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カテゴリ:飛び入り参加。賛同人のコーナー
兵庫県加古川市の はりまdeあいあい のシオタニクミコと申します。
お声がけいただき、飛び入りで初めて投稿させていただきます。 はりまdeあいあいは、加古川市内の個人宅で 子育てひろばや自主講座を開催する団体です。 また、登録メンバーによる預かりあい活動も行って おり、今年秋で発足5年を迎えます。 (4つ葉プロジェクトとの出会いが どんなに力になってきたことでしょうか。 与えていただいた視点が 折々の活動の支えとなって続けてこられた と感じています。ありがとうございます) この数年の間に、 当市の子育て支援センターも2箇所になり、 ひろばの数も増えたし、子どもだけ参加の幼児教室が増えました。 近所の公園へ毎日出かけるスタイルではなく、 曜日ごとに車で移動する親子たち。 サークルはお世話役が回ってくるから面倒だ という話もよく聞きます。 変化を眺めていると、便利になった分、 親子はお客さん化しているのかも と感じることがあります。 私たちはひろばを通して、 子どもと母同士の出会いや笑いあふれるランチタイム、 ちょっとしたゆったり気分や大人の会話時間、 安全な遊び場を提供しようと考えてきました。 しかし現在は3人のスタッフに1歳児がおり、 とてもじゃないですが「お世話している」わけではありません。 見分けがつかないほど参加者の方々と一緒になって 子どもとの暮らしの試行錯誤を共有している感じです。 それでも時折、 「あれ?参加してくれる人たちに喜んでもらおうと思って 頑張っちゃうことで、参加者とスタッフとの線引きを くっきりさせてしまっているんじゃないだろうか」、とか 「子育てしながらでも、お互い支えあうことが出来きるんだという 気持ちが伝わっているのだろうか」と 振り返ることがありました。 こんな中、先日預かりあいの活動に加入された方から、 こういうお話を聞かせていただきました。 (お許しをいただき引用させて頂きます) 今までは(恥ずかしながら) 「行政が何をしてくれるか」 「どんな助けが受けられるのだろう」 というふうにしか考えていなかった。 それがいつの間にか 「行政はこういうことをするんだな。 じゃあ私はどうしたらいいだろう。 私でも何かできることはないかな」 というように考えるようになっていた。 彼女は市の次世代育成支援行動計画案に目を通していて、 こういう感想をもたれたとのことでした。 こちらから多くを説明することなく、活動に参加する中で こんなご自身の変化を感じてもらうことが出来て感激しました。 同時に子どもを持つ女性や、集う場所の持つ可能性を もっと信じていこうと思いました。 私たちの活動は、これまでたくさんの応援を受けています。 活動拠点をお貸しくださっているオーナーさん。 運営に悩んでいた時に貴重なヒントを話しにきてくださった先輩方。 いただいた力をどなたかに手渡したい。 今後もひろばに足を運んでこられる方々とのご縁を生かして、 エネルギーが循環する空間を作っていきたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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