  「ス、スローライフ」

  ●ひきこもり日記　今日も、流れるプールに流されることもなく、でもちょっぴりこれからも生きていかなくちゃいけない不安に流され、絶望の淵へと落ちそうになりながらも、なんとか生存しています。こんにちは！　昨日はクリニックに行ってきました。精神保健福祉センターでやってる、ひきこもりサポートのことを聞いてみたけど、先生も何も知らなかった。収穫まったくなし（キウイの収穫を密やかに期待してたのに）。　社会復帰に向けて、フットサルをしながら徐々に人の居る場に慣れていきたい思ってるけど、なかなかそういうサポートをしてくれる場所がなさそうな感じ。仙台にはあるらしいけど。経済的にも精神的にもキツイ…はふん。とりあえず、山形の精神保険福祉センターに電話してみるしかないな！よーし！じゃさっそく電話だ！「ママーン、で、電話」　はぁ～、これではダメだ。これじゃいつまで経っても一人立ちできない！ここは今一度トライしなければ！「お母さま、電話お願い致します」　よし。この上品な物言い。紳士たるものこうでなくていけない。私もまた大人への階段を徐々に上がっていっている。そう思うと、嬉しさがフツフツとこみ上げてくる。　しかしまだ寒いし、まだ行く気ないし。ささくれだって出来たし、まだ虫歯もあるから、今日のところはやめとこう、そうしよう。今流行りのス、スローライフ。

  2004.03.05

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  「昼間の僕は顔ユガミ」

  ●ひきこもり日記　今日も、落雷に愛されて直撃されたりすることもなく、天井からタライがなぜか落ちてくることもなく、なんとかまだ生きています。こんにちは！　今日はちょっとハウシュヴィッツ収容所本館（自室）から抜け出して、別館（リビング）からも抜け出して、歯医者に行ってきました。　久しぶりの昼間の外の風景は―うす水色の空。そこに流れる雲。そしてやさしく降りそそぐ太陽。　それらはまるで、この世界のあらゆる汚（けが）れをやさしく浄化してくれるような、そんな美しい世界の中、一人顔を歪ませて走ってる青年がいました。「歯医者に遅れる～」　この男、３時半予約なのに３時半に家をでてます。坂道を駆けのぼり、駆け下り、街道を突っ走り、地下道を絶妙なコーナーリングでくぐりぬけ、信号を渡ると右にモンキーターン！マリオカートの自己最高ラップのゴーストを追いかけ、追い越せの勢いで歯医者へとたどり着きました（ほんとはちょっと小走りしただけでした。すいません）。　治療は麻酔をうって（ちょっと痛かった）軽い虫歯をけずって（ちょっと痛かったけど、左手はあげなかった。男気！麻酔追加が怖かったわけじゃない。男気！ただちょっと麻酔針が怖かっただけだ。男気！）何かつめて３０分ほどで終了。　治療が終わって会計が終わっても、僕は待合室で「呼吸と姿勢」について特集された健康雑誌を読んでいた。やっぱり浅い呼吸はよくないらしい。物を食べても熱エネルギーから化学エネルギーへ変換する、いわゆる代謝が十分に行える為には、たくさんの酸素が必要と。　禅の教えでは心で心は癒せないと。息で心を整えよ。みたいなことも書いてあった。深くゆっくりした呼吸ができると、自然と姿勢をよくなったという記事もありました。　息、呼吸の重要さを再確認。最近おろそかになってた。風呂に入ったとき、寝る前など（複式呼吸をすると入眠しやすいとのことなんで）またゆっくりと取り組んでみようと思います。●関連ウェブ白隠禅師の健康法（呼吸法のやり方紹介ページ。音楽鳴るんで注意です。なかなか心地よい音楽です。こういう系統のＣＤ欲しいぐらい僕好み）http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~sinkai/sub25.html●今日の癒しの写真http://flashface.ctapt.de/作ってみました。

  2004.03.03

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  「ある意味悟りに近い僕」

  ●ひきこもり日記　今日も、フランケンシュタインにお尻を噛まれたりすることもなく、狼にガブリと食われることもなく、無事に生き残ってます。こんにちは！　昨日も今日もどこにも出かけていません。これがデフォルト。これが正しいひきこもり。これが人間を不幸にする原因、つまりあらゆる煩悩をたって超人（廃人）へ到る唯一の近道なのです。さあ、どこまでも、どこまでも真っ直ぐにいきましょう（僕はできれば見送りの方向で）。　煩悩とは、肉体や心の欲望、他者への怒り、仮の実在への執着などを言うそうです。これらを仏道の修行に消滅させることによって悟りが開けると。他者への怒りについては、僕はかなり悟りに近いです。７年修行してきたかいがありました。　先日、Yahoo！BBの４５０万件もの個人情報が漏れました。僕の家もYahoo！BBなのでそのひとつに入ってるかもしれない。でも、僕は全然怒りなど感じません（事の重大さが解っていないバカだからです）悟りに近いからです。　悟りに近い僕は、むしろ同情さえ覚えます。孫社長の給料半額になっちゃって、心労もかさなちゃって、これは希望的観測ですが、ハゲもひどくなっちゃって…。いや全然怒ってはないんですよ。ただハゲが好きなんだ。むしろ５００円の金券がもらえるそうなんで、ちょっとラッキーと思ってるくらいなんです。追伸―昨日、デジカメをパパンにもらいました。３．２メガピクセルのサイバーショット。なかなか良いやつです。これでこれからは日記にかわいい癒し系の写真を貼り付けて、みんなに楽しんでもらえると思います。じゃさっそくですが今日は謝罪する孫社長。みんな癒されたかな。

  2004.03.01

• 「大事件がいっぱい！…」

  ●ひきこもり日記　今日も、目玉がポロリと落ちることも無く、腹から腸がはみ出ることもなく、なんとか元気に生きています。こんにちは！　ここ二日間の出来事といったら、いっぱいあって何から書いたらいいかわかりません。本当にいろいろな事が起こりました。まずオウムの麻原に死刑の判決がでました。それから、僕の髪が1ミリほど伸びました（たぶん）。それに白髪がごそっと増えてました。たぶんこの前短編小説を一本かいて、精根つきはてたからだと思います。それから部屋の灯油が切れて、今、凍えるはめになっています。あー本当に大事件がいっぱい！…。　オウムの麻原は死刑に決まったけど、どうやって刑を実行するんでしょう？ということでちょっと検索―結果―日本では死刑には絞首刑が採用されてるそうです。　被害者と被害者の遺族とかが死刑を望んでいて、死刑になってよかったねと言い合ってる映像を見たけど、その台詞もすごいなーと思いました。　はたして麻原が死刑になって、どのくらい被害者の気が晴れるのか僕はちょっと疑問に思います。死刑を実行するのは被害者ではないし。もし死刑方法が、被害者（と遺族）達による撲殺だったら、はたして死刑は実行されるのでしょうか。そういう自らが死刑を実行しないといけない方法でも、それでも死刑にして欲しいと被害者達は思うのか、そんなことを考えました（かなり意味ないけど）。　社会とか難しいことを考える頭はあまりないので、ごくごく個人的な話題にもどります。最近朝起きれません。昼もだめ。日が沈むころになってやっと起きます。１０時間ぐらい寝てます。これじゃいけませんね！これからの目標は１２時前に起きること。それから毎日ビッグ便をすること。還暦を迎えてもまだまだ元気に活躍している俳優の黒沢年雄は、健康のためになるべくいろんな物を食べて、特に野菜をたくさん食べて、１日にお通じ３回することを目標にしてるらしいです。負けてられませんね！　今日は懺悔をして終わりにしたいと思います。神様、どうか許して下さい。今日もみんなのために働きもせずひきこもっていました。神様、どうか許して下さい。今日で同じパンツ三日目でした。神様、どうか許して下さい。僕は嘘をつきました。今日でパンツ四日目です。神様、どうか僕を見捨てないで下さい。あなたもどうか僕を見捨てないで下さい。品行方正になるようこれからは心がけ、パンツももちろんとりかえます。アーメン。●関連ウェブこのまえ書いた、短編小説です。へたくそでも書くのにまた３時間ちょっとかかってます。読むのには１０分間ほどなんで誰か読んでみてください。http://d.hatena.ne.jp/yoshi78/20040225

