山元洋介のリズムワークショップ

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• 新年の挨拶

  明けましておめでとうございます。今年で、茨木市の生涯学習講座も４年目に突入します。音楽をやっている人の素朴な疑問である「リズム感を良くするには」の問いかけに、私が師匠から学んだリズム練習方法をリズムで悩んでいる人に伝えて行きたいと思っています。リズムの練習は、基本の繰り返しをしつこくやる事です。私が学んだリズムは、一拍の長さにこだわります。リズムの概念の考え方は、人それぞれ違う考え方もありますから押し付けは出来ないです。しかし、音楽はスイングしているかしていないかの二種類しかありません。音楽を聴いていて何かそんなに感動しない時は、音符の長さに問題があるときが多いです。一拍の長さを感覚的に捉えている演奏家も人数は少ないですがいます。感覚的な人からのアドバイスは、抽象的すぎて理解するのにはある一種の才能が必要です。リズムも系統だった練習を諦めずにやるとレベルアップは可能です。最初は、必ずコーチが必要です。

  Jan 4, 2008

• 今年のライブは終わりました

  毎月一回の「ギャラリー再会」のライブが終わりました。この歳になって、音楽をするのが楽しい気持ちで一杯です。ＰＣを変えた事によって、Ｙｏｕ　ｔｕｂｅの動画を見ています。特に、ダイアナ・クラールにはまっています。市販されていない未公開ビデオが沢山あって凄く参考になります。こう言う凄い人の演奏を聴くと、音楽はやはりリズムが大切だなあと思い知らされます。今日のレッスンで、仕事納めですから休み期間は思う存分に音楽のライブビデを見て一緒にやり楽しみたいです。

  Dec 29, 2007

• ＰＣを7年目に変えました

  今まで使っていたノートパソコンの液晶の色がおかしくなってきたので、7年間使っていた一代目のパソコンを買い換えました。オークションで中古のＰＣを息子に頼んでいたら、安いＰＣを買う事ができました。今度は、ディスクトップの17型ＰＣです。前のＰＣは、Ｍｅでしかも６４ＭＢでしたので動画などは使い勝手が悪かったです。細かい設定は息子がＰＣの専門家なので、あっという間にデーター転送とメール設定をやってくれました。何でも、専門家に任すのが一番だと思いました。

  Dec 27, 2007

• 音楽が好き

  今年も、色々な人の出逢いもあり、充実した一年でした。今年最後のライブは、２８日ＰＭ：７：００から毎月行っている通天閣すぐ横の「ギャラリー再会」で締めくくりです。今のユニットを組んで６年目に突入します。音楽の楽しさは、自然に身体が揺れる心地良いリズムです。私達は、如何にお客さんが音楽を聞いて心地良さ感を感じてもらえるかをテーマに考えてます。バンドのキャッチフレーズが『踊りだしたくなるリズム』です。最近は、コンサートの合間に音楽に合わせて手拍子を皆で叩きましょうというコーナーも設けてお客さんに手拍子を叩いてもらっています。手拍子を全員で一つのリズムに合わせる要点は、指導者の１，２，３，４の言い方がすべてです。私が、１，２，３，４を鋭く勢いよく大きな腹式呼吸で言うと、全員の手拍子が一つにまとまりやすいです。リズムの根源は、うねりのある波のように揺れ動き、尚且つ押しては引いての繰り返しが続きます。静かなイメージの音楽でも、根底のリズムは鋭く激しく躍動感に溢れています。音楽は、どんな時でも心を静かに導いて癒してくれます。

  Dec 26, 2007

• 自然に感動する

  音楽を聴いて感動するのは、基本軸にはリズムです。リズムを追求すると確かな一拍の長さが見えて来ます。生の演奏を聞いていてさほど感動しない時は、リズムに原因があります。一拍の長さは言葉では言い表せないぐらい微妙な事です。個人的にも人それぞれに一拍の長さの定義づけがあると思いますが、私は師匠から教わった一拍の長さが正しいと確信しています。人の演奏を聴く時も、教えられた基本の長さに対して長いか短いだけの事です。しかし、この一拍の長さが音楽の命だと気付いている人は少ないです。微妙な長さに関しての見極めの判断は非常に難易度が高いです。此処まで訓練したら分かると言う物でもありません。始めは、見極められる人の指導が必要不可欠です。良いか悪いかの適切な判断を信頼できる人の下で指導してもらうことしか分からないと思います。指導の下で長くやっていくと徐々に音符の長さがはっきりと見えて来ます。リズムは厳しい訓練をして行くと、身体の一部のように埋め込まれて行きます。音楽では、リズムの感性を同一的な考え方をしている人は議論を重ねたらいいと思います。

  Dec 24, 2007

• リズムは難しいなあ！

  最近は、昔のジャズの名盤を引っ張り出して聴いてリズム練習していますが、リズムは奥が深いなあという実感です。３０年ぐらい前にも師匠のバンドで、バッド・パウエル、トミー・フラナガン、オスカー・ピーターソン、ビル・エバンスの曲をやっていましたが、今から思うと訳も分からずよくやっていたなあと思います。今の気持ちで、師匠とジャズの名曲を演奏して見たい心境です。リズムのエッセンスは、ジャズから学べる要素は沢山あります。音楽は、譜面を見て弾く事が出来ても巨匠と言われている人のリズムを真似る作業に徹している人は数少ないと思います。私の師匠は、ジャズの真のリズムを求め続けていた日本のジャズ界では偉大な人です。師匠の名を汚さないように、これからも素直に精進してやる気持ちを忘れずやって行きたいです。

  Dec 23, 2007

• 模倣する？

  演奏していて、自分の理想としている演奏者を真似しているだけでは自分の個性が出せないと言われていますが、果たして理想とする人のリズム感を真似る事が出来ていますか？世間で言われてる真似るという事は、何となくその人の音色の感じが似ていると言う事が多いように思われます。ジャズの世界でも、いわゆる巨匠と言われる人の音の構成の仕方や、音色などを真似られてもリズムを真似る事は至難の業です。此処のところを勘違いして居られる人が多いです。歌の世界でも、好きな人の歌手の真似ていますと言っても声の音色が少しだけ似ているだけで、その人の持っているリズムを真似る事はそう容易くありません。よく歌真似で歌手の音色を似せている人はいますが、リズム感は全くと言って程真似は全然出来ていません。人の模倣するとは、確かに音色も含まれますが上辺だけの音楽じゃなく真のリズムをその人から掴み取る事が出来て始めて真似ると事だと私は思っています。リズムを真似る事が出来れば、そこにはその人の個性も自然と出て来ます。リズムを真似る事の難しさを知れば、基本に立ち返ってする事の重要さが分かります。楽器などで音色を凄く気にする方がいますが、良い音色も確固たるリズムの上で成り立つ物ですから、音色ばかりに気を取られていても上辺だけの薄っぺらい音楽になりがちす。音楽は、聴いている人の心を如何に心地良く揺さぶるかが問われます。

