単行本(小説・エッセイ) 孤宿の人 上
夜明けの海にうさぎが飛んでいる。
そんな出だしで始まるこのオハナシは、時代小説なんだけどそんな感じが全然無く、かといってドライでもなく。
う~ん。コノヒトのお話は好きだナァ。
キラクにさくさく読めて、読んだ後にずっしりと読み応え感とか、大団円を迎えた爽やかさがあるのに、さらに切なさが加わりましたな。
がっつりと物語を堪能したいって時にはオススメ。
個人的にツボだったのは、イセポテレケですな。
このコトバの響きがスキなんだ。
うさぎ…。ビミョウなアイテムです
宮部みゆき 孤宿の人 上・下