ホタテバーガー☆ミ

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• 神経ブロック！！土方アターック！

  とうとう、行って来た泣くほど怖い神経ブロック注射！前回初診のときは話を聞いただけで怖くて涙目だったけど「出来る努力はやれるだけやる！」決死の決意の元、まな板の鯉になりに行ったそうしてがんばって我慢して泣かないでがんばれたら自分にご褒美をあげよう！！←これが目当てかいっとはいえ、怖いものは怖い。特に前回別の病院で5分にわたり注射をされ(自分時計）麻酔でしびれる足を引きずってとぼとぼ帰った経験は思った以上にトラウマになってるようだ。私が受ける「硬膜外ブロック」は背骨の硬膜外腔に局所麻酔薬を注入し血行を良くし痛みをとる方法。治療時は痛い方を下にして、えびのように背中をまるくしてベッドに横になる。まったく「まな板の鯉」「あのっ、あのっ！怖いのでウォークマン聞いてていいですか」「はいはい、どうぞ。皆そういうのしてるから。」ニッコリうわあん!やっぱり痛いンじゃん(>_

  2005年10月25日

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• 富士講・富士塚考～ミニ富士山

  富士講・富士塚・富士詣りなどと呼ばれる古くは、太陽や険峻な山岳など自然の驚異も信仰の対象とされてきた。その一つとして富士山は、その雄大な姿、高さ、時々の噴火などから富士山そのものをご神体とする山岳信仰の対象であった。講というのは、宗教や経済などの目的達成のために組織された集団で、富士講は富士山への登拝を目的に、先達といわれる富士山信仰の熱心な信者や登山経験豊富な人を中心に組織された集団である。江戸時代に富士講は各地に組織されたが、一般的には、戦国時代末期から江戸時代初期にかけて人穴で修行したといわれる長谷川(藤原)角行を祖と仰ぐ、江戸を中心とした富士講のことをいう。富士講は、江戸時代中期に村上光清と食行身禄の活動によって多くの信者を集め、江戸を中心に発展し関東一円に広まって行き、江戸八百八講といわれるまでになる。幕府はその拡大を警戒して、講仲間を作ることや富士の加持水を病人に飲ませることを禁止したり、行衣を着て鈴を鳴らし祈祷をし護符を配ることを禁止したりなど、度々富士講の禁令を発した。それだけ富士講が江戸の庶民に広まっていた。もともと富士講では、富士登山をすることを目標にし、富士山に登ることによって、健康や幸せ、一家繁栄などの現世利益を得ることができるとされていたので、多くの富士登山者がやってきた。富士講を構成する人たちやその代表である先達も宗教を職業とする人でなく、生業を持っていた。彼らは月に何度か集まって、掛軸を掛けて本尊とし、拝み箪笥と呼ばれる小さい箱を祭壇として祈りをささげたり神意を占ったとされる。近世、富士山が山開きを迎える陰暦6月1日から21日までの間に何人かを選んで富士詣で(富士詣り)と称して富士山に登り、山頂の富士権現社に参拝する慣習ができあがった。近年まで、富士山は女神を御神体とするため、富士山周辺の農村では、富士山に女性が登ると天候不順や耕作不良が起きると信じられ女性の登山は嫌われた。とはいえ、富士講には多分に娯楽的要素もあったようで、講の仲間でお金を出し合って年の順に何人かが富士山へ出かける。という仕組みもあったらしい。年の順なので何れは自分もいけるというわけである。そして富士山に行くことのできない人たちは、陰暦6月1日の前後、江戸の浅草・駒込・高田など各地に分祀した富士権現社に参詣し、境内の富士塚に登って代償とした。富士塚は、安永9年（1780）行者の藤四朗が高さ五間の富士山の雛型を造り、「富士山に登ったのと、同じご利益を授けていただけるように」と祈念したのが始まりといわれており、これが江戸に流行して、多いときには50カ所以上の富士塚があったとされる。現在でも都内には、10カ所程度残っている。富士塚は、神社の境内だけでなく、寺院や民家の庭先などにも造られていたが現在ではほとんど神社の境内に残るのみである。有名なところでは小野照崎神社富士塚(東京都台東区下谷２－１３－１４：ＪＲ鶯谷駅から徒歩約６分、地下鉄日比谷線下谷駅から約３分)品川神社富士塚(品川区北品川：京浜急行新馬場駅から約５分)羽田神社富士塚(大田区本羽田：京浜急行大鳥居駅から約７分)高輪大木戸（国史跡）(東京都港区高輪：地下鉄都営浅草線泉岳寺駅)調べてみて驚いたことに富士塚は沢山残っている。鳩森八幡神社(渋谷区)・成子天神社(新宿区)・花園神社 (新宿区)・光徳寺(新宿区)・月見岡八幡神社(中野区)など、など、など。

  2005年10月23日

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• レア史跡ツアー第二弾！！

  筋肉痛になった。仲間と史跡ツアーへ行った。今回は自分たちの行きたいところの希望を出して連れて行ってもらおうという奴。土地勘の全然ない場所。話としては知っているけど詳しいことは謎。と思っていた場所。正直あんまり期待してなかったというか、自分の中で事実たちがつながればいいな。程度だった。でも、楽しかったんだぁ！！今回案内をしてくれた隊長さんは見た感じ普通の青年なんだけど、アツクてゴーインなお方。わざわざ車を出してくれて、説明をしながら回ってくれたんだけど悪天候のせいもあり、思ったより時間がかかった。でも「回れる範囲」でいいですよ。といったにもかかわらず、「せっかくだから」と本当に沢山回ってくれたのだ。密かにたどってみたかった「土方さんが歩いたルート」や「島田さんたちがお昼を食べたお寺」、今生の別れになってしまった「本陣のあった場所」など、まだ何箇所回ったのか数えていないくらいだ。富士塚 。というのを知っていますか？本当の富士山へはいけないけれど、富士山に似せて作った富士塚に詣でて代わりにしてしまおうという、まぁ富士山信仰なんだけどそれが前にどこかの博物館で見たことがあって、興味があったんだけどそれが流山にもあったのだ。へぇぇ～。と眺める私たちに「じゃ、行きましょうか」と軽くおっしゃり、さくさくっと登っていく。「はぁっ？！！わたしたちもですかい！！」との言葉を発するまもなく登山に突入。「登山」それはまさしく富士山でした(笑)一気に筋肉痛になりそうなそんな坂道を登り、頂上へ。小なりといえど富士山は富士山。すごい。あらためて富士山のすごさを痛感。しばし頂上で感慨に浸るも、日はとっぷりと暮れ、街灯が照らすでもない山の上。そしてのぼりよりもさらにキツイ、下り。途中でぶつけたひざがイタイ(T_T)降りてきたらもう、ヒザが笑ってしょうがない…とまぁ、こんな大冒険もあったのさｖｖ自分の中で出来るだけ消化して近日のUPをもくろんではいるが何しろレアすぎて史料がなく、自分の記憶が頼りという情けなさなのでなかなか手ごわい。途中で日が暮れて写真取れなくなっちゃったし。史跡ツアーで何より大事なのはメモの取り捲りだと今頃気付く始末。しかーし！僕らはくじけない。復習をかねてもう一度チャレンジを計画中である…ね！

  2005年10月23日

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• 桜の下に…

  「桜の下に…」呼ばれた気がしてふと見やるとどこか遠いところを見つめたまま、ポロリと言った。うまく聞き取れなくて「なんでしょう？桜がどうかしましたか」聞き返してみたが自分がこぼしてしまった言葉にあわてたようにこちらを見ると唐突に違う話を始めた。それで私はもう聞けなくなってしまう。その後、何度も聞いてみたかったが遂にその機会は訪れず夫は不思議な波乱万丈に満ちた生涯を、終えた。烈しい一年だった。自分にこんなに沢山の感情があったのかと思うほど翻弄された日々だった。それでも。忘れたくない日々でもあった。噂には聞いていた。新選組の鬼副長。苛烈で冷酷。けれど私が見たのは…噂とはこれほど当てにならないものだと思い知った。確かに烈しいヒトであった。部下ではあったが私に気を使うことなんて無かったんじゃないかそれほどまでに己を信じてもいた接点など、戦しかなかったのに。あれはいつのことだったかおもわずの平和な日々にふと春の訪れを感じるような暖かい日だったどうしてそんなことになったのか覚えていないが私は彼と二人で桜を見ていた。たわいの無い話をしながら、咲きはじめた桜に眼を細める彼を見ていた。あれほど焦がれた春は、戦の始まりでもあったのだ彼は見たことも無いほど上機嫌だった。そのめったにない上機嫌にだまされて私も浮かれていたのだろうか拉致も無い話を延々と話し、彼は黙って聞いていた。「この桜が満開になったら…」その後の会話はよく覚えていない。満開になったらなんだと言ったのかそれでも嬉しそうにそういった彼を鮮烈に覚えていた。あれは、桜とともに逝ける自分が嬉しかったのだろうか彼が逝ってからあわただしく日々が過ぎ、降伏、謹慎、獄中と身の回りは忙しかったが獄中にあってはやはり思い出すのは戦の日々だったその中でも戦う彼はいつも思い出せたが、ともに桜を見たことなど全く思い出すことも無かった。それが、ふいに。あれから何年もたっているというのに。思い出すものなど何もないというのに。桜が、あんまりキレイに咲き誇るせいか今なら。桜の下に眠る彼に会えるような気がした。思わずこぼしてしまった心のうちをのぞかれる前に話をそらした。夫は明るい人だった。誰もが絶望するような状況でものんきに笑っていられるような、前しか見ない人だった。江戸を脱して徳川の義をつらぬく。と言ったときも不思議と悲壮感は無く、ちょっとそこまで出かけるような軽い態度で出かけていった。「大丈夫、きっと帰ってくるから」そういい残して。たしかにその言葉通りに無事に帰ってきた。賊将と呼ばれ、獄につながれたりもしたけれどあの明るさは失わず、獄中も楽しんでしまう人のままだった。江戸を脱してからの事は何でも話してくれたし、日記にも書きとめていたから私もかなり詳しく知っている。蝦夷の冬がどれだけつらかったかも、戦で兵を失うつらさも、ぼろぼろに負けて力尽きかけたときに見た咲き誇る花の美しさも。聞けば何でも教えてくれた。夫も何かを確かめるように熱心に話してくれた。けれど、私は気付いてしまった。時々夫が違う世界を見つめている事を。泣き出しそうな瞳をして夫にしか見えない何かを見つめている。大切な何かを必死に守ろうとしているように見えて、それを守れなかった痛みを耐えるような、そんな瞳をよくするようになった。そして、図らずもこぼれてしまった心は私の胸の奥深く、静にいつまでも留まっていた。夫がその生涯を終えようとしていたある日。とりとめのないことを話しているうちに、唐突に言われた「桜の下に、埋めてくれないか? 」いつか聞きそびれたあの言葉の続きを、ようやく聞けた私は黙って微笑んで見せた夫は安心したように目を閉じそれ以来二度とそのことについて触れなかったが私にはわかった夫は、夫にしか見えない世界で、誰かに会いたがっているのだということが。「父上は桜がお好きだったんですか？聞いたこと無いですよ」息子が不思議そうに聞いてくるそうね、私も聞いたこと無かったわ…だけど。「わざわざこんな桜の大木の下にお墓を作らなくったって。」そうね、手入れも大変ね…それでも。どうしても桜の下に眠らせてあげたかったそれは最後まで決して教えてはくれなかった、あの瞳の向こうの本気の願いとわかっていたからだいいち、桜の季節はとうに終わってしまいましたよ。不満そうになおも言ってくる息子にそれでも何も応えずにいるとあきらめたのかそれ以上聞いてこなかった。桜は来年、きっときれいに咲くでしょう桜の想い出はあなたが見つめるその世界では大切な何かがあるのでしょう？貴方が見つめていたその世界で大切な人に会えましたか？ざあっと風が吹いてこずえを鳴らす夫の照れたような笑顔を思い出し思わず笑みがこぼれる目を閉じると暖かいしずくが頬を伝わっていった

  2005年10月23日

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• 樋口一葉と藤田五郎

  樋口一葉と藤田五郎は知り合いだった?!そんな疑惑(?)が浮上しこりゃ面白いと思って色々調べてみました！樋口一葉は明治5年生まれ、24歳(明治29年)で肺結核の為亡くなった明治時代の作家です。代表作は「たけくらべ」「にごりえ」「十三夜」など。また平成16年11月、五千円札として登場した事は記憶に新しいです。樋口一葉の父、樋口則義は山梨県塩山の中農の出。安政4年(1857年)、近所の娘多喜と駆け落ちして江戸へ出ます。努力して南町奉行所の同心株を買い、30俵2人扶持の幕臣となり、江戸南町奉行支配下の同心となりました。幕府崩壊後の明治10年、警視局雇となり、まもなく警視庁警視属になりますが、明治20年(21年?)退職し、荷車請負業組合を設立します。しかし、あえなく失敗、すべての財産をなくし、明治22年(1889年)7月失意のうちに没してしまいます。そして一葉が18歳(明治22年9月)～21歳(明治25年7月)まで住んだ本郷菊坂町の家は藤田五郎 さんが住んでいた場所のすぐ近くです。はじめさん、じゃなかった藤田さん(なんだか知らない人みたいだ;)も警察勤め、住んでいた場所も激近く、おまけに一葉の日記(「につ記一」明治25年1月4日)には「藤田氏」が年賀に来た。との記載があり、これは！！と思ったけど、よくよく見ると住んでた時期がずれてる！一葉は明治5年、東京府第二大区一小区幸橋御門内(現千代田区)にあった東京府庁構内の武家屋敷に生れ、明治8年～13年までは本郷5丁目法真寺隣にすみ、その後転居先はちょっと不明だが明治17年10月～明治21年5月までは上野西黒門町に住んでいた。藤田五郎さんが菊坂の家に住んだのは明治7年頃～明治20年までで重なる時期が無かった！！でも、はじめさんは麻布に転勤になって引っ越しちゃったけど奥さんたちはそのまま住んでいたって聞いたこともあるような。う～む。もしかしたら奥さんの時尾さんとは知り合いだったかもねｖｖまあ、同じ警察勤めと言ってもそれだけで知り合いになったかはギモンだよな。もし、知り合いだったりしたらなんだか面白かったのになぁ(←何が?)ちょっとがっかり。奥さんの時尾さんとは知り合いだったかも。ってことでオシマイです。ちゃんちゃん。(樋口一葉の略歴は「一葉記念館」のHPを、日記の引用は「樋口一葉日記」高橋和彦著をそれぞれ参考にさせていただきました)

