ホタテバーガー☆ミ

「天守物語」by…誰だっけ
えっと…すたじおらいふ

美術･衣装が宇野亜喜良氏。
テーマ曲が我らがイマイヒサシ氏

「天守物語」と聞けば玉三郎丈の亀姫、当時は海老臓だった団十郎の図書之助、
春猿が亀姫で右近が朱の盤だったよなぁ。

泉鏡花のあの世界が好きで何度か見に行った…トオイメ

それが！！
宇野亜喜良氏とイマイの世界で展開するんだって。
そりゃぁ見に行くわさ

キャストは全然しらなくったってきっと大丈夫…だよネ。

…なんか入口ですでにキャストさんがオデムカエ。
はぁ～。

お話はまぁ良かった。飽きずに見られました
歌舞伎とはまた全然違う世界。

音楽も…おぉ。イマイッポイ
あのちょっとひねった音の重なり方とか、ノイズとか(笑)

へぇ。なかなか良いんじゃない

後半、肝心要の図書之助登場。
月もドクロに変身するアッチの世界に変わり、緊迫感のあるピリッとした展開にキモチも盛り上がる…ハズだったのだが。
が。
が…

うむむ。
もともと話の展開でナゼそこまで図書之助にイキナリ入れ込んじゃうのかがナゾな所もあった
んだよね。
でも玉三郎丈となにより団十郎丈のあの絶対的な存在感っーかオーラってヤツに
「そうか！」と思わせるモノがあったんだけど。
うむむ。
ちょっと「足りない」んだよね
存在感も演技も身長も。極めつけ、声も。
残念。

主役の亀姫が結構存在感のある方で、まわりの存在感のなさがとにかく主役を引き立てていたのに、肝心の図書之助が存在感がなさすぎ。
身長が足りない。というのはまたまた存在感が足りないんだよね。
さらに結構ワタシの中では重要な声が…残念だ。

う～ん。何度も言うけどここまでは結構良かっただけに本当に残念だわ。
でもパンフレットのお衣装が宇野さんチックで素敵だったので、これでチャラにしましょうかネ。

久しぶりの小さな劇場で結構楽しませていただきました。
他の劇場のパンフレット見たりするのも結構好きなんだけど、わんさかありましたな。
中には結構ホリダシモノがあったりして。

今夜は久しぶりに舞台アレコレにキモチを飛ばしてみましょうかネ