  Dec 17, 2007

• リズムの大切さ

  音楽では、「始めにリズムありき」と言う言葉があります。しかし、プロ・アマ問わずリズムに対して深く掘り下げて訓練が成されているでしょうか？私自身も１０代の時から、音楽教室とか個人レッスンで指導して貰いましたが、リズムだけに関しての指導は無かったです。リズムが大切なのは、音楽をしている人は誰でも分かっています。教室などに通って曲目とかは覚えたりして一応弾く事が出来るのですが、弾いていて何か物足りなさを感じます。その物足りなさは、リズムだとはその時は分からないです。きっかけは、人との出逢いでしかリズムの違いは分かりません。リズムを勉強していくと、一拍の音符を弾く事が如何に難しいかが徐々に認識できます。音楽の基本は、リズムを勉強する事が一番だと思います。沢山の曲を弾く事だけが良いとは限りません。師匠に出逢ってリズムの本当の難しさと楽しさが実感出来ました。リズムを研究する事で、色々な楽器の人とか歌のレッスンにもリズムと言う共通点で一緒に勉強しています。リズム感が良くなれば、多種多様な音楽にも精通した聴力は鍛えられます。音楽で一番厄介な事は、自分の演奏で余りリズムが悪いとは思っていない事です。何故なら、アンサンブルをしていても同じようなリズム感の人とやるとリズムに関しての差異が感じられませんから、リズムに対して悩みません。音楽では、凄くリズム感の良い人とやると音符の長さの違いに気付きます。だから、音楽はレベルの高い人の胸を借りて、自分の未熟さを露呈する事が上手くなる秘訣です。誰しも自分の演奏を否定されるほど辛い事はないですが、まず此処をクリアしなければ次のステップにはいけないと思います。演奏で、一拍の均等な長さ・出音のスピード感・身体でリズムを感じる・余計な力が入っていないか・呼吸はとかを真剣に考えて常に演奏していますかと、問い掛けられるとどうでしょうか？

  Dec 16, 2007

• 自分の悩みを解決する練習

  自分のリズムに対して迷う事があります。師匠がいれば聴けば良い事ですが、今は聴く事が出来ないですから、色々考えた末の結論は、やはりリズムの原点である演奏中に自分の身体に１，２，３，４がない事に気付きます。師匠が何時も、師匠が演奏中に１，２，３，４を言って演奏しなさいと言ってた重要さが改めて思い知らされます。１，２，３，４を言わなくても１，２，３，４が意識できていると勘違いしている事が間違いだと気付きました。自分の好きなＣＤに合わせて試してみると、納得する事が出来ます。リズムの基本練習は、口で言う１，２，３，４から始まります。リズムで迷ったら１，２，３，４の原点に帰る事です。ただし、１，２，３，４の覇気ある鋭い言い方の訓練は必要不可欠です。特に、女性の方は胸式呼吸の方が多いですから、しっかりとした腹式呼吸で言えること事が絶対条件です。胸式呼吸で言っている１，２，３，４は、演奏では音が流れていると言われています。リズムの根本は、自分の身体に腹式呼吸で言える１，２，３，４のリズムを宿す事が必要です。１、２，３，４が腹式呼吸で言えるだけでは、リズムは合いません。今度は、リズムのジャスト感を訓練する事が始まります。リズムの勉強は、考えたらきりがないほど色々な要素をこなさなければなりません。まず第一歩は、腹式呼吸で１，２，３，４が言える事がスタートラインです。これが言えなければ、まずリズム感は良くならないでしょう！

  Dec 15, 2007

• 人に訴える音

  音楽の真髄は、聴いている人の身体に如何に心地良さ感を与えるかでしょう！それには、リズムが命だと思います。音楽の情景イメージも、奥深い所でリズムと関連しています。音楽で情感を出しなさいと言われると、どうしても余計な力が入って良い結果は出ません。音楽では、身体に余計な力が入ってはいけません。力の抜き方が一番難しいです。しかし、リズムを訓練していくと力の抜け方が徐々に分かってきます。又、音楽の強弱感も自分が思っているよりオーバー気味です。この強弱感を会得するのも、リズムとリンクしています。強の時に、やたら力を入れる人がいますが、その音はやかましい音になります。弱の音は、強の音より尚一層難しいです。弱の音は、弱く音を鳴らせば出来る事ではありません。演歌の世界では弱の音を「言葉を置く」と言い、楽器では、弱の音でありながらはっきりとした存在感が必要です。弱の音を鳴らす時こそ、身体により強くリズムを感じて一つ一つの音を丁寧に出します。音楽の良さは、音の強弱感の対比と躍動するリズムが要求されます。音楽の基本は、当たり前ですけれども下から上に行く音はクレッシェンドします。上から下に行く場合は、デクレッシェンドです。案外この事が、リズムと一体していると気付いている人が少ないです。自分の音楽を良くしたいと思うなら、リズムを極めることだと思います。

  Dec 14, 2007

• 課題が分かる

  ５日から続いたピアノトリオのライブも終わりました。色々と練習する課題が見つかって良かったです。一つ一つの音をもっと繊細に針の穴を通すぐらいに聴く。生のライブで上手い人とやるのは、非常に勉強になります。今回は、中学校でのコンサートから始まり梅田のライブハウス・ミスター・ケリーズ、八尾の個人宅のクリスマスコンサート、東大阪市鴻池リージョンセンター、上小阪のライブハウス、ミドルノートで締めくくりました。東大阪市のコンサートでは、２００名以上のお客さんに私が手拍子の手ほどきをして「聖者の行進」を演奏と歌と一緒に手拍子を叩いて楽しみました。全員の手拍子を合わすコツは、指導者の覇気ある１，２，３，４の掛け声がすべてです。

  Dec 10, 2007

• ライブを楽しむ

  昨日は、梅田にあるミスター・ケリーズのライブでした。一部、二部とも満員盛況でした。音楽を聴きたい人がいて、そして、音楽をやりたい人がいる。ライブハウスの醍醐味は、手が届く距離に演奏者がいると言う事です。ベースが加わると、リズムの迫力が増します。先輩のベースは力強く、ビートの先端は鋭いです。一流の人とやるのは本当に勉強になります。ベースの磯しげる氏は、日本ジャズギター界の巨匠「中牟礼貞則氏」と１０年程演奏を続けています。音楽と真剣に向かっている人とやるのは、とても楽しく勉強になります。師匠が見てたらどう言うのかなあ？師匠の弟子と言う誇りに恥じないように演奏したいです。音楽は、上手い人とやれと言うのは誠に的を得てます。

  Dec 8, 2007

• 余分な力を抜いて・・・

  リズムを習得する時、上半身は柔らかく（特に肘の力を抜く）する事を心がけます。リズムをジャストに合わせる練習で、身体に余計な力が入っているとジャスト感は会得出来ません。まず、身体に力が入っているとスピード感が出ません。間違った考えは、スピード感を出すために逆に力を入れる人です。野球とかに例えれば分かると思います。投手が速い球を投げようと思って、力んで投げてもボールは失速します。これは、リズムの成り立ちと同じ事です。鋭いリズムを出そうとして、力を入れるとリズムは失速しています。ここがリズムを習得する上で、一番厄介な問題です。自分では力を抜いているつもりでも、コーチから見ればまだまだ抜けていない事もしばしばです。肘の力の抜け方が分かったなら、ある程度リズムの基本が見えて来ます。歌に於いても、力んで歌っている人はマイクを持っている肘の力が抜けていません。リズムを会得するには、色んな要素の含んだ多面性的な練習が必要です。日常の何気ない生活の中からも、力の抜き方は勉強出来ます。師匠に良く言われたことが、休憩時間で椅子に座っている時の姿勢が力が抜けている人と抜けていない人がいるという事です。この事とリズムは密接な繋がりがあり、リズムを研究する事は楽器を弾くだけじゃないです。自分自身の生活からもリズムとリンクしている事は多々あります。ステージでは、集中力が要求されますから、私は肘の力を抜く事に専念しています。楽器でも、歌でも自分の音を出すと自分の主観のウエートが強まり、周りの音が聞こえにくくなり、客観的な立場で音楽をする事が難しくなります。これが、周りにリズムを合わせられない主原因です。音楽では、如何に自分自身を客観的な立場に置いて、冷静に周りのリズムと合っているかの確認を四六時中しなければなりません。この事を、練習で身に付ける事です。