  2005年10月21日

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• 拝啓　

  久しぶりに貴方の事を聞きました。相変わらず、元気で周りをびっくりさせている様子。一緒にいたころを思い出してこっそり笑ってしまいました。思えば貴方と共にいて、振り回されている(笑)ときこそが、私の人生で一番輝いていたときだったと、言えば貴方は笑いますかネいつまでも共にあると思っていたのに、ナゼこんなに遠くから貴方の話を聞いて胸トキメカスはめになったのでしょう？ナゼ、いつまでもともにいられなかったのでしょう？…私は、相変わらずです。相変わらず回りと一緒でないと安心できないし、自分の常識が周りの人とずれていないか心配だし、言いたい事も言えないときも沢山あります。貴方のように自分の信念を貫いて周りがどう見ようとやりたい事をやりその信念を貫くようなうらやましい事は出来ずにいます。貴方が何か始めるたび口では心配しながらも、喝采を叫んでいたように思います。いつも新しい事をはじめるくせに、昔からのものを大切にしていつまでもいつまでもしがみついて。もういいじゃん。って言っても絶対やめなかったよね。そしてまだ続けてるんでしょう？みんな。貴方の引き出しの多さと、その深さに何度驚かされたことか。でもいつだったか、言ってくれたよね。「すごいことしてるじゃん」って。いつも後ろ向きになる私を引っ張ってくれた事本当に感謝してるし、うれしかったよ。あれから私はきっと、貴方にほめてもらいたくて一生懸命生きてきたのかもしれないなぁ。そんな事言うと急に冷たくなっちゃうから面と向かって言えなかった。最初はむかついたのかと思って、心配になっちゃったよ。でも、ひっそり言ってくれた「応援、してるから」その言葉でがんばれたんだよ。今度、運命の気まぐれが回転したときに「いいじゃん！！」って言ってもらえるように、んで今度は私も「そっちもね」って言える様に今は貴方に恥ずかしくないように日々過ごさなきゃ。きっと逢えても「やられた」気分になるんだろうケドそれでも「私はね」って胸張って言える様に一生懸命、やるからね。無茶ばっかりしてる貴方に、いつも小言ばっかり言ってたけど生きたいように行ってください。その辺の使い古した小説みたいだけど世界中が貴方を非難しても、きっと私は貴方を応援する。この片隅で、きっと応援してるから。信じられない行動にも、きっと貴方の信じた路があると知ってるから。だから。こんな遠くからだけど。どうか、元気で。体を大切に。自分の道を突き進む貴方の姿にどれだけ励まされたか。そして、それを伝えなかったこと、それだけが後悔です。ちゃんと言えたらよかった「貴方の生き方が大好き！」これからも、ずっとずっと貴方の描いた未来が歩めますように。

  2005年10月19日

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• めげた！！

  いきつけのお医者さんから紹介されて今度は「ペインクリニック」とやらへ行くことに。まったく、医者三昧だ(>_

  2005年10月18日

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• 幕末漬けな日☆ミ

  日野へ行った。今日は「日野探索」昔からのお家がまだまだ沢山残り、幕末のカケラが沢山残っている街、日野。土方さんの故郷でもあるこの町は、さすがに新選組な街です。そんな幕末のカケラを探しちゃおうという企画に参加しました～。「幕末のカケラ」は今はもうない名主の家のくぎかくしであったり、古い写真であったり、当時の建物を移築したところであったり、高齢の方のお話であったり個人じゃきっと見られないものばかり。極め付けに天然理心流の目録(実物)に触れちゃったりしたのだ＼(^o^)／物の価値というものは見た人、感じた人によって違うものだけれど改めて身に沁みてしまった…ガラスケースに丁寧に収められ、湿度温度に細心の注意を払いできるだけ当時のままを保って保存される物、大切にはされているけどいつでも誰でも気軽に手にとって見ることが出来るもの。どちらがいいとは言えない繊細な問題デス。それと詳しいガイド。やっぱりどれだけ調べても個人じゃ追いつかない(探し物ヘタだし)もの。それをきちんと調べ上げている人の解説を聞けるのはやっぱり楽しいしね。ｖｖそしてその後は「星亮一さんの講演会」へ行ったのだ。さすがに作家の方はお話も上手で、時間があっという間に過ぎちゃった。今回は「会津戦争と新選組」「奥羽越列藩同盟」のお話だったんだけど、知ってる話でも見方を変えるとまた違った面白さがあるんだな～っと感動。そうしてずぶずぶとコアなところへ入り込んでゆくんだなぁ(T_T)今回、ご一緒してくださったHさん、Yさんがまたくわしーのでただただついていくのがやっとだったりしたんだけど、それがまた楽しいんだな～。なーんか今日は一日中感心のしっぱなしだった。もっともっと勉強しないとなっと心の中でグーをして帰宅。は～超充実の一日でしたぁ(*^^)v

  2005年10月15日

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  会津！！～その４

  ～鶴ヶ城～言わずと知れた会津藩の居城。今天守閣では「新選組！」衣装・小道具展をやっていた！だんだらの羽織とかコルクとかTVでみた小道具がそのまんま飾ってあるよぅ。山本副長の衣装はなんだか汚れててくたびれてるのに、オダギリ斉藤の衣装はなんだかきちっとしていて、性格かなぁ～？びっくりしたのは「斎藤一特別展」があって、藤田五郎さんの亡くなる2年前の写真とか、長男が生れたときに書いてもらった詩とか。初公開の品々が…。話にも存在を知らないものばかりで、眼が泳ぎそう。どきどきしちゃいましたよぅそれともうひとつ。企画展「天皇･将軍･会津藩主」孝明天皇から容保候が賜った「御宸翰」の実物！！実物ですよ！！容保候の宝物ですからね！写真では見たことあったけど、やっぱり「生」はすごいね。日頃人気のない所ばかり行ってるので、人ごみは結構苦手。しかも天守閣、狭い。なんだかぼうっとしながら見ちゃったのでもったいなかったなぁそれでも5層まである天守閣の中を筋肉痛の足でえっちらおっちら見て回りましたよ。最上階からは西軍が砲台を据えて攻撃してきた小田山や、近藤さんのお墓のある山が見えて切なかったなぁしかもここは風が強く、小雨まで混じってきていよいよ寂しげでありました。さて、お城を後にして、昨日見た西郷頼母邸の在った城下。この辺りは家老級の大きな御屋敷が立ち並んでいたところで、開城式が行われた地でもあります。もちろんそれをうかがわせるようなものは何一つなく、案内板はあれどもその時の人達の心情を伝えるものもカケラも残ってませんが。開城式で使われた緋毛氈を家臣たちは小さく刻んでこの日の屈辱と、戦死した仲間を深く心の刻んだのです。それは「泣血氈」と呼ばれています。またまた市内循環バス「はいからさん」のルートを逆送する事になるのでひたすらてくてくてくてく。(T_T)蒲生氏郷の墓のある「興徳寺」氏郷氏(←なんか変)のお墓にはさらっとお参りして本命はこちら。～秋月登之助の墓と容保候の歌碑～秋月登之助は慶応4年、江戸無血開城のときに国府台 にて土方さんと合流。参謀となった土方さんとともに宇都宮城攻略に参加。その後城を奪回されたとき土方さんとともに負傷。法名は「大心院義翁宗鉄居士」家老だった原田家、三原家とともに同じ墓石に刻まれています。容保候は「敗軍の将は兵を語らず」(戦争に負けた将軍は勇気について語る資格が無い)とばかりに、その心情を決して語ることはありませんでした。なので、その心情は誰にもわかりませんが、和歌は沢山したためています。今回その和歌集を探したかったのですが、時間が無く残念でしたが幸い、歌碑が沢山残されているので容保候の心情をわずかながらに偲ぶ事ができそうでした。ここには「百とせを三たびかさねし若松のさとは幾千栄ゆくらん」とあります。さらにてくてく七日町駅へ向かって歩きます。路の左側、現・大東銀行。そう！ここが宇都宮奪回で負傷した土方さんが療養した「清水屋跡」です。ここで幕臣・望月光蔵に枕を投げつけたところです(爆)あれはね、望月さんも悪いよね。土方さんに「怯懦」なんて言っちゃうんだもん。ここも碑があるのみで昔の面影はカケラもありません。(T_T)そして阿弥陀寺空はいよいよ怪しげにくもり、とうとう降ってきてしまいました～。雨宿りがてら名物の会津そばをいただきましたっ。～阿弥陀寺～ここは戊辰戦争の「戦死墓」「萱野権兵衛の碑」そして「藤田五郎墓」があるのだ。「藤田五郎」は言わずと知れた「斎藤一」の最後の名前。この名前も容保候からいただいたという話も聞いたことがある。そして藩主が密会をしたという御三階が移築されている。玄関は鶴ヶ城大書院の玄関だそうです。ここからはタクシーにお願いして如来堂へ。会津新選組の最期の地。斎藤さんをはじめ会津に残った新選組がいっせいに攻撃を受けて散り散りに。ここで会津新選組は終焉を迎えたのだまったく畑の真ん中にぽつんと高台。周りにはなーんにもないところ。近くにそびえる大木がきっとその瞬間をみていたんだろうなぁ。ふぁ～！これでひととおり「会津の旅」は終わりです。どうしても行きたかったところを中心に回ったので結構駆け足だったなぁ帰ってきて写真を見ると天気の悪さがよくわかるけど、実際はあんまり気にならなかったなぁ。浮かれてたからなのか、建物の中が多かったからなのか？インパクトが強かったのはやっぱり「ご霊廟」と「近藤さんのお墓」意外と楽しかったのが「会津武家屋敷」「滝沢本陣」「御薬園」逆に案内板だけしかなかったところはやっぱり実感が感じられないね。びっくりしたのは容保候はじめ歴代藩主の碑文を現代語に訳した本を買ったら、ハードカバーの「保科正之公傳」と言う本をもらっちゃった事。買ったお土産の中で一番ボリュームがありましたぁ～！(゜o゜)もどる～。おまけ

  2005年10月11日

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  松平家御霊廟（ごれいびょう）

  霊廟というのは墓所の事国指定史跡「会津藩主松平家墓所」～墓所とはどこまでを言うのか？～御霊廟というとキレイに整備された場所が思い浮かぶけど、はっきり言って山ン中である。特に囲いもなく(入口の柵はあったが)案内板はあるけれどあれは簡単すぎだろ。会津若松市内東山町の院内地内にある通称・院内御廟(ごびょう)と猪苗代町の土津(はにつ)神社の2カ所を合わせた総称で、昭和62年に国の史跡の指定された。その広さは実に15万平方ｍ、東京ドームの約3個分である。～誰がいるのか？～初代藩主保科(ほしな)正之の最初の子だった正頼(まさより)が亡くなった明暦３年(1657年)に正之が開設したもの。正頼と二代藩主保科正経(まさつね)三代正容(まさかた)四代容貞(かたさだ)五代容頌(かたのぶ)六代容住(かたおき)七代容衆(かたひろ)八代容敬(かたたか)そして九代藩主松平容保(かたもり)。この他に松平家の墓所もある。初代藩主正之は土津神社に葬られているが、その墓は、「土津神墳鎮石」と文字が刻まれた鎮石を乗せた円墳と、山崎闇斎が書いた墓碑「土津靈神碑」とを組み合わせた様式になっており、院内御廟の歴代藩主の墓にも受け継がれている。 ～不思議な墓所の形態～墓所の埋葬の形態は、二代藩主正経が仏式であるほかはすべて神式によるめずらしいもの。その墓は、現在の一般的な墓とは違い、一段高くしたところに一対の石灯ろうを置き、その奥にひつぎを納めた円墳をつくり、その上に「鎮石(しずめいし)」を置いている。鎮石とは、神の霊を永久に一定の場所にとどまらせ、神を鎮め祭る石のことで、その前面の表石には生前の名前や官位、身分などが刻まれている。また、墓所で初めに目にする墓の手前にある亀形の石(亀趺坐)の上の碑石には、幕府の教学の中心だった林大学頭(はやしだいがくのかみ)など当代随一の国学者がつくった文で、生い立ちや業績、経歴などが詳細に刻まれてるのだ。ただし漢文！このように藩主の墓は、鎮石や表石、石灯ろう、碑石で一組の墓となっている。 亀趺座(きふざ)…巨大な亀型の台石で、一般には亀石などといわれる。これは竜の子を表し、死者の霊を守る創造の動物とされ、頭はすべて北を向いている。 (会津若松市HPより)そうなんだ。お墓を向いてるわけじゃなかったのか…あれぇ？今気付いたんだけど墓所の向こうに拝殿がある！！ちょっと変だと思ったんだよね～？墓所だけなんてさ。本当は隅々まで見て回りたかったけど、無理でも。あ～拝殿…行きたかった…くすん。いやいや、次回行けばいいんだ！！

  2005年10月11日

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  会津！！～その３

  天気予報では今日は午後から雨。でもでも、もしや。と期待したくなるほどいい天気の朝。旅行に出ると眠れなくなっちゃう私は早くから起きだし、温泉につかるともう我慢できずにお散歩へ。～土方さんの温泉～東山温泉の入口近くに宿を取ったのでちょっと行くとアレがあるはず。アレ…「東山温泉発祥の源泉跡」「土方歳三」戦傷湯治の岩風呂。道路から見えるそこは第一印象で言うと「ちいさっ！！」ま、昔はもうちょっと広かっただろうし、道路っ端って事ないだろうしね。第一キケンすぎるじゃん！！こんな川の音しか聞こえないような静かな場所でひとりで戦場から離れて毎日何を考えていたんだろう？さて、今日のメニューに出発です。昨日余談で書いたお土産を買いにいきなり寄り道をした後は、本編に戻るぞ。～御薬園～名勝　会津松平氏庭園旧会津藩主松平氏の別荘で、もと藩の薬園のあったことから「御薬園」の名で親しまれている。庭園の築造年月は明らかではないが、江戸時代中期の作庭手法をよく伝えている。中央に池を広くとり、中島をおき茶亭を設けて楽寿亭(らくじゅてい)と称する。池の奥、右に男滝左に女滝がある。後方に低い築山を設けて、東山連峰の風景を豊にとり入れ、また石敷路をたどって池畔をめぐる風致も変化に富んでいる。江戸時代の大名庭の形式による山水庭として優れた庭園であり、文化財保護法による名勝として保護されている。ただのお庭かと思ったら、なんとも雅なたたずまいの場所でした。心和む広い池に舟を浮かべて楽しんでいたらしい。はぁ～優雅。池の水は猪苗代から注ぎそして鶴ヶ城のお堀に流れているのだそうだ。広いお庭の一画に薬草園があり、本当に沢山の草木が植えられている。また、歴史の古いお庭らしく樹齢500年を越える杉やひいらぎが何本もありました。500年だよ？すごすぎてまいった。戊辰戦争どころか、徳川幕府の前からだよ？参りました～。「楽寿亭」と呼ばれるそのお部屋は納涼や茶席にも使われていたが、情け容赦ない戦争はここにも醜い刀傷を残している。 これは攻め込んできたときのものじゃなく、占領した後官軍の病院として使われていたことがありそのときの「試し斬り」の後らしい。こんな風流な建物に何てことするのかしら！！ここは後に容保候も住んだし戊辰戦争当時、側室の名賀が美弥姫を産んだところでもある。薬草園らしくお土産はお茶や健康によさそうな物が多かったけど、売店の隅に展示されていた当時の薬の袋や、薬箪笥に交じって砲弾や、火縄銃があるのがやっぱり戦争を思わせて切なくなってくる。またまた「はいからさん」と逆走なルートなので道を教えてもらって念願の「鶴ヶ城」へ向かう。てくてく。つづく～。もどる～。