  2004.02.28

• 「ひきこもりは体育すわりなんて大うそ！」

  ●ひきこもり日記　今日も崖から突き落とされることもなく、バナナの皮でこけたりもせず、つま楊枝で突付かれることもなく、なんとかもりっとひきこもれています。こんにちは！　もりっとってのはもりもり元気って意味だそうです。Phasmaさんからパクリました（ごめんなさい）でもPhasmaさんも岡本太郎の「自分の中に毒を持て」から拝借した言葉ということなんでどうか許してください。けっして僕に毒を盛ってはいけませんよ！　この本なぜか家にもあった。でも僕はもう吹き出物がでるくらい、毒ガスと毒ブツでお腹いっぱいなせいか、響いてこなかった。残念。　岡本太郎さんといえば、「芸術は爆発だ！」とか「芸術は爆発だ！」とか「芸術は爆発だ！」とかの台詞で有名な人です（すいません、この言葉しか思いつかない。彼は偉大な芸術かで思想家でもあると思うけど、僕の知識が博識、いや薄織すぎ）。　僕も岡本太郎さんに見習って名文句を考えました。「ひきこもりは体育すわりなんて大うそ！」　ちょっと養老さんの「バカの壁」の帯にあるコピーにちょっと似てるような気もしないですが、大いにパクリです。下は有名なひっきー図。(-＿-)(∩∩)　暗い部屋の隅っこで膝をかかえて、体育すわりしてます。でもそんなのありえない！だいたい体育すわり自体、ここ何年もやった覚えがないです（ただこの無表情さ、口のつむぎ方、目の細さなんかが似てる。くそぅ）。　昨日は外にとびかい、荒れ狂う弾丸をくぐりぬけて、歯医者にいってきました。なんで歯医者の歯科衛生士って言うですか？歯医者さんのサポートしてる人。なんであの人たちはみんな若くて綺麗な人ばかりなんでしょう！もうここに一生住んでもいい気分です。けれども本当になんで皆、若い人ばかりなんだろう？１０年後とか２０年後、ここに今いるお姉さん達はどこに行ってしまうのだろうか。１０年後に出家とかしてしまうのだろうか。２０年後にはひきこもったりしているのだろうか。３０年後にはお腹がでっぱったりしているのだろうか。などなどと僕は深く深遠な瞑想状態に入って、治療を受けていました。●関連ウェブPhasmaさんの、もりっと記述。したのコメント欄では、財布にお札がなかなか入らないよどうしよう！って真剣に話してるプリティな人達が盛りだくさんです（僕も含むて）。http://d.hatena.ne.jp/phasma/20040201

  2004.02.26

• 「外にも慣れていかないと」

  ●ひきこもり日記「外にも慣れていかないと」　こんにちは！今、黒タイガーのお腹の中にいます。昨日食べられちゃいました。ばっちり閉じ込められちゃってて、今は順調に消化されちゅうです。耳とか溶け出してきました。音楽が歪んで聞こえてきます。あんなに華麗だったメロディーがちっとも美しく感じません。あんなに美しかった人たち、動物達が今ではぐちゃぐちゃゼリーのようです。どうやら目までもが、どろりと垂れ落ちてきたようです。僕はもうだめなのか！？僕はもうだめのか、僕はもうだめなのか。　ＮＨＫ教育の「福祉ネットワーク」でひきこもり特集も最終回のようでした。第一歩を踏み出すために精神保健センターや民間の援助施設をどう活用したらいいか？といった内容でした。ポイントはまず自分の求めてることをはっきりさせて（例えば、仲間作りしたい、学習支援してもらいたい、就労支援してもらいたい、逆上がり訓練したい、さくらんぼの枝を口の中で結びたいなどの希望をはっきりさせて）それからその希望に合う施設を探すのがいいよ。って感じでした。　僕は一体何を求めているのか？欲望が激しく退化している。視力も落ちる一方な気がする。その上、運までも下降気味だ。今日なんか、白線を踏み外さずに歩いていこうとしたのに、車がきたのでちょっとよろめいて、白線を踏み外してしまった。なんてついてないんだ。　しかし僕もこのままじゃいけない。僕は民間の自助グループは数回の参加体験があるけど、なんか正直いまいちだった。僕がやりたいのは人間のいる空間になれる事と、話が普通にできるようになること、それにフットサルがしたいこと。それに学習も興味のある分野だったらしてみたい（機会があれば、さくらんぼの枝を口の中で結ぶという、高等技術も身につけて社会のために役立たせたい）。　精神保健センターというのは、各県に一つはあるらしいので、今度アクセスしてみようかと思ってます。●歩数　今日5346歩。昨日7199歩。5千歩クリア！　楽天のカウンタがちょっとショボくなってないか（ボソっと）

  2004.02.24

• 「タイトルに込めた願い」

  ●ひきこもりエッセイ「タイトルに込めた願い」　日記タイトルを変更しようと思う。今までは「深層夢日記」だったが、これからは「ハウシュヴィッツ収容所からこんにちは！」にしようと思う。　ハウシュとはハウス。つまり家のことである。なぜハウスではなくハウシュなのか？それは私が幼稚園児くらいの知性しか持ち合わせていないからではない（そんな風に思われたらとても心外だ。私だって、丹田に力を込めて、精神を一つに集中して、もの凄く頑張れば、赤ん坊ぐらいの知性はあるのだ）。　前の「深層夢日記」のタイトルに込めた願いは、自分の奥底に隠された願いを探りつづけそれを現実に生かす。ということであったが、その試みはなかなかうまくいかなかったように思う。深層心理がみせる夢を分析して、自分の人生を豊かにしようと試みたが、いかんせん夢をさっぱり憶えてないことが多かったり、みたとしても、何の意味もないようなくだらない夢だったり、時にはさきっちょから妖精がでてくるような夢だったりしたのだ…。　そもそも自分で自分の夢を分析するのは限界がある。やはり河合隼雄先生のような方と一緒にやらないと、夢を分析して現実に生かすなんてことはできないと悟ったのである。　そこで趣を変えることにして「ハウシュヴィッツ収容所からこんにちは！」に込める願いは、私はハウシュヴィッツに収容されてしまっているけど、今日もなんとかくだらない事をひねり出してますよ！ということを全世界（人口５０人くらい）に知らせたいということ。　たいして面白くも無く、文体もめちゃくちゃで、更新も不定期になってしまうかもしれないけど、これからもよろしくお願いします。●日常（歩数）　今日6946歩。昨日3186歩。5千歩クリア！（今日だけ）　　　気分が少し沈んでいる。黒いタイガーがやってきたみたいだ。さあ、こい！黒タイガー。オレはおまえなんかには負けない！おまえなんか、相手にもならないんだ！だから見逃してやる！しょうがないから見逃してやるよ！だからさっさと帰っていいぞ。ふふん。ふふん…はふん。

  2004.02.22

• 「表情なき顔をきたえろ」

  ●ひきこもりエッセイ「表情なき顔をきたえろ」　長年ひきこもった僕は、たまに人と会うとつい笑ってしまう。といっても相手がハゲていたからとか、社会の窓が全開フルスロットルだったからとか、そんな失礼なことで笑うわけじゃない(実際そんな状況に遭遇したら笑うかもしれないが)。　僕は表面をよくするために笑ってしまうのだ。意識的に笑うわけじゃなくて、無意識的に笑ってしまう。どんなにつまらないギャグを聞いても、下品な下ネタを聞いても、満面の笑みを浮かべて、あははは、それ最高！という感じで笑う(客観的には顔を歪ませてウヒヒヒヒと奇妙に笑う顔に見えてるかもしれない、もしくはちびまるこちゃんの野口さんのようにくっくっくっくと無気味に…)。　たいして面白くもないのに笑うという行為は本当に良いとはいえないけれども、形から入るって意味では僕は良いと思っている。楽しくなくても笑ってるうちに本当に楽しくなってくるということもあると思う。　作り笑顔でも、脳は騙されて脳内麻薬をだすらしく、免疫も向上するから良いことばかり。　ただ気をつけないといけないのは顔の筋肉が筋肉痛になるということ！特に笑いというのは、人などの生物と関わることでしか生じにくい現象なので、ひきこもってると笑うことがめっきり減る。だから、たまに自助会などにいって、あまり盛り上がらない雑談にまじって１時間くらい笑ってるだけでも、帰ってくると顔がなんか痛くなってたりするのだ。　これはいけない。顔の筋肉が衰えてる証拠だ。　このままでは顔が石のように固まってしまう。いや、筋肉が衰えて、脂肪が垂れ下がってくるため、ブルドックのようになってしまうかもしれない。　「将来の夢は一流のブルドックになることです」　なんて人ならいいかもしれないが、僕は嫌だ。だから表情筋を鍛えることにした。　僕はパソコンの前でずっと無表情だったことに気づいて、ふとニヤッと笑う。そしてそのまま表情筋が痛くなるまでキープ！（別にエロ画像をみているわけじゃない）。ちょっとだけ表情筋力アップ。免疫力アップ。　それと風呂場は絶好のトレーニング場所だ。家の風呂場には鏡がある。そこで最高の笑顔を日夜研究した（ついでに世にも奇妙な顔の研究にも没頭）。　そしていざトレーニングの成果を発揮できる場所、クリニックへと向かった。　クリニックへ入る。事務をしているおばさんに僕は満面の笑みをうかべて―「こんにちはー」　成果は早くも現れた。クリニックの事務のおばさんにこう言われたのだ。「笑顔がさわやかフレッシュボーイね」　笑顔がさわやかフレッシュボーイ！　キタ━━━━（゜∀゜）━━━━!!!!!　しかし、よーく考えよう言葉は大事だよー。さわやかフレッシュボーイをちょっと訳すと。さわやか新鮮ボーイ…。おばちゃん！僕は魚じゃありません！豚でもありません！だから食べられませんよ！いや、むしろ僕は死んだ目をした魚で、毒をもってたりするかもしれないですよ！　まぁなにはともあれ、僕は笑顔がさわやかフレッシュボーイのひきこもり。あとあと語り継がれていくにちがいない。１００年後ぐらいには、そして伝説になった、と。●関連ウェブ笑いの効用http://www.tfk-corp.co.jp/mame04.htm 笑いで健康を手に入れるhttp://www.ktv.co.jp/ARUARU/search/arusmile/smile2.htm ●日常（歩数）　今日6894歩。昨日11153歩。５千歩クリア１万歩超え！と。　今日歯医者、昨日クリニックとやむなく外出するはめになっています。クリニックのカウンセリングでは相変わらず、特に話すこともなく、僕からは何もしゃべらない始末。先生がサッカー見た？とか話をふってきたので、サッカーについて話あったり。　それと採血を取ってみよう？といわれました。注射！…誰か助けて。血を吸われるぅ。僕の血はまずい！どす黒い！だからお願いやめて下さい。勇敢だった僕も、そろそろクリニックへ行くのをやめるべきか行くべきか、考える時がきたようです。