  Dec 7, 2007

• 論理的思考力

  今日から９日まで、東京から先輩のベーシスト磯しげる氏を迎えてピアノトリオでのライブが始まります。師匠に指導の手ほどきを受けた門下生ですから、スイング感溢れるリズムを追及することを一丸にして演奏したいと思っています。今朝の新聞に、日本の教育で理数系学力が低下と載っていました。音楽のリズム練習に於いても、論理的な思考力が要求されます。ただ漠然と練習していても、確かな技術力はレベルアップは出来ないです。昨日のブログにも書きましたが、メトロノームのクリックの音に合わしてする練習でも、本当にクリックの音にジャストに合っているかの確認は、類まれな聴力の持ち主か厳しい訓練を積んだ人以外は自分一人で理解するのは不可能に等しいと思います。そして、色んな形式のアンサンブルをする事に於いても、全員の音がジャスト感に合っているかの確認事項は誰でも簡単に出来る程生易しい事ではないです。それには、リズムの基本訓練を論理的に解明していって、階段を一歩ずつ踏みしめるように理解していく事が重要です。このブログでは、リズム訓練の重要性を同じ事の繰り返しで書いていますが、私が書いている練習方法は偉大なるジャズピアニスト故大塚千枝子氏が考案した練習方法を基に書いています。師匠のピアノ演奏を今此処に再現できる事は出来ませんが、私には脈々と師匠のスイング感溢れる演奏が昨日のように思い出されます。もし、師匠の演奏を生で見る事が出来れば、躍動するスイング感と奥深い音楽センスに驚嘆する事は間違いないです。日本のジャズ界に於いては、知る人は知っている類まれな才能を持ったピアニストでした。私がブログで言いたい事は、音楽のリズムで悩んでいる方なら、これだけの演奏家が考案した論理的な練習方法を知るべきだと言う事です。

  Dec 5, 2007

• メトロノーム

  メトロノームを使っている人は多いと思います。しかし、メトロノームで練習している人がリズム感が良いかと問いただすとどうでしょうか？メトロノームだけにたよって間違った練習をしてもリズム自体は成果はありません。電子楽器に付属しているリズムマシンの方がリズム練習は良いと思います。此処で問題なのが、リズムを鳴らしてそのリズムに合わせる練習をするのですが、自分では合っていると思っても自分より優れたリズム感の良い人に判断を仰ぐと間違っている可能性が大いにあると言う事です。一人の練習では必ずテープに録音して、客観的な立場で聞きましょう。リズムがジャストに合っているか合っていないかは、音楽の基本的要素の中で超難問です。このブログで何時も言っていますが、リズムを本当に良くしたいと思うなら優れたコーチを探すことが先決です。コーチの必要性を感じる人こそが、リズムのスタートラインに並べます。すべての音楽の要であるリズムの訓練に目を向けるべきです。

  Dec 4, 2007

• リズムを良くする

  音楽のリズムで悩んでいる人は多いと思います。リズム講座でも、私が１，２，３，４を言った時に、まず１から２に行く時に講座生が思っている以上に音符が長いと言う事に気付いて貰います。リズムの確認事項は、自分が思っている以上に一つ一つの音符は長いと言う事です。講座では、音符の長さの違いを認識してもらう事から始めます。このリズムの原点とも言える一つ一つの音符の長さを正確に言えるように訓練する事が、リズムを良くするコツです。この練習は、非常に難易度が高いですから一人で勉強するのは余程の感性の持ち主以外は不可能でしょう。リズムを良くする基本は、まず音符の長さの違いを体得する事からです。これは、分かっている人に聴くしか方法は無いですし、それ以外の方法は皆無です。リズムの事に関して、習う側の心得を私なりに思っている事を述べます。リズムで悩んでいることがあれば、今の時代はインターネットで検索したりして一応文章を読んだり、メトロノームの使い方なども検索して文章から知識を入れますが、文章で書かれている事だけでリズムの練習をした所で、本当の意味の成果は出ません。リズムは生きている物ですから、実際に生の音を聴き、コーチの人に直接指導してもらうことが一番近道です。リズムは、頭で理解する事ではありません。手拍子を叩く、足を踏む、口で１，２，３，４を言う、音楽を聴いてリズムを合わせる、これらの事をコーチの人に見定めてもらう事からリズムの訓練は始まります。最後に、自ら行動しなければリズムは絶対に近寄っては来ません。

  Dec 3, 2007

• 音楽に夢中

  音楽をするのも好き、見るのも好き、気の合った仲間と音楽話をするのも好き。音楽をしてきた事で、音楽抜きでは考えられない人と出逢い、そして、音楽の話に夢中になる。師匠に出逢ったおかげで、リズムを研究する楽しさを知り、自分が知り得た知識の感性を共有出来る人に伝え、今日一日が音楽漬けで終わる。今日は、邦楽を聞きに行きました。色々と勉強になることが沢山ありました。特に、音楽に関係する事ならどんな事でもどん欲に吸収したいと思っています。その音楽を聴く事によって、自分自身が思っている様々な事を確かめ、分析、感性、そして、聴衆の心を惹きつけるには何が大事かを考えます。音楽では、大勢ですれば迫力が出るとは限りません。たった二人の合奏でも、大勢の迫力に負けないだけの音楽は出せます。そして、リズムの一体感を出すのには基本となるリズムの習得が必要不可欠だと思います。二人の基本軸のリズムが一糸乱れなければ、大勢の演奏に負けないだけの素晴らしい演奏になります。音楽では、何をどうすべきかを考える事から始まります。

  Dec 2, 2007

• 音楽の基点はリズム

  音楽では、リズムをしっかり感じる、音の強弱感、楽曲のイメージ、音をしっかり弾く、音符を理解する等、色々な事がありますが、基点はリズムそのものにあります。様々な生演奏を聞いて演奏から「何か心に迫ってくる物が感じられない」と自然に思うときは、リズムが根本的に原因しているケースが殆どです。リズムは、出音のスピード感と比例します。強く弾けばスピード感が出る事ではないです。リズムを推し量る分析としては、音のジャスト感を極める事が要求されます。リズムでの一番勘違いされているのが、このジャスト感の言葉です。ジャスト感の感じ方は、個々に感性が違いますので、これが正しいと言う定義はありません。要するに、個人の感性に委ねられると言う事です。ある人から見れば、そのリズムで合っていると思われても、別の感性を持っている人から見れば音がずれていると言う現象は起こります。私自身は、ジャスト感を出す＝自分に対する心地良さ感、あるいは音を聴いて自然と身体が揺さぶられる現象ではないかと感じています。音楽のリズムに付いて、ジャスト感を極めていくとスイング感が分かります。ブログでも言っていますが、その人のリズム感を推し量る能力としては、音楽を掛けてそのリズムに合わせて手拍子を叩くだけでその人のリズム感は一目瞭然でしょう。この事は単純ですが、誰にでもすぐ分かるリズム感の良し悪しの判別方法です。私は、手拍子が上手く叩けない人のリズム感は？です。曲の情緒感とか何かあの人の演奏は惹きつけると言う魅力が感じられる場合、演奏者自身がリズムからそれが解明される事を気付いていないケースが多々あり、本人からは感覚的な言葉で述べられますので聴く人にとっては論理的に説明がつきにくいことは多いです。しかし、これらのケースでも論理的に分析するとリズムが素因している事に気付きます。

  Nov 30, 2007

• 人との出逢いに感謝！

  レッスンをしていて、人との出逢いがあります。人に教えて～そこからエネルギーを貰います。自分自身が今まで培った技術には、常に疑心の不安も同居しています。しかし、人との巡り逢いで自分自身の心に新たな活力を貰い、一抹の不安も解消します。私自身は、技術を習得したり、人に教えたりしている時に、果たしてこれでいいのかの自問自答は常に心の中で葛藤しています。迷う時に、師匠に聴きたい事が嫌と言うほどありますが、その存在が無いのは寂しいです。真のリズムの話をしっかりと心で受け止めてくれる人は、人生の中でそう容易く出逢えるチャンスは無いように思えます。師匠から教わったリズムが、新たな人との出逢いに遭遇し、色々なアイデアが脳裏をよぎります。音楽をしていて、良かったなあと実感します。

