ホタテバーガー☆ミ

結構お天気も良くて、お散歩へ。日比谷はスキだなぁ。

琳派芸術-光悦・宗達から江戸琳派

第一部　煌く金の世界

以前見に行った琳派展で「狩野派が国立なら琳派は私立」という表現で書かれていたが、
派手よね～。
金金(☆o☆)ｷﾗｷﾗですよぅ。

屏風の迫力は凄いと思う。
一面の金箔に一部残したような描かれ方とか、平面を無視した全体像とか。
近寄ってみると芒が凄いインパクトなのに遠くから見ると目立たなくて、月夜の草草が主役に見えたり。

今回のツボは「わらび」
豪華な屏風に扇の絵が散っている。その扇ひとつひとつに趣向を凝らした絵が描かれているのに、
そのなかに「蕨」
シンプルに蕨。
凄いね
本当に蕨だけなんだよ。他にも「インゲンマメ」とか。

それが牡丹のような豪華な扇に混ざって描かれてるぅ。

光琳は弟の乾山とは仲が良かったんだろうか。
乾山あてに絵の習作を描いていた。
「梅」とか「鹿」とか「馬」とか。
それを手本にしたのかどうか、それらをあしらった幹山の焼き物。

裏にね、ちゃんと説明書きがあるの。
花の名前とかね。なのにちゃんと見せてくれてないの。残念だよね。

そして一転して展開する「墨絵」の世界。
どっちもイイ

襖絵とか戸袋絵とかありますが、家にフツウにあんなのがあったらいいねぇ。
屏風とは言わないから(あっても困る)襖とか天袋の絵がこんなのだったら。
イイねぇ。
もっとも天井に「八方睨みの龍」なんかいたら落ち着かないだろうケド。

絵は見たときの精神状態がとても影響する。
現在はなにもなくココロ穏やかにのんびり見れているようで、とても美しく素直に鑑賞できましたよ。

後半、また見に来ちゃおうかな。
「転生する美の世界」2月11日から。

出光美術館。

そうだこんなのもあるんだって

KORIN展

2011年4月16日(土)～5月15日(日)根津美術館

前回行きそびれた根津美術館。今度こそ杜若フタタビ。やっぱり杜若ははずせませんぜ。

酒井抱一　琳派の華

2011年1月22日(土)～3月21日(月)畠山美術館

またあの「風神雷神」が見られるのかな

しばらく琳派三昧