いじめの問題は、複雑じゃ。原因を特定しにくい。様々な要因が交じり合って起きているのじゃ。歴史の大きな観点から言うと、「戦後GHQ体制・去勢政治」の成果と言えよう。現代の精神的荒廃は戦後体制、更には明治維新まで遡って考察しなければ、ビジョンが見えてこないのじゃ。イジメにしても自殺にしても、既に「誰が悪い」とか犯人探しをしている場合ではないのじゃ。日本人は誰でもアジアの一員だと思っているけれども、アジアの人々は日本人は侵略者で悪い奴だと教えられている。日本再構築の時期なのじゃ。「国歌」とは、「家族」とは、「教育・躾」とは、「恋愛・結婚」とは何か、もう一度過去の親の時代感覚ではなく自分たちの考え、価値観に基づいて再構築しなければならないのじゃ。「国歌」君が代も歌わず、「国旗」日の丸も掲揚しない国民が愛国心などもてるのだろうか。そんな国民が、いくら与えられた憲法とは言え「憲法改正論議」をするにはあまりに未成熟ではないじゃろうか。子供の教育に「共働き」の環境が大きく影響しておるのは間違いないことじゃ。日本再構築の根本は「愛」と「奉仕」の心じゃ。その根本は小学校までの家庭の躾と教育にあるのじゃ。母親がいないのは特に悪い。前にも言ったが、子供は理性を持って生まれてこない。善・悪の判断が無い状態で生まれてくる。「ごめんなさい」「ありがとう」と言う人間の基本をはじめに教えるのは親の義務なのじゃ。人間は社会的動物じゃから「挨拶」ができないと、ただの「動物」じゃ。相手の立場でものを考えることができなければ、「相互の自由と権利」は守れない。先ず、「食べ物を粗末にしないこと」と「靴を揃えて脱ぐ」ことを躾よう。