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カテゴリ:コマームスタッフより
去年末、父親になりました。
子育てについてブログを書いて見てと言われた。 っで、「子育て」って何か?と素朴な疑問が上がってきたのです。 子育てとは何か、読んで字のごとく子どもを育てる? でも、なんで?どうやって? その意味、子育ての本当の意味を知りたくなりました。 子育て一年生の僕はお風呂に入りながらあれこれ考えました。 深く考えすぎたので、少し話は飛躍しますが進ませて頂きます。 そもそも、私たち人間だけが子育てをしているのではないですよね。 犬や猫、哺乳類と呼ばれるものは全てと言っていいほど子育てをします。鳥もしますね。 みんな自分の子どもがかわいいから子育てするのでしょうか? でも、カエルやトカゲ、魚などはしない方が多いと思います。 そう考えると、生き物が進化する過程の中で子育てをした方が良い と出した答えなのかもしれません。 生きていく中で、様々な状況や厳しい環境にいち早く対応できるようにする。 そのサポートをしてあげるのが子育ての原点と言えるのかもしれません。 この子育ての“原点”をふまえて話を進めさせて頂きます。 私たち人間に置き換えてもこの子育ての意味は当てはまるように思います。 一昔前、日本の高度成長期のころ、男性は働くもの、女性は家事・育児。 大企業に就職するための学歴社会、スパルタ教育と呼ばれるものが子育ての主流でした。 しかし、子育ての原点は成長のサポートで、主役はあくまで子ども、親は黒子に徹するもの。 視野を広げるための意見や教育は大事だけれど、自分の意見を押し付けるものではなく、決めるのは子ども自身、親ではないですよね。 最近になってこのような個人の人格を育てる子育ての重要性が広まってきました。 社会と言う複雑な要素が詰まったこの世界で、 どのようにその環境に順応していくか、どう生きていくか。 それを教え、サポートするのが子育ての重要な役割だと思います。 しかし、社会は常に進化し複雑になり、現在ではグローバル化(地球規模)もささやかれています。 そうなると子育てを親と言う個人だけに頼るのは大変です。親のサポートだけでは不十分な世の中になっているのです。 そこで、地域ぐるみの子育てが必要となってきますね。その地域の集合体である国が、子育てに力を入れて取り組むことが更に大事になってくると思います。 ようやく国も子育て支援という言葉を口にするようになりましたが、支援だけではまだ物足りないですね。 子育てを支援(サポート)するのではなく、子育て自体が子どものサポートです。 早く、地域が、国が“子育て”をする世の中になってもらいたいものです。 日本も、今までは就学後の子育てである“教育”には力を入れてきました。 最近になり、就学前の特に0~3歳児の子育てが大事だという事が分かってきました。 より良い未来のために、どうしたら良いか。 偉い学者さん達が日々研究を重ね、方法を試行錯誤出した結果。 特に大事なのは遊びではないか、と。 子どもはほっといても遊ぶものです。楽しから遊ぶ、子どもにしたらただそれだけ。 遊びの中で学ぶことはたくさんあります。いや、0~3歳児に関しては学ぶために遊んでいるのかもしれません。 その遊びの中で子ども達は何を学ぼうとしているのか? 子育てをする立場の僕らは遊びの意味を理解しておくと良いですね。 知識を詰め込むのではなく、もともと子ども達が持っている、 人間に初めから備わっている様々な感性。 その感性を“遊び“で最大限に引き出してあげる。 可能性を引き出してあげる。 それが子育て。その子育てが大切なのです。 このように子育て自体も世界の流れの中で、 より効果的に、より良い未来のために進化しているのです。 子育てが生物の進化の過程で生まれ、今現在も日々の進化を続けていることを語りました。 といえ、今現在、気持ちよさそうに寝息を立てている息子の寝顔を眺めていると・・・。 そんな事はどうでもよくなりますね。 一人の親としてそんな理論のために我が子を育てるわけじゃない。 素直にいとおしいから、大切だから。 自由に、元気に、自分らしく生きていって欲しい。 そのための愛情は惜しまずそそぐよ。 そうつぶやきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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