  Nov 29, 2007

• 聞く耳を持つ

  カラオケで、本人は良い感じで歌っていると錯覚していますが、必要以上に力んだ大きな声は是正されなければなりません。こう言う人は、何か勘違いいると思われます。音楽では、意味の無い力んだ音は人には感動を与えません。カラオケなどは、確かに自分流に好きなように歌う事は別に悪いわけでもありませんが、その場に他人が存在する場合はもう少し声を張り上げるのも考えるべきです。力任せに大きな声で歌う人は、まず人のアドバイスは聞かないです。これは、リズムの基本を習得する時の心がまえと似ています。少しでも人より上手くなりたいと思うなら、人の話には耳を傾ける素直さは必要です。案外、音楽の第一歩はまず人の話に素直に耳を傾ける気持ちが優先すると思います。でもこの事が、結構難しい事なのです。自分より優れたと思う人がいれば、どんな事でもいいから話をしてその人とコンタクトを取るべきです。技術の進歩は、この事が出来なければ前には進みませんし、師匠が言っていた事で『まず人に聴く姿勢がなければ、それはその道では才能が無いに等しい』どしどし質問してくる人は、ある意味怖いです。何故かと言えば、いずれすべてを吸収してその人より上に行く可能性がありますから。

  Nov 28, 2007

• リズム訓練

  生涯学習講座で手拍子によるリズム訓練をしました。手拍子を叩く・・その人のリズム感を推し量るには簡単な方法だと思います。リズムの基本をマスターするには、色んな要素が絡み合います。何か一つすればリズム感が良くなるということでもありません。手拍子を練習するのもリズムを知る上では必要な事です。リズムの習得は、徐々にしか身体には入ってきません。あからさまに、今日少し出来たから明日同じ事が出来るとは限りません。ここが技術の習得で難しい所です。諦めないで、じっくり腰をすえて時間をかけてやる気力が必要です。実際の演奏の良し悪しも、リズムを基点にして分析すると自ずと答えは出ます。音楽で、リズムの基本を自分の身体に植え付けるには相当の時間もかかり、厳しい訓練も必要です。リズムで悩んでいる人には、確かなリズムの基本練習方法をしていない人も多いです。リズムの基本練習とは、何をどうすればいいかを考える事から始めます。ただ、やみくもに練習すれば良くなるわけでもありません。私自身も、師匠に出会うまでは今から思うと無意味な練習を長時間していた記憶があります。練習は、論理的でなければなりません。自分で分からなければ、信頼できる人に人に聴くしかないです。

  Nov 26, 2007

• ライブのお知らせ

  ライブする日が続いています。今日も、月に一回通天閣のすぐ横のギャラリー再会のライブでした。はじめての新しいお客さんが多かったです。ギャラリー再会は、国の無形登録文化財に今年登録されたお洒落なラセン階段がある洋風二階建て建築物です。お洒落な場所で、音楽をお洒落に演奏すると言うのがカッコ良いかなあと思っています。１２月７日に梅田のライブハウス　ミスター・ケリーズ。１２月２１日に大阪市教育委員会の城北生涯学習センターでクリスマスコンサートがあります（ＰＭ７：００～８：４５）１２月９日締め切り

  Nov 23, 2007

• 芸は身を助ける

  今年で、音楽生活をしてかれこれ３０数年が経ちました。昔からの「ことわざ」で芸は身を助けると言う言葉がありますが、この歳になって見てつくづく言葉の実感が身に染みます。師匠に出会ってから、リズムonlyにひたすら研究していくと、その面白さの深みにはまり、自分を必要としてくれる人にも出会い、音楽は楽しいです。私自身の性格は、我がままで、人一倍負けず嫌いで、好きな人と嫌いな人の区別ははっきりします。現在は、友人の手助けもあって市の生涯学習講座も受け持ち、楽器・歌のレッスンも多くの方に参加してもらっています。一芸を長く追求していくと、そこからは人に惑わされない確固たる自信が自然と生まれます。しかし、自分の力を過信しすぎると傲慢に成りやすいです。どの道にも、上には上がいます。

  Nov 14, 2007

• 教えて～教えられる

  歌のレッスンを殆ど毎日しています。人に教える事は自分自身の向上の為にも凄く勉強になり、レッスンでどのようにしたら歌が良くなるかの方法論を考える事が自分の感性と聴力の進歩が実感出来ます。カラオケで歌う場合、発表会・大会などに聴きに行くとやたら大きな声を張り上げて歌う方が多いのにはどうかなあと思います。音楽の原点は、人に心地良さを与える事が一番です。人によっても心地良さ感は千差万別と思いますが、始めから終わりまで大きな声で歌う歌は聴くのが疲れます。確かに、音楽に於いてBig Soundは必要なのですが、必要以上に力んだ音は聞く側にとっては聴力が疲れます。カラオケの場合も、まずリズムを訓練する事が大事です。いくら声が魅力的な声でも、リズムに合っていなければ宝の持ち腐れです。今のカラオケの音は、昔と比較しきれないほど色んな面で技術力が進歩しています。カラオケで一番多い錯覚が、「伴奏を聞いて下さい」と言うと普通は聴いているから歌えると言う思いの人が多いです。音を聴くと言う行為は、どこまで聴けているかが重要ポイントになり、言葉で分かりやすく説明するのは不可能です。歌でも楽器でも、その人の立ち姿勢と弾き出される音からどこまで音が聞けているか確認できます。

  Nov 13, 2007

• ブログの力

  ３年前からブログを始めたと同時に、茨木市のリズム講座を受け持つ事によって講座にも市外からの人もブログを見ましたと言って参加される方が増えてきました。私のブログは、音楽の「基本とは何か？」を追求する事に主眼を置いています。リズム感を良くするにはどうしたら良いかの疑問を、師匠から教わった論理的な練習方法をリズムで悩んでいる人に一つのヒントになったらいいかなと言う思いで書いています。ブログを通して、色んな人に接しました。ブログ繋がりで遠方から生涯学習の講座に来られている人もいます。私自身も、音楽をプロでやり始めた頃はリズムは凄く苦手でした。リズムを何とかしたいと言う想いは、非常に強く思っていて色んな音楽教室に通ったり、諸先輩方にも聞きましたが、自分が納得できる練習方法は見出せなかったです。やはり、師匠のプレイを聞いた時に自分の求めているリズムが直感的に分かりました。師匠のバンドに入り、一週間ほど立ってから先輩からの猛特訓が始まりました。一番良く覚えている練習が、口で言う１，２，３，４です。リズムの根源の練習は、この１，２，３，４を言う事から始まります。要するに、自分の身体に強烈な１，２，３，４のリズムを宿す事です。リズムは確かな練習方法をする事によって、時間の長短はありますが必ず良くなっていきます。リズム感を良くしたいと言う強い気持ちがあるならば、人との出会いを積極的に自ら進んで会いに行って直接リズムを体感する事です。

