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カテゴリ:師匠
物事を本質を求める時には、人との巡り会いが将来の行く道の指針となります。
巡り会いのチャンスは、数は少ないですが自分自身が心から強く求めているならばチャンスはあると思います。 少ないチャンスを生かすも殺すも、その人の感性に掛かっています。 私は、音楽を上手くなるには、誰からもこの道では凄いと言われる人に習うのが一番だと思っていました。 私の師匠は、演奏の実力は勿論卓越していますが、何よりもリズムに対しての考え方が論理的で的を得ていました。 それまでは、色んな諸先輩の話だと黒人のリズム感は真似できないと諦めている人が殆どでした。 確かに、ジャズの巨匠達のリズムを忠実に再現するにはかなりの困難があると思いますが、しかし、論理的な練習方法でそのリズムに少しでも近づく事は可能であるという事は師匠のリズムを肌で感じて分かりました。 リズムを習得するには、まず人との出会いを探さなければスタートラインにはつけないでしょう。 音楽とかは、凄くその人の感性に委ねられる事が多いです。 いくらこちらが熱意を持って言っても、お互いの感性が平行線のままでは前には進みません。 音楽をやる上で、基本とは何かを自問自答しなければいけません。 リズムに悩んでいる人は、音楽に合わせて手拍子とかを叩くのが苦手な人が多いです。 リズムの根本である音楽に合わせて、手拍子を叩く事の重要性を心の奥で深く受け止めているかが問題です。 音楽をやる人には、音楽に合わせてリズムを手拍子で叩けて当たり前だと思っています。 そう言う行為が上手く出来ない人が、いくら演奏しても良くなるはずが無いと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 6, 2007 08:19:00 AM
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