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カテゴリ:宇治だより 迫きよみ
こんにちは。宇治の迫です。本当は当番先週でした。ごめんなさい・・・。
さて、先日小学5年生の息子のサッカークラブの引率当番で、バスに乗りました。 (当チームは、公共の交通機関を使って試合会場に行くというポリシーを持った、いまどき変わったチームです) 自分のものは自分で持つので、炎天下の日などは、3リットルのお茶も自分で持つし、親がテント等も用意しないので、マイチェアーももっていきます。 寒いときは大きなコートも着ていたりして、すごい荷物になります。 そんな子どもたち24人を2人の大人で引率します。 最近感じたのが、なんだかバスが小さくなっていること。 以前の市バスとかだったら、24人の子どもたちが乗っても、ラッシュ時を除けば、さほど困ったことが無かったのですが、今、バス等を使われる方が減ったり、乗り降りがしやすい、段差が少ないバスに変えたりする中、小型化しているような気がします。 小さいバスだと、私たちが乗っただけで一杯になってしまうのです。 そういう状態になると、他の方たちからの、ちょっと冷たーい視線を感じてしまうのです。 先日は、バスの運転手さんがなぜか最初から怒っていて、子どもたちにめちゃくちゃきつい言葉をかけられて、子どもたちも萎縮してしまいました。(先に他のお客さんも乗っていただいたし、高齢の方には席を譲ったし、下りるときも出来るだけお金をまとめて出したけど・・・)さも、集団で乗ったことが悪いような雰囲気でした。 ちょうど私は、その日「エコファミリー」といって、子どもがいる家族でバスを使うと、無料になるというキャンペーン月間で、そのチケットを使おうと思って持っていました。 環境のためにも、こどもたちにバス等の公共交通機関を使ってほしいというキャンペーンですが、実際に乗るとこのような状態。 そんな日を過ごしながら、あることを思い出しました。 以前のこと、手作りのだっこひも教室に参加をしたいという、5ヶ月くらいの赤ちゃんのいるお母さんから連絡がありました。 「行きたいけど、その場所にいけない」ということ。 住所を聞くと、確かに車がないと不便なところですが、バスを乗り継げば来れるのです。 で、その旨伝えると「バスに乗ったことがない」「バス停がどこにあるのかわからない」とういこと。 だからといって、「じゃあ、迎えに行ってあげるから教室に参加をしたら?」ではないだろうと思って、自分で来られる方法をいろいろ伝えてみましたが、結局彼女は車は運転が出来て、夫に車を置いていってもらって教室に参加をしました。 でも、そのことがきっかけで、「バス路線を中心と考えたマップをつくろう」と思い、マップを作ったところ、あまりにもバス路線が少なくてびっくりしました。 調べて分ったのですが、年々バス路線が少なくなっているそうです。 そんなこともあってか、大型バスを、買い替えの際には小型化しているのでしょうね。 もしも、今、バス等を使わなくてもいい生活をしていたとしても、将来どこで子育てをするのかわかりません。そこではバスも使わないといけないかもしれません。 なれない土地。なれない育児。その中でのったことがないバスに乗るのは、かなりハードルが高いのかもしれません。 せめて、子どもの頃から、バスや電車を利用して、自分で移動が出来るようになっておきたいものだな・・・と思います。 長男は中学になりました。サッカーの試合先もかなり遠方になってきます。 でも、こうした移動経験をしていたためか、さっさとネットで時刻表を検索し、自分で予定を立てて行動できるようになっています。 雨具が無くてぬれたとか・・・ 暑い日なのに水分を十分持っていなくて困ったとか・・・ 試合回数をみて、どのような食事を持参するのが良いのか考えるとか・・・ 子どものうちに失敗を通じて学んでいくことって大事だな・・・と思います。 やや、バスの話からそれましたが、最近感じたことでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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