駒澤が貫禄のトップ通過、順天堂は予選落ち
本日、箱根駅伝予選会が行われ、箱根駅伝の出場校が決まった。トップ通過は、王者復権を狙う駒澤大学。圧倒的な強さを見せた。反対に、かつての王者・順天堂大学が予選落ちし、連続出場が52回で途切れた。順位や結果は、ここで確認できる。駒澤のトップは意外だった。もちろん、実力はナンバーワンなのは間違いないが、2週間後に、4連覇がかかる全日本大学駅伝を控えているので、軽く通過するレースを行うと思っていたからだ。しかし、昨年度のシード落ちは、彼らにとって許されざる屈辱だったのだろう。シード校を含め、全チームに力の差を見せ付けた。順天堂の予選落ちは、ある程度予想していた。どう考えても、力が足りない。しかし、順天堂のいない箱根は考えられない。ギリギリ通るかもしれないと考えていたが、やはりダメだった。よくがんばったのが、今年も3位通過の上武と、今年は難しいと思われた青山学院。青山学院は、全日本の予選も通っており、かなり力をつけている。個人成績は、スーパールーキーの村澤明伸(東海大)が、並み居る強豪を押しのけ、トップを奪取。昨年度の高校駅伝、都道府県駅伝では、圧倒的な強さを見せ、チームの優勝に貢献したが、20キロという距離でも結果を出した。高校・大学の先輩である佐藤悠基に勝るとも劣らない選手である。2週間後の全日本大学駅伝が楽しみである。