全日本大学駅伝、駒澤大学が4連覇
今年も強かった。本日行われた全日本大学駅伝で、駒澤大学が4連覇を果たした。1区でトップに立って以降、一度も他校の選手の影を踏むことのない完全優勝だった。これで、通算優勝回数を12回とし、最多記録を更新した。それにしても、伊勢路に強い。「伊勢路は駒澤のためにあるのか!」という声すら聞こえてくる。走力がそのまま反映しやすいコースなので、戦力が充実しているチームに有利なのだろう。中盤以降、独走となってしまったので、興味は、激しい2位争いに向かった。結果は、明治が逆転で2位。大学史上最高順位を達成した。1区で大きく出遅れただけに、この2位は立派である。3位の青山学院も、最高順位。最終区で逆転され2位を逃したのは残念だったが、箱根初優勝が見えてきた。期待できる。東洋は、2位争いから転落。4位となった。こちらは、不本意な結果であろう。オムワンバで、シードに滑り込んだ山梨学院は、筋書き通りの5位。6位に入った東海大学は、見事なシード権獲得となった。逆にシード確実と思われた早稲田は8区で逆転され涙をのんだ。伊勢路では圧倒的な力を見せる駒澤だが、箱根はどうか?エースもいるし山要員もいる。普通なら、大本命だが、ここ数年勝っていない。正月が楽しみである。