  Nov 12, 2007

• リズムについて話す

  リズムに対しての熱い想いは、師匠と出会ってからの事です。今は亡き師匠とリズムの話ができたら、さぞ楽しくてワクワクするだろうと思います。リズムに対しての考え方は、人それぞれあります。師匠の考え方は、リズムは論理的な練習方法と研ぎ澄まされた集中力で理想のリズムには近づくことは可能だと言う事です。音楽における情緒感のイメージもリズムを勉強する事によって分かる事も大いにあります。楽器のメソード・声楽のメソード等は巷にはありますが、リズムに対しての論理的に且つ実践的に確立されたメソードはあまり見当たりません。リズムの本と言うのは色々ありますが、一拍の長さがどうであるべきかと問い掛けている本は殆ど見た事がないです。リズムを勉強する上で一番必要な事は、私は一拍の長さを追及することだと思っています。

  Nov 11, 2007

• イントロ・メロディーを歌う事

  楽器演奏者にイントロ・メロディーを歌ってもらうと、その人の音楽の力量が素直に出ます。楽器を持たずに、自分が演奏するメロディーをリズムをしっかり取って歌う事は基本中の基本です。しかし、こう言う基本的な事を重要視していない人が多いです。極論ですが、アンサンブルでも楽器を持たずにみんながアカペラで歌って様になるようにしなければいけないと思います。昔の映画「グレンミラー物語」の楽屋風景でミュージシャン同士が譜面を見ながらアカペラで歌っている様子は、それだけでもスイングしており圧巻でした。楽器演奏者は、メロディーを歌うと言う訓練をもっと練習に取り入れることが大切です。リズムが不安定な人の多くは、曲のメロディーを歌うと原因はあからさまに出ています。楽器演奏者は、人前で歌う事を恥ずかしがる人も見られます。音楽では、リズム感良くメロディーが歌える事は必要不可欠です。メロディーを上手く歌えない人が、楽器を演奏しても上手く演奏するのはどうかなあ？と思います。

  Nov 8, 2007

• リズムをひたすら追求

  今週の日曜日に、舞台でカラオケを歌います。カラオケなども団体・個人で教えていますが、歌は聴いている人に如何に身体が心地良く自然と揺さぶるように歌えるかが重要なポイントだと思います。色んな大会・発表会・カラオケ喫茶などにも時間があれば足を運ぶようにしています。カラオケ一つを取っても、なかなか奥が深い物です。私自身は、音楽に関わるすべてが好きです。カラオケも色んな人の歌を聴けば聴くほど、講座等でレッスンする時のアイデアが浮かびます。カラオケで一番言える事は、本人はカラオケの伴奏を聞いているようで実は伴奏を聞けていないと言うことがすべてです。具体的には、まずカラオケのイントロが始まります。私の歌の聴き方のポイントは、イントロから出されているリズムのスピード感をまず聴きます。次に、歌う人の最初の歌う音符のスピード感とバックのリズムのスピード感を確かめます。結論を言いますと、カラオケのリズムのスピード感と歌う人が捉えているリズムのスピード感には誤差が生じています。歌から心地良さがあまり感じない場合は、歌から聞こえてくるリズムは大半はだるいリズムになっています。楽器をやっている人も、カラオケなどを歌うとその人のリズム感はあからさまになって現れます。歌を歌ってリズム感が不安定な人は、楽器を演奏しても同じような事が言えると思います。歌を歌うと言う事は、音楽の原点でもあると思います。歌でも楽器でも、切れ味鋭いリズム感を自分の身体に埋め込む事が出来るかが大切です。

  Nov 6, 2007

• 背伸びはしない

  師匠の所では、音楽の技術的な事は勿論、音楽に対しての姿勢も多く学びました。どこの場所で音楽に携わっていても、自分自身の技量を的確に理解し、人に対しても上手く見せようとかの背伸びした気持ちで望むと良い結果は生まれない。どこの場所でも、どういう人が見ているか分からない事だから、基本を忘れず誠実に音楽する事が大切だと言っていました。昔のバンドは、クラブ、キャバレーなど歓楽街での仕事が多かったですから、お客さんも音楽を真剣に聞く人もいますが、音楽に無関心な人もいます。しかし、師匠のバンドはリズムが売るものですから、ポール・アンカの「ダイアナ」などをお店の歌手の人が歌うと師匠のピアノはスイングしまくります。お客さんも自然とバンド周りを取り囲むようにして踊って、店が熱い熱気になって盛り上がります。音楽のリズムは、聴いている人が自然に踊り出したくなる気分にさせる事が一番です。心に気持ち良いリズムとは、自然と身体がリズムに揺れる事です。師匠のバンドには、ジャズ界の重鎮と言われる人が良く遊ぶに来て一緒に演奏していました。海外からも、コンサートの合間に立ち寄るミュージシャンもいました。今から思えば、凄い貴重な経験をしたと感謝しています。師匠の躍動感あるリズムを聞いて、良いリズムを出せば音楽は万国共通だと認識しています。

  Nov 3, 2007

• リズムを追求しよう！

  音楽する上で、如何にリズムを追求する事が重要かをブログで書き綴っています。リズムに対しての考え方は、どこまで深く真に追求するかはその人の感性に委ねられます。少しぐらい話を聴いたぐらいでは、とてもリズムを追求は出来ません。私も、長年に渡って師匠から叱咤激励されて訓練して来ましが、リズムの基本を身につけることが如何に難しいかを今尚痛切に感じています。師匠の所にも、数え切れないほど弟子の志願者が来ましたが、リズムの本質を捉えられた人はほんの一握りだと思います。一つの事を必死に求める人は、まず心構えが全然違いますし、その人と話をすればどのぐらい必死かは想像できます。教える側は、求めれば教えはしますが、教わる側のなんとしてもリズムの本質を知りたいと言う強い気持ちが無い限り上辺だけの教わり方になります。そう言う人が多いのも事実です。教えを請う側が最後までしつこく諦めない人は、どの世界に於いてもほんの一握りでしょう。師匠は、何時までも諦めない強い気持ちのある人が、その人の才能だと言っていました。リズム練習は、余程の才能の持ち主以外は一人で考えて出来るほど甘くないです。音楽は、リズムを勉強する事です。

  Oct 31, 2007

• 音楽の基本はリズム

  音楽でリズムが重要なのは、おそらく誰もが分かっていると思います。しかしながら、リズムの基本とは何かを追及する人が残念ながらまだまだ少ないです。プロ（米国人のゴスペル指導者）のミュージシャンに、日本人のリズムの直し方を聴いても分からないと言います。リズムを感覚的に捕らえている人に質問しても、自分が悩んでる質問の明確な答えは出ません。音楽を感性で捉えている人の感覚は言葉では表現できる事ではありません。リズムの練習方法も論理的にやる方法はあります。しかるべき人に教わる事がまず第一歩です。リズムを訓練するのは集中出来る時間、根気、素直な気持ち、上手くなりたい執念、諦めない気持ち、等々が必要です。

  Oct 27, 2007

• 指揮者とオーケストラ

  昨日、テレビでＮ響「くるみ割り人形」を聴きました。指揮者の身体全体から伝わってくるリズム感の良さに惚れ惚れしました。指揮棒が四分音符の振り下ろすスピード感のタイミングが素早くオーケストラと絶妙にコントロールされて見ていてテレビに吸い込まれていきました。やはりリズム感は、どんなジャンルの音楽でも本質的には同じだなあと思いました。昨日の指揮の仕方を言葉で上手く表現は出来ないですが、指揮者の指揮棒と身振り手振りで音楽の表現が十分に伝わる事だと感じました。抽象的な表現ですが、指揮者の指先から醸し出される表現が音楽そのものです。いやー！感動しました。

