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カテゴリ:井出崎小百合(オープンハウス童楽)
こんにちは、山口の井出崎です。
ここんところの東京の動きになんだかついていけない地方の私。 東京ってやっぱりすごいなーって・・・、 で、腰が引けちゃって何を書いたらいいのかわからないので めっちゃミクロなお話を。 先日事件がありました。 子どもたちが外で遊んでいて、お隣のおばさんが警察を呼びました。 理由は、うるさいのと体が大きい(高1もいた)から怖いということでした。 世間ではこんな子どもたちがいっぱい事件を起していて あんたらも、何をしでかすかわからないと言うのです。 物を壊したわけでも、シンナーを吸っているわけでも ゲームセンターでたむろしているわけでもありません。 青空の下、元気に遊んでいて警察を呼ばれたのです。 春休みということもあり、テンションが上がっていつもより声が大きかったのかも しれません。 それにしても・・・です。 夜たまたま電話のあった母にそのことを話すと 「今の子どもたちはかわいそうだ」といい、 そして私に 「子どもたちはいろんなことをやりたいし、実際にいろんなことをやらかすんよ。 でも、子どもたちがそうやって 育っていく環境を作ってやるのは大人や親の役割。 あんたがご近所にきちんとそういう関係づくりを してないからあかんのや。みかん送ってあげるから (父の郷がミカンの産地) ご近所に挨拶してまわりなさい」と叱られました。 ちょっと驚きました。 「人様に迷惑をかけないように」とはもちろん言わないし それより、子どもたちのために大人たちが環境づくりをし そのための関係づくりをしなさいというのです。 うちの母は普通の田舎のおばさんで、子育て支援に関わったこともないし その言葉すら知りません。 でも、そういえば以前、姪っ子が小学生の時、 春休みにお友達のおうちに泊まりに行きたいと言ったのに、 親同士が「春休みなので風邪でもひいたら大変だから」と 夏休みにすることにしたという話を聞いた時も なんだかとっても怒っていました。 大人の都合や建て前で子どもの「今やりたい」という気持ちを 壊してどうするんだって。 以前協働フォーラムをさせていただいた時に県立大学の二村先生に、 「大人って何?」と聞かれたことがあるのですが 昔は子どもの成長発達に何が必要なのかということを知っている大人が地域に たくさんいたのだと思います。 成熟した大人で作られた国や地域が これからの子どもたちを育てていく時に何をしていくのか ぶれずに見極めていける力を私自身もつけなきゃって 思う今日この頃です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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