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カテゴリ:シェフの思想
数日間のブログをふり返ってみると、あまり 料理にかかわっていない内容が多いので、この辺で私の仕事を含めた内容に関係のある 事を書いてみましょう・・・・
ま、そんなに硬く ブログを書く事も無いとは思いますが! さて、あえて洋食と言いますが 使いなれていない ナイフ、フォークをつかって食事をするイメージがあるこの業界、 このフォークはどのくらい前から頻繁に使用されて来たのでしょうか? 私達の使っている 箸よりとても歴史が古いのではないだろうかなんてね・・・・ 16世紀ルネッサンス期のきらびやかな先進国 イタリアではすでにフォークが使用されていました。イタリアの名家メディチ家のカトリーヌ・ド・メディシスが使用していました、 が、カトリーヌも常にフォークを使用していたのではなく、熱い料理を食べる時は革の指サックを使用して 手づかみで食べていました! と いう事は???? 慌てない、慌てない。フォークの起源は古代エジプトにまでさかのぼります。 フォークはもともとテーブル用ではなく、料理用として生まれたもので、釜の中の肉片などをつかみとるのが、その使用目的 私の料理用フォーク なので 歯が2本しか無いんです フォークの歯は時代が進むにつれて本数が増えて現在の4本になったのです カトリーヌがフランス王 アンリ2世と結婚した1533年はまだ 歯が3本です 17世紀にもまだ 普及していませんでした。あのルイ14世も食事は手づかみでした。 マジですか 徳川家康が江戸幕府を開いたのが1603年だったと思います、 そのころ箸は十分に庶民も使