  2004.02.20

• 「本当に歯医者にて」

  ●ひきこもりエッセイ「本当に歯医者にて」　やっと行って来ました。歯医者。まず対人恐怖症なんて持っていなければ楽勝の、電話での予約ですが、意外と余裕でした。音読を毎日しているから、しゃべることに自信が出てきたにちがいない。　ただ昨日メールボックスを開いたら気になるメールがあった。題名は○○歯科です。おはようございます。予約承りました。初めての方でいらっしゃいますね。２月１８日（水）午後３：３０にお待ちしております。そのときには保険証もお持ちください。　おかしいな。電話で予約したはずだと思い込んでいたんだけど。　歯医者は歩いて１５分くらいの所にある。いい散歩になってちょうどいい。すぐに歯医者の側までたどり着くと、ちょっと胸が高鳴ってくる。華やかな店の向かい側にポツンと寂しくたっている歯科医院。そんなあなたに恋してしまったのかもしれない。　そんなことより問題は、受付嬢とのやり取りだ。僕は医院にたどり着くと、さっそうとドアを開け（ようとしたが、非力のためもたつき）挙動不審にならないように、落ち着いて医院の構造をざっと把握し、受付カウンターを確認すると、一直線にカウンターへ向かう。そして微笑をたたえながら「こんにちはー」　が反応がなかった。オレの微笑プライスレス。なにやら受付嬢はディスプレイを見て何か作業をしている。だがここでひるんではいけない。僕は続けて「あのー今日３時３０分に予約した○○ですけど」　というとやっと応対してくれた。初診ですよね？と聞かれて、保険証を渡す。次にこう聞かれた。「今日はどこが悪いですか？」きたー！！これこそはこの前入念にシミュレーションしてきた質問ではないか。僕は「歯です」　とはもちろん勇気がなくて言えなかった。そんなこと言ったら僕がどこか頭のおかしい、ひきこもりだとバレてしまうかもしれないじゃないか！もちろん、「今日はーちょっと頭のほうが悪くてきちゃいました。てへ」なんてことも言わず「左下の歯と右の奥のほうの歯がちょっと痛くて」　と無難に答えたのは言うまでも無い。すると冷たいものを食べると沁みるか？熱いもの飲んだりすると沁みるか？とかを聞かれた。それに適当に答えると、初診だからかアンケートのようなものを書かされた。　アンケートは、名前とか住所とか職業とか、歯の症状とか、今通ってる病院はあるかとか、飲んでる薬はあるかとか、過去に大病したことはあるかとか、アレルギーはないかとか、歯を抜いたことはあるかとか、麻酔はしたことあるかとか、小指を思いっきり角にぶつけて蠢いたことあるかとか、階段があると思って足を踏み出したらなくて、カクンとなったことはあるかとか、まぁそんな感じの質問。　職業かく欄あって戸惑ったが、学生ってことにしといた。というか実は僕は放送大学生。ずっと休学中だけれども。こういう時役立つなー入っておいてよかった。　　治療に怖さを感じるか？って質問もあった。僕は迷ったあげく男らしく　いいえ・はい　のはいに○をつけた。すると新たな設問、それはどのくらいか？　少し怖い・ものすごく怖い　僕はこれから行われる惨事を思い浮かべ愕然とし、ブルブルと震える手で少し怖いに○をつけた。正直こそが美徳なり。　３０分もすると治療室に呼ばれた。それからレントゲンとって、説明うけて、麻酔して、けずって、型とって、借り詰めして終わり。個人的なことはまったく聞かれなかった。シミュレーションした意味ほとんどなかったけど、良かった良かった。●日常（歩数）　今日6694歩。昨日9256歩。5千歩クリア！　サッカー2006年ドイツワールドカップへのアジア第一次予選。オマーンをけちょんけちょんにして勝って欲しかったけど、なんとか久保が後半ロスタイムに入れて勝てて良かった！

  2004.02.18

• 「歯医者にて」

  ●ひきこもりエッセイ「歯医者にて」　平日の昼間に歯医者に行ったら聞かれるかもしれない事とその対策。　まず一つ目「今日はどこが悪いんですか？」先生「今日はどこが悪くてきたのかな？」僕「歯です」（即答）　よしクリア！二つ目「痛かったら手を上げてくださいね？」先生「もし痛かったら手をあげてくださいね」僕「え、足じゃだめですか？」先生「え、いいけど」（苦笑）　よし何とかクリア！そして最後の難問「今日は学校休み？」先生「今日は学校休み？」僕「え、学校ってどこの学校ですか？第何中のことですか？というか先生は僕が中学生にみえるとでも言うんですか！？」先生「いや、そうは言ってないでしょ」僕「まぁもういいです。賠償金１００万円だけで」先生「いや、それはこっちがよくないよ…」僕「それじゃ５０万円で」先生「いや、だから…」僕「冗談ですよ。それより学校ってどの学校のことですか？消防学校のことですか？探偵学校のことですか？それがわからないと答えられません！」先生「そ、それじゃ探偵学校で…」僕「知りません」（即答）　よし余裕だ。余裕でいける。余裕すぎだから今日は行くのやめとこう。●日常（歩数）　今日4186歩。昨日8454歩。5千歩クリア！（昨日だけ）　最近何やってるだろ。一番アグレッシブにやってることは睡眠。これだな。はふん。昨日なんて６時間しか起きてなかった。アンビリーバボー。おかげで今日は朝4時起き。よし、これからは朝早くに起きるようにしよう！けど今日昼寝たっぷりしたから寝れるかどうかそれが問題だ。

  2004.02.16

• 「死後の問い」

  ●ひきこもりエッセイ「死後の問い」　僕は死後なんてないと思っていた（アンパンマンパンに、チョコが入ってるなんてこともないと思っていたのに…）。　死んだら、風呂で貧血をおこして意識を失ったときのように、自分が消えると思っていた。けれどもエリザベス・キューブラー・ロスの自伝「人生は廻る輪のように」を読むと、そうではないかもしれないと考えさせられる。　しかしこの本はものすごい。ノンフィクションなのに、幽霊、精霊、前世の守護霊、ポルターガイストのような記述が後半怒涛のごとく押し寄せてくる。信じられないような記述が続くが、書いた人が「死ぬ瞬間」で死に関する５つの過程を書いた、有名な精神科医で嘘を書いてるようには到底おもえない。　ならば著者自身が見た幻覚を後になって書いたのでは？と疑えるが、そうではないと思わせるような不思議な力がこの本にはあると思う。読んでいてとても不思議な気持ちになった。それはこの世は目に見えるものだけが全てではなく、次のような二つの感じを受けた…いつも神様が僕をみているような感覚すぐそばに僕の前世の霊がいるような感覚　この二つにキャッチコピーをつけるなら「至上最高の覗き魔でした…神様」「史上最高の覗き好き。二人組み誕生！」とかが考えられる。おちおちトイレにもいかれない。もちろん、となりの家の人がとおる道路を、水をまいて凍らせるような、そんな悪いことも、これからはやすやすとできなくなるぞ。もはや今はそんな時代なのだ！　脱線してしまったが、この本のなかで一番印象に残った言葉が次の通りである。わたしが面接した何万という臨死体験者たちは光のなかに入っていき、一様にこうたずねられていた。「どれだけの愛をあたえ、また受けとってきたのか？どれだけの奉仕をしてきたか？」いわば、かれらは人生でいちばんむずかしい教訓、つまり無条件の愛を、どれほど学んできたのかを問われていたのである。エリザベス・キューブラー・ロス「人生は廻る輪のように」Ｐ３３６より。　この一節を読んだ時、当然僕も考えた。どれだけの愛をあたえたか？…ほとんど誰にも与えてない…。また受け取ってきたか？…素直に受け取ってもいない、受け取った物といえばペロペロキャンディーぐらいだ…。そしてどれだけの奉仕をしてきたか？…奉仕…さっぱりしてない。愛猫や愛犬にブラシをかけてやるのは奉仕に入るのだろうか。僕は何もかえりみを期待していない。ということはこれこそが無条件の愛じゃないか！僕は奉仕をしていたのだ！猫や犬だけに。しかも気が向いた時にだけ…。　というか、なんでそんなことを死んでまで聞くんですか！？オーマイゴット！その質問で死後の優遇を決めるというんですか！？オーマイゴット！　こうなったら「クリックで救える命がある」。がんばります。もうこれからは毎日やるつもりです！僕が死んだら胸をはってこう言う。「僕は、僕は毎日５円寄付してきました！」（僕にかわって企業が）。　これで死後も安泰。まちがいなし。●ウェブクリックで救える命がるhttp://www.dff.jp/index.php みなさんもどうですか？あの世で胸張って言えるようになりますよ（笑）●日常（歩数）今日1859歩。昨日5361歩。夜にラキ坊と遊んで5千歩クリア！（昨日だけ）今日はなんというか、ほら、その…９時にはもう寝てたから。