  Oct 22, 2007

• 音楽の基本

  茨木市の生涯学習の後期の講座が始まりました。後期から人数枠を広げましたので、多くの方が講座に来られました。３年前から始めたリズム講座ですが、講座生の方に伝えたい事は、音楽の基本はリズムを習得す事だと伝えたいです。課題曲を使ってリズムの基本とは何かを伝えたいと思っています。音楽では、リズムの基本を学ぶ事によって音楽の全体像が見えて来ます。リズムと言うと一般的に抽象的に捉えられる事が多いですが、楽器で音符を正確に演奏する、歌を歌うという事も土台を支えるのはリズムだと言う事に気付くことが大切です。リズム感を良くする事は論理的に可能です。一番手っ取り早い方法が、リズムの事を論理的に且つリズムに対して真剣に悩んでいる経験者に指導してもらうのがベストです。それ以外で上手くなる方法はあまり見当たらないと思います。人との出会いが、自分にとってのビッグチャンスでしょう。チャンスに出逢った時に、それまでに自分の感性を磨く必要があります。人との出会いを生かすも殺すもその人の才能です。自分自身が強い志で積極的にならなければ、人は見向きはしません。

  Oct 16, 2007

• 好きな事を無我夢中でしてますか？

  自分の好きなことに関して無我夢中でしてますか？私の場合は、尊敬する師匠に出逢ってリズムのとりこになりました。音楽でもプロ・アマ問わず自分のやりたい事には、寝食を忘れてまではいかなくてもいいですが、絶対に上手くなってやるという気持ちは大切だと思います。技術の基本をしっかり身に付ける事は、確かな努力で身に付ける事は出来ます。基本を身につけてから、自分だけの個性を出していきます。だから、基本が出来ていない人がいくら芸術は個性だと言ってもしらけます。この基本をマスターする事に、迷いが生じてはいけないと思います。ただひたすら練習あるのみです。何事も基本練習は、時間は掛かりますし、成果はすぐには見えません。しかし基本がしっかり出来ている人と出来ていない人とは、時間が経つにつれて相当の実力に差が出てきます。人に感動を与えるような音楽を目指すならば、まずしっかりとした音楽の基本は習得すべきです。基本の出来ていな人は、立ち振る舞い、その人の言動からでも見る人が見ればある程度分かる物です

  Oct 7, 2007

• 人との出逢い～チャンスは少ない

  物事を本質を求める時には、人との巡り会いが将来の行く道の指針となります。巡り会いのチャンスは、数は少ないですが自分自身が心から強く求めているならばチャンスはあると思います。少ないチャンスを生かすも殺すも、その人の感性に掛かっています。私は、音楽を上手くなるには、誰からもこの道では凄いと言われる人に習うのが一番だと思っていました。私の師匠は、演奏の実力は勿論卓越していますが、何よりもリズムに対しての考え方が論理的で的を得ていました。それまでは、色んな諸先輩の話だと黒人のリズム感は真似できないと諦めている人が殆どでした。確かに、ジャズの巨匠達のリズムを忠実に再現するにはかなりの困難があると思いますが、しかし、論理的な練習方法でそのリズムに少しでも近づく事は可能であるという事は師匠のリズムを肌で感じて分かりました。リズムを習得するには、まず人との出会いを探さなければスタートラインにはつけないでしょう。音楽とかは、凄くその人の感性に委ねられる事が多いです。いくらこちらが熱意を持って言っても、お互いの感性が平行線のままでは前には進みません。音楽をやる上で、基本とは何かを自問自答しなければいけません。リズムに悩んでいる人は、音楽に合わせて手拍子とかを叩くのが苦手な人が多いです。リズムの根本である音楽に合わせて、手拍子を叩く事の重要性を心の奥で深く受け止めているかが問題です。音楽をやる人には、音楽に合わせてリズムを手拍子で叩けて当たり前だと思っています。そう言う行為が上手く出来ない人が、いくら演奏しても良くなるはずが無いと思います。

  Oct 6, 2007

• 心を揺り動かす

  カラオケの発表会に行きました。色んな人の歌を聴いていて、如何に聴いている人のハートを心地良く揺さぶる事が出来るか？音楽をしていてこの事は、凄く自分の勉強にも成ります。カラオケで一番多いのが、始めから終わりまで大きな声で歌う人。確かにホールなどで歌う時、声が聞き取りにくい音量の声は聴いている人には感動を与える事は出来ないです。だからと言って余分な力の入った大きな声は、正直言って耳が疲れます。大きな声で歌う人には、周りから今日はよく声が出ていたの評価を受けますから、大きな声が良く出る事と歌の上手さは必ずしも比例はしない事に気付く事も大切。２００名近い人数の人から２名ほど、私の独断ですがこの人は流石うまいと言う人がいました。歌の上手い人にありがちな変に媚びる事も無く、リズム感もしっかりして、歌のメリハリも心得ているなあと印象でした。アマチュアでも聴衆に此処まで聞かせたらプロ以上の上手さはありますね。音楽は、単純に人の心を気持ち良くさせる事がつくづく大切だと思いました。心に惹き付けられる歌を聴くと、自分の感性に新たな刺激が宿ります。

  Sep 25, 2007

• リズムは楽しい

  昨日は、午前中に生涯学習センターの講座を済ませ、午後から布施にある東大阪市社会教育センターでのライブでした。ライブ演奏、お客さんを交えての手拍子のコーナーもやりました。音楽を聴いていて手拍子を叩く行為は、一見簡単そうで案外、最初から終わりまですんなり叩ける人は少ないのが現状です。曲の題材を「聖者の行進」で５～６分間の短い時間ですが、順序だてて練習すると多くの人数の人でもカウントに合わして一体感のある手拍子は叩けます。リズムを合わすポイントは、カウントの号令を出す人に１００％委ねられます。最初のカウントの号令さえクリア出来れば、後はテンポを３段階に分けてやれば短時間に全員の手拍子を合わす事は可能です。始めは４分音符を叩き、手拍子が揃ってきたら、アフタービート（２拍４拍）を叩きます。私自身もそうでしたが、巷の音楽教室では熱心に手拍子の叩き方などは教えません。音楽を長くやって来て、音楽の基本は手拍子とかのリズムの基本を丁寧にしつこくする事が大切な事だと思っています。日本人がリズムが苦手な原因は色々説はありますが、確かなリズム訓練をしていないというのも大きな原因としてあると思います。学校では、歌とか簡単な音楽理論を学びますが、リズムは学びません。音楽の基礎は、まずリズムの楽しさを教える事です。

  Sep 17, 2007

• ボイストレーニング

  色々な舞台などを時間許す限り足蹴無く運んでいくと、自分練習は勿論ですが、人にレッスンする場合の何を教えるべきかがはっきりとした輪郭が見えて来ます。歌はしっかりとした腹式呼吸の声と、安定したリズム感のバランスが一番です。舞台などでしっかりとした声を出して遠くに突き抜ける音は必要不可欠です。ボイストレーニングでは声だしの事は多く実践されていますが、方やリズムの事に関しては的を得た練習方法が確立しているように思われません。以前のブログでも書いていますが、盲目のソウル歌手ラウル・ミドンも手拍子を叩いて歌を歌う事の重要性を説いています。練習に於いて、自分の歌を手拍子を叩きながら歌うと言う事を実践している人はまだまだ少ないと思います。やる事は単純明快ですが、手拍子と歌だけでスイングさせる事は奥が深いです。リズム練習をするのは何も難しい事をするわけではありませんが、単純なことをさり気なく躍動感あるリズムを髣髴させる事が出来れば良いと思います。音楽では足でリズムを取ったり、手拍子を叩いたりする事の基本練習は嫌と言うほど訓練しなければいけません。後は、コーチの力量が試されます。楽器の音も、豊かな音色と確かなリズムが共存してこその音楽です。私達、日本人はリズムに対して苦手意識が強いです。同じ人間ですから、リズムは確実な方法で訓練すれば成果は出てきます。練習してもリズム感が良くならない場合は、やり方が間違っています。適正する早道は自分一人で考えるより、信頼できる人に教えを請いましょう！

