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カテゴリ:井出崎小百合(オープンハウス童楽)
我が家にやってくる肝っ玉母ちゃんのMちゃんが
4月に2人目の赤ちゃんを産んだ。 Mちゃんの実家のお母さんも、お姑さんたちも まだまだ働き盛りで、産後の介助には来ることができない。 産後、上の子どもは無認可の保育園に預け、 周りのママたちは食事を運び、そしてパパは毎日家事をし 上の子どもを保育園に迎えに行った。 もっと甘えてくれてもいいのに、と思うほど ほんとに2人でよくガンバっていた。 そんなMちゃんが先日やってきて 「旦那の上司が先日の飲みの席で、 『おまえはもっとやると期待していたのに・・・』って言われたんだって。 保育園に迎えに行くために、 少し仕事を他の方にお願いしたりしたのが目に付いたみたい。 その上司は、長く仕事をやるのがいいとどうも評価しているみたいなんよねー。 できる仕事は時間内に終えて定時で帰れるようにちゃんとやっていたみたいなのに~。 腹が立つから、もう保育園の迎えは私が行くって言ったのよ。」 とぷんぷん。 実はMちゃんのご主人とうちの夫は同じ会社。 この話を夫にしたところ、 「2~3日だと仕方ないか、と思うだろうけど、 何日も続くと『なんでこいつだけ』ってなるのはわかるなあ」と言う。 「だって、お互いさまじゃん。 その上司だって、介護とか家族の病気とか、今後あり得ないこともないし」 と言うと 「前はそれだけの余裕があったけど、 今は、削減削減って、人員的にも全然余裕がなくて どんどんぎすぎすしてきている気がする。 転勤もあって、数年の付き合いだから、お互いさまっていう感覚も なかなか生まれないよなあ」と言う。 日本国中が無駄の削減をしている。 でも、子育てなんか、無駄だらけ。 いや、人が生き物である以上、ロボットみたいに、 精密に無駄なくなんてあり得ない気がする。 こどもが普通に育って、人が普通に生きていくための ゆとりと、無駄って誰がどんなふうに決めていくんだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 25, 2010 10:08:24 PM
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