  2005年10月09日

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  会津！！～その２

  ～天寧寺～近藤勇墓所道路から入ったところに案内図があったんだけど愛宕神社まで「階段が200段」とあるよ～！気をしっかり持って、てくてく行くと…鳥居はいくつもあるんだけど、なかなか辿りつかないよ～？ふぅふぅ。昔ながらの石の階段を登りに登り、口数も少なった頃、ようやく容保候の胸像にたどり着く。愛宕神社は新選組の屯所にもなってたって話も聞いたことがある。でも、こんな山の上に？これじゃ、出陣するまでに疲れちゃう～(爆)広場になったスペースに愛宕神社の由来とともに近藤さんのお墓の説明が。新選組隊長近藤勇は戊辰の役で奮戦中、千葉で力つき遂に薩長の手に捕えられ首をはねられた。遺体は東京三鷹市の龍源寺に埋葬されたが、首は京都の三条大橋下流にさらされた。しかし何者かが持ち去りこの地に埋めたといわれる。と、書いてあった。もっと書いてあったんだけど所々かすれてしまって読めないところもありました。さらにそこから山道をいくと。周りは木々に囲まれ、会津藩の方々のお墓とともにひっそりと静かにありました。城下を見下ろせる、確かに鶴ヶ城を望む場所に。隣には土方さんの碑が建てられています。こんな山の上に。怪我でままにならない足を引きずって、毎日通っていたんだって。お墓が出来るまで。戒名は容保候からいただきました。ここは唯一土方さんが近藤さんを弔ってあげられた場所。～御霊廟～さてその粛々とした雰囲気のまま、山道を辿ります。近藤さんの墓所と容保候の墓所はつながっているのでそのまま容保候の墓所へ向かいます。このあたりは一体が墓所らしく、立派なお墓が沢山ありました。その中には会津藩家老萱野権兵衛さんのお墓も。鶴ヶ城開城後、容保候父子の助命と引き換えにすべての責任を負って切腹した萱野権兵衛さんは東京にもお墓があります。こちらのお墓はさらに山の上で、今回はいけませんでした(T_T)東京のお墓は後日必ずお参りに行きますぅ～。その、歴代の会津藩主の霊廟。さすがに藩主です 。入口の柵をくぐってからひたすら山道を登ります。近藤さんの墓所に着くまでにいい加減体力を消耗している身にはかなりつらいことになってます。しかも道は狭く、クモの巣に引っかかりそうです。そしてこれは神式の墓所の形でそれぞれの藩主のことが書かれています。ナゼ亀に乗っているのかはナゾですが、亀は墓所の方を向いてます。つまり、正面から見ると亀はオシリです。亀のいるところから一段高くなってます。こんな風にりっぱです歴代の藩主が並ぶ中、一番奥に容保候の墓石はありました。「正三位松平容保之墓」と、あります容保候の戒名に当たるものは「忠誠霊神」(まさねれいしん)まったく容保候のことをよくあらわしている御名前だと思いました。四面にびっしり書かれた碑文。なんてかいてあるんだよぅと思っていたら翌日寄った「御薬園」に和文の訳がありました！とても全文は載せられませんが、やはり容保候の一生をすばらしく上手に書いてありました。さすがだ…いやいや、すんごい御山でしたよ。あわよくば全部の墓所を回ってお参りを。と思ったけど、あっという間にくじけましたな。すごい山道な上にひとつひとつが広いのでこの案内板は簡単すぎますな。容保候のみで勘弁していただきましたm(__)mこの後、もう一箇所会津武家屋敷へ行きますがなんだかひざが笑っちゃってるよぅご霊廟から来たので横っちょから入っちゃいましたが、そこにはがんばったご褒美よろしくおいしいお土産やサン発見！！「てんぷらまんじゅう」というこのおやつはお饅頭をてんぷらにしたもの(そのまんまじゃん！！)揚げたてでカリカリで、あんこは甘すぎずあっさりしていて、でもしっかりした口当たりで本当においしかった！！余談ですがあまりのおいしさにどうしてもお土産に持って帰りたくて、同行者と二人、翌日再び訪れて買って帰りましたよ～！本当においしいけどあんまり売ってなくて普通のおみやげ屋サンにはありません。～会津武家屋敷～ここは会津藩家老西郷頼母の屋敷を再現したものです。西郷頼母は代々家老を勤めた名家で、籠城のときには「足手まといになる」との理由から一族の婦女子21名が自刃しました。(>_

  2005年10月09日

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  会津！！

  ～会津～福島県会津若松市。幕末の京都に在って京都守護職を務め、篭城戦を戦って遂に力尽きた会津藩の居城のある街。新選組とも深い縁のあるこの地にどうしても来たかった！今回は１泊2日の短い旅なので、本当に会津若松市周辺を中心に回りました～妙国寺～会津若松駅からバスで「滝沢妙国寺」ここは白虎隊の仮埋葬地。慶応4年8月22日滝沢本陣から出陣した白虎隊士中2番隊は慣れない激闘の後ようやく飯盛山上にたどり着く。そこから見たものは燃え盛る天守閣だった。「城が燃えている！」そう思い込んだ20名の隊士たちは衆議一決自刃して果てた。白虎隊士の遺体は誰も手を触れることが出来ず、野ざらし状態であったが牛ヶ墓の吉田伊惣治はあまりにも哀れに思い夜な夜な遺体を菩提寺の墓地に埋葬したのである。よってここは白虎隊士最初の埋葬地である。(妙国寺　白虎隊士埋葬由来より)ここには他に容保候の使った御膳とか古写真とかがあるらしいが、一般公開はされていない。そこからてくてくと歩いて滝沢本陣へ。このあたりは昔からのお家が多く、土蔵のある家が普通に生活してる！～滝沢本陣～飯盛山のすぐ麓。横山家住宅。江戸時代に参勤交代や土津神社参拝の折の休息所として使われたところ。戊辰戦争時本陣となり白虎隊はここから出撃。土方さんも容保候を護衛してここへ来ている。この御屋敷には昔からの生活用品や、貴重な古文書など多数の宝物が陳列されています。そして、新政府軍が攻め込んできたときに付けられた弾痕の貫通跡や、刀傷、砲弾の刺さったままの柱など胸の痛くなるものがたくさん。　　　　このほかにもいくつもの悲惨な痕が残っています。だけど、藩主の休憩所らしく心和む御庭が残り御紋の入った杯や、矢筒なども残っています。～飯盛山～さざえ堂の先、白虎隊士の墓所の近くには「会津藩殉難烈婦の碑」や白虎隊士への弔歌を詠んだ容保候の歌碑「幾人の涙は石にそそぐとも　その名は世々に朽じとぞ思う」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　源　容保とあります。また、白虎隊士の鎮魂碑も容保候が揮毫しています。～大龍寺～白虎隊士のお墓参りをして山を降りたら、お団子と玉コンニャクをいただいて一休み。山登りだったからね～。結構キツイよね。さざえ堂も登っちゃったからね。このおだんごがまたおいしかったよ～！元気ハツラツぅ～市内循環バスのはいからさん。一度は乗ってみようと思ってたけど、なんと予定ルートの逆周りしかない！そりゃないゼ…そしててくてく歩くことに…。親切な会津の人に道を聞きつつ次に向かったのは大龍寺。容保候の側室、田代佐久が容大さんを産んだところです。ここには特に何にもないかな～と思っていたけれどいやいや、ちゃんと「戊辰戦争殉難殉節供養の碑」があり、会津藩士の神保内蔵助さんをはじめ、林権助さんなどの他、唐津藩小笠原長行家臣の名前も沢山あります。ここまでも結構歩いたのでずいぶんくたびれたな～と思いつつ、もうそろそろ愛宕神社。つづく。

  2005年10月09日

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• 会津への道　たぶん最終回

  いよいよ戊辰戦争。会津のオハナシです。慶応4年正月2日、大阪に集結していた旧幕府軍は京都を目指し進軍。伏見と淀へ進んだ。翌3日夕方、とうとう薩長軍との間に戦端が開かれた。兵数に勝る幕府軍ではあったが、統率の取れた銃隊に兵力で劣り、敗走。土方さん率いる新選組も銃隊には敵わず、この戦闘で井上源三郎、山崎烝ら20名が戦死。おまけに西軍に錦の御旗が翻ったことに衝撃を受けた諸藩が次々に寝返り大混乱に陥る。混乱した幕軍は体勢を立て直せず、敗走を続けようやくの事大阪城へ戻る。ここで慶喜を先頭に一気に逆転を狙うはずだったが、思いもかけぬ事態に遭遇する。慶喜が逃げたのだ。戦闘開始からわずか4日。1月6日夜の事である。帰ってくる兵士たちの顔も見ず、ねぎらいの言葉一つかけず、「出陣するので準備を」といったその口でこっそり大阪城を脱し開陽丸で江戸へ帰ってしまったのだ。付き従うのは容保候、桑名藩主松平定敬(容保候の弟)老中板倉勝静など、わずか数名。慶喜曰く「主戦派の会津桑名両名をこのままにしておけば戦がひどくなるだけだから連れて帰った」慶喜に見捨てられた幕軍兵士たちも、それに引きずられるように江戸へ。土方さんら新選組も富士山丸と順動丸に乗船して江戸へ。会津藩上屋敷近くの秋月右京亮種樹屋敷を屯所に与えられる。慶応4年(1868)1月10日朝廷は慶喜・容保候らの官位剥奪、京都屋敷没収。17日には会津藩征討の朝勅仙台藩に下る慶喜に引きずられるようにして戻った容保候は登城差し止めになる。これが2月10日のこと。12日には慶喜は上野寛永寺にてとっとと謹慎。朝廷は慶喜、容保候に対して征討軍を派遣する。2月13日、恭順派であった神保修理、慶喜等の東帰の責任を取り自刃。2月22日、容保候会津へ向かう。前日、屋敷に全藩兵を集め謝罪したという。月末には会津藩士等順次帰国。このころ下屋敷の一部を松翁院(現富津市竹岡)へ譲ったらしいここから土方さんたちは甲州－流山－宇都宮と転戦し、会津藩は恭順と交戦に揺れながらも軍制を改革して徹底抗戦を決心する事になる。この間も戊辰戦争は各地で交戦、敗退し旧幕府勢力は容保候を頼ってぞくぞくと会津へ集結する。会津藩も恭順の道を探りながらも軍備の補強を整え3月18日には軍組織を西編成している(年齢別による玄武・朱雀・青龍・白虎隊である)3月18日には奥羽鎮撫総督九条道孝は仙台・米沢に会津征討を命じる。4月7日には唐津世子小笠原長行一行が会津入りし、東北地区でさまざまな同盟が結成されていく。9日南摩・佐久間の間で庄・会同盟内約・10日会庄仙米同盟成立。5月3日奥羽悦列藩同盟成立15日会津長岡同盟成立6月16日になると輪王寺宮が同盟盟主に就任。容保候も自ら指揮を執り前線にも出る。家督を譲った喜徳(のぶのり)も出陣するが奮戦むなしく敗れる。7月になると同盟が揺らぎだし7日には秋田藩が同盟離脱。11日に弘前藩が離脱し16日には三春藩、25日には新発田藩が裏切り、磐木平城の落城をはじめとして白河城、二本松城、長岡城、村松城などが落城。長岡藩、中村藩と降伏していく。怪我で戦線を離脱していた土方さんもようやく7月に復帰、戦線に加わるが状況は芳しくなく8月21日母成峠の激戦で大敗。翌22日、滝沢峠で容保候と防戦するが敗北、征討軍若松城下へ達する。これにより会津藩は籠城に入る。このとき容保候は弟である桑名藩主定敬を逃がし、土方さんは援軍を求めて庄内へ向かう。そして斎藤さん(このときはもう山口一)は土方さんの代わりに会津に残り「隊名とともにここに死なん」と決意。(T_T)その別れの日が旧暦の慶応4年8月23日、つまり新暦の10月8日なのだ。またこの日は、家老西郷頼母の家族、実に21人が足手まといになってはと全員自害する。翌日24日には飯盛山で白虎隊が城下が燃えているのをお城が燃えていると思い込み自決。そして籠城一ヶ月後の9月21日、容保候は涙を呑んで降伏を決意、翌日城を明け渡す。残された写真を見ると城は砲撃でぼろぼろ。まさに「矢尽き刀折れ」るまで戦ったのだ。会津藩の戦死者は賊軍としてその遺体さえ葬る事を許されず、雪解けまでほったらかしにされていた。箱館でもそうだったけど「負ける」ってこういうことなんだね。「戦士」なら戦って死ぬ事が本懐でたとえその身が野ざらしになっても。の決意で戦うんだろうけど、「篭城の邪魔になる」と自害していった女子供たちは。あんまりにも哀れすぎないか容保候は喜徳とともに北出丸の北(現在の甲賀町通り)での開城式に臨む。このとき西軍将官のために敷かれた緋色の毛氈は「泣血氈」(きゅうけつせん)と呼んで藩士たちがこの悔しさや戦死した仲間を忘れない為に小さく切って切れ端を銘々が持ち帰ったという。(T_T)ミ容保候と喜徳は滝沢村の妙国寺に謹慎。東京に護送され禁錮された。新政府は「容保父子の死一等を減じ、首謀者を差し出すよう」通達。家老萱野権兵衛がその責を負って切腹。明治2年5月18日のこと(五稜郭降伏の日だ！)だった。しかし、軍事面でも優れていた会津藩がなぜここまでこてんぱんにやられてしまったのか？確かに武器の差という物は大きいと思う。しかし、ヤル気のない腑抜けた名ばかりの武士とは違い、会津藩士は本当の武士だったといわれる。それが負けたのは…皮肉にも「武士だったから」ではないだろうか？薩長はじめ征討軍は「軍隊」だったのだ。すなわち「士官」が後ろで指示を出し、兵隊がそれに従って進む。礼儀も仁義も重んじないから、戦うのみ。命令に従っていさえすればいい。負けても「士官」は失われないから何度でも戦える。でも「武士」は違う。「士官」が真っ先に敵地に乗り込む。名乗りをあげ我が身ひとつで手柄を物にする。そして、それぞれの戦い方をするから横の連携があまりうまく行かない。戊辰戦争を読んでいると、そんな気がする。あくまでも私の見解ですのであんまり突っ込んじゃヤーよ。とりあえず戊辰戦争終結まで簡単に説明してみました。この先容保候がどんな人生を送ったのかはまた来週。おしまい。（かな？）（「松平容保の生涯」小桧山六郎より）(「会津歴史年表」より)

