ホタテバーガー☆ミ

「百段階段」で有名な目黒雅叙園で猿之助歌舞伎の衣装展があるという。

目黒雅叙園と言えば春に桜を見に行こうと思って断念した場所だわねェ。
こんなのも「縁」かなぁ。

昭和初期に立てられた面影を唯一残すこの階段は去年東京都指定有形文化財に指定されたそうな。

そんな古めかしい階段の途中途中のお部屋に猿之助歌舞伎のお衣装が趣向を凝らして飾ってあります。

歌舞伎では見たことが無い「黒塚」
これはその世界が再現されていて、おどろおどろしくて妖しげで…。
歌舞伎で見たい演目の一つです。
「能」であれだけ迫力があったんだから、歌舞伎でやったら…。
う～ん。ミテミタイッ

美しい女性が実はアヤカシ…というお部屋もあった。
あでやかで清楚であれば在る程、その正体とのギャップが引き立つじゃん。
凄いよね。

オモダカヤは好きだし歌舞伎もちょっとは見に行くけれど、こうして近くて衣装を見ると圧倒されますなぁ。
キラビヤカさはもちろん、刺繍の細かさや、擦り切れ具合なんかもその舞台を思って想像がつきません。
もっとも、見たことない演目の方が多いんだけどね。
それでも猿之助と言えばスーパー歌舞伎。
これはちょっと見てるし割りと最近なので感激だわ。
コレを着て演じた方々も思い出し、しばし時の流れの中に意識が飛んでいく～。。。

最後の部屋には台本や写真やこれまでの上演記録。
ココが一番盛り上がっちゃったカナ。
台本はやっぱり生々しい。

でもさぁ。いろんな展示でいつも思うんだけど。
後ろが見えないんだよね。
もちろん触ったり出来ないんだから、せめて後ろに鏡を置くとか、自動で回転するとか、うしろ見せてくれよぅ。
ガラスケースにちんまり収まってるけど、実際に使ってたものなんだからもっと使われてるように見たい。
表も裏も上も下も。

ちなみにこの百段階段はいろんな展示に良く使われているらしく、今後の展示予定が沢山紹介されていた。
その中にもありました「坂本龍馬×百段階段」
なんか意味ワカリマセンな。

せっかく来たから。と雅叙園の中を探検、探検
おおっ。結婚式が何組も
「和」あり「洋」あり「アジアン風」だったりとなかなか不思議な造りなんだね。
へぇ。
とはいってもココ、建築も装飾もなにもかもが引っかからない。
うむむ。
タブンもう二度と来ないだろうなぁ