  Sep 13, 2007

• 講座の発表会

  昨日は、きらめきホールでの生涯学習センター前期歌謡講座の発表会でした。音響・照明のプロの方にも協力してもらって、大きな舞台で一人一人歌を歌ってもらう発表会です。音楽の輪を通して、色々な人との出逢いがあるのは凄く楽しいです。発表会が終わってから、みんなで会食を共にして有意義な時間が過ごせました。また、１０月から後期の講座が始まり、今回は募集の人数も増やし、なるべく多く人に参加してもらうことにしました。講座の趣旨は、音楽に於いて如何にリズムの基本を確立していく事が大切かを説明しています。リズムは抽象的な事ですから、より分かりやすく、丁寧に指導していく必要があります。音楽に於いて、自分のリズム感を良くしたいと思う強い気持ちと素直な心があれば系統だった訓練を時間をかければ必ず良くなると思います。確かな技術の習得に於いては、基本の練習方法が何かを考えなければ成りません。間違った認識の練習方法をしていては、後で取り返しのつかない事態に追い込まれます。日々の練習は勿論必要ですが、自分自身に確かな基本練習をしているかの問いかけも常に大切です。練習に費やす時間を有意義に考えて、あまり目先のテクニックに走らず土台のしっかりとした基本を身につける練習をした方がいいと思います。

  Sep 11, 2007

• 自分の出している音にリズムがありますか？

  人の歌を聴いていて新たな発見があります。ある人の歌を聴いていて、どうもしっくり歌えていないケースで、どのようにしたら歌が良くなるかを考えると一つの結論は出ます。歌の場合、カラオケで歌っている時にどうもイマイチしっくりしていないケースは多々あります。本人は、カラオケのリズムを聞いて歌っているつもりですが、本人の歌から出ているリズムはカラオケのリズムとは関係の無いリズムで歌っています。これは本当に不思議な現象です。カラオケでは、音が鳴った瞬間からリズムの聞き取り方が明らかに違うと歌を歌っていてもしっくり来ないのです。楽器の演奏でも同じ事でしょう。アンサンブル等で自分自身の演奏が何かしっくりしていないケースは、最初に出されたリズムが自分の身体にしっかりと認識されていないまま楽器を弾きますから、アンサンブルのリズムに溶け込めないと思います。要は、最初に出されたリズムの聞き取り方が間違っているのだと思います。これは、音楽では大切な生命線です。それと並行して、音符の休止符の時にリズムをしっかり感じていない場合も多いです。休止符に時こそ、流れているリズムを聴いて自分のリズムの感じ方が合っているか確認するチャンスです。全音符で同じ音を伸ばしている場合も同じです。常にリズムを身体で感じる訓練をする必要があります。リズム感の不安定な人は、身体の姿勢にはっきりと表れています。リズムの練習は、基本的な事の繰り返しですから嫌になることもあります。しかし、リズムの基本とは何かを求め、諦めずにやれば徐々にリズム感は良くなると思います。

  Sep 8, 2007

• 人に心地良さを伝える

  朝晩、随分と涼しく成りました。音楽では、人に心地良さを与えるのはリズムが根底です。ピッチ（音程）がずれると気持ち悪いのと同じで、リズムも少しでもずれていると人に心地良さは伝わりません。譜面を演奏する時、演奏の良し悪しを決定づけるのは、その人の持っているリズム感がすべてです。いわゆるジャズの巨匠と言われる人の演奏した完全コピーの譜面は、書店に行けばあります。譜面を見て同じ音は弾けても、リズム感を再現するのが問題です。音楽に於いては、このスイングするリズムに対して如何に深く掘り下げていく作業を研究しなければならないと思います。演奏する時の力の抜き方もリズムを習得する事によって分かります。音符の正確な読み方も、リズムが根底です。リズム訓練の基本的な練習として、音楽のＣＤを聴きながら机など叩いてリズムを合わす事が出来るのはリズムの最低限の基本でしょう！そのリズムが音楽に合っているか合っていないかは、リズムが聞き分けられる人に聴くしかないと思います。

  Sep 1, 2007

• 肌で感じるリズム

  ライブを続けています。ブログでは、亡き師匠から教わった音楽に於いて如何にリズムが重要かを書いています。リズムに対しての感性は実際の所、人との巡り合いでしか分からないと思います。リズム感の素晴らしい人と一緒に演奏して、始めて自分とのリズムの明らかな違いを肌で感じるようになります。リズムの基本の成り立ちをきめ細かに指摘してもらう環境が大事です。私自身も、ブログで一拍の長さに対しての思いを書いていますが、リズムを真に追及している人の一拍の長さと、そんなに意識しないでやっている人では全然一拍の長さが違います。今の世の中、同じ事をしつこく繰り返し諦めないでする人が少なくなりました。一つの物事を追求するのは、時間も労力もかかり、時にはくじけそうにも成ります。一つの事をやり続けていると何かしら自分自身に自信がついてきます。今まで聞こえなかった周りの音とか、リズムの一点を捉える感覚とかが徐々に生まれてきます。リズムを訓練するには、良きトレーナーの下でやる以外ないでしょう。

  Aug 24, 2007

• 自分の聴覚を鍛える

  連日、真夏日が続いています。８月は、茨木市の生涯学習講座も夏休みですが、前期講座のホール発表会に向けて講座生たちと懇親会を兼ねて歌のレッスン等をしています。何分人数が多いので一人一人のきめ細かいアドバイスは出来ませんが、やはり基本的な事は特に上半身に決して余計な力は入れない、一つの曲を歌う時に全体のメリハリを考えてから歌う、バックのリズムを良く聞く、必要以上に声を出さない、言葉を丁寧に明確、などをアドバイスしています。音楽のレッスンは、自分自身の感性を鍛える事にも凄く役に立ちます。音楽を聴きながら、そのリズムに合わせて歌を歌う事は・・・音楽の原点でもあります。自分自身はリズムに合っているつもりであっても、なかなかどうしてリズムを合わすという行為は如何に難しい事かわかります。リズムを合わす重要なポイントは、自分一人ではっきりとした意思表示のリズムが出せるかがポイントになります。この時の判別方法としては、歌をアカペラで歌ってもらうとその人のリズム感は即答えは出ます。演奏者に於いても、自分が弾いているメロディーをアカペラでしっかりとしたリズムを感じて歌う事が出来るかがポイントになります。こう言う基本的な事をおざなりにしている練習では、いくら一日何時間練習しても基本は何時まで立っても身に付きません。私の師匠も良く言っていましたが、ジャズのメロディーとかフレーズの言い方が上手くない人は楽器を演奏しなくても答えは出ていると言っていました。私もその通りだと思います。ジャズのアドリブでも、自分自身が歌えないフレーズは演奏では正確には演奏できません。歌を歌う、楽器を演奏する、やはり根底にあるのはリズムです。

  Aug 21, 2007

• リズムを合わす

  ３年余り程、音楽におけるリズムトレーニングの大事さを、今は亡き師匠から教わった方法論を書いていますが、このリズムを求めるという事は言葉だけでは伝えられない事だと思っています。音符を譜面通り正確に演奏する・・・音楽では当たり前の事ですが、この本当の意味を理解するには相当の厳しい訓練を良き指導者の下で、長年自分の身体の隅々まで覚えこませるまでリズムの基本練習をしなければ、余程の類まれな才能の持ち主以外は自分一人では出来ない類域です。音楽の根源であるリズムの勉強は、音符の正確さに繋がっていきます。譜面通り弾いてますと言っても、見る人が見れば如何に正確さに欠けているか一目瞭然です。リズムの基本練習の積み重ねが、しいては音符の正確さに繋がる事を知る事です。音符を正確に弾けないと言う事は、リズムの基本が出来ていないと同じです。リズムは少しアドバイスしてもらったから、次に出来るという甘い物ではないです。リズムを習得するには、指導者選びが決定的に重要です。音符の正確さが、事細かく何が悪いかを分析できる能力の人に見てもらう事でしょう。物事の本質を習うには、教えを請う側も教える側の能力の高さを見極める感性を持つ事が一番です。人生で何度もチャンスは無いです。