  2005年10月06日

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• そうだ、会津へ行こう！

  本当は行きたかった先月の会津のお祭。でも自称マニアックな私は混んでるところは好きじゃない。目当ては「会津鶴ヶ城」でもさ、行くとなれば見たいところは沢山あるのだ。あそこもここも、あ、あっちも…。許されるなら日光から土方さんが運ばれた道を会津まで行ってみたいさ。そして、会津新選組が戦った場所をひとつひとつたどり、大鳥さんが迷子になった(爆）峠を越えてみたい…挙句の果ては会津から仙台までの道をたどりたい！夢(妄想?)は果てしなく、時間は限り有…思うに任せないこの世の道理。今回は心を鬼にして会津若松市中心で短期集中を目指すのだ！行くとなるとスンゴク欲張っちゃうのが私のいいところ♪怒られても怒られても行きたいところが増えちゃうので、またひとつたくらんでいるのだが…ムフフ

  2005年10月05日

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• そして京都へ

  会津藩のこと少し分かってきたカナ？さあいよいよ第三回京都編。なぜ容保候はあんなに「孝明天皇の信頼が厚かったのか」そのなぞに迫ります。容保候が京都の情勢を調べて驚いたのは朝廷と公家の意外な貧乏振り。開国以来物価はうなぎのぼりなのに、公家達の録は全然上ってない。おまけに朝廷に対しての礼も軽んじられていた。そこで容保候は朝廷の使者にも礼を尽くし待遇を改善した。孝明天皇は食事も碌なものを食べていなかったらしく新鮮な魚を贈った所、ことのほか喜ばれ「容保の魚」と言って、朝に晩に持ってこさせたという。もともと天皇クラスなら毒見毒見で新鮮な物なんて口には入らないところへやっすい鮮度の悪い品しか買えなかったので天皇が食事を取るときはほとんど腐っていた様な物だったらしい(T_T)会津藩は前述したとおり海岸警備に就いていたので、魚の加工品も豊富でそんなところから孝明天皇は細かい心配りの出来る容保候に好感を抱いていたらしい。そんな事もあって文久2年(1862)容保候が上洛し明けて翌年正月の初めて御所に上がり孝明天皇と面会したとき、勅使の待遇改善などの功労を賞賛され「緋の衣」を賜る。この時代、天皇から武家に衣を賜るという事はほとんどなく、それだけでも大変に名誉な事だった。その後朝廷ばかりではなく公家衆の生活の面にも配慮を見せ、ひとまず治安は安定したかに見えたが文久3年（1863)になるとますますテロが横行する。そして幕府がその取締りに江戸から送り込んだ浪士隊が後の新選組の前身、新徴組である。新徴組が江戸へ帰り、残ったものたちを御預かりとして面倒を見ることは、会津藩内部からも批判の声が上る。しかし会津藩自身もともに朝廷を幕府の間を取り持つ役目の一橋慶喜が江戸へ戻り、あんなにしつこく守護職拝命を迫った政治総裁職の松平慶永は職を辞して江戸へ帰ってしまったため、京都の治安は容保候1人の肩にのしかかっていたのである。そんなときの援軍はやはり頼もしかったんだろう。はじめて浪士たちと面接した際、急に試合を見たいと言い出し、その結果に大満足したという。そんな中で朝廷から「馬揃え（軍隊操練）をするように」との勅命が下り、これまた立派に成し遂げるのであった。結構これも容保候に対する意地悪だったりするんだけど、ちゃあんとやり遂げちゃったので天皇の容保候に対する信頼は増す一方。そうこうしている内に政局に大きな動きが。長州の度を越した過激な行動に業を煮やした薩摩藩が、まず動く。文久3年(1863)8月13日、薩摩藩士・高崎佐太郎が会津藩士の秋月胤永（悌次郎）を訪ね「長州排除」の提携を申し入れる。幕府寄りであった中川宮は天皇にこれを伝え天皇は内意を出す（つまりOKってことよ）で、8月18日、薩摩、会津、鳥取、岡山、米沢、徳島で皇居の九門を固め、長州や長州寄りの過激な公家を締め出した。このとき、壬生浪士組も出動、派手な斬り合いはなかったものの働きが認められて「新選組」の名を頂く～。この敏の12月30日容保候は一橋慶喜と共に朝廷より朝議参与を命じられる。そして、容保候終生の宝物となった御宸翰（ごしんかん）と御製（ぎょせい）を賜る。容保候はこの品を細い筒に入れて首から提げ肌身離さずに持っていたそうです。亡くなった時初めてこの存在が分かったほど、誰にも知られずにひっそりと持っていたのだ。賊軍の汚名もこの御宸翰の存在がどれほど慰めてくれたかと思うと涙を禁じえません。この宝物の存在が明治政府に知られると、政府はそれを買い取ろうと躍起になったそうだ。そりゃそうだ。これがあるということは会津藩、容保候が賊軍ではないという立派な証拠なんだから。政府はこれを抹消してしまいたかったに違いない。松平家では某銀行の地下金庫に厳重に保存し、大切に守っているのだ。ちなみに「御宸翰」は御手紙。「御製」は天皇の作った和歌。これらは皆孝明天皇の容保候への信頼の証なのだ。この後容保候はこの信頼だけを頼りに孤立しながら1人京都でがんばるのだ。2度にわたる長州征伐も、京都と江戸の意思の疎通のまずさからますます幕府の権威を失墜させるばかりで失敗。そんななか、将軍家茂が急逝。一橋慶喜があとを継ぎ長州討伐を宣言するも、敗戦の報を聞くなり撤退。将軍の死を口実に征伐を中止してしまう。そしてこともあろうに12月25日、孝明天皇崩御。今なおナゾが謎を呼ぶ誰かさんにとってはナイスな展開になったのでした。明けて慶応3年、天皇の大喪が終わり一段落ついたところで容保候は京都守護職の辞職を願いでる。しかし、容保候無では政治が滞ってしまう為またまた許されず、悲劇の終焉へと向かうのです。10月、将軍慶喜は大政奉還によって体勢を立て直そうとするが、失敗。12月王政復古によって、役を解かれ領地まで取り上げられそうになる。激怒する旧幕派。そしてとうとう薩摩藩の挑発に乗って江戸で騒ぎが起きてしまうのです。これをきっかけとして後の世に「戊辰戦争」と呼ばれる戦へと突入していくのでした。う～ん。聞けば聞くほど容保候のどこが賊なのか分かりませんね。そして、唯ひたすらに尽くしてきたのにヒドすぎるぅ。さてたぶん、明日は最終回。「戊辰戦争」（「松平容保の生涯」小桧山六郎他より）

  2005年10月05日

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• 会津藩とは☆

  ～会津藩とは～第二回京都守護職18歳で藩主となった容保候は時を移さず翌嘉永6年4月、かねてから命じられ警備にあたっていた房総の警備へ巡視へ赴く。会津藩は弘化4年(1847)から房総警備を、それより前文化5年(1808）から蝦夷地の警備に出兵、とくに蝦夷の警備は会津藩廃藩まで続けられている。容保候が房総から帰ってすぐアメリカ東インド艦隊司令長官ペリーが入港。困惑した幕府は溜間詰の諸侯に意見を聞いた。このとき容保候や彦根藩主の井伊直弼らは開国の必要性を説いた。嘉永6年10月になると容保候の進言による品川台場が完成。会津藩はこちらの警備につく。幕府は軍備の誇示をするため会津藩に軍事教練のデモンストレーションを要請、容保候は開国と軍備の増強を主張していたのでこの機会に藩兵1000名あまりをだしその練兵振りを披露した。この教練により会津藩の軍事面の実力が評価される。この事が後日、京都守護職拝命の遠因になったとも言える。万延元年（1860）3月3日大老井伊直弼が水戸･薩摩藩浪士に殺害される。桜田門外の変がおきる。将軍家茂は激怒、さっそく事件を起こした水戸藩に対して強硬手段に出ようとするが、溜間詰諸侯らはそれでは収拾がつかなくなると反対。容保候は直接将軍に申し述べ水戸藩門罪のことは沙汰止みとなった。将軍家は容保候の配慮に対して評価を下し万延元年(1860）12月12日「左近衛権中将」に昇進させた。容保候は将軍家と水戸家の関係を修復するべく仲介に立ち、文久元年(1861)一滴の血も流さず事態を解決した。将軍家はこの事を契機に容保候への信頼を高め幕府の要職に推されることにもなる。容保候26歳のときである。さて、そのころの土方さんはと言うと、安政6年(1859)天然理心流に正式入門し、めきめきと上達♪また、書を学び(俳句も?!)宗次郎（沖田総司）や近藤さんらと稽古に励み、万延元年(1860）には「武術英名録」(剣の強い人名簿)に名前が載るまでになる。さて、文久2年(1862）京でも江戸でも幕府の権威が失墜する事件が起きる中、建て直しを図るため一橋慶喜（後の将軍）を将軍後見職、松平慶永（前福井藩主)を政治総裁職にして改革を始めた。そして京都守護職を決める際、薩摩藩の島津久光の名が挙がったが幕府は外様大名を守護職にするのは得策ではないと考え親藩中から選ぼうとした。信望があり、兵力の整っているところと言えば越前と会津に絞られる。越前の松平慶永(春獄)は政治総裁職に就任しているので、会津藩の容保候に白羽の矢が立てられた。会津藩では再三辞退を申し述べたが聞き入れられず、さらに春獄の執拗な説得と「固辞し続けるのは自分だけの身の安全を図るもの」とまで言われとうとう容保候は決意する。その時の決意は「薪を背負って火中に飛び込む」とか「京都を死に場所に」とかとにかく悲壮なまでの決意を持って京都守護職を引き受けたのだ。引き受けた容保候は着々と準備を進める。とにかく京都の情勢を調べようと家老や公用人を京都に先発させ、情報収集に奔走。そんな中で容保候は「公武一和」を行う事。これを目標に激動の京都へ乗り込んで行くのでした次回はいよいよ京都編。（「松平容保の生涯」小桧山六郎より）

  2005年10月04日

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• 会津藩とは？～初歩編～

  近いうちに会津へ行く予定はありますか？そんなアナタのための簡単、会津講座第一回は「18歳で会津藩主」はじまりはじまり～パチパチ…松平容保は天保６年（1835）12月29日高須藩主・松平義建（よしたつ）の六男として高須藩の四谷江戸藩邸で生まれ、幼名をけいのすけと言いました。土方さんと同じ年。生れ月で土方さんのほうが7ヶ月ほど兄ちゃんです。高須藩は慶長5年（1600）関が原の戦の功績により（古っ！）成立。いろいろあったのち元禄13年（1700）尾張藩の支藩になる。支藩とはいえ高須松平家は尾張徳川はもちろん、紀伊や水戸徳川との縁組も多くわずか3万石ながら御三家に継ぐ家柄であった。容保候は弘化3年（1846）わずか12歳のときに会津藩主・容敬の養嫡子となる。この容敬は伯父にあたる。弘化3年と言えば土方家は洪水で家が流され家を解体してお引越ししてたころ。ちなみに前年の弘化2年には上野松坂屋に奉公へ行き、一年と立たない内に喧嘩して飛び出し、一晩歩いて日野に帰ってましたな。(＾0＾;)ま、いろいろありまして容保候は会津藩を継ぐわけですが、兄弟がまたすごい。容保候を含め男子6人が成人し、次男・慶勝（よしかつ）は尾張徳川家へ。三男・武成（たけなり）は石見浜田藩越智松平家へ、五男・茂徳（もちなが）は一橋大納言家を継いだ。六男が容保候で七男・定敬（さだあき）は桑名松平家を、八男・義勇（よしたけ）は高須松平家をそれぞれ継いだ。ちなみに土方さんは10人兄弟の6男。養嫡子となったはけいのすけｸﾝは4月27日、会津藩江戸上屋敷である、和田倉門内の屋敷に迎えられた。その年の8月15日には12代将軍家慶に拝謁し同年11月16日従四位下に叙され、侍従に任じられ若狭守を兼ね名前を「容保」と改めた。会津藩は御家門のひとつとして歴代にわたり溜間詰（たまりのまづめ）の地位にあり将軍や老中から意見を求められることになっていたので当然容保候も溜間詰の地位にあった。何度も言うけど12歳のときである会津藩の将来を託す容保候への期待は大きく、藩主容敬は熱心に教育する。嘉永4年（1851）5月、17歳のとき藩地である会津にはじめて赴き藩の実情を学ぶ。ちなみにこの年、土方さんは再び奉公に出されるが女と問題を起こし暇を出される…。藩祖・保科正之の定めた3本柱、神道、儒教、家訓。会津藩主は代々神道で「死後は仏になるのではなく神になる」と教えられる。また儒教はその精神を「仁」（情け深い人の心）とし、この「仁」が会津松平家の根幹をなすものであった。そして家訓。その1条に「大君の義、一心大切に、忠勤を存すべし。列国の例を持って自ら処るべからず。もし二心を懐かば、則ち我が子孫にあらず。面々決して従うべからず。」つまり「将軍の為絶対に忠勤を励まなくてはならない。列藩と同じような事では満足してはならない。もしも予の子孫の藩主が将軍家に対して反対する行動をとるようなことがあった場合は、その藩主はわが子でもなく孫でもないので、家老らは決してそれに従ってはならない」これ。これですよ。あの血風吹きすさぶ京都へ守護職として出かけていくことがどれだけ自殺行為でもこの家訓がある限り容保候は受けざるを得なかったのよ。おまけに当時の会津藩は東北の守りをしての地位があるので武道についてもひときわ力が入れられ、容保候自ら軍事訓練の指揮を執ったのだ。そして翌年18歳の正月、養父であり会津藩主であった容敬候が倒れる。2月10日、47歳で永遠の眠りにつく。養父の葬儀を無事終えた容保候は翌閏2月25日封を継ぎ肥後守に転任した。12月26日には左近衛権少将（さこんのえごんしょうしょう）に任命された。18歳の藩主。だがすでに回りの期待も熱く、それに応えていたのだ。安政3年(1856)22歳のとき容敬娘、敏姫と婚姻。安政5年(1858)24歳4月井伊直弼大老に就任。　　　　　　　　 6月日米修好通商条約調印　　　　　　　　 9月安政の大獄　　　　　　　 10月徳川家茂14代将軍に就任…と、時代は否応なく会津藩と容保候を巻き込んで動いていくのであった。さぁてこのころの土方さんは…。そろそろ武士になりたくなってたころかな？近藤さんと出会ったり、宗次郎が入門してたり、彦五郎さんが剣を始めた影響を受け始めてたころかな？今日はここまで。またあした～明日は…。「京都守護職」お楽しみにね♪(「松平容保の生涯」小桧山六郎参照）

