amigoのいしやまです、こんばんは。

今日明日と開催されている「ひろば全協」の立ち上げ支援セミナー。
一日目の今日は諸事情で参加できなくなってしまい、残念でした。
明日は分科会、その後は「おでかけひろば＠あみーご」に視察の皆様をお迎えします。

榊原さんから、興味深いシンポジウムのご案内がありました。
１０月４日（土）に大阪で少子化の国際シンポジウムが開かれるそうです。

なんでも、
内閣府がアメリカ、イタリア、シンガポールの各国政府の
少子化政策担当者を招いて情報交換をやるのですが、
その人たちの出るシンポジウムを大阪で開催するのだそう。

むむ･･･興味深い
学びの秋に
関西圏の皆様、ぜひ！
詳しくはコチラです。
榊原さんがコーディネイターをなさるようです。

---------------------------------------------
先週末は、子どもの合宿に付き添い那須に2泊3日の旅にでました。

単身赴任していた夫も戻り、
今回は都合が合うということで
父親も金曜夜から参加し
家族全員が揃っての合宿参加でした。

茶臼岳登山は雨に見舞われましたが、
それでも一歩一歩進む園児の背中は頼もしかったです。

ベッドにシーツを敷くこと、
自分の食べられる量を考えて選ぶ、ブッフェ形式の食事。
（そううまくはいかなかったりしますが、笑）
トレイに食事を載せて運ぶ4才児。
終わったテーブルを拭くことまで頭に入っている5才児。

自分で布の色を選び、三つ編みして運動会に使う縄跳びを作ったり、
これでもかという程おたまじゃくしを捕まえ、
トンボを追い、草の上でおやつの栗を剥く。

天気の関係で美術館にも足を運び、
絵を描き、折り紙もしこたましました。

交流のある園との合同合宿で
遠くは舞鶴から新幹線を乗り継いできた子どもたちもいました。

いやでも見えてくる子どもたちの個性、そして大人の、自分の個性。

昼間感じたことが
夜のミーティングで腑に落ちたり、
「保育」を深く捉え、実践に移している園長たちの言葉や佇まいから
学ぶことは本当に色々ありました。

大人面した途端、子どもはさっと扉を閉めます。
逆に迎合しても、こちらを見ません。
必要以上の言葉は、子どもの心をかたくした。


子どものことに限らず、物事全般において
日頃、いかに言葉や知識でわかったつもりになっていたかを感じました。
そんな私も「知っていること」「分かろうと努めていること」を
知って欲しい、認めて欲しいのでした。

知って欲しい、認めて欲しい感情は
草花を摘み、編む行為で慰められるのでした。

こういうことをしていた、あの頃の私を、
大人になり、親になった自分が慰めたんだ、そう感じました。
人は、幾つになっても
自分を分かって欲しい、認めて欲しいというコップを
満たし続けたい生き物なのだと思います。

そこが満たされ、寂しかった感情が慰められてこそ
「他者」との関係が健全にできるのかもしれませんね。

恐がらないで、自分のコップの水の量をちゃんと見てみるのも、
いいのかもしれない。

小さい人たちの
コップを満たすことに
人生かけて向き合う園長たち。

父母会にいる私に、
子育て支援という世界に在籍している私のアクションは、何だろう。
そんなこともずっと考えました。

福岡での事件も心が痛みます。
どんな形の、どんな性質をもったコップでもいいじゃない。
それが満ちれば。
満ちることを求め、満たすことができる世の中が素敵だと思います。