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カテゴリ:コマームスタッフより
皆さんはじめまして、コマームの西本です。
私は、子育て関係のコーディネーターをしています。 コーディネーターは、電話でお客様のご依頼を受けたり、 時にはご相談を受けたりします。 スタッフとも研修会等でしか会う事が出来ない為、 やはり電話での対応が多くなります。 顔が見えない分、声だけでどれだけのニーズに応えられるのか いつも考えながら対応しています。 心も身体も疲れてしまったママに、 「がんばって」と言いたい気持ちになる事もありますが、 その時、一瞬考えます。 がんばっている人にがんばって!と言ったらどう感じるのかを・・。 もしかしたらこれ以上どう頑張れと言うの? と追い打ちをかけてしまう事もあるかもしれません。 私がそれを教わったのは、今年高校3年になる甥です。 私の甥には、障害があります。 小さい頃から足に装具をつけ、今も、外見はわかりにくいですが、 靴の中に装具が入っています。 皆さんが日常何気なくしている事が(服を着る、靴を履くなど) 彼には毎日努力しての克服です。 いじめにも遭いました。 絵を描けば現実には難しい野球やサッカーをしているところや、 羽をつけた絵でした。 小学生になり自転車に乗りたい一心で、 週末パパと練習を重ね、乗れるまで1年かかりました。 その後妹ができ、ある日ポツリと 「元気な体に生まれて良かったね」と言ったそうです。 その場にはいなかったものの、本当に切なかったです。 どんなに頑張っても叶わない事があるというのを言葉には出さず、 ずっと持っているのだと思います。 そんな甥は、学校の先生になりたいという夢に向かって 今毎日勉強しています。 がんばってと言うのは簡単ですが、 受容と共感を通し、安心を感じてもらえたら嬉しいです。 会社のトイレのドアに、 「たった一言が人の心を傷つける たった一言が、人の心を暖める」 という言葉が貼ってあります。 それを目にする度、コーディネーターは正にこの言葉を感じながら お客様やスタッフと接していかなければならないと思います。 ですが、そうは言っても、知らず知らず傷つけてしまい、 クレームを頂いてしまう事もあります。 私はそういう言葉を、 もっとがんばって と言われていると受け取るようにしています。 これからも、お母様方のニーズだけではなく 本当はこれをしてほしいという心の声?「ウォンツ」に応えられるよう、 心に寄り添っていきたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 24, 2010 02:14:37 PM
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