  2005年10月03日

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• 整形外科ってコワイ…

  整形外科へ行った。もう、神経ブロックの注射とか怖いことばっかり言うから注射はしないで薬だけもらうんだ！！と思って行ったのに…「注射しますか？」の先生の言葉に大きな声で「いえ、薬だけでお願いします」ふふふん。脅かしたってダメだモーンって感じで言い放ったのにやっぱり先生は強かった「じゃあ、ひどくなるか、ノイローゼになりかかったらってことで。」は？ノイローゼって？先生曰く、「痛みがあんまり長引くとそのせいでノイローゼになる事も多い」らしい。くぅう～(>_

  2005年10月03日

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  リベンジ！青山霊園！！

  ああっ！なんて暑いんだ今日は。まるでまた夏が戻ってきたみたいだだがしかーし！めげない私は再びの青山掃苔！あ、掃苔（そうたい）っていうのは「先人の墓所を訪ね、苔を払いその事跡を調べて回ること」だよ(^O^)／～青山霊園～再び大体の位置はもうわかってる（←本当か？）とりあえず大鳥さんのお墓 にご挨拶がてら寄ってみた…！！なんと人がいる！お参りというか…ご同輩？（←メモとペンとカメラ持ってた！）しかも、数日前のものらしいお花まで供えてある結構人気あるんじゃん、大鳥さん。ぽんぽんと肩をたたいてあげたいような気持ちでちょっとニヤニヤしつつ沢さんのお墓 にもご挨拶して再びの探検…もとい掃苔。発見。秋月悌次郎さん　1種ロ12号26側　　　　なかなかりっぱな一族のお墓でやっぱりお参りされた後が。悌次郎さんのお墓の隣には容大（かたはる）さん揮毫の碑が。容大さんは明治2年6月容保候の実子として生れる。時代は大きなうねりを上げて会津藩を飲み込もうとしているまさにその時。容保候はじめ会津藩の人々は藩を救う為、容保候に側室を持たせ実子を誕生させたのだ。当時、子供のいなかった容保候は徳川慶喜の弟慶徳（のぶのり）を養子に迎え会津藩主の座を譲っていた。しかし敗戦、謹慎、特旨をもって晴れて免罪になると明治6年8月、喜徳の養子縁組は解かれ水戸藩の支藩である旧守山藩（福島県郡山市に属す）の養嫡子となる。喜徳は明治9年フランスに留学し11年に帰国したが明治24年（1891）、37歳で亡くなった。会津戦争のとき14歳だよ！！それで藩主になって、朝敵呼ばわりされて…。この方には土方さんはもちろん会ってるし、島田さんは報奨金をいただいたはず。慶応4年6.3（7.22）新選組、福良に至り会津喜徳候に拝謁。島田、病院にて公より25両下賜される（島田魁日記より）一方の容大さん、物心ついたときはすっかり明治の世の中。いろんな意味で大変な生涯だったんだろうなぁ。さて、あんまり浸ってないで次行きましょう青山陸橋を渡り「立山地区」と呼ばれる区域に入る。あったあった!尺振八さんのお墓。立山1種イ4号1側この方は新選組とは全然関係ないんだけど(笑)伊庭ｸﾝが追われていたときに匿ってくれて箱館へ行くのを手伝ってくれた人。いやいや、その節は御世話になりました。おかげで無事箱館に着き、人見さんや土方さんと再会できて最後まで共に戦いました。ありがとう（←いや、私が言ってもね）これで青山霊園掃苔は終わりますm(__)mあーよかった！全部見つけられて……はっ！「忠犬ハチ公」のお墓見つけられなかった！！！(>_

  2005年10月02日

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• 長州征伐

  慶応3年（1867）第二次長州征伐に出兵した幕府軍兵士の戦死者を祀る墓碑がある。表面題字を陸軍奉行竹中重固が、裏面の追悼句を海軍奉行勝海舟が書いている。この碑には士官はもちろん、兵卒にいたるまでその名前と年齢が刻まれているのがスゴイ。ココの存在はあまり知られていない。なぜならそれは官軍に知られたら壊されてしまうから。これを建てたのを最後に戦死者を祀れなくなったんだよね。(ウィキペディア)(あさくらゆう氏)参照

  2005年10月01日

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• 夢幻戦記１～１０

  壮大なスケールで贈る一大叙事詩！！主人公は沖田総司。剣の天才で類稀なる美貌の持ち主！その実態は…というお話とにかく奇想天外というかどうなっちゃうのこれ？と先が気になって気になって仕方ない！心理描写があきれるくらいくどく、何度も何度もおんなじこと繰り返してるけど面白い！！１・総司地獄変上総司が天才剣なのはいいがこの世界の人間じゃないらしい(笑)はっきりいってこの巻は読んでなくても話が通じる。なぜなら毎巻毎巻説明してくれるから（爆）試衛館に入門して秋月藩の指南役をコテンパンにしてしまうところまで。２・総司地獄変下土方さんとの運命の出会い。（著者の言葉）女っ誑しで口ばっかりで腹に一物アリのはまあいいけど剣が弱いってのががまんならんっ！(笑)山南さんとは仲が悪い。「運命の出会い」の割りに役割がちょい役。インパクトが強いだけ総司、日野へ出稽古行ってます３・総司斬月剣上たくましい斎藤一登場。総司始めて人を斬る。「運命の出会い」をしたはずの土方さんはいつ活躍するんだよ？まだ試衛館時代。４・総司斬月剣下試衛館には「結界」が張ってあってどうやら皆で総司を守ってるらしい(笑)土方さん、熱烈な気持ちを総司に告白。（爆）芹沢・清河登場！（←ただし人間にあらず）指南役の息子があだ討ちに来たところを返り討ちにしちゃった。５・総司夢幻行上総司、斉藤と一緒に高尾山の了海和尚の元を訪れる。そこですんごい化け物に襲われる。斎藤さんがあんまり総司と仲良くすると土方さんが嫉妬して大変らしい（爆）安政7年井伊大老暗殺のころ。６・総司夢幻行下看月院でのサキとの戦とその後の弥勒菩薩との出会いで覚醒する総司。斎藤さんには実は総司を守る戦士が憑依している！！「運命の出会い」の割りに普通の人の土方さんって…まだまだ試衛館。７・総司西征譜上いよいよ京へ。ぐずる総司を土方さんがくどく（！）山南さんすっかり影が薄い。芹沢が総司に迫って土方さんが助ける。なんだかなぁ８・総司西征譜下「著者の言葉」によるとここが始まりらしい。序が長すぎじゃ…。やっと上洛。途中で芹沢さん（くどいようだが人間じゃない）総司を口説く。うさんくさい清河を（だって人間じゃないから）総司に斬らせようとする土方さん。９・総司星雲変上前巻の「著者の言葉で」「ここからはじまる」っていったのに、今度は「本編の始まり」だって。いつはじまるのさ？タイムトラベラー清河、総司に斬られたけどそれはダミーだからぴんぴんしてます。平助、魔女に取り込まれた模様。だれか気にしてやってください。総司が土方さんの言う事ばかり聞くので面白くない山南さん。ようやく会津藩の預かりになる１０・総司星雲変下またまた著者の言葉で「ようやく物語が動き出した」らしい。大阪力士乱闘事件。斎藤の腹痛は瘴気のせいだった！妖しげな楠木小十郎登場。あまりの美しさに土方さんまで魅入られてますダミーだったくせに清河は江戸であっさり斬られちゃいました。…まだまだ続くでここで一旦休憩入りまーす！土方さんをもっと活躍させろぉ～！

  2005年10月01日

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• こんどこそ♪

  前回の「史跡ツアー」でこりたので（爆）今度は注意しながら別のツアーに申し込んだ！（←懲りてないじゃん！！）いやいや今度はもっとちゃんとこちらの目的を伝えて、コス禁止をお願いしたからきっと大丈夫でしょう＼(^o^)／そしてまたまた「あなたの知らない世界」を体験できそうで今から楽しみです！！うきゃ。いやぁ～歴史ってほんっとうに面白いんですよぉ（とくに幕末）そしてそんな歴史のカケラがこの御江戸にはごろごろ転がってるんですよぅ今度こそ！心の底から楽しもうぞ！！イエィ♪

  2005年09月29日

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• 東京ドーム！！

  SMAPLIVEやっぱりSMAPすごいわ客電が落ちて、歓声がとも悲鳴ともつかない声がドームを包み色とりどりのペンライトが海を作り出すその海を裂いてオープニングが流れるとSHOWTIMEの始まりです「SHOW　TIME」まさしくSMAPのLIVEはそれ。特別に何かあるわけでもない、いつもTVの向こうにいる同じ彼らがそこにいて精一杯格好つけたり、気を抜いたり、時にはおどけ、時には狙いながらそれでも楽しくて仕方ないとばかりに、見せてくる楽しくて一緒になって騒いでいるだけなんだけどフト、ありきたりの歌詞を当たり前のように歌う彼らに鳥肌立てて涙流れちゃうようなそんな場面が多々あるの決して上手じゃないけど、本当に心にどどんとぶつけられるようなモノが、確かにあるTVじゃ見せない心をあちこちにこぼしながら、つかまえにくる。そんな感じ。たぶん、彼らは本当に楽しいんだろうなLIVEが。SMAPが。それを見てるこっちまで嬉しくなっちゃうような、楽しさ。会場は広くて、一体感なんて味わえない。と思うのにぴったりしっくり一体と化していく、会場。ライブが終わってフト我に返ると、「明日も見たい」と願う自分に出会う翌日は喉の痛みに悩まさせても叫びださずにはいられないようなそんな衝動を連れてくる色々書いてみたけど、簡単に言うと「なんだかわかんないけど、本当に楽しいんだよぅ」ってこと。

  2005年09月28日

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• 絶望が希望に変わるとき～幕末新選組～

  ほら、ときどきあるだろう？良く知っているはずの道を歩いているのに、なんだかフワフワと頼りない感じ。まっすぐいつものように歩いているはずなのに、景色が歪んで見えるような。ああ、だめだよ、そういうときに違う世界の事を考えながらボーっとしてちゃ。…ほら、つかまっちゃたじゃない…横断しようとして車の音に振り返り、一台やり過ごす顔を元に戻した瞬間、あっけに取られた。どこだ？ここ？―慶応4年1月。横浜―前年の暮、将軍が大政奉還をした後それはもうめまぐるしく日々は過ぎ、気付けばなにやら追われるように大阪へ、そして伏見へと布陣しあっという間に薩長と戦になった。我が最強と信じていた剣が、とんがり帽子の銃隊に負けていく事実。味方と信じていた諸藩の裏切りや、帝をお守りしていたはずの我らが｢朝敵｣と呼ばれた衝撃、それでも「大阪まで行けば」との思いに張り裂けそうな心を押し隠し、見た事のない傷に苦しむ仲間を抱えてようやく大阪城へ戻ってみれば。公方様は江戸へお逃げになったんだと。俺たちのあの戦は何だったのだ！！それでももうここにいてはだめだと、船で江戸へ行くのだと副長に言われるままに怪我人の手当てをし、荷物の手配をし、軍艦に乗り込んだ。ぼーぜんとする間もなく、副長の言葉にのみ反応するかのようにただただ言われた仕事をこなしたのは、身に染み付いた｢隊規｣のおかげかもしれなかった。そして今、これまた言われるままに数名の隊士とともに副長に呼ばれた店へと来たのだった。「どうした？ぼんやりして。具合でも悪いのか」そういって心配そうに俺を覗き込んでいるのは…安富さんか。「いっ、いいえ！すみません、なんかちょっと…」（変なんです…）その言葉を飲み込んだ。本当に変だ。なんでこんなわかりきったことわざわざ思い出してるんだ？俺のためらいを違う意味に受け取ったのか、安富さんはふと顔を曇らせてため息混じりにつぶやいた「ま、無理もないよな。俺だってこれから先どうなるのか見当もつかない。どころかどうしたらいいのか…」俺は驚いて思わず安富さんの顔をまじまじと見てしまった「なんだよ？誰だって不安だよ。だってそうだろ？幕府はなくなる。俺たちはいつの間にか朝敵だ。頼りの将軍も俺たちを置いて逃げたんたぞ。一体何の為に俺たちは戦ったんだ？怪我の手当てもろくに出来ずに死んでいった仲間達は…」安富さんはふと言葉を切ると怒ったようにそっぽを向いた。皆同じ気持ちを抱えている。これからどうしていいか不安が募る。それを言い立ててもどうしようもない事もよくわかっている。けれどどうしても頭から離れない、考えずにはいられない。日頃冷静沈着で、あわてるどころか声を荒げた事もない安富さんでも、こんな風に不安なんだ。俺もますます不安になりながら、黙り込んだ。気まずい沈黙が流れた…。「あ、ここだ」安富さんの声に救われたように顔を上げると、ちょうど店の前。そこへ入っていく安富さんの後に続いてはいる。そうだ、今はそんな事考えてるときじゃない。副長にこの店に来るように言われていたんだっけ。「やっときたな、遅ぇんだよ」この場のどんよりした雰囲気とは場違いな明るい声が俺たちを迎えた。そこにはフランスの軍服を着たひどく様子のいい男がニヤニヤしていた。（こんな人知り合いにいたかなぁ）いぶかしげにその人を見つめていると「ふ、副長！！」安富さんが素っ頓狂な声を上げたえ？副長？よくみると確かに副長だ。だけど、だけど。つい先日まで、羽織袴で刀をさして、長い髪を後ろに括っていたのに。どうみてもこれじゃ、外国のヒトみたいだ先日の戦で薩長が来ていたものよりも、はるかに動きやすそうな服を着て、副長が笑っていた。短く切られた髪が別人のようだ。俺はもうただただ驚いてしまって口を閉じるのも忘れている。だって、着ている物もそうだけど副長が笑っているなんて。「ちゃんと全員の分あるから安心しろ。それに…こんどは、負けねぇからな」ばかみたいにぽかんとしている俺が余程可笑しかったのか、副長は笑いながら俺に向かってそんな事を言った。（全員の分…こんど…）俺より先に我に帰ったらしい安富さんと、先に来ていろいろ手配をしていた島田さんたちと、なにやら楽しげに話をしている副長の背中を見ながら、思う。（この人は、全然絶望していないんだ…。）それは体が震えるような感動だったかもしれない薩長軍との全面戦争直前、局長が撃たれ一番隊組長の沖田もいないなかで始まった、悲惨な戦。思えば一連の戦場でも、引き揚げてきてからの負傷者の手当ても、江戸へ帰還する軍艦の手配から、他の幕軍との連絡やら何やらでいつも忙しく駆けずり回っていたのは副長だった。ともすれば座り込みたくなるような疲労と絶望の中でも、副長だけは眼をぎらつかせ、隊士を鼓舞し励ましてここまで連れてきたのだ。そしてまた次の準備に追われている。次の、準備。まだまだこれから。今度は…。まだ終わりじゃない。そうだ、まだ終わりじゃないんだ。一度負けたからってなんだ！俺は、この人についていこう。不安もないわけじゃないけれど。この人のそばにいれば、大丈夫だ。さっきまでの暗い気持ちはどこへやら、俺はなにやら明るい気持ちになってみんなの手伝いをするべく、仲間のもとへ向かった。さっきまで消沈していた空気が嘘のように消えている。この先、何があろうともきっとこの人に付いて行く。絶望も希望に変えてしまう、この人とともに戦おう…。ちりりん。自転車のベルではっと我に帰る。道路を渡ろうとして、それで。それで…？ぱちぱちと瞬きをしてみる。そおっとあたりを見回してみる。いつもの見慣れた風景だ。ほんの一瞬の間に幻を見たのだろうか？…イヤ、チガウ。あの、胸がえぐられるような絶望感も。カラッポになった虚無感も。そして何より副長をみて沸いてきた希望もちからも、この胸に今もある。…ああ、「つかまって」たのか。戻ってこられて、よかった。そう思う胸の片隅で残念に思う気持ちが一瞬きらめく。呼ばれたような気がして振り向くと笑い声が聞こえた気がした。