  2004.02.14

• 「現実は夢？夢が現実？」

  ●ひきこもりエッセイ「現実は夢？夢が現実？」　今日深夜ちかくに家に珍客がきました。一センチくらいの黒い蜘蛛です。僕は蜘蛛をみたら欠かさず「キャー蜘蛛よ～！蜘蛛だわよ！」（何故かオカマ風）　と叫び逃げ出すくらいに、性根の優しい男なので、今日も見なかったことにする。　これで僕が万が一（というか割とスムーズに）地獄に落ちても、天井から、光に反射して光る美しいくもの糸が、ひとすじ垂れ下がってくるにちがいない。　そしてその糸に何故か僕だけが気づく。みんなは地獄で、鬼に足の裏をくすぐられて悶絶死いっぽ手前だ。ウヒャヒャヒャと笑い転げてるあぶない人たちがいっぱいいる。　僕は誰にも気づかれないように、糸をたぐり寄せる。ジャックと豆の木のように、登って上まで行こう！とする勢いでたぐり寄せたのに、その糸はあまりにも強度がなかった。あれ？と思う間もなく、手の上に真っ黒い蜘蛛がポトっと落ちてきた。「キャー蜘蛛よ～！蜘蛛だわよ！」　そう叫びながら、手をぶんぶん振り回し、しまいには一直線に走りだし、気づくと鬼にジャンピング抱っこしていた。　最近、死後のことを毎日のようによく考える（毎日１分くらい）。　人は死んだらどうなるのだろうか？意識を失って、映画が終わるようにジ・エンド？…僕はそうは思わない。死とはなんだろうか？そもそも生とはなんだろうか？僕は本当に生きているのだろうか？そしてカメムシは何であんなに臭いのか？　ベッドの上で寒くて布団をかぶりつつ、背をまるめてキーボードを打っている怪しい男は、本当に存在しているのだろうか？（している、しているよ！確かに僕はここに居る。永遠の命だ。決め台詞も言ってもいいかな？メ、メイビー（どもりのキムタク風に）。　しかし誰かが僕をこの文章を通じて存在しているという事を認めてくれたとしても、そもそも見ている世界自体が、皆で仲良くみている一種の夢なんじゃないか？とも思う。「うつし世は夢、夜の夢こそまこと」と江戸川乱歩は言ったそうだ！（曲解してる気がするが）。　世界の長い時間に比べて、僕らが生きている時間は微々たるものだ。世界という全体が現実ならば、僕らが生きている時間など夢のように短い（だから夢ということでお願いします！どうか。だって僕はひきこもり…しかも歯茎はれてる）。　ほんとは現実が夢か現実かなんてどうでもいいです。それより死後どうなるのかが気になります（僕の歯茎の行く末も気になりますが）。　ということで散々前置きが長くなったけれど、ここからが本題です。でも今日は疲れたので、また明日にでも考えることにします…。●日常（歩数）ああ、今日は起きたら日が沈んでた。サッカーを見る。２：０で勝ったけど結構あぶないシーンがあった。楢崎フランケンシュタインよく止めてくれた。僕は犬と本気でサッカーして5361歩。昨日は「戦国無双」ってゲームを買いに行って5000歩くらい。家にかえってやろうと思ったらコントローラーが一個反応しない。プレステ１のコントローラーは切り捨てられたようだ…。仕方なくゲームショップへ行って11294歩。しかし二人プレイでやっても無双ゲージが共同なんてひどい！ひどいよ！コーエー…。とりあえず5千歩クリア。一万歩超え！

  2004.02.12

• 「Ｘデー」

  ●ひきこもりエッセイ「Ｘデー」　ああ、とうとう確実に近づいてきた「あの日」が。哀れなひきこもりにとっては辛すぎる現実…。ああ、なぜか頭がズキズキいたむ。きっと「あの日」のせいだ。肩をやけにこる。きっと「あの日」せいだ。なんだか目がすごく疲れる。これもすべてきっと「あの日」せいなんだ。　２月１４日に女性から男性にチョコをあげるという風習は日本だけらしい。いつからはじめたんだ？チョコメーカーの陰謀にみんな踊らされちゃって。ププ。まあ僕も買うかもしんないけど自分の（だってめずらしいチョコがいっぱい出るじゃないか！しかも１４日過ぎれば安くなるじゃないか！女性も自分チョコを買う人が８割というデータもでているのだ！だからってわけじゃないけど…）。　まあ、そんなことは本当は関係ないんですよ。だから「いちいちバレンタインデーが近づいてきたからって、憂鬱になるなよ！同胞！」　とか気持ちいい笑顔を向けながら、言うのはやめてくれ。たのむから。僕はもうすぐバレンタインデーだからといって、いちいち調子悪くなんかならないんだ！なめてもらっちゃ困るぜ。俺はもうひきもって７年だ！とっくに希望なんか持ってないさ。希望ないところに、失望も絶望もないのだ！バカ者め！　と脳内同胞も追い払ったところで、そろそろ本気で「あの日」のことを考えなくていけない。いや行わなくてはならない。しかし確実に「あの日」が近づいてきている事を考えるだけで、僕は心底恐怖し、僕の気分を奈落の底へと突き落としめる。　電話をし予約をとって、いざ、キュィイイ！と音がする戦場へ行かなくてはならない日が、こくこくと近づいてきたのだ…。今も心なしか痛い。ああ、僕はもう死んでしまいたい（虫歯だから）。　しかし、いつ突撃するかが問題だ。これはノルマンディー上陸作戦より、よく考えなければならないプロジェクトＸなのだ（個人的に）。けれども、いつまで考えていても始まらない。痛みがひどくなり気分も憂鬱になるだけだ。しかしそうはいっても第一歩が、なかなか踏み出せない。ああ、もう誰かに思いっきり背中を押してもらいたい気分！（ただし、ガケや深いプールには押し出さないでほしい）。●日常（歩数）今日ファウストVol2買いに行って10712歩！昨日ファウストVol2買いに行ったけど売ってなくて8686歩。5千歩クリア。一万歩超え！「男はつらいよ」が最近テレビでやってて、結構みてる。おもろい。古い映画だからってバカにはできない面白さがある。食わず嫌いの人はぜひ。毎回美女がでてきますから（笑）ファウスト買った。これから読も。やっぱり最初は乙一の「F先生のポケット」から♪

  2004.02.10

• 「髪が伸びるのが早い人はスケベ！？」

  ●ひきこもりエッセイ「髪が伸びるのが早い人はスケベ！？」　今日はひきこもり（がち）な人が集まる会に行ってきました。毎月２回やることになってるみたいです。僕は行ったり行かなかったりしてるけど、なるべく行こうとは思ってます。人と関わるのが月２回のクリニックの先生だけというのも、少なすぎるかなと思っているので（ほんとは十分だけど。否むしろ多いかもしれない、いやもう誰とも関わらない方が良いかもしれない…）。　なんだか、ネガティーブな日記になってきました。気分もなんだか悪い。きっと今日自助会で「髪が伸びるのが早い人はスケベ」と断定されたからでしょう。　なんかですね。僕と久しぶりに顔をあわせた、臨床心理士なのかな？優しそうなおばさんのＭ先生がいるんですけど。その人が「髪、のびたね」　と僕に声をかけてくれたんですよ。そしたらわきにいた自助会にきていたＯさん（女）が「髪が伸びのが早い人はスケベなんだよ」と！そう言ったんですよ！！その時もし僕が、「ふざけるな！てめえ！それじゃまるで俺がスケベみたいじゃないか！？侮辱してるのか！？ああん！？」　みたいな剣幕で言ったり「あはは、それじゃまるで僕がスケベみたいじゃないですか？勘違いしてもらっては困りますよ。僕はむっつりスケベなんですから」　みたいに微笑をたたえながら、言い返すことができていたなら、今頃こんなネガティーブな日記を書いていなかったでしょう。Ｏさん一生恨みます。　実際のわたくしの反応といえば何の否定も肯定もボケもできず、「髪のびたかなー短くきったばかりなのに」　と小さく独り呟いているだけでした…。優しいＭ先生は、「また、そんな断定して」　とやんわりとＯさんに注意をしてくれたけど、Ｏさんは断固としてこう言いました。「いや、髪が早く伸びる男は絶対スケベ！」　…僕はもう生きていけそうにありません。　しかし僕はここで声たからかに叫びたい！何が楽しくて「スケベ」と言われるために、わざわざ自助会なんかに行ったのか！？もしそれが事実だとしても（１００％くらい事実かもしれないが）スケベな人にスケベと言っていいのか！それはデブな人にデブと言ったり、ハゲな人にハゲと面と向かって言うぐらい冷酷で残忍なことだ！　この世で何が頭にくるって、自分で十分にわかっている自分の嫌な所を、わざわざ誰かから言われることなのだ！　こんなこと言ってると勘違いする人がでてくるかもしれない。ほらみろ、やっぱりおまえはスケベなんじゃないかと。だがちがう。ただ僕は普通の健康な青年なんです…だからスケベなんです。って何を言わせるんだコラ。でも心に障害壁があるので働けません。許してください、それじゃ。追伸―今日は自助会でコラージュをしました。雑誌とか広告とかから、自分の好きな写真や絵や字などを切り抜いて、貼り絵にするやつです。僕は、「Ｏ」「さ」「ん」「恨」「み」「ま」「す」の字を切り抜いてコラージュに組み込みたかったのですが、例の言葉を言われたのが、コラージュがほぼ終わった後だったので、できませんでした。残念。でも日記に書いて幾分かスッキリしたので、明日もまた生きられそうです。ありがとうＯさん。そして読んでくれてる方へ。●日常（歩数）今日5251歩。昨日5152歩。なんとか５千歩クリア！とうとう楽しみに待っていた「ファウストVol.2」が発売する。下のサイトで一部よめるみたい。僕は買うので楽しみがへるから読まないけど、どんなのかな？と興味のある人はぜひ読んで見てほしい。http://shop.kodansha.jp/bc/magazines/faust2/

