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こんにちは、amigoのいしやまです。
昨日、 NHK総合で放送された非正規雇用労働者を特集する番組に見入ってしまい、気が付けば9時。 慌てて子どもを風呂に入れ、寝かせました。 子ども、ひたすら工作してました。 時折受ける質問には以下のようなぐあい。 「なんであの人ご飯食べられないの?」 「お金も家もないから。」 「なんで?コンビ(コンビニをこう呼ぶ)行けばいいじゃん。」 げっ! 「コンビでどうやってご飯買う?」 「お金払う。」 「この人には、そのお金がないんだよ、今のところ、どうしても。」 「あげればいいじゃん。」 「あげてもいいけど、力になんないんだよ。 家はどうしてそのお金があるんだとおもう?」 「父ちゃんが仕事バンキだから(←今放映中の戦闘モノの、悪党に使われる呼び方)。 母ちゃんもやってるじゃん、amigo。」 など。 32歳の非正規雇用を渡り歩く若者の話。 正職員からパートに転換し、それと同時に社会保険が外れた女性。 その女性の夫も非正規雇用労働者。 とても子どもは望めないという話・・・。 社会保障制度の厚いオランダの話。 日本の雇用体制の変遷。 政治家のコメント、貧困から脱却する人を支えるNPO代表のコメント、経済界からのコメント。 今年は12月27日(土)~1月4日(日)まで 一般社会がいわゆる休みに入る。 それだけで、生命線に関わる人が少なからずいるのです。 はっきり言って果てしなすぎました。 今、この私ができることを深く考えました。 こんな社会になる少し手前を垣間見る機会がありました。 先週の土曜日に行った保育園の“母さん会”。 2次会ではカラオケに行きました。 年齢層との兼ね合いから「80年代縛り」などと言いつつ 大いに盛り上がったわけですが、 この頃の歌詞は、作品として深みや文化を感じるのです。 で、90年をまたぐ頃の歌ですと 歌詞と画面に映る背景のギャップがものすごく気になってきて。 今井美樹さんの「PRIDE」(ここにリンクでよいか、微妙ですが)の背景が 10代のカップルが丘の上で寄り添いあってタバコをすってみたりしてて・・・。 プライドって、それ??? 「飾りじゃないのよ涙は」も、全然違った。 そんな曲ぢゃ、ない と、無駄に怒ったりしていました。 (因みに、私の隣りにはまつだたえこさんが) 浅い解釈で表現することをがまかり通って、 それを見てきた人が大人になってきている、今。 すごく端折っているけれど、 つまりはそういうことなんじゃないかなって 酔いながら、大いに語り、それでも歌ったのでした。 浅いけど、 ちょっときれいにつくればお金になった。 それで、今もお金になる。 もっと効率よくお金にすることを目指して 浅かった解釈など、振り返ることもなく・・・。 で、今、仕事の面で私にできること。 まず思いつくことは 母たちと語ること、 母たちに伝えるべきメッセージをもつこと、母たちに質問すること。 「聞かれると、答えが見つからなくてドキドキしますよね。」 と、今日ある母が言っていた。 「大丈夫、私また質問するから。」 問いかけ問いかけ続け、少しずつ子どもためのスペースを広げてゆきたい。 お母さんがその席に座ってたら 子どもたちの座る席が空かないから。。。 こういうところから、少しずつやれることが 現場での私ができることです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 16, 2008 11:47:25 PM
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