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カテゴリ:観劇・LIVE
マチュピチュ発見100年なんだって
インカ帝国展by国立科学博物館 インカ帝国は対が基本なんだって。 ふたつでひとつ。 金と銀で出来たちいさなお人形。 征服した相手と交わす杯。 そして沢山の贈り物をして見返りに服従を求める。ナルホドね。 沢山のチュニックも展示されていたけどどれもこれも色鮮やかでビックリ。 よほど保存状態が良いのか、頑丈なのか。 ヒトがどうやって行くのさ?と思うような断崖絶壁にごろごろと置かれた(様に見える)布袋。 袋は紐で縛られ、顔の模様が紐で描かれている。 中身は…ミイラです。 発見されたあと盗掘に合い、中身を出されてしまったものが展示されていた。 ということは他の盗掘にあわなかったミイラたちは今も袋に入ったままなのだ。 出されてしまったミイラには爪も歯も残ってる。 髪は剃ってしまうらしく皆さんドクロですが。 ヒトミが残っているミイラは少女のものだそうだ。 みんな頬に手を当て体育座りをして紐でぐるぐる巻かれている。 ミイラといえばエジプトのちゃんと棺に入ったもののイメージしかなかったが、世の中のミイラはいろんな種類があるらしい。 インカのミイラはナゾがイッパイ。 それを科学で解き明かして行くのだ。 中を暴かずに。 最後はスペインに征服されてしまい、切ない最後を迎えるのだけれど。 マチュピチュの作物はそのお陰で世界に散らばっていくのだ。 インゲン、ジャガイモ、唐辛子、とうもろこし…。 インゲンは中国から隠元和尚が日本に伝えたと思っていたが、さらにそのルーツがあったのね。 世界は広いわね。 スカイビューシアターでは3Dでマチュピチュを再現してくれる。 これが楽しかった。 絶叫系はニガテだし、ブランコも酔うワタシですが、これは楽しかったなぁ。 まるでコンドルのように空中からマチュピチュを眺めてるんだけど、ちょっと浮揚感があってリアルだったわ。 マチュピチュは文字もなく車輪もなく鉄器もないと言っていた。 それってある意味理想郷なのかな。 科学博物館でやってるせいかちょっと子供向けな感じでちょっと物足りなかったかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年04月15日 22時25分21秒
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