男たちの大和見たのじゃ。
従姉妹が特典CD付の奴を買ったのでパクッテ見たのじゃ。長島一茂もいい感じであったよ。日本がABCD包囲網で経済封鎖されたので、開戦に踏み切るしかなかったのじゃ。
第一次世界大戦でアメリカはイギリスに加担したが見返りが無かった。米国民は戦争に辟易していた。ルーズベルトは元々軍人じゃが「私の任期中には戦争をしない」ことを選挙公約に掲げて大統領になったのじゃ。だからドイツが英仏を攻め、ロシアに侵攻した時にあせったのじゃ。「このままでは共産主義者に世界のへゲモニー(覇権主義)(主導権)を握られてしまう」そこでなんとかして参戦するきっかけを作ろうとしていたのじゃ。日本も脅威であった。日清・日露で世界の大国と戦争して勝利し日独伊三国同盟を結んで帝國主義を突っ走っておる。経済制裁はするわ、ハル・ノートは突きつけるわ、嫌がらせの限りを尽くす。日本は油を止められたら得意の海軍力を発揮できない。
そこで真珠湾を先制攻撃する。オランダ、オーストラリアから連絡が入ってルーズベルトは知っていたのに、知らないふりをしていた。アメリカ国民はJustice=正義の国じゃから、ならず者は許さない。憎っくきジャップという事で、国民の支持を得てルーズベルトは大手を振って戦争ができることになったのじゃ。戦艦大和は大艦巨砲主義の完成品である。しかし、皮肉なことに真珠湾攻撃によって戦略兵器が船から飛行機に変わってしまうことを日本はアメリカに教えてしまったのじゃ。真珠湾以降アメリカは三ヶ月で空母を大量に生産している。
泥水すすり、草を噛んでも所詮勝てない戦じゃったのじゃ。歴史にタラ,レバはないが、真珠湾攻撃で第二アタックをしなかったのは致命的な戦略ミスじゃ。陛下より賜った大切な兵器を無駄にしてはいけないと、石油備蓄庫に爆弾投下せずに引き上げてしまったのじゃ。愚か者め!