  2004.02.08

• 「愚痴や不満を口に出すこと」

  ●カウンセリング・エッセイ「愚痴や不満を口に出すこと」　昨日はクリニックに行ってきました。久しぶりの人とあうための外出だったためか、なんだか気分が重かった。いつもクリニックに行くときは何を話せばいいのだろうかと、ほんの少しだけ考える。　心療クリニックは家の近くの所に通っている。歩いて１５分くらいの所。そこまでの道すがら昨日も考えていた。　　僕には語るべき言葉があるのだろうか？（日記ではくだらないことを真剣に書いてたりするけれど）。相談したいことなんてあるのだろうか？聞いて欲しいことなんてあるのだろうか？と考えると、パッと思いつくような語るべき言葉が自分にないことに焦る。　そんな自分が一体なにをしに心療クリニックに行くのだろう。行って、「調子はまあまあです」　とだけ言いい後は沈黙し、先生が「よし、それじゃ、このままでいってみよう」　と同じ薬を処方してもらって終わるような治療なら煩わしい手続きをふまないで、直に薬だけもらいたい。そんなことをつい考えてしまう。昨日もそんな感じでクリニックへと向かって歩いていた。　クリニックに着くと、体重と血圧を測り３０分くらい待たされる。これくらいいつものことなので、待合室にあった、「愛の詩集」谷川俊太郎編をパラパラと開いてよんでみる。…さっぱりわからなかった。でもこういうものに価値を置く人がいるから、詩人で生きていくことができる人もごく少数はいるのだろう（僕の詩も誰か買ってほしい。わがままは言わないから…。ひとつ100万円）。　診察室に呼ばれ「失礼しまーす」　と入っていく。「こんにちはー」という先生の声がきこえる。　僕も席につき挨拶をすると、いつものように先生はこう質問した。「どうだい、調子は？」「まぁまぁです。特に深く落ち込むこともないし、まぁまぁですね」　僕はそう答えると黙った。しゃべることが何も浮かばないので黙った。ないならないでしゃべらなくても良いや！という勢いで、今日はずっと１０分から３０分の診察（カウンセリング）の間、黙っていようかと思ってしゃべらずにいたら、そんなことはおかまいなしに、すぐに先生のほうから質問が発せられた。「君のお父さん、医師だと聞いたけれど、あまり話しにでてこないね？お父さんとはどうなの？」　と聞かれた。僕は今は父とはほとんど話をしないこと、特に責められるわけじゃないけど、側に一緒にいるだけで責められてる気がすること、昔から父は忙しくて、あまり話をしてこなかった事などを話した。話してる最中しきりに僕が「父親との関係はむずかしいですねえ」　と何回もいったりしてるので、今日はよく話すな～と言われてしまった。　父親には昔から物質的な物はもとめ与えられてきたが、精神的な物はもとめもせず、当然与えられもしなかった。そんな思ってはいたが、口には出してこなかったという思いを話していると、不思議と感情が喉までこみあげてくるような感覚をかんじた。　また父には恨みまではいかないけど、不満がある。自分が苦しんで絶望している時にさっぱり助けになってくれない。しかし一方で、一体父になにができるというのだろうか？第一ぼくは父に相談したいと思ってないので、やっぱり「父親との関係はむずかしいですねえ」　と嘆くしかなかった。　けれどもこの回のカウンセリングは不満を少しでも吐き出せたってことで良かったと思う。　「不満などを思っていることと、口にだすことはちがう」　という先生の言葉がよくわかった。　よく他人への不満を言う人が、バイト先でたくさんいたけど、みんなうまくストレス解消をしたり、先生にすると不満などを第三者に愚痴ることで　「ちがった見方を得ることもできるときもある」　というんだから、よくみんな自然に活用してたんだなと思う。僕はというと、ほとんど不満はいわず（というか特に不満を感じてなかった。バイトでは緊張と恐怖と苦痛と憂鬱や疲労ばかり感じていて、それどころじゃなかった）他の人の愚痴を聞いて適当にうなずいてたりしてた。　愚痴とは…「言っても仕方のないことを嘆くこと」という意味だけれども、その行為自体は仕方のないことではないのではないか？それでストレスを吐き出す効果や、吐き出すことで客観的にみれる可能性も生まれる。　けれども愚痴というのは、大抵ひとの悪口や不満だったりするので、あまり言いたくないものと思ったりする心理もあるから難しい。　しかし不満を感じてないなら、いざしらず、感じているのに言わないのは、辛い。言わない自分は外からみれば、立派な人にみえてよいだろうけど、自分の中に生まれた不満を吐き出さない事は、自分のどこが満たされてないのかを認めないことになったりし、いつまでも満たされたない。　言わないことで自分は他人から美化されるだろうけど、本当は醜い自分が嫌いになったりして、最後には自分を否定してしまう、もっとも悲しいことにもなりかねない。　だからみんなもっと不満をいおう！（だたし、今日の日記無駄になげーよ。という不満は却下。僕の知らないところでなら一向にかまわないが）。　ただ先生はこうも言ったように、今までためにためた不満を一気に言うのだけは止めたほうがいい（特にちょくせつ本人に言うのはあぶない）「ただし小出しにな、いきなりバー！といわれても困っちゃうよ」　映画、『男はつらいよ』の寅さん似の、車椅子の精神科医はそういった。●日常（歩数）今日は母がいなかったため自炊するため、食料の買い物に行ってきたので11699歩。でも買い物いくまえに家でゴロゴロ読書してただけで、4000歩カウントされてたので唖然。昨日は10267歩。クリニックがあったおかげ。5千歩超えて一万歩クリア！

  2004.02.06

• 「読書のすすめ」

  ●ひきこもりエッセイ「読書のすすめ」　今年から本を丁寧に読んでいる。声をだしてわりとゆっくりと読んでいる。わからない単語がでてきたら、ノートに抜き出し、心にひっかかった言葉はページ数と言葉をノートに書き写している。感動したところも抜き出している。ついでにこれはとても勉強になるなと思う所もしっかりと抜き出している。最近とても勉強になるなと思って抜き出した文章はこんなものだった。彼は単純な線で女性の乳房を描き、その下にでっかく”おっぱい見せなよ！〟と太字で記したのである。～中略～まず同方向に走る車をのぞきこみ、いかした女性をみつけると並走するのだそうだ。そしてニックが手を振り、笑いかけ微笑し、指差してとにかく注意を惹きつける。とろけるような笑顔で相手を魅了し、そしてサッと、例の手作りのボードを窓越しに掲げるのである。ダニエル・スティール「輝ける日々」Ｐ３３２～３３３より。　この方法で実際におっぱいを見せた、いかした女性がいたそうである！いやーすごい勉強になった。ですよね？これは。このエピソードからとろけるような笑顔を習得せよ！という教訓がえられ、なんとなく車に乗りたい気持ちにさせられ、運転してくれる仲間を得たいという欲望が刺激されたのだから。欲望が希薄なひきこもり者にはなかなか良い刺激だったと思う。いつのまにか勉強じゃなくて刺激になってるけど、気にしないで…。僕も全然きにしないからさ！（グッと親指をたてて拳をつきだす）　さて、今日は「夫婦ＳＭプレイのすすめ」をかいて全国民（５０人くらいその内夫婦は推定０組）の健康の促進に役立ててもらいたかったけど、どうしても書けないことに今きづいたので、かわりに「読書のすすめ」を書こうと思います。　とりあえず読書をすることで得られるものを書き出してみます。１．フィクションは物語の楽しさを味わえる。２．ノンフィクション（自伝など）は貴重な体験を知ることができる。３．音読することは脳にいい。４．感動することができれば精神の健康にいい。５．語彙（知識）がふえ表現力が豊かになる。６．賢くなった気になれる。７．罪悪感が減る。　まず１のフィクションは物語の楽しさを味わうことができる。これは特に解説いりませんね。好青年になったり、のぞき魔になったり、いもむしになったりすることが擬似的にでも可能になるわけです。やったね。それにフィクションはノンフィクションよりもある意味リアルなところがあると思うんですよ。無から有を作りだすわけですから、それは作者の相当な精神的エネルギー（と妄想）が注がれているわけです。　２のノンフィクションはいろんな貴重な人の人生経験を聞けるってのは大きいですよね（とくに経験が乏しすぎる僕には）。読んでるうちに、世界の不思議、人生の教訓やモデルまで得られるかもしれないのは大きな魅力です（僕の人生にはまったく生かされてない気がするが）。　３の脳にいいってのは最近、音読をすることと簡単な計算をすることは、脳をかなり活性化している状態にするそうです。なんでも音読をすると、記憶、意思の決定、コミニケーション能力をつかさどる前頭葉がとくに活発に働くことで、これらの能力が上がるのだそうです。コミニケーション能力があがるのは嬉しいですね（いつも独りですが）。　４の感動することは大事です。感動がなければ虚しさいっぱいです。本を読んでも感動できないかもしれないけど、それは本が自分とあわなかったか、棒読みになりがちな黙読をしていたか、調子がわるくてちゃんと読めなかったか、本を読んでなかったか。のどれかだと思う。自分が引きつけられるような本を選び、調子をととのえて、音読をすることができたならば、きっと感動できると思う。さあ、君もあきらめないで今すぐ１００Ｍダッシュだ！　５は僕の願望です。　６は僕の勘違いです。　７は僕の懺悔です。　最後らへんの説明が手抜きのような短い文になってしまったけど、決してそんなことはないです。ただ少々疲れてしまっただけ…。７だけもう少し詳しく書いて終わりにしようと思う。世間一般的に「本を読む」ことは「良い」ことと認識されている（ほんとは本といっても妖しい本やあぶない本もあるんだけれどもね）。その良いと認識されてる事をするということは、働いてないで生きているという罪悪感を少しは和らげてくれる効果がある。追伸―親愛なるひきこもらーへ。僕は今年から毎日フィクションとノンフィクションを一時間づつ読むことにしました。一時間で30ページから40ページ読めるので、毎日二時間を使うことで十日間で2冊読み終えることができます。毎日二時間の時間なので他にやりたいことがある人でもおすすめです。　複雑な計算をすばやく解いた結果、一ヶ月では6冊の本を読める計算になることが解りました。一ヶ月6冊というとまあまあ本を読んでいる人のほうになるのではないでしょうか？けれども一年間で72冊しか読むことができないことを考えると、どの本をを読むか？読みたいのか？選ぶことが大事になってきますね。●日常（歩数）　ああ、最近人のいる所にさっぱりいってないからか、今日クリニックいくのが気がおもい。毎回いくと血圧をはかられるんだけど、そういうやりとりが気がおもい。そして終わったとき、事務のひとに去り際のあいさつをどう言うか悩んでいる俺はかなり繊細な感受性の持ち主だと思う（無駄に）。今日2148歩。昨日5962歩。5千歩クリア！（昨日だけ）昨日だけ昨日だけばっかり言ってる気がするが気のせいだろう。