  Aug 12, 2007

• リズムの感性

  演奏しているリズムに於いての微妙なリズムのずれは、自分自身は納得出来ない。リズムの頂点のヒットポイントは存在します。一つ一つのリズムは鋭く尖った刃先のようで切れています。リズムには、波が打ち寄せるような押し出し感が要求されます。演奏している時は、アンサンブルの中で自分自身の音が如何に客観的な立場で音が聞けるかが勝負です。自分自身が出している音が、どのリズムのタイミングで流れているか聴く。身体に余計な力が入っていないか常に確かめる。最初のテンポをキープする。ひたすらリズムのタイミングを推し量る。何故リズムが合わないか考える。

  Aug 11, 2007

• 手拍子を叩いて歌う

  歌のレッスンをしていて思う事は、自分の身体にしっかりリズムを感じて歌うと言う事です。カラオケの伴奏を聞いて歌を歌いますが、マイクを持たずカラオケのリズムに合わせて手拍子を叩いて歌うとその人のリズム感が如実に分かります。歌に於いても、こう言う簡単な事が案外難しいと感じるはずです。手拍子は、その人のリズム感を推し量るには、凄く分かりやすい表現です。逆に手拍子が上手く叩けない人は、リズムが苦手です。最初は、４分音符を叩くだけでいいでしょう。楽器などを長年やっている方では、リズムの表現力を手拍子だけで表現出来るのが基本です。仮に、ジャズの４ビートの叩き方、８ビート・１６ビートの叩き方、ボサノヴァの叩き方、などリズムの色合いを手拍子だけで表現できるように訓練しましょう。躍動したリズムが感じられない音楽からは人は感動しません。

  Aug 8, 2007

• 音楽の根源はリズムです

  毎日、暑い日が続いています。私自身も、毎日休み無く仕事に明け暮れています。クラシック・ジャズ・シャンソン・ロック・ポップス・演歌等すべての音楽の根源はリズムです。音楽をやっている人は、リズムが大切なのは百も承知です。リズム感を鍛えるには、どのような方法をすれば良いかが一番悩む所です。リズムを鍛える方法は、色んな方法論があると思いますが、私は師匠が考案した口でひたすら１，２，３，４を言う事が最良の方法と思います。１，２，３，４を言う事は誰でも言えますが、この言い方が自分で思っている程甘くは無いです。躍動感のある言い方、腹式の大きな声、切れ味の鋭いスピード感、地面に叩きつけるような気持ちで言う、１，２，３，４の長さが常に均等でなければいけない、など１，２，３，４を言うだけでもこれだけの事を意識して訓練しなければいけません。リズムの基本が身に付くと、後は自分の好きなジャンルの音楽を勉強すれば良いと思います。人の依頼で音楽を聴く機会も多いですが、リズムの基本をおざなりにしているケースは良く見られます。音楽は、リズムの基本が出来た上での成り立ちと言う事を真剣に考える事が大切です。また、リズムに対して根本的な感性の違う人と音楽の話しても意味がありません。音楽やる上では、自分自身が不得意とする事を如何に克服できるかがその人の将来を決めます。周りに自分より優れている人がいれば、とにかく分からない事は必死に食らいついて聴く事です

  Aug 7, 2007

• リズム感の良い人

  世の中、別にさほど特殊な訓練なしでリズム感の良い人はまれに居られます。私は、生まれつきにリズム感の良い人に出逢うと、その人が何故リズム感が良いのかを知りたくなって色んな質問をしたくなります。リズム感の良い人は、歌に於いてはどのジャンルの歌を歌っても上手いと言う言葉がでます。全然知らない曲も、２，３回聞けばそれなりに歌います。歌っている時の姿勢に余計な力が入っていません。身体全体でリズムを常に取っている。歌を覚える時の集中力が凄い。自分の感性でリズム感の良い人の歌を素直に褒める。やたら大きな声だけで歌っている人の歌は褒めない。手拍子の叩き方が上手い。そして、こう言う人と話をしていて思う事はリズムに付いて真剣に悩んだ事がないと言う事です。私自身は、不器用な人間ですからリズムに対しては師匠のスパルタ訓練のおかげでリズムの基本的な形は分かるようになりました。リズムを習うには、リズムだけを訓練した人に習うのがベストだと思います。私の友達が外人の音楽教室では、リズムを教えてくれないと言っていましたが、それは当たり前だと思います。それは、その人がリズムを感覚的に捉えているから、系統だった教え方が分からないからです。一つ面白い話で、日本ジャズ界の大御所ピアニストの秋吉敏子氏はアメリカでアメリカ人に対してリズムを教えていると言う文献を読んだ事があります。リズムを苦労してゲットした人の方が、リズムを論理的に教えられると思います。リズム感は、良き指導者に付いて厳しい訓練をすれば必ず良くなります。

  Jul 27, 2007

• リズムへの執着心

  物事を追求する時に、一つの事を徹底して求め続けると自分の求めている姿がはっきり見えます。最近は、ＣＤカラオケの音源作りにも参加して、凄く音作りは楽しいと実感しています。音楽の活動も最近はライブ等の演奏、音楽講座のレッスン、そしてＣＤカラオケの音源作りにと仕事の幅も広がって来ましたから、色んなアイデアも色々浮かんできます。今の世の中、音楽だけで生活するのは確かに容易な事ではありませんが、基本を確実に勉強していくと何かしら仕事のニーズは出てきます。物事を求める感性は、暗闇の一筋の光のような研ぎ澄まされた集中力、色々な角度から考えられる思考力、一度こうと決めたら絶対諦めない忍耐力、等の行動力と精神論は必要でしょう。好きな事だけで一生生活するには、ある意味一握りの人たちだけでしょう。そこで生き抜くには相当のパワーが必要です。自分の不得意とする事は、何が何でも死に物狂いで求めていかなければいけません。物事を求める事は、人の心の精神論がかなり左右すると思います。

  Jul 25, 2007

• １拍目から２拍目は思ったより長い

  ７月最後の生涯学習のリズム講座が終了し、市の講座は８月の夏休みに入ります。昨日は、講座の方は定員２０名の全員参加でした。リズム講座では、課題曲を設けて歌からリズムの基本の成り立ちを勉強しています。講座では、リズムの基本を習得する事が如何に大切かを講座生の方に分かりやすく説明しています。どのジャンルでも音楽の源は、リズムです。このリズムに付いて深く掘り下げて系統的に勉強するかが、音楽の良し悪しに必ず繋がっていきます。講座では、私が言う１，２、３，４に合わせて、講座生の方にも言って貰いますが、この時の１から２を言う長さが普通に思っているより正確な一拍は長い事に気付きます。ここが、リズムを勉強する中で一番力説したい所です。講座生には、始めは１から２に言うタイミングの違いだけでも分かる事が大切だと言っています。このリズムの違いは、実際に実体験するしか道は無いと思います。音楽を勉強する上では、一拍の長さに対して研究している人に習うのがベストでしょう。音楽の基本を習得するには、時間も掛かります。本人がリズムの基礎が出来るか出来ないかは、指導者にかかっています。後は、指導を受ける者が素直な気持ちと、最後まで諦めないでやり続ける心が必要です。基本が出来ていない技術は、見る人が見れば基本が出来ていない事は即分かります。

  Jul 23, 2007

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