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カテゴリ:観劇・LIVE
アルテノのパン
その後の活躍は、ご存じのとおり。 観に行ってよかったな。 出会えて良かったな。 ちいさな劇場ってそれだけでなんか本当に違う空間。 役者さんの距離が近いってことはそれだけ物語が自分の中に入りやすいんだな。 いろんなものが良く見える。 表情とか、細かい動きとか。 ちょっと笑った頬の動きとか。 こういう手の動きのヒト好きだなぁ。 感情が良く出るなぁ。 最前列で観劇することが出来まして、呼吸がうまくできなくなるほどでした。 だって、動いたら物語の邪魔をしてしまいそうで。 汗が飛び散るような舞台ではないのですが、その分こころの揺れというか いろんな人の心が揺れ揺れして、行き違ったりころんでしまったり、封じ込めようとしてたりとかまで 見えてしまうのデス。 楽しくて笑ったし、切なくて泣けたし。 それもね、爆笑。とか号泣。とかじゃなく、 くすっ。とか、ほろっ。とか。 派手じゃないんだけど。 なんていうか、う~。…通り過ぎた後香る花みたいな…?←意味わからん。 テンポも良かった。 早すぎず、遅過ぎず。 ふわっとして、でもやるなぁ。って感じ←ますますわからん。 脚本が良かったのか、始終楽しくて、わくわくした。 話の大まかなストーリーでは結末は見えてたし、度胆抜かれるようなものではないと思ったけど、 ラストはホントに驚いた。 楽しくて驚いた。 そう来たか!って感じより、えぇ?うわぁ?おぉ~!ですな。←余計わからん。 なんか大絶賛!って訳じゃないんだけど(え。) 帰り道が幸せな気持ちでした。 なんでかな。 千穐楽でベテランの役者さんが泣いておりました。 え~。だって今まですごく沢山舞台やってる人なのにィ? そんな人が泣けるようなカンパニーだった様です。 みんな目が赤くなって顔が歪んでおりました。 そういう座組だったんですね。 だから観てるこっちまでなんだか幸せな気持ちになっちゃったのかなぁ。って。 ご褒美にこれを選んでよかったな。 「大得意な一発芸」も本当に楽しい! いろんな顔を見せてくれてるけど、今までの中で割と等身大なキャラのようで、 それもまた楽しい。 ハイジだの、ポップコーンだの、まったくわからないもの(ゴメンナサイ)だの。 「いっぱいアルテノ~」は最高に良かった。その後が…だったけども。 そのためにわざわざ一人で出てきてくれたんだけど。 (そいえばアルブレヒトさん。 チャック全開でしたけど大丈夫でしょうか。) 最終日に泣けたのはなぜかパピコとアポロ。 でもアルテノの想いとパパジャンの想いはやっぱりほろりとさせられる。 ジャンの不器用さに。 「たった一人のために」描いた想いが届いたことを知っているのだろうか。 座長の挨拶と一緒で、まったくまとまりがないんだけども。 とにかく楽しい楽しい四日間でした。 まさに「敷き詰めたゴホウビ」です。 これで本当にしばらく頑張れるよね~。 当分、この記憶と余韻で過ごせそう。 最後に羽織った赤いジャケット。 偽物。本物。 それを見極めるのは自分。 そんなオハナシ。 良かった。本当に良かったのデス。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年06月10日 19時21分53秒
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