  2004.02.04

• 「現代の活字文化」

  ●ひきこもりエッセイ「現代の活字文化」　ちまたでは若い人の活字ばなれが嘆かれている。と思ったら最近、芥川賞を１９歳と２０歳の子がダブル受賞した。携帯メールやネットなどで活字に親しむ人が増えているので、そういう経験が若い作家が生まれるひとつの原因になっているんじゃないか？という専門家の意見もあるらしい。　けれども携帯でメールを書くのと小説を書くのはかなりちがう。なんたって携帯メールは短い！（中には迷惑にも原稿用紙100枚分の「あなたを想う私の気持ち（ハートマーク）」というストーカー的情熱をもったメールを送ろうとする人もいるかもしれないが、おそらく携帯の文字数制限によって切られるだろう）そのくせ、「こんにちは」という短文を入力するのもえらい手間がかかる。一体何回ボタンを押させる気だ！（僕の携帯が古いのはわかってますとも、ええ…）　そして筋道がほとんどない！例えば僕がこの前おくったメールはこのようなものだった。今何してる？１…鼻毛カット。２…わきの匂いを嗅いでいる。３…トイレ（大）。さあ、どれ！？　こんなのを一万通書いて送っても作家にはなれない（我ながら携帯をかなり有意義に活用していると思うが）。　それにネットで活字に親しんでるといっても掲示板やチャットが主でどちらかというと話し言葉に近いと思う。やけに会話だけが面白い作家は生まれるかもしれない。もしかしたら会話だけの小説が生まれるかもしれない。しかし誰が何を言っているのかわからないから、誰にも読まれないだろう。　残念ながらネットで小説を読む人はまだまだ少ない（おそらくね）。そして僕の小説を読む人はさらに少ない（絶対に！）。そもそも僕自身、ネットで長文を読むのはあまりしたくない。目が血走ってしまうからだ。だから笑えるテキストサイトぐらいしか長めのやつは読まない。まちがってもひきこもりが書いた長編小説なんかネットでは読まない！（よっぽど評判がいい小説があったら読むけど）。が、短編小説なら読んでもいいと思う。むしろ立ち止まって読む。きみはどうだろうか？ちなみに僕は短編小説をこの前かいた。決して宣伝をしているわけではない。ただ僕は事実を隠さず述べただけなのだ。僕に鼻毛はあるが、悪気はない。そこのところを理解してほしい。　さて、さやわかに宣伝も終わったし、メールやネットで活字に親しむのと、本で活字に親しむのでは随分ちがうことがわかってもらえただろうし、そろそろ終わりにしたいと思う。追伸。今日の新聞の健康雑誌の広告に「夫婦ＳＭプレイのすすめ」って見出しがありました。次は僕もこのテーマで書こうと思います（嘘）。●歩数今日2919歩。昨日8644歩。5千歩クリア！（昨日だけ）●いたって真面目なウェブ紹介。（本当です）今ふと思った。もしやすでに僕は信用をなくしているのではないかと。・ひきこもり系短編小説http://d.hatena.ne.jp/yoshi78/

  2004.02.02

• 「肥大した希望、薄れた欲望」

  ●ひきこもりエッセイ「肥大した希望、薄れた欲望」　アウシュビッツ収容所において、1944年のクリスマスから1945年の新年との間にかつてなかったほどの大量の死亡者が出た。それは苛酷な労働条件によっても、また悪化した栄養状態によっても、また悪天候や新たに現れた伝染疾患によっても説明され得るものではなく、むしろこの大量死亡の原因は単に囚人の多数がクリスマスなったら家にかえれるだろうという「希望」に身を委ねたせいである。と収容所の医長がいったそうだ。　ひきこもりってる人も果てしない希望をもってしまう人が結構いると思う。僕ももっている。例をあげればきりがないが、例えば…うーんと…すなわち…しかしながら今日も平和でよかったですよね。平和以上になにを希望するというのですか！？心に平和があればそれでいいじゃないですか。けれども、人はそう簡単にはいかない。人に尊敬されたいとか、有名になりたいとか、お金を大量にほしいとか、みんなが羨むような人に愛されたいとか、そういう果てしない希望がもくもくと膨らんで肥大いく…。　その一方、何をしても何があったって絶対にこれが欲しいんだ！という欲望はなぜか薄れていく（ついでに存在自体も人々から薄れていく）。みんなが欲しいと思ってるものが、ひとりでいるとわからなくなるので、欲望が刺激されにくくなるというのもあるのだろう。例えば、僕の昔ばなしになってしまうが、小さいころ僕はピアノの鍵盤をおして遊んでいた。そしたらピアノを習っていて普段は練習ぎらいの姉が、ぼくを押しのけ、ピアノを弾き始めたのだ！姉のピアノを弾きたいという欲望を、僕という他人が引き出したよい例だと思う。僕があっさり押しのけられるほど弱い存在だという良い例でもある。でも僕はただ弱かったのではない、すごく弱かったのだ。　多少記憶ちがいをしている部分があると思うけど（実際は何するんだよ！ねいちゃん！オレが最初に弾いてたんぞ！と文句をつけ、何言ってるの？さっきのが弾いてたって言うんですの？みたいな嫌味を言われてもみくちゃにケンカしてたかもしれないが）とにかく、人が欲しがるものってのは、自分も欲しくなるものなのだ。自分がいらないと思っていた物でも、誰かが欲しいというとなんとなく惜しい気持ちになってくるという気持ちも似ているかもしれない。ただ例外もある。例えば、ぼくが犬のうんちを「それかなり欲しいだけど？」と散歩中の小学生にいっても少年はちっとも惜しがりはしないだろう。それどころか生意気な小学生はブツを投げつけてくるかもしれない。このことから「欲しがりません！勝つまでは」。というありがたい教訓がえられる。　一般にたくさんの人が欲しがるほど、自分の欲望の刺激度もあがってくる。だからみんなでうんちを欲しがれば、先ほどの小学生ももしかしたら、うんちに価値があるんじゃないか？という気持がめばえ、うんちを愛する優しい心がめばえてくれるだろうと、切にねがう。　下品な話ばっかりしてすまないと思っている。自分もほとほとあきれてきた。それじゃ本題にもどります。犬のうんこは何であんなにほかほかしてて、臭いのだろう？という話だったと思うがそれは私にはさっぱりわからないので、今度の機会にしましょ？　　ということで、ひきこもっていると欲望が薄れるわりに、希望だけは肥大していく傾向があるように思われる。はっきりいおう。ひきこもりに希望なんてない！バレンタインデーにチョコもない！希望をもつな。じゃないと死ぬことになる。以上。もし希望があるとしても、実現に向けてドライブしていく動力となるのは欲望だろう。村上龍「希望の国のエクソダス」最後のページより。●日常と歩数今日は14時間も寝てしまった…。＿l￣l○アマゾンに注文してた本とかＣＤが届いたヽ(’ー`)ノわーいしかしあん摩マッサージ士の勉強のため生理学の本を頼んだつもりが、問題集たのんでてさっぱりわからなかった。これじゃ勉強できない。1800円もしたのに鬱。ZABADAKの新譜は良かった。今日1552歩。昨日5685歩。5千歩クリア！(昨日だけ）

