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カテゴリ:シェフの思想
披露宴を盛り上げる為に流れるBGM、友人の余興で歌われる曲も 時代と共に変わっていきます。
20年ぐらい前だと、高砂で入場して、よく聞いたのが 長渕剛の「乾杯」、時は流れ、安室ナミエの「キャン・ユー・セレブレイト」 別の場所で聞いても、婚礼を思い出すぐらい 流れていました。 今は、どうでしょうか、演歌は聞いたことがありません。ミスチルの「しるし」・ コブクロ 「永遠を共に」 伊藤由奈・「Precious」 レミオロメン・「3月9日」 、 多いな~と感じるのは GReeeeN・ 「愛唄」 どれも、いい唄ですよね 感謝の手紙、今、今日までのご両親との思いで。 休みの時は一日中肩車をしてくれた父、 風邪をひき鼻水で呼吸ができず苦しそうにしている自分の鼻水を、口で何度も吸い取ってくれた母。友達から借りたミニカーを返し忘れただけで、底が抜けるほど怒鳴った父、 亡くなったおばあちゃんの手を泣きながらずっと擦り続けていた母・・・ そして、大掃除の時に腕の骨を折って接骨院を駆けずり回って探してくれた両親、 一つ一つの思い出は、実はその時の両親の守らなければいけない我が子への全力投球・・・ その結果であるということ。 そして、両親から注いでもらえた愛情が、今の自分たちを支えているということ。 「お父さん、お母さんの子供に生まれて来ることができて幸せです。 これからも親子であることには変わりないので、末永くよろしくお願いします」 親として、今までの苦労が報われる瞬間だと思います。 子育てという”一大事業”から一歩も逃げずに立ち向かった・・・ その勲章のようなものですね。 そして、時間が過ぎて、華やかで、鮮やかな 披露宴もゆっくりと幕を閉じる。 足羽川 桜橋近くに、俵 万智さんの唄の石碑があります。 唄のように、「なにもなかった」如く、ホテルスタッフは次の準備に取り掛かっていきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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