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カテゴリ:葦澤美也子(Sereno)
葦澤です。
先々週の金曜日、 ぶりっじで松田さんとたくさんお喋りしました。 ぶりっじにはのぞみさんもいて、 お二人とゆっくり顔を合わせるのは久しぶりで なんだか楽しかったです。 先週の金曜日、松田さんに会ったときに 「なんか楽しかった」と言ったら 「ふーん。なにが?」と訊かれたので 考えてみたら、印象に残っている言葉がありました。 「ショートカットをしないで、自分でもがくことが大事」 「自分とは違う立場の人の心配をなぜあなたがするのか? その人の悩みはその人が悩むべきものなのでは?」 松田妙子語録。 たまに聞くと、元気になります。 普段はすごくにこやかな松田さんが 鋭い目をするときの眼光も好きです(笑) * * * 自分の子どもかどうかに関わらず、 子どもを育てた実経験を持つ方は 概してみなさん、優しい。 悩み、つまづいた経験のある人は、 ついつい次に続く人に 「自分と同じ思いをさせたくない」と思ってしまう。 子育て支援の道にどっぷり入った人も かつては(または今でも)、 「自分が経験した苦しみを、他の人たちから取り除きたい」 と思っていた(いる)人が多いのではないかと推測します。 たとえば、それが子どもに向く人もいる。 「ショートカットさせたい」わけです。 それが、いろんな動機。 でもきっと、何ごとにも、 リスクとハザードがあって。 ハザードは取り除くべきだけれど、 リスクは成長の糧にする必要がある。 「ショートカットさせたい」と 最初は思っていても、 それを突き詰めると、 「リスクは、そこにあるべきもの。経験すべき財産」 という結果に辿り着くんだなと。 本当の愛、本当の優しさって、 どんなものなんでしょうね。 私自身辿り着けていないので 正直よくわかりません。 ただ、あまり急いでショートカットせずに 答えを探してあがく過程は大事にしたいな。 子育てに時間がかかるのと同じように。 長女が自分で書いた高校受験の願書。 書き終わってから見せられて 「ねえ。これで間違ってないよね?」と訊かれました。 「うん。大丈夫じゃない?」と返したわけですが。 ここまで辿り着くのに15年。 長いのか。短いのか。 * * * さっきトイレでふと思ったこと。 「病み」と「闇」。同じ語源かもしれないなあと。 知識も根拠もありませんが。 明けるまでの恐怖も、 寄り添う人がいれば和らげられるもの。 * * * 先週紹介した番組を見ていたら、 子どもたちの自立を支援している施設の方が 「依存」と「自立」は車の両輪みたいなもの。 「依存」なしに「自立」は成り立たない。 みたいなことをおっしゃっていて。 それも、今、強く印象に残っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 18, 2009 01:23:03 AM
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