  2004.01.31

• 「武 義和氏講演会」3

  ●ひきこもり「武 義和氏講演会」レポート3/3　講演のメインテーマ「速さのちがう時計」も終わり、武さんは音楽をやってきた人なので、ギターをかたてに歌を披露してくれました。「石のおかげ」ここに石があったのでうっかりけつまづきわれにかえりこんな静かな空の色を見ている　いい声してるしギターの音も優しくなかなか感動的な歌でした。けれども詞のほうは長年ひきこもった人には共感どころか、何を言ってるんだ！？と思われることもあるだろうと思うだろうけど、そういうことも武さんは解っていて、本当に厳しい現実の中にいる人たちには共有してもらえないと思うけれど、そこに希望だけは持ち続けたいと言っていました。　ここで「ひきこもりと不登校」という本を手にとって、最近よんだ本のなかで、素晴らしい本にであいました。武の講演はだめだったけど、この本は良かったと思ってもらえればなと思うので、ぜひ購入して読んでみて下さい。と絶賛していた。Hiki-Linkの五条さんも必読といっていたので、僕も読んでみようと思う。　それからひきこもりドキュメンタリー映画「HOME」の人の話で、ひきこもりは自分達の問題だけじゃなくて、電車にのっている見ず知らずの人たちの子供がもしかしたらひきこもりかもしれないし、社会全体の問題なんだと思った。という話の紹介や、この前テレビ「テレメンタリー」で放送された「お遍路さん」の感想なども述べていました。　一通りひきこもりの話をすると、自分の小国フォルケスコーレは峠の茶屋的な場所作りをしていきたいと思っている言っていました。　ここでもう一曲うた。ハッピーバースディ生まれてきてよかったねハッピーバースでィ君がいてよかったよ（以下資料がないので略）　親は自分の子が生まれてきた時ただ生まれてきただけで喜ぶ祝ってくれる。なのに大きくなると、いい点数をとるだとか、いい学校に入るとか、条件付の愛に変わってくる。ただ生まれて生きていること感謝してもいいじゃないか？みたいなことを言っていました。　ここで武さんの講演＆ライブは終了。お茶と菓子の用意がされて、僕ももらって食べました。こういう時間が結構きついんですよね。他人の中で自由になる時間。誰と話してもよいし、話さなくてもよいという自由。けれどだまって話をまったくしないというのも、お茶会の席ではきついものがある。　僕はなんとか、となりに座っていた自助会で１，２回ほどあったことのあるＴさんのお母さんに思い切って「最近Ｔくん自助会にでてこないようだけど、調子悪いですか？」と聞くことができました。そこからＴさんのことを中心に話をすることができてよかったです。お茶会の２０分をなんとか乗り越えました。　お茶会が終わると今度は武さんを中心に、みんなで丸くイスを配置して、質疑応答みたいなことをすることになりました。そのまえに軽く一人づつ自己紹介をすることになったのです！いきなり心拍数があがり、こ、これはいきなりこの前作った自己紹介のテンプレートが活用できるときが来たのか！？と思いました。　お母さんがたが、どこどこから来た○○です。２０歳の息子がいまして。もう２年ひきこもったままでてきません。よろしくお願いしますみたいな自己紹介が続き、とうとう僕の順番になりました。緊張が収まってなかった僕は小パニックをおこしました。「あ、○○からきた○○です。今日は講演を聞きたいと思ってきました。ぇえと当事者です。うぅんとそれだけです…。」　だめじゃん！おれ。このまえ作ったはずの自自己紹介テンプレートぜんぜん役に立ってないじゃん！その無意味さといったら、キスする相手もいないのに、キスミントガム噛んで、いつでもスタンバイしてる２２歳男（山形在住）の人や、仕方ないから猫にキスしまくってる２２歳男（山形在住）の人や、パイロットになるんだ！って一生懸命シミュレーションゲームで訓練する２２歳男（山形在住）の人や、生きている意味もたいしてなさそうなのに、かかさずサプリを摂取してる２２歳男（山形在住）の人となんら変わらないじゃないか！と思いました。　質疑応答は、33歳の息子さんをもった親御さんが夫婦できていて、どうしたらいいですか？と武さんに質問していました。なんでもこの親御さん息子が拒否した薬をこっそり飲ませようとしたり、入院させたりしたらしく、今では信頼関係が破綻していて大変そうでした。武さんは（親御さんからの紹介できたことで敵扱いされてしまうので）会えないかもしれないけど自分が訪問してもいいですよと言って、親御さんは喜んでいました。　他には父と息子の関係がうまくいってないということの相談などをＴさんのお母さんがしていて興味深かったです。（おわり）●日常と歩数　13時間寝たり20時間おきっぱなしだったり生活リズムが狂いだした。前から狂ってるけど。　今よんでいる本はフィクションでは村上龍の「希望の国のエクソダス」とノンフィクションでは医師のエリザベス・キューブラー・ロスの「人生は廻る輪のように」なんだけど。　「希望の～」ほうは苦手な政治経済ばなしがすごく多くてわけわからない所がおおいけど、中学生が集団不登校してビジネスを始める筋は楽しめる。リーダーのポンちゃんの国会予算委員会で話すシーンはうぉぉおおとくる。「この国にはなんでもある。ほんとにいろいろな物があります。だけど希望だけがない」とこんな感じで始まる演説。興奮する。　「人生は～」のほうはもうほんと書きとめておきたい言葉、感動エピソードが満載。今やっと後半を読んでいるんだけれども、後半はノンフィクションながら、幽霊、臨死体験・妖精など死後世界の探求へのリアルな体験記があって凄まじい。おすすめのノンフィクション書です。　しかしこの「人生は廻る輪のように」も前に黙読していた時には、大しておもしろくないなーと思って途中で読むのをやめていたんだけど、ちゃんと腰をすえて毎日１時間づつでも音読することにしたら、感動のあらしになるわけだから、音読効果はすごいと思う。　今日5318歩。昨日6787。どっかに出かけてはいないけど、暗くなった庭とか家で歩いて5千歩クリア！

  2004.01.29

• 「武 義和氏講演会」2

  ●ひきこもり「武 義和氏講演会」レポート2/3　30分も話しをしたところ、そろそろ眠たくなってきただろうから、ここでクイズ形式にしましょうと、言いました。第一問のクイズはノルウェーへ留学していたときの、自分の子供のことから問題。第一問…ノルウェーの保育園、幼稚園では、毎日からなずやっていることは何でしょう？　問題はだされたものの、会場はしーんと静まり返っていました。僕は急になんかドキドキしてきました（変な答えを必死に考えていたため）。少したったあと会場からぽつ、ぽつと答えをいう人がでてきましたが、はずれでした。僕はいよいよ鼓動がはげしくなってきて、チャンスか！？これはチャンスなのか！？よーしここで最大のボケを！と思いつつも、「昼寝」とか普通のことしか思いうかばず答えられませんでした…。（やっぱだめだおれは…）結局こたえは会場からでた、外にでて日をあびるが正解にちかいってことでした。（寒い外にでることで強くなる？白夜なんたらかんたらとか言ってたけど、僕はこれを書くためのメモに急がしくて聞き逃しました…）。第二問…日本の小学校ではあるのに、ノルウェーの小学校でないものは何でしょう？　プール、黒板などなど…第一問目よりは答える人が結構いました。僕はドキドキも収まり、今度こそは！と思いつつ「あ、校則？」と真面目に答えてしまいました。すいません。良い答えだねと誉められました。けどまちがいで、答えは点数がないでした。教育者がいる前であまり大そうなことは言えないんだけれども、日本、韓国、中国の教育は特殊なんだと言ってました。第三問…息子が学校（社会学の時間）でだされた問題に「捨てる時に気をつけないといけないものはどれですか？」というのがあったんですが、それはなんでしょう？１…三輪車２…ラジカセ３…ガラス４…電池　僕のとなりの人はガラスと言ってました。僕は社会学なら電池がちゃんと捨てないとあぶないだろうと思ってました。電池！電池！絶対電池です！決してうんちじゃないです！とは言えませんでした。（やっぱだめだなおれ…）　武さんの息子さんも僕と同じように秀才だったようで、電池と選んで正解だったそうです。でも友達のこうじ君はガラスと言ったそうなんですね。ガラスはゴミ収集のおじさんがケガするかもしれないから、あぶないじゃないか！と。でも日本の教育はこの答えに対して×をつける。そういう人が日本の教育じゃ切り捨てられていってしまうんじゃないか？と日本の教育を批判し、不登校を擁護してくれてました。　ちなみに今思うと、僕のとなりの主婦が自分が捨てる時あぶないからガラスと答えたのかなと思いました（笑）　これでクイズも終わり、講演テーマの「速さのちがう時計」を話しておかないと、このまえ同じテーマで話したとき、そのことを話さないで終わってしまって一体なんだったんだ？となってしまったので、終わらないうちに話してくれることになりました。　　武さんが自由の森学園で教師をやっていたとき、さとこさんという不登校の生徒がいました。その生徒が久しぶりに学校にきたときに、武さんはその時まだ若くよくわからずに「よくきたね、このままいけば卒業できるよ」と「まだまだがんばれ」という意味のことを言ってしまったそうです。その子はそれっきり学校にこなくなってしまいました。　でも彼女はある時から変わって、前に進みだしました。そのきっかけが何だったのか？武さんはずっと不思議に思っていたそうです。ある時クラス会であったときにそのことを武さんは聞きました。　そしたら彼女は「自分は中学から不登校で、自由の森学園でも不登校になってしまって、ずっと自分は駄目な人間だ、駄目な人間だと思ってました。でもある時、自分はそれでいいじゃないか、自分の中の時計と他人の時計はちがうんだ、と思えるようになってからすっと楽になりました」　という話を聞くことができたそうです。（つづく）●日常（歩数）　今日7486歩。昨日5402歩。5千歩クリア！　思いのほかレポートが長くなってしまったのでまた分けて書くことにした。

