ペースメーカーのいないマラソン、いいねぇ~
今日行われた大阪国際女子マラソンは、ウクライナのガメラが3連覇、強さを見せつけた。この大会では、ペースメーカーがいなかった。最近では、非常に珍しい。オリンピックなど一部を除いては、たいていの場合、ペースをメイクする人間が走る。ペースメイカーがつくと、最初の20キロ~30キロは、レースは動かない。脱落しないように走るだけだ。そして、ペースメーカーが離れてから勝負が始まる。はっきり言って、面白くない。しかし、今回は、ペースメーカーなしだったので序盤からレースが動いた。10キロ行かないうちに、ガメラと重友のマッチレースの様相になり、少し離れて第二集団が追うという展開になった。前の二人は速すぎないか?後ろは、もう少し詰めるべきではないかと、いろいろ見所があって楽しめる。やはり、ペースメーカーはないほうがいい。タイムを出すためには、あったほうがいいのはわかる。でも、マラソンはタイムを競う競技ではない。勝負が重要だ。できるだけペースメーカーをなくす方向にいってほしいと思う。