|
カテゴリ:北海道より中谷通恵
ひな祭りに40センチの積雪があり、5日の今日も20センチの積雪。
北海道の中では少雪地域の白老町でも、雪かきにおわれていました。 2月13日14日に福岡市で行われた「NPO法人子どもとメディア 第5回全国フォーラム」に参加して大変刺激を受けました。 「子どもとメディア」の新しい関係を求めて10年 ~各地のとりくみと子どもたちの日々~のテーマで、 基調講演「子どもの心とからだの発達不全」・シアター プロジェクト・リレートーク・ 分科会「メディア漬けから抜け出す試み」 スキルアップ講座「思春期の子どもにケータイをどう伝えるか」などなど、 盛沢山の2日間。 (NPO法人子どもとメディアのHP http://www16.ocn.ne.jp/~k-media/index.html) 子どもの発達段階に合わせたノーメディアの取り組みが、 丁寧に行われている様々な事例に、圧倒されました。 ぜひぜひ、北海道でも(身近な地域でも)取り組んでいきたいと 熱い思いをもって、寒い北海道に帰ってきました。 今年度文部科学省の委託を受けた「訪問型家庭教育相談体制 充実事業」報告集を作成しています。 個人対象の活動としては、保育園・幼稚園・小学校の保護者対象 のアンケート及び乳児検診での聞き取り調査で、 訪問ニーズを把握した(約1000件)ところ、回収数が約半数。 そのうち、 「すぐに訪問希望」した方が30人、「希望するかもしれない」が 約4割。「希望しない」が約5割でした。 訪問を希望した方の子どもの年齢は様々で、 相談・情報提供の内容も多様でした。 1度の訪問で他の子育て支援施設に自分から関わるようになったり、 人間関係を広げていく方が多い一方、 複数回の訪問の後に関係機関への付き添いもさせてもらう事例など、 支援チームのメンバーも試行錯誤しながら活動してきました。 人口が2万人程度の小規模自治体では、対象を狭めない (乳児から中学生くらいまで)で、 「ちょっと困った時に来てもらおうかな?」という 支援の仕組みが有効かな?と感じています。 他にも、事業所や団体への訪問も働きかけましたが、 1件しか依頼がなく次年度の課題です。 学校対象の活動として、支援チームのメンバーが町内全ての 小学校の就学時検診や中学校の体験入学時の保護者向け 家庭教育の講話を実施しました。 来年は、予想通り(笑) 文部科学省の委託はなくなりますが。 白老町としては、一定の成果があったと評価され、 また継続することの意義を認められ、 町単独の予算で実施する方向です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 6, 2010 12:08:15 AM
コメント(0) | コメントを書く
[北海道より中谷通恵] カテゴリの最新記事
|
|