  2004.01.27

• 「武 義和氏講演会」

  ●ひきこもり「武 義和氏講演会」レポート1/3　今日は若者の会（ひきこもりの自助会のようなもの）でお世話になっている場所で、武義和氏の講演会があるということで行ってきました。　講演テーマが「速さのちがう時計」というなんだか興味深い内容だったので、人前にでかける憂鬱な気持ちを薬で安定させ、行ってきました。　　降り積もった雪の中、移動手段がないので母に送ってもらいました。母も聞いていくのかと思ってたけど帰りました（笑）なんか前にちがうとこで聞いたことがあるからいいらしい。会場につくと、若者の会で知り合った女の人二人で受付をやっていました。軽く挨拶をし、小国フォルスコーレ通信（講演する武さんが発行してる）をもらいました。若者の会で知り合ったＴさん（最近調子をくずしているのか会に参加していなく顔をあわせていない）のお母さんが来ていて、受付をしていたＯさんがＴさんのお母さんだよと紹介してくれました。軽く挨拶だけをして、となりの席があいてますか？と僕は聞いて座りました。　となりに座ったはいいものも「Ｔさんの調子はどうですか？」ぐらい聞けばいいものも、なかなかその一言がでず、もらったフォルスコーレ通信を静かに読んでみたり、まわりに時限爆弾がセットされてないか気を配ったりしました。その時気づいたですが、ほかにも年配の女の人達が結構きていました。みんなおしゃべりに鼻をぶひぶひ鳴らしてはいないようで、僕と同じように通信を読んだり（爆弾を探していたり）してるようでした。　講演開始時間の2時になり、席もうまり約30名の聴衆がいました。主催者のＮ先生もきて武 義和氏も前の席にすわりました。武さんは、人の良さそうなおじさんでした。Ｎ先生が簡単な今日の予定（講演→お茶タイム→質疑応答）を説明しおえ、いよいよ講演の始まりです。武さんの第一声は「オラ、武 義和！よろしくな！」　などではなく、静かな落ち着くような声でゆっくりと語りかけるように始まりました。自分が今、不登校やひきこもりの人と関わる生活をしているのは、大学で音楽を学んでいる時に、自分のあまりの才能なさに劣等感のかたまりになり、学校にいけなくなった事が今に続く始まりだったと思う。というような言葉から始まりました。それから、埼玉の自由の森学園の教師だったことや1年ノルウェーのフォルケホイスコーレに留学したことなど、一通りの生い立ちを話してくれました。　　僕が印象的だったのは武さんはノルウェー留学後、帰国して山形基督教独立学園の教師になったそうですが、その学校にはうめ子先生という１００歳まで先生をやったというすごい人がいて、テレビでドキュメンタリーが放送されたその翌日には電話が1000本もかかってきたという話でした。電話の数もすごいと思ったけれど、その電話の内容が番組よかったよという感想が主ではなく、そこに我が子を入れることができたら、なんとかなるんじゃないか？という切実な電話が900本もあったという話です。数もすごいけど、その問い合わせを呼び込んだ梅子先生とは一体どんな人物だったのか？そっちのほうに興味がいきますね。　話は武さんに戻して、武さんは自分のやっている小国フォルケ・ホイスコーレ（不登校、ひきこもりの人の宿泊型施設）にきた人たちは元気になってくるんですよねといい、それは決して自分達が優れていたわけじゃなくて、自然の力が大きいんだと言っておられました。僕なんかは心のなかでまたまた謙遜しちゃってと思いつつも、僕もいろいろな色をみせてくれる空や幻想的な雲は大好きなので、そうかもしれないなー思いつつも、毛虫や蜘蛛は大嫌いだから自然全般を愛することはできないと悟っていたのでした。（つづく）●日常（歩数）　今日はとても充実した日だった。なぜなら自動販売機のゴミ箱をあさりジョージアのシールを収集したり、自動販売機のゴミ箱をあさりジョージアのシールを収集したりしたからだ。おかげでシールが40枚たまり、2口応募できるようになった。前にも漁った結果2口応募したのでこれで4口応募できることなった。200通りの数字から選んで当ればテレビも見れるＤＶＤ携帯プレーヤーがもらえるのだ。200通りの4口応募だと50分の1の確率になる（たぶん）　しかし誤解してもらっては困る。22歳のだいの大人が夜な夜な一人でゴミ箱を漁っているはずがない！妹の手伝いだったんですよ。どーしても欲しいらしくてね･･･。だから僕も軽犯罪を犯すような楽しい気分でやりましたさ。ゴミ箱のふたをあけ･･･ジョージア(σ・∀・)σゲッツジョージア(σ・∀・)σゲッツジョージア(σ・∀・)σゲッツＢＯＳＳかよジョージア(σ・∀・)σゲッツジョージア(σ・∀・)σゲッツジョージア(σ・∀・)σゲッツＦＩＲＥかよジョージア(σ・∀・)σゲッツ　おかげで今日は14054歩も歩いた。ジョージアの自動販売機を求めさまよって･･･。昨日は5348歩。とりえあず二日続けて5千歩クリア！1万歩超え！●ウェブ武 義和氏の小国フォルケ・フォイスコーレhttp://www.folke.binti.net/ うめ子先生～100歳の高校教師～（ドキュメンタリーは品切れだった･･･。※アマゾンでは）http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/NS/CSfLastGenGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=629386ジョージア（締め切りは1月31日ですよ！）http://www.georgia.jp/

  2004.01.25

• 「仲が深まることへの抵抗」

  ●ひきこもりエッセイ「仲が深まることへの抵抗」　前にNHKでひきこもり特集番組が放送された時、一人の青年が「仲が深くなっていくのが怖い。今日も初対面の人達だからここ（スタジオ）にこれた」と言っていた。　しかしよくテレビになんかでれると思う。この人は後に自分の家まで取材を許可し、父親との痛々しい会話なども全国に放送されたが、僕からすればそんな恥ずかしい事ができるなら、もうなんでもできるじゃないかと思ってしまう。裸で100メートルダッシュしたり、レジに並んでいる時ノリノリでアンパンマンマーチを歌ったり、エレベータで屁をするのも余裕だろう。　そんな恥ずかしいことも平気になってしまうだろうテレビの出演を、NHKから一体いくらもらってでたのか、ぜひ知りたいものである。　話がそれたが、かくいう自分も誰か特定の人と深い関係になっていくのが怖く（そのまえに友人自体が怖く）自分から連絡をとることはしない。月１回の自助会に数回いって、知り合いもできたが、こっちから先には連絡はしない。メールで連絡とって一回ぐらい外であった人もいるけど、そのくらいだ。もう自助会へいってから半年いじょう経つというのに。ここまで書いてきて僕には仲を深めようという気がないことがわかった。その理由をあげてみると･･･。１．仲良くなるとお金を返してもらえなくなる（かえせ）。２．仲良くなるとゲームソフトがなくなったりする（かえしてくれ）。３．仲良くなると貸したはずのゲームボーイ本体が戻ってこなくなったりする（頼むからかえしてくれ）。　まったく仲良くなっていい事なんてない。ゲームソフトを貸してもらったが、「返して」といってこないので、自分んとこに仕方なく置いてやったりもしているくらいである。他にも仲がよくなってくると悩みが増えてくるだろう。例えば･･･１．裏切りや疎遠に対する恐怖２．他人の人生に深く関わっていくことへの恐怖３．自分の人生に深く関わってくる人の恐怖　などがそうである。行動を一緒にし、会話をたくさん交わし仲がよくなっても、裏切られたら終わりである。裏切られなくてもクラスが変わっただけで疎遠になったりでもしたら悲しい。　自分が誰かと一緒に歩くことで、その人がバナナの皮にすべり、出前の掛けそばをかぶり、電柱に激突したあげくマンホールに落ちでもしたら責任重大である。とても人とは関われない。　それに僕が優雅に読書と音楽を楽しんでいるときに、「カラオケいこうぜ」なんて誘われたり、働きアリの生態を電話で2時間も話されたりしたらとても迷惑だ。とても人とは関われない。　他にも仲良くなってくると、些細な違いが気になってきたりといろいろ大変だろう。だから今日もひきこもろう。明日も明後日もひきこもろう。いつくるかわからない電話（誘い）におびえながら。●日常（歩数）　昨日は吹雪のなかクリニックまで歩いていってきたので良い運動になった。　今日はどこかに出かけはしなかったが、雪のなか犬っころとサッカーをして遊んだので結構歩数を稼げた。　　「金スマ」で足裏マッサージのリフレクソロジーを流行らせたという藤田 桂子さんの半生を再現VTRで放送していた。　将来そとに出てはたらくことになるんなら、あん摩マッサージとかがいいかなと思っていたので興味深かった。　近年のストレス過剰時代においてリフレクソロジーはかなり当ってるらしく（動物へのもマッサージもあるらしい）。年商うん億とか。90店舗も全国的にサロンがあるそうです。スクールに入学すれば100％とサロンで働けるという広告だしてたみたいだけど、今でもそうなんだろうか気になった。これから生徒が増え続けたらさすがに需要と提供のバランスが崩れはしないんだろうか。山形にはまだ店舗がないみたいなんで、山形にも店舗ができるくらいに需要が高まってくれれば、将来的に助かるなあ。　しかしスクールは全体的に女の人が多かった。勉強して最後の試験が社長の足をもむってのは笑った。安住アナ無謀にも挑戦してたし･･･。http://www.raja.co.jp/ 今日5789歩。昨日6075歩。5千歩クリア！

  2004.01.23

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