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エビータの空 ~El cielo del otro lado~

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2008/08/31
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今日も気ままにDVD鑑賞。


 マルホランド・ドライブ / ナオミ・ワッツ

1回見ただけでは意味わかりませんが、
後半ではっ!とし、
2回目見たとき、目からうろこでした。
DAVID LYNCH監督、天才!

何が夢想で何が現実なのか。
最初から最後までトリックが散りばめられているのが、ヒントになります。

もしこうだったら・・・という夢想の世界。
そんなゲームは、現代社会の価値観と表裏一体なのかもしれません。

マフィアとオーディションの工作
それに従う有名監督と、それにのって成功する女優
ハンドバックいっぱいの紙幣

現実社会の羨望と栄光こそが、この世のイリュージョンかも。
DAVID LYNCH はハリウッドだけではなく
現代社会を風刺したかったのかもしれません。

ナオミ・ワッツの演技いけてます。
(特にDianneのほう。あの自慰シーンはなかなかできません)

個人的に最後まで気になったのは、

・ウィンキースのお店とダイアンの家のコーヒーカップはなぜ同じなのか。
・架空の人物であるはずの叔母は、なぜ、カミーラが青いキュービックの鍵を
 開けて(死後の世界へ)消えた直後のシーンで登場するのか
・老夫婦はダイアンの両親?なぜ最後に幻想のようになってダイアンを自殺へ
 追いやったのか?
・カミーラは、なぜいつも化粧が濃いのか
・アダム監督とカミーラの婚約発表パーティで、
 ココ(現実はアダム監督の母、夢の中ではベティのアパートメントの管理人)は、
 売れない自分をなげくダイアンの手に、やさしく手を添える
 彼女は唯一、ダイアンの夢想世界と謀略(カミーラを殺す計画)を知っていたのでは。
・カウボーイは闇の代理人のような位置づけのはずなのに、
 なぜ、仙人のようなセリフをいうのか。

あと、2、3回見ないと理解できないかもしれませんな。






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最終更新日  2008/09/01 12:35:48 AM
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