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カテゴリ:幕末関連書物
坂の上の雲
坂の上の雲(1)新装版 漸く読了 司馬遼太郎さんの本は正直、好きじゃなかった でもこれは本当に面白かった ワクワクしたしじわ~っと感動したし、ニホンゴがキレイに情景を描き出してヒサンな筈の戦争を冷静に事実を並べて分析する。 確かにヒサンでキモチが塞ぐような場面も多々あったし、「やっぱり戦争はイヤよね」で本を閉じたくなるようなところもある。 でも その、「明治」という時代を知るには最適じゃないか 正岡子規・秋山真之・秋山好古 今まで自分の中でただの名前だった人たちが色を持ち肉を持ち、生き生きと動き始めた。 もちろん幕末のカケラもたくさんあって、深い色彩を放ってるんだなぁ 立見鑑三郎さん やっぱりあなたはすごいヒトだったですとかね あちこち、ツボにはまりつつ息切れ寸前で8巻に突入。 この最終巻はまた格別 いままでのすべてがここに向かっていたのだから。 冷静に淡々と流れていく物語なんだけどどうしてこんなにワクワクするんだろう。 結果を知ってるのに手に汗握るように一気に読んでしまいました。 素直にスゴクおもしろかった 横須賀にある三笠。そして今ちょうど開催中の特別展「秋山真之と正岡子規」。見に行きたいなぁ 司馬遼太郎 文春文庫 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月27日 00時02分15秒
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