TEAM NACS 生初体験!(「HONOR」感想)
いやぁ、本日観て参りました。 「HONOR」 TEAM NACS ふるさと公演。 (まだ公演中なので、感想といっても抽象的な部分が多いです。)NACSのお芝居はビデオでもテレビでも見たことがなくて、本当に今回が初体験。 正直、「人気先行なんじゃないか」なんて疑ってもいた。 ところがどっこい。そんなこと微塵もなくて。 お話もすごく良かったし、何より演者5人がとても良かった。 5人だけの出演者だから2時間出ずっぱりなんだけど 飽きもしない、息切れもしない、すさまじいパワーだった。 物語の舞台が過疎の村ということで、おおよそ似たような環境で暮らしていた私にとっては共感できるところが多々あって、始めから最後まで、涙しっぱなし。 主役っていうのが誰っていうのはなくて、5人全員が主人公なんだわ。 主役というより、重要人物って感じかな。見終わった後、一緒に行った友達から「洋ちゃんどうだった?」って聞かれたけど、いや、洋ちゃんは良かったけど、みんな良かったよ、って変な答えになっちゃった。 友達はヤスケン好きだからヤスケン良かったってずっと言ってたけど、いやいや、 森崎さんも音尾くんもシゲちゃんも良かったって。どこがどうっていうのはうまく言えないけど・・・ 全員があってのこの舞台っていうのがすごく伝わってきたんだわ。 自分たちだけで10年やってきたっていう、お芝居のテンポの良さ、間合いっていうのはそういう積み重ねだと思うし。 だからね、タイトルにした「大泉洋は看板俳優ではない」っていうのは、知名度は一番高いだろうし、入り口はそこかもしれないけど、舞台では彼だけではなくみんなが主役だし、みんなが看板なんだ、っていう意味なのです。 今回の「HONOR」は夏にWOWOWで放送されます。 まぁ時期がくればDVD化されるでしょう。 今までの東京公演された2つの舞台はDVD化されております。 見てみようかなぁ、そう思いました。あぁまたお金が(汗) あ、たくさん泣いた今日の舞台でしたが、笑いどころも満載でした。 下ネタもあり、漫才のようなかけあいもあり、某7人組バンドの結成秘話まで飛び出して、あーん、なんでそんなこと森崎さん知ってんの(脚本はリーダー森崎さん)ってマニア心をくすぐる場面もあり。 想像を上回るお芝居の良さと、想像以上の観客の良さ(何事も無かったというわけ・苦笑) いい時間を過ごすことができました。 うん。よかったです。