カテゴリ:子育て親育ち
とろろ丼さん、だんだんと母と趣味が分かれてきているのが、嬉しいやら寂しいやら。
いや、漫画やアニメといったオタク・カルチャーを見捨てているというわけじゃ全然ないんだけど、我が家には、一般家庭としては大量に本があるけれど、「文学」と言えるような小説類は私の本にもアライグマオヤジさんの本にもあんまりないんだよね。 でも、とろろ丼さんは、わりと小説が好きで、エンタメや中間小説の方がちょっと多いかな…でも、「文学作品」も結構いつの間にかいろいろと読んでいる。 ★夕食時の母娘の会話★ 娘:「今度、ランボーの『地獄の季節』を読もうと思っているんだけど、友達と『あんなに薄いのに読みにくいよね~』って話してたんだ。」 母:「…ふ、ふ~ん…(あたしゃ読んでないよ…)」 娘:「薄くてもさ、読みにくい本ってあるよね。『若きウェルテルの悩み』とかさ…途中で挫折したんだよね…カフカの『変身』はなんとか読んだよ。気持ちわるかったけど」 母:「…本の読みやすさ、読みにくさって厚さじゃないでしょ…(あたしも『若きウェルテルの悩み』は高校時代に読みかけて挫折したぞ!まだちゃんと通読してない!!…)」 娘:「『恋空』なんて、あんなに厚くてしかも二冊になっていたって、あれだけ売れてるしネェ…それだけ読まれてるってことでしょ。」 母:「でも、あんたには読みにくかったんじゃない?」 娘:「うん。でも、読めないとかじゃない。なんていうのかな、読みにくさが違うんだよ。」 母:「違うってどんな感じ?」 娘:「あのね、中二病的な人がスゴイって好むような、でも読みにくいっていうのと、嫌いだったりバカにしたりする読みにくいっていうのとの違い…かな?」 母:「で、あんたは中二病的人なわけね。」 娘:「ありがちでしょ。サブカル系オタクの好みっていうか。」 ということで、なんだか色々読んでいるようです。 でも、文学作品に手を出すきっかけが、ALIPROJECTだったりするのが、相変わらずというところですねww ランボーの『地獄の季節』、検索で調べてみたら、アリプロの歌にそういうタイトルがあるんですよ。やっぱり。しかも、ウィキペディアでアルチュール・ランボーを見ると、筋肉少女帯の歌『労働者M』にもランボーの作品が題名もしくは文言として登場、とあります。やっぱりすきなのね~~ 昨日の日記でご紹介した、宝野アリカさんのWebエッセイ、学校の国語の先生にも教えるんだと張り切ってました。 娘:「アリカさんて、やっぱり『意外と』かわいいよねぇ…先生には、この6月15日付けのエッセイは特に微笑ましいですって教えるんだ。」 母:「親ほどの歳の女性をかわいいという女子高生…」 娘:「だってかわいいでしょ。オイラは『コムスメのくせしてアリカさんを生暖かい目で見守る会』だから。」 母:「そんな会、ほんとにあるの?」 娘:「いや、オイラが一人で言っているだけ。」 母:「何だかなぁ…(笑)」 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.20 03:24:55
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