  2005年09月26日

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  子孫が語る土方歳三

  　子孫が語る土方歳三ご子孫が代々家に伝わる歳三さんの姿を伝えた本。古写真も沢山あって、土方さんの意外な一面を発見できる。(*^。^*)語り口調も柔らかくて歳三さんのことをとても大切にしてるのがよくわかる。この著者の方は土方歳三資料館で説明もして下さっていて、行くといろんな話しをしてくださる。思い切って質問してみてもいつも丁寧に答えてくれて、とても気持ちの良い方です。土方愛　新人物往来社　￥2200

  2005年09月24日

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• 「史跡ツアー」なるもの

  個人的でない「史跡ツアー」なるものへ行きましたいつも駅を降りれば地図とにらめっこ路線を探し、場所を探してくてくやってきたけれどたまにはこういうのに参加してみたかった今回申し込んだのは「レア」ツアー普通知らないだろ！って所ばっかり(*^。^*)うふふ～楽しみィお昼過ぎから始まったツアー暑さにもめげず、解説を聞きながら史料を見ながら周りの人に「何あの人達？」という視線を浴びながらこなしましたう～ん。これが楽しみにしてたモノの正体か…確かに内容は濃かったし、自分じゃたどり着けないところの数々でよかったんだけど…参加者がね名前入りのハッピ来て旗立てて（←ぎょっとした）だらだらだらだら歩いて（←だから時間オーバーになるんだって）はぐれて（←説明聞かなくていいの？）騒いで（←…）だからお寺だって出入り禁止とか言い出すんじゃないの？警備の人達が寄ってくるんじゃないの？誰も何にも言わないし知らない人達だし黙ってたけどびっくりしたなぁこういうもの。なのかなぁ？だったら。もう行かない…かな

  2005年09月19日

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  お墓探訪～♪

  ～青山霊園～銀座線外苑前駅から歩いてすぐのところに青山霊園はあります。ここはたどり着くのは簡単♪問題はこれから…広いのはもちろん、案内が、ない。うきゃ～あ、管理事務所には地図がありますよ。でもね。「どこに誰が眠ってるのか」それは「だぁ～れもしらない。」状態。いちおう、下調べはしてどんな人がどの辺りにいるのかは調べて行ったんだけど、これがわかりずらい！ま、気を取り直して「私なりの重要幕末人物」お墓参りスタートですトップはこの方「大鳥圭介 」氏。１種イ１号２／３側２番←これがわからない(T_T)大鳥さんのお墓は結構大きくて大通りにも面しててわかりやすかった。「男爵」だしね。手前には奥さんの実家のお墓。隣には子供たちのお墓。唐突ですが、青山霊園には猫が多い野良っちなのでカメラを向けるとさっさと逃げてしまうけど本当にたくさんいました。そして灯篭の中とかさすがに過ごしやすいところを知っている…写真撮らせてくれたのは結局この仔だけだったので大判です(笑)そして沢太郎左衛門氏。１種イ１号２５側６番大きな松の木のあるところです。奥さんと一緒です。他には　小野権之丞 さん（２種イ１３号９／１５側）外島機兵衛さん（２種イ３号１／９側）酒井孫八郎さん（１種イ１６号３側）この方たちは本当に探すのに苦労しました(T_T)見てわかるとおり普通のちいさなお墓ですもう、地名（？）があっても全然わかりません。藪蚊と戦いつつ探し当てたという感じ。他に会津藩公用方だった秋月悌次郎さん、伊庭ｸﾝが箱館に渡るまで匿ってくれた尺振八さんのお墓もあるはずなんだけど、発見できず…（T_T)手ごわいぞ、青山霊園！！さらに（本当はこっちの方がメインなんだろうケド）　　左から大久保利通、川路利良、黒田清隆です。この方たちはさすがに官軍、お墓も大きいし探さなくても目に付きます黒田さんはちょっと探したけど。　　　そうそう、ここには「ハチ公」のお墓もあるらしいです。渋谷の「忠犬ハチ公」ですよ！今回残念ながら見つけられなかったのですが、ご存知の方いらっしゃいましたら是非教えてください(笑)まだまだ続きそう…。～祥雲寺～青山霊園を後にして広尾へ。こちらの瑞泉山墓地には荒井郁之助 氏。　碑には榎本さんと蝦夷へ行ったことも書かれていました。祥雲寺も案内板などはなくきっと自力では探し出せないでしょう。たまたまお仕事の休憩中だったおじさんが親切に案内してくれたんだけど、親切すぎるこの方、他の有名な人達（たくさんいる(＠_＠;)）の説明をたくさんして、霊園中を回ってくださった。が、荒井さんの外はほとんど知らなかったのダ～(>_<)申し訳ない！！かろうじてわかったのは「有馬記念」の有馬一族のみ（爆）をいをい；←自分でツッコミいれときました＼(^o^)／おじさんは歴史に全然詳しくない私が荒井さんの墓参りをするのが不思議だったらしい(^^ゞおじさん、ありがとー！もっと歴史の勉強したらまた来ますｖｖ以前円通寺へ行って結構蝦夷チームの碑があったので、今回はお墓を探してみようと思い立ったんだけど、場所がばらばら。←あたりまえじゃん。ついでに言うと探すのも結構大変だった人もいる。戊辰戦争を生き延びた彼らは、当たり前だけどそれが人生の一ページにしかすぎないので、後に逢う事もなかったでしょう。まあ、何人かは逢ったろうケド一緒に何かをすることはなかったわけですよ。成功した人も、失意のうちにその生涯を終えた人もいるので、亡くなった時の肩書きもお墓の大きさも全然違います。私の中では幕末は明治2年で終わっているので、今まであまり興味もなくて今回明治に足を踏み入れたわけですが、やっぱり違和感がある。もう少し明治を散歩したらやっぱり幕末に帰りたい(笑)

  2005年09月17日

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• 殺生石

  殺生石「箱館売ります」と同じ人が書いた本。舞台も幕末、蝦夷共和国中心。登場人物は土方さんとサン･ジェルマンと狼男とアイヌと陰陽師。サン・ジェルマンはアヤシゲな秘密結社フリーメーソンの最高幹部で700年以上も生きてる…。こんな風に書くと「どんな話じゃ？」と思うでしょうが、実際「ひえぇ～～！」っと思う展開の数々。全く気が抜けません。この人はよほど大鳥ｻﾝが気に入らないらしい(笑)とうとうゾンビですよ！大鳥ｻﾝ！悪魔の手先で全然イイトコありません（泣）おまけにまたまた「常敗将軍」で榎本さんにまで「見事な逃げっぷり」と言われてます（爆）さすがにこれだけの大物怪物（！）がそろうと、さすがの土方さんも活躍の場が少ないです。まぁ、少ない活躍の場がこれまた格好良いんですケド♪すごい面白かったけど最期の結末はちゃんとつじつまがあっててちょっと切ない。富樫倫太郎　光文社　￥1295

  2005年09月13日

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  箱館売ります　幕末ガルトネル事件異聞

  全国の大鳥ｻﾝファンを敵に回した本(笑)箱館戦争時の話。蝦夷の土地を狙っているロシアとまんまと乗せられちゃいそうな箱館政府を土方さんと新政府軍側陸軍隊の斉藤順三郎らが協力して阻止する。ガルトネル事件を題材にしている。大鳥ｻﾝは厚顔無恥な常敗将！として書かれている。もちろん土方さんの戦いぶりは絶品で痛快。鉄之助もがんばって活躍しているし榎本さんも良い感じで書かれている。ホント大鳥ｻﾝだけ…（泣）でもおもしろかった！富樫倫太郎　実業之日本社　￥1900　　

  2005年09月12日

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  捨て猫

  捨て猫を見つけてしまったしかもほんの子猫。毛はほちゃほちゃ、泥だらけ、おまけに病気らしく目の周りはぐちゃぐちゃ。大学の入口にゾーキンのように落ちてたそれでも近くに行くと口を開けて鳴くしぐさをしたちかくにはニボシとミルク。大学の人があげたんだろうか。すぐ医者につれて行こうと思って自分の中のオトナがふっと考えてしまった。「医者つれってって、それでどうする？」家には既に猫が2匹。全くの無菌状態でおぼっちゃまな猫たちにイキナリこんなのつれて帰ったら正直どうなるか自信がない…日中、つきっきりで構ってやれない…3匹はとても飼えない…いろんな「オトナの言い訳」が頭の中をぐるぐるまわる…だめだ！かわいそうだけど、これも運命だ無理矢理引き剥がして帰宅するがどうしてもどうしても気になる夜、やっぱり気になって見に行ったというか、カクゴを決めて連れに行った！でももういなかった…あんなにちっちゃくてふらふらしてたから自分ではそう動けないだろうだとしたら、きっと誰かが連れて行ったんだろうきっと、かわいがってくれる家とは縁がなかったんだ…私はいっつもそうだな覚悟がなかなか決まらない覚悟を決めたときはもうつかめない心の中でほっとした自分と、気落ちしてる自分が感情をぶつけ合うもういないとわかっていてもしばらく私はこの道を通るだろう少し遠回りなこの道をきょろきょろしながら探すだろう二つの相反する気持ちに感情をぶつけられながらそこを通らず帰れるけれど色々自分に言い訳しながら、しょんぼりしながら通るんだろうねがわくば。 どうか幸せな猫人生を

  2005年09月12日

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• 歳三往きてまた

  歳三往きてまた全国に土方ファンを30万人は増やしただろう本。鳥羽伏見直前から戦死、降伏まで。戦の様子もきちんと書かれていてわかりやすいし、好きな隊士が全部出てきてちゃんと活躍してくれるのは何よりうれしい。隊士たちや、なんてったって大鳥ｻﾝとの関係もやさしい。大鳥ｻﾝとの関係がこんなに優しく書かれているのは珍しいんじゃないかな。大鳥ｻﾝとのやり取りは最初から最期までたのしい♪キツイキャラがいないので、安心して読める本。秋山香乃　文藝社　￥1800

  2005年09月11日

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• 「上」と「下」のお話☆

  「上」と「下」「かみ」と「しも」ですよ。「うえ」と「した」じゃありません。何のことかというと江戸時代の感覚の話。例えば隣同士のお家で同じ苗字だったとします西側が「上」東側が「下」なんですこれはどちらが京都・都に近いかということなんです。たった一軒の差でもみやこに近い方が「うえ」なんですねー。現在も電車なんかで「上り」「下り」っていうじゃない？これは東京を中心にした考え方。江戸時代はすべてが京都が基本。同じ考えで「下りもの」という言葉。京都のものののほうが優れている。ということから京都から来たものを「下りもの」そうでないものを「下らないもの」といったんです。江戸時代、将軍の力が絶対だったけどそのうえに朝廷があるっていう考え方は骨身にしみているというか、すでに生活の一部だったんですね～。今でも使われている言葉として残っているのに出会うと、自分のこの時代がちゃんと江戸時代からつながってるんだぁ～。とミョーに感動しませんかｖｖ

  2005年09月10日

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  練習

  ブログを始めて思ったけど色々欲が出てくるもんだで、今日はこんなのを試してみた 面白くなってきた♪あれ？でもこれタイトルにつけれないの？それじゃ意味がないんじゃ…（爆）

  2005年09月08日

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• 孝明天皇の謎

  孝明天皇　天保2年～慶応4年（1831～1866）仁孝（じんこう）天皇の第4皇子で16歳で踐祚（天皇の位を受け継ぐこと）。熱烈な攘夷主義だがこれは側近が外国人のことを大袈裟に伝え、それを信じ込んでいたといわれている。それまでのおとなしい天皇とは違い自分の意見がはっきりしていた人。そのため朝廷は力を盛り返したとさえ言われる強気の人でもあった。攘夷主義者ではあったが国難なればこそ公武一体となってこれに当たるべきとの考えも強かった。和宮降嫁の時は、政略と肉親への愛情との中で悩む優しい人でもあったのだ。天皇が発病したのは慶応2年（1866）12月。典医15名（！）によって「疱瘡」（天然痘のことだね。ルイ15世もこれじゃなかったっけ？）と診断される。しかし、熱も下がりお粥も食べられるほど快方に向かっていた容態が急変、翌日には重態に陥り崩御。「中山忠能＊（ただやす）日記」では「25日は九穴より出血、はなはだもって恐れ入り候」と臨終の様子を伝えているが、「孝明天皇紀」にはこの日の典医の報告がない。またある老女からの手紙として「今度の疱瘡は、本当のものではなく、悪瘡が発生する毒を献じた結果である」という噂が広まったり、天皇は筆先をなめる癖があるので硯に毒液を入れておいたとか、疱瘡が快方に向かったので典薬頭が一服盛ったとか様々な説が流布した。イギリスの外交官アーネスト・サトウもミカドは天然痘にかかって死んだというが、数年後消息通の日本人から毒殺と確言された。と言っている。他にも閑院宮家＊の侍医の日記では「刺殺説」まである。それには宮家から迎えの籠が用意され参上しようとするといつもの方角と違う。やがて壮大な玄関で降ろされ廊下を案内されると御所であった。広い座敷の奥の小部屋に総髪の貴人が横たわり、傍には医師等が顔面蒼白で座っていた。診察すると白羽二重の寝衣や敷布団、掛布団にまで血がべっとりとついている。その人は脇腹を鋭い尖った刃物で突き刺されており既に虫の息であった。その日のことは絶対他言を禁ぜられたがその人は「お上」であった。というものである。ここまでさまざまな説が流れたと言うのは、よっぽど天皇の死が自然死とは思えなかったからなのかなぁ同じ年の7月に逝去された将軍、家茂の時はこんなにならなかったみたいだし。時期も悪かった。ようやく慶喜が将軍となったのが5日。発病は12日。倒幕派から見ればここで天皇が倒れてしまえば、慶喜とともに幕府を葬るいい機会。一方、江戸の幕府側から見たら家茂が将軍としていた時ですら「一会桑」の時代とさえ言われた権力を将軍の立場で慶喜が持ち、それを孝明天皇が擁護したら…。それならば、いっそ。とか…。この報を聞いた会津藩主松平容保候はショックのあまり倒れたと言われている。孝明天皇崩御により、最大の後ろ盾を失ってしまった容保候はこの後残酷な運命に翻弄されていくのである(T_T)さて、真相は明らかになる日が来るのだろうか…！＊中山忠能…公卿。大納言。明治天皇の外祖父。天誅組蜂起の主将忠光は第７子＊閑院宮家…四親王家のひとつ。（よくわかる幕末維新ものしり事典）などより

  2005年09月06日

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• ぎぶ…

  土曜日の炎天下にLIVEへ行って日曜日は土方さん関係で一日お出かけ。帰りは土砂降りの合間を縫って日傘で帰ってきた（←午前中はメチャメチャ天気だったじゃん！）月曜日はまじめに仕事へいったがノドが痛いわチカラ出ないわ、ヤーな予感。案の定今日は朝から具合が悪くお腹壊すわ、口内炎出来るわでもうギブアップ！！(T_T)体は悲鳴を上げ続けているのにナゼか気分は非常にハイ！☆ミで眠くもなりゃしない。う～ん、これはかなりヤバイかも。最近はずいぶん体力もついたし（リハビリのおかげなのだ）体調もよかったから忘れてたけど、あたしってば体弱いんだった（爆）

  2005年09月06日

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• SMAP LIVE

  あ～ノドいたぁい！久しぶりにはじけてきたなぁ「だまされに」SMAPLIVEへ行ったいやぁ、すごかったグッズなんか3時間も並んじゃったよぅそれでも今日、買えたから「ラッキー」ハンパじゃなくすごい人だったよぅLIVEは最初から飛ばしてくる5人いるからソロのとき休んだりしてるんだろうケドでもこの暑さの中、衣装着てたいまつ燃やしてのダンスダンスダンスはさぞ厳しかろうにニコニコニコニコ何がそんなに楽しいのか（←や、LIVE楽しいけどさ）跳んで跳ねて歌って走って…LIVEの5人はメチャメチャ格好良いね！普段のTVの3.7倍くらい格好いい！（←当社比）今回の中居くんのソロの格好良さといったら！！ようやく「実は歌下手」ネタに飽きたらしく今日はマジ歌い「いやぁ、実は上手なんじゃん」ネタに替えたの？って言うくらいよかった！ま、その後しっかり笑わせてくれたけどさっ。そして、アンコールのときじぃっと私を見て歌ってくれたよぅ！（そう思っているのは私だけじゃないけどさっ！）はぅぅ～。あ～頭の中をLIVEの映像がぐるぐる回っているよぅ今日もすんごく暑かったけど競技場の中はずっと涼しい風が吹き抜けていて夕方が夜に変わっていくあの空の下で7万人が汗を飛び散らかせて一緒に騒いで幸せになって、すごいよねやっぱり「生」はイイ！CDで聴くと普通の曲も、歌いすぎて飽きたなって曲も「あれぇ、こんないい歌だったっけ」に変わってしまう大会場なんだけどあんまり広さを感じなかったなぁすごく近くてどきどきしちゃうようなそんな気ばかりしちゃって、あー楽しかったね、またね！っていえるLIVEに出会えてホント幸せな時間をもらいました今日は時間的にはちょっと短かったんだけど、また月末には見にいけるのでまだまだシアワセな気持ちでずっといられるなまたまたSMAPに元気とシアワセをもらっちゃったよありがと。

  2005年09月03日

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• おかえり、大切な本

  「人生を変えた本」といったら言い過ぎだろうか時々行く古本屋のすみでその本を見つけたまさに「人生最悪のとき」に出合った本だった小さな売店で偶然手に取った本。それが自分にとって「二度は出会えない本」だった毎日泣き喚くような自分にとってはツライ日々だったけどそのたびにこの本の中に散らばる魚の小骨のような言葉たちに支えられてきたするっと入り込んでくるくせにいつまでもひっかかっていつまでもとどまって気付くと何度も何度も暗唱してしまうような本なのだどうにかこうにか最悪の日々を脱出し、それなりに楽しい日々を送るようになってもこの本はいつもそばに置いていたそれがある日、ふと気付くとなくなっていたのだ全くどう考えても不思議でたまらないのだけれど本当に気付いたらなくなっていたのだ自分がこの本をどれだけ大切にしていたか家族は知らないけれど勝手に処分してしまうようなそういう人達ではなかったし特に聞きただした事もなかったけれど本当にコレだけは今でも不思議に思う当時ネットなんて便利なものはなかったし、著者の名前も覚えてなかったので探すに探せず気にしつつも忘れていたなにより本の中の無数の言葉たちはすっかり自分の物として常に心のうちにあったのだから何度もしんどい事があり、くじけたり投げ出したり、拾いに戻ったりしながら歳を重ね、ネットで本を探せる事を知った同時に、既に絶版となり手に入れるすべもなくなっていたことも知ったそれが、また突然目の前に現れた発行年月日はそのまま自分の歴史だ再び自分の手の中に帰ったその本をすぐには読まなかった読まなかったのか読めなかったのか…ひどく転んだ跡がかさぶたになったとき剥がしたいような治りたくないようなそんな気持ちに似てるかもだからだいぶ黄ばんでしまったその本を改めて読んだのは購入してからずいぶんたってしまっていたよせばいいのに会社へ行く電車の中で読んだこの時間が一番集中して本を読めるから…ページをめくるたびあのころと同じように心が反応する涙があふれてくる感動というのとは違うような気がする…う～ん、…感、極まる。とでも言うのだろうか結局鼻水がたれるほど目を潤ませ、電車から降り損ないそうになりながらひとり胸を詰まらせながら会社へ行ったいやいや、仕事モードが戻ってくるまで苦労したのなんのってそれでも時々引っ張り出して読むんだろうな場所もわきまえず泣きながらそれですごくシアワセな気持ちになるんだｖｖ

  2005年09月01日

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• SMAP

  「大人もだませるアイドルになりたい」昔、中居くんがそう言った普通に大人だったけどころんとだまされた(笑)そして毎年、LIVEに行っている確かに歌はうまくない。LIVEだってそれぞれ忙しいスケジュールの合間にやるから回数だって少ないし、リハだっていわゆる「アーティスト」に比べたら全然少ないだろうステージングだってやっと自分たちでちょこちょこ手を出し始めたところ。真夏の野外LIVE。ステージ上でへたり込む事もしばしば。歌えなくて座り込んじゃったり、水ばっかり飲んでたり。歌だっていい曲ばかりもらってるわけじゃなく、「またこんな歌か」と思うことも結構ある（爆）SMAPはひとりひとりが普通のヒトだ人一倍努力家とか、まったく手を抜かない、とかそういうことないし、天才だ！と思うこともない。いつもニコニコしているようでもけなされたらむくれるし、ほめられれば調子に乗る。「SMAPのファン」って言うと同調してくれる人もいるけどそれ以上に悪く言う人もいる。そういうのにもだんだん、慣れた（←私も密かに成長していたらしい）慣れたというより気にならなくなっただって、そういうヒトはLIVE見たことないんだもんたくさんLIVEDVDとかでてるけど、ちがうんだもんあの、現場にいたらきっとわかる。ひとたびLIVEが始まったら、空気が変わる。会場全部が「SMAP」になる。ひとりひとりのオーラもすごいけど5人そろったときのあのPOWER。ステージの向こう側、決して手が届かないんだけど近くにいる、あの感じ。ひとりひとりのcolorが終結して全然違う「チカラ」になるSMAPのLIVEは本当に楽しい。でも全然疲れない最初から最後まですごい力の中に自分も一緒に飲み込まれて混ざり合ってPOWERをもらって還ってくる一回行くともう一度見たくなる。もう一度見て確かめたくなる何度見ても何度確かめてもいつもの、五人。SMAPの五人。でもチガウ。そのくらいLIVEのSMAPはスゴイ去年は諸事情により(笑)LIVEがなかったので今年は2年ぶりの待ちに待ったLIVE。今年は自分の諸事情により(笑)まだ行ってないようやく、今週末行けるそして、まただまされてくるんだ。「大人もだますアイドル」に（爆）

  2005年08月28日

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• フリーページ

  詳細年表作成開始。

  2005年08月27日

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• むむむ…苦戦

  土方さんのことが好きで小説から史料からマンガまで読みまくった。で、だんだん自分なりの土方さんが出来てくる幕末の時代背景もおぼろげに見えてくるようになったそういうのをちゃんとまとめたくてブログを始めたんだけど、「わかってたつもり」ってのが多くて苦戦中。いざ書こうと思うと年月日がわからなかったり、つじつまが合わなかったり。例えば「幕末あらかると」も幕末のことが知りたくてあちこちつまみ食い読みしてたせいで出典までは全然チェックしてなかったり(>_

  2005年08月23日

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• 新選組の日常

  壬生　前川家　　　　総坪数…443坪　　　　　　家は平屋建てで土蔵二棟を別にして建坪が273坪　　　　　　部屋は12間あり畳数にして146畳　　　　土間…天井が高く人を乗せた馬四頭が並んだまま裏庭へ抜けられるほど広く、一隅は炊事場になっていた。雨の日はこの土間で剣術の稽古をやり、天気のいい日は土蔵の横に砂山を築き砲術訓練をやった。西本願寺北集会所　　　境内に竹矢来を組み、別囲いにして一般のものの出入りは禁止　　　畳数は６００畳余南不動堂村…木津屋橋の南不動堂村の内一町四方　　四方を高塀で囲み表門、玄関門、長屋、使者の間から長廊下まであり、近藤、土方らの幹部の個室、隊士の部屋、客座敷、厩舎、物見櫓、中間小者部屋まであった日常生活起床後平隊士は布団をたたんで部屋の隅に積み上げて掃除をし、終わると朝稽古。　　朝食　　勤務割や諸注意　　勤務を割り当てられたものはそれぞの部署に付くが、非番のものは自由時間が持てた　　外出も自由隊士の勤務　　市中の巡察　　不逞浪士の取締りと探索　　将軍や幕府要人の外出の際の警護巡回区域　　　京都御所の南、東洞院、西洞院、西御土居、南御土居、北五条、東山限、西寺町鴨川迄、南七条辺、北四条辺調練　　　西本願寺で大砲の訓練もしていたが苦情が出たため壬生寺に移った。隊士編成　　　平隊士５人に伍長が１人。これが１班で２班で一隊とし隊長が指揮を執った隊旗　　　縦四尺、横三尺の緋羅紗に「誠」を白く染め抜いたもの提灯　　　「誠」の字の下のほうに波形の山をぐるりとまわしたもの　　　上部に赤く山形をえがき、その下に「誠忠」の字を黒く書いたもの…騎馬提灯と、まああちこちで見かけた新選組の日常に関する話をまとめてみました。まだまだ修整の余地が多分にあるので、おいおい直していきます

  2005年08月23日

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• 江川太郎左衛門～小ネタ

  江川太郎左衛門英龍（えいたつ）江川家36代目当主享和元年（1801）江川英毅（ひでたけ）の次男として伊豆韮山に生まれる幼名芳次郎のち邦次郎代官職就任後歴代当主の名乗り、太郎左衛門を襲名号は坦庵この人は武州多摩郡を支配していた人なんだけどなかなかスゴイ人です所は市河米庵に学び、絵画は谷文晁に学んだ（市河米庵って土方さんに書を教えてくれた本田覚庵も市河米庵流の流れを汲んでいます）それだけじゃない江戸神田の「撃剣館」で神道無念流岡田十松の門人となり後に「撃剣館の四天王」と言われるまでになるその兄弟子には斎藤弥九郎がいた！驚いたのは後に斎藤弥九郎さん、江川家の手代として手腕を振るったそうだ！さらに天保8年、太郎左衛門36歳のとき民情を視察する為、刀剣の行商人に扮して甲州、武州、相州を巡回している。変装して自分の領地内を見回ったんですなこのとき斎藤弥九郎は39歳。一緒に行ってるのよ…斎藤弥九郎は剣術家だと思ってたよ…代官の手代をしてたなんてオドロキですちなみに江川さん、天保7年頃からあちこちで百姓騒動が起きたとき、騒動の鎮圧と同時に窮民の救済に当たるように通達してますまあ、立派な人だったんですな（多摩の代官より）

  2005年08月22日

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• ゆ～らゆら…

  整形外科の病院へ行った整体でずいぶん救われてるからもう行く積もりなかったんだけど、痛み止めくれるのでやっぱり足が向いちゃう整形外科は相変わらずだ痛み止めを服用する事痛み止めを打つこと先月、痛くて痛くてどうしようもなかったとき「注射したら痛みが軽くなる可能性がある。そのまま痛まないようになる可能性もある」と言われてすぐ打ってもらった「効かない人もいる」と言われたけどそれに自分があたるなんて思いもしなかった…頭が真っ白になる。注射の痛みで。正直言って注射はキライじゃない献血なんか大好きだし、点滴もへっちゃら。健康診断でやる採血で具合が悪くなる人なんてわからなかった…長い長い時間痛みで気を失うかと思った。そして…全然効かなかったのダその記憶が自分を臆病にする痛いときはなりふり構わず少しでも痛みが取れるなら何でもするつもりだったでも治療の痛みに怯む「治りたい」気持ちと「痛いのは怖い」気持ちが均衡する整体でゆっくり治そう手術してでも早く治りたい誰でも良い誰でもいいから「これなら絶対治るから！」っていう治療法早く見つけてください

  2005年08月22日

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  深川公園

  ～深川公園～地下鉄東西線門前仲町駅からすぐにある「深川公園」ここは何かというと土方さんが江戸で最後に過ごした場所である。慶応4年、鳥羽伏見の戦の後江戸に帰還した新選組は、1月23日鍛治橋大名小路（現・東京都千代田区）の秋月右京亮種樹（あきづきうきょうのすけたねたつ）の屋敷を新選組屯所 に当てられ引き移るその後、甲陽鎮撫隊として甲州へ進軍、惨敗した後今戸、五兵衛新田、流山と移動。近藤さんが捕らえられたその日、島田魁 、相馬主計を連れて江戸へ戻る。4月3日、江戸へ戻った土方さんは、勝海舟へ近藤さんの助命嘆願を申し入れ、代わりに幕府脱走軍の暴発防止と江戸圏からの撤去への助力を指図されたらしいとも言われているこの日は鍛治橋の屯所のすぐ近くの酒井飛騨守屋敷へ泊っているそして翌5日、相馬さんは嘆願書を持って板橋へこの嘆願は功を奏し後一息で近藤さんは釈放されそうだったらしいのよ幕臣・津田真一郎が6日付で書いた近藤さんの引取りを勝に依頼する手紙が残っているだが、周知の通り近藤さんは釈放されず刑死してしまうのださて、土方さんは10日夜半に、島田さんたちと合流、江戸での最後の夜を「八幡宮別当寺」ですごしたのであるこれは富岡八幡の別当寺だった永代寺のことと思われる永代寺は明治6年に深川公園となり当時の面影はないが富岡八幡は今もここに健在です富岡八幡から深川公園を見るわ、わかりづらいなここは富岡八幡の他に深川不動尊もあってまさに「門前」って感じ江戸最期の日にどんな思いでいたんだろうなぁ従ってきた島田さんも。この辺も諸説あってこのとき土方さんについてきたのは島田魁、中島登、畠山芳次郎 、沢忠助、松沢乙造 、漢一郎 の6人というのもあるんだけど、これは宇都宮から怪我をした土方さんを護衛して会津入りしたメンバーなんだよねなんか入り組んでるのかなぁ翌11日、江戸を出て国府台へ至る江戸脱走の幕軍と合流、参謀となって北へ転戦を重ねて行くのだ江戸へ戻った土方さんは今戸だか千駄ヶ谷だかで療養していた沖田さんに最後の別れを言えたのかしら？どちらも遠いし、そんな暇なかったかとも思うけど残ってないからといって事実じゃないってことはないから、きっと行ったに違いない昔の人は歩くの早いしね、土方さんだしねｖｖ

  2005年08月21日

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  ～江戸城～その２

  今回は大手門から渡櫓の鯱これは太平洋戦争で焼失した旧大手門渡櫓（わたりやぐら）の屋根に飾られていた鯱。頭部に「明暦三丁酉」と刻まれていた事から明暦の大火（1657）で焼失後に再建された時製作されたものらしい。今の大手門渡櫓は昭和43年（1968年）に再建されたもの門を入り、三の丸尚蔵館を過ぎると番所がある番所はまあ、検問所ですな。こんな番所が3箇所もありそれぞれの身分の人が詰めていた番所を過ぎて門を通り、坂を上る。さすがに江戸城、ちっとも一望できませんそこかしこに敵に備えた工夫がちらほら～本丸～では、本丸から何度も言うけどとにかく広い！さあ、本丸の跡はどこだ！っと鼻息も荒く坂を上りきり辺りを見回すとなにやら跡碑が…松の廊下跡えええ～っ！もう「中」だったのねぇ(T_T)ここは大奥の跡大奥で使っていた井戸かな？全体的にはこんな感じ周りには石室なんていうのもあるなにコレ？抜け穴？金蔵？諸説あるらしいけどここが大奥御納戸の脇と言う場所柄、非常時に大奥用の調度などを納めたところらしい。なんだ(^^ゞそして天守台跡広っ！で、でかっ！最初の天守閣は1607年秀忠の代に完成したが、その後家光の代に大修築されて江戸幕府の権威の象徴となった。1657年、明暦の大火により全焼。以後再建されなかった。と、案内板には書いてあった天守閣を再建しなくても充分威圧的だよ今でこそ都会の真ん中で埋もれてしまっているけど、当時の見晴らしのよさは格別だったろうね～二の丸～坂の下の二の丸は庭園が奇麗なところ　　蓮の池があり小さな滝が流れ、奇麗な花が咲いている県の樹木が生い茂りきちんと整えられ茶屋のある「庭」と　ここには雑木林がある降るような蝉の声も種類が聞き分けられるほど。蝉の声に交じって虫の声や鳥の声飛び回る蝶々もトンボも町でみかけるもの、みかけないもの。あ～ここは、昔すんでた近くにあった「雑木林」だぁ！こんなに日差しは厳しいのにここは涼しいやしばらくぼぉっと佇んでしまった　しかしコレだけ歩き回ってもなかなか全貌がつかめませんおそるべし！！江戸城あ～あ、城が残ってたらどんなにかよかったのにぃ～左の森は本丸、右の森は二の丸で、本丸と二の丸の間にあるのがこの汐見坂昔、今の新橋から皇居前広場の近くまで日比谷入江が入り込み（本当かよ？！）、この坂から海を眺める事ができたという坂の上には汐見坂門が設けられていたいまはかすかに跡が残るのみそしてこの坂、すごい。こんな急な坂は久しぶりだぁ函館のちゃちゃのぼりといわれた、あの登るときの前傾姿勢がお年寄みたいになる、すごい坂みたいだそしてもう一つ、本丸と二の丸を結ぶ坂がこちら「梅林坂」太田道灌がこの地に菅原道真を祭り、梅樹数百本を植えた事に由来する写真じゃなかなかわかりづらいのは坂がくねっていてうまく撮れなかったから何度も言うけど江戸城は確かに広い。でもあまり直線がない確かに本丸跡は大芝生になっていて広々としてるんだけど、本当にいたるところにあるたくさんの門が敵の攻撃を前提としたつくりなんだと実感させられる歴史に「もしも」はないけれど、慶應4年の4月11日江戸城無血開城で江戸の町が焼かれなかったのは本当に喜ばしい、ありがたいことなんだけれど。もし、もしもここで徳川慶喜を頭に戦っていたら…と、思わずにはいられない徳川家康が幕府を開いてから260年余、この江戸城はただひたすら敵に備えて準備万端に待っていたのに。「多門」と言われる倉庫は石垣の上にいくつもいくつも作られ、武器が納められていて、戦時には格子窓を開いて狙い撃つことができた本丸の周辺はこの多門と櫓で囲まれていたのだそして、城内にも城外にも本当にたくさんある門。あれだってみんな窓の中から弓矢や鉄砲を撃つ事ができるんだ一度も戦わずこの城は役目を終えてしまったんだなぁ北桔橋門（きたはねばしもん）この辺は太田道灌の時代城の大手（正門だね）だったと言われるまた天守閣の北の本丸大奥から外部に直接通じる門であり、重要地点なので濠も深く、石垣も最も堅固雄大である橋も昔は跳ね橋で跳ね上げられたままで出入りは平川門からだったというで、これがその平川門そしてこの橋を通って外へこの橋からは竹橋が見えますはぁ。二日掛りで江戸城探検これで敷地の約半分くらい？広すぎるぞ、江戸城あるけばあるくほど、広さを思い知れば思い知るほど、戦に備えたつくりを見るほど切なくなってくるおつかれさまでしたぁ！

  2005年08月20日

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• ひとのきもち

  整体に通っている歪んだ骨格が原因で我慢できない痛みに耐えかねワラにもすがる思いでその扉に駆け込んだ。そんな思いで駆け込んだにもかかわらず「直せるモンなら直して見やがれぃっ！」とばかりのまるでけんかを売ってるような態度だったように思う「歩けないほど痛かった人でも支えなしで歩けます」という広告に半信半疑いや「2信8疑」くらいかなそれでも助けてほしかったのだそれまで散々整形外科で痛い注射やら胃薬つきの痛み止めやらでも全然快方に向かわずどんどんひどくなる痛みに自分自身どうしようもなくなってたんだと思う案の定、痛みはすぐには引いてくれず「やっぱりダメじゃん！どうしてくれるんだ！」とほとんど八つ当たりのようなメールを先生に何通も送った(^^ゞ朝に晩に、毎日のように送ったメールにもせっせと返事をくれて、行く度にいろんな提案でなんとか痛みが和らぐように励ましてくれ自分があきらめていた「治る」ということに自分以上に熱心になってくれた…正直言ってびっくりした「とにかく痛みが取れて日常生活送れればいい」それだけが願いだったのに治るのか…！整形外科の先生も整体の先生も腰痛もちで痛みはわかると言ってくれたけど整体の先生は歪んだ骨格が元に戻すと同時にまた歪んでしまわないように歪んでしまっても自分で調節できるようにしましょうって言う痛いなら、痛み止めずっとそう思ってたから目からｳﾛｺというよりも、違う世界へ行っちゃったくらいびっくりした体の具合が悪いと精神的にもキツイもう見事に自分の体調の悪さしか頭になくなるもっとひどくなって動けなくなったら…とか悪い事ばっかり考えて怖くなるそういうのも治療してくれる人を「先生」って言うんじゃない？素直になった私は先生の言う事をよく効くよい患者になった(笑)「試してみて」といわれた事はなんでもやったよくなったと言えば喜んでくれて努力した事には褒めてくれてもちろん、全然効かなかったこともありその時はこっちがごめんなさいといいたくなるほどがっかりしてたおかげさまでずいぶん良くなって元気に仕事もできるようになった顔見れば、イタイイタイと文句ばっかり言ってた私も「先生、今日はずいぶんいいです（にっこり）」と出来るようにもなったクーラーの気持ちよく効いて良い匂いのする治療室で今日も汗だくになりながらぎゅっぎゅぎゅっぎゅと骨格のゆがみと戦ってくれる先生にはホント感謝してますそういえばここんとこ調子よくて先生に文句メールもしてないなぁたまにはありがとメールでもしようかなぁ（照）

  2005年08月19日

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  五稜郭箱館戦争

  五稜郭箱館戦争～市立函館博物館五稜郭分館常設展示図録 箱館戦争のことならとにかく読むべし！と言う位詳しい。五稜郭そのもののことから箱館奉行所の間取り図、当時の五稜郭内外の建物まで載っている。五稜郭から出土した生活用品やビール瓶、ワインのビンなんていうのもあって生活がリアルに感じる。箱館戦争についても詳しく、蝦夷新政府の幹部はもちろん、新政府軍の組織図まであって、新政府軍の事はほとんど知らない私には助かる。中島登の書いた「戦友絵姿」も載ってます。市立函館博物館友の会：￥1000

  2005年08月16日

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• ケーキバイキング！

  ケーキは大好き。学生のころはよく行ったなぁ。食べても食べても飽きなかったし。で、久しぶりのケーキバイキング。…人間の嗜好って変わっていくのね(T_T)昔はね、ケーキバイキングにパスタとかサンドイッチとかどうなの？邪魔なだけよ！なんて思ってたけどああ、きゅうりの浅漬けが食べたい！！と思いながらケーキ食べちゃったよ。サンドイッチに入ってるトマトときゅうりがえらくおいしかったよ！で、結局14個でギブでした…。しかし、ツレはすごかった。「もう食べられない！」と言いながら結局17個をすべて平らげ、私がパスしたポテトだそばめしだフルーツだをお変わり（！）しつつ、レモンを絞りすぎた紅茶をまずいまずいとすきっ腹に梅干食べちゃったような顔で飲み干した！本人曰く「人間キアイだ！！」彼女はこれが信条だ。キアイ人間なのは知ってたが全身からキアイオーラを発しつつ食べまくっていた…。いやぁ、君のおかげで元は十分取れたよ…。今日行ったのは某ホテルのケーキバイキングで、味はまぁ、可もなく不可もなくだったんだけど。どーーしても「ダメだこりゃ」と思ったのは、お皿。どうしても途中でなくなるじゃん、で、洗って又出てくるでしょ。…アツイ。熱いのよ。皿が！デザートなのに。ババロアが溶けちゃうじゃん！！(>_

  2005年08月16日

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• 歌舞伎の事

  またまた幕末のことじゃないけど出雲の阿国が安土桃山時代に創始したと伝えられる「歌舞伎」江戸時代には最大の娯楽として発展し、流行の発信基地としても有名だがもともとは阿国の例でもわかるとおり女歌舞伎・遊女歌舞伎だった。それが寛永6年（1629）に幕府によって禁止され変わって現れたのが男色趣味の若衆歌舞伎。これも風俗を乱すと言う理由で禁止される。へぇ～こりゃ知らなかった。その後、若衆っぽい前髪を剃り落として「野郎頭」にすること、「物真似狂言尽くし」に限定して上演する事を条件に復活。これが現代歌舞伎の原型である。　そうだったんだ。最初から今の形をずっと守ってたんだと思ったよ。「物真似狂言」っていうのは踊りじゃなくて役者が演技する（登場人物の真似）芝居の事。ちなみに芝居とは、勧進興行があるとき桟敷席と舞台との間に設けられた庶民の見物席のことで「芝居に行く」といえば「舞台を見に行く」という意味でそこから舞台で上演される芸能一般を芝居と呼ぶようになったとか。芝居見物は見世物と違って座って観る。だから芝居小屋には「○○座」というように「座」の字がついているのだ。（目からｳﾛｺの江戸時代より）

  2005年08月15日

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