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カテゴリ:松賢さん
はてさて、ついに昼メロにまで手を出す日がこようとは。
取敢えず、網元家編はざっと流し見。 うっかりしていて、トドの心中前後も見逃してしまう。 まぁ、良い。 ドロドロとお定まりの波乱万丈を予感させる序章で、昼メロ定番と言った感じ。 でも、それはそれで品が無くもなく、流石に巨匠wの作品といった風格が。 美禰子役の遠山景織子さんは、清楚で幸薄い美女にぴったり。 ちゃんと可憐な女学生に見えるのは凄い。演技はラディッシュだけど。(ヲイッ) もう一人のヒロイン・美琶子は、うーん、一寸まぁ、好みの問題もあるけど…ま、はっきり言っちゃって厳しいっすね。 同じラディッシュでも、方向性が違う感じで。 と言うか、二人ラディッシュちゃんが並ぶと、キツイ。昼メロでも。 だが、それを補って余るほど、脇が充実。 網元のおやっさん、渋いねぇー、素晴らしい。おっかさんも、良い。 美琶子実母のピンキーお丹さんも、元売れっ子芸妓の婀娜と料亭女将の張りを併せ持って、これまたピタリ。 海軍に入ったトドは…役が役だし。乙。 と、あからさまにサクっと導入部を省き、メインディッシュの伯爵家編に突入。 しかしなんですね。 何と申しましょうか…松賢さんを見るのが、こんなにも面映い事だったとはw 朝っぱらから見るにしても濃ゆいお方ではありましたが、お昼のお茶の間に提供するには、ハラハラドキドキな素材でございまする。 録画をまとめて見たら、かーなりクラクラしちまいましたよ。 短期間でかなりスッキリと面変わりしていたのは、流石。 ちゃんと顕彦お坊ちゃまモードに入ってるんですね。 34歳が24歳は厳しいですが、いやいや、それなりに若々しいです。 ただ、やはり染み付いたイメージを払拭するのは、かなり困難な作業かと。 ぶっちゃけて、まだ893味は垣間見えてしまいますね。 貴族らしい品がない、とは思いませんが。 役者としてと言うより、松田賢二本人の本質的な品の良さが幸いしている感じ。 ですが、逆に、親の金で道楽的左翼運動にうつつを抜かす馬鹿ボンにしては、余りにご本人の経験値の高さが出されてしまっているように見えます。 妙に、酸いも甘いも噛み分けたお坊ちゃんに見えちゃうんだよなぁ。 ママンに接している場面も、息子と言うより、下手したら情人だよん。 もう少し馬鹿になって欲しいかと。 違和感に拍車を掛けているのが、残念な事に、松賢さんの魅力のひとつである声。 これは、もうお気の毒としか。 確かに、科白の通りが悪いのは滑舌にも問題があるのでしょう。 が、たとえ科白回しがスムーズになろうとも、あの声では若々しいお坊ちゃまのイメージから遠い事は変わらないでしょうな。 言ってもしゃーないけどさ。 …と、いつもの如く、まず文句三昧を。 でも、やっぱり松田さん、良いっす。 左翼活動がばれて、伯爵御前に叱責される場面とか。 流石に殴られなれてるw 女性の扱いに、実はうぶな処とかもグッ。 この辺は、役者より本人の素も見えてるのかな。 今週の目玉は、注目の閨房場面でしたが、アハハ、頑張ってたし。 あの衝撃の河原尻から数ヶ月、見事スッキリとした背中に感動。(そこかw) 触れる手の温もり、見つめる眼差しの優しさ。 美禰子の美しさもあって、照れずに見ることが出来て、なかなか良かったです。 しかし、遠山美禰子は、今週に入って驚くほど綺麗になったと思う。ラデッ(ryは…w 伯爵家編も、脇がしっかりしていてGJ。 絵空事を、“魅せる”ものにするには、基礎固めがしっかりしていなければ。 その点において、この作品は、期待できるものになりそうで、楽しみです。 行動は早かった割には、流れはまだ緩やかだった今週。 来週からが、ジェットコースターになるのでしょうか。 お坊ちゃま顕彦の、囲いから放たれた後の変化も楽しみです。 飼い猫の火遊びが、野に捨てられて、どんな獣に変わっていくか。 松田さんの演技に注目。 イケイケ中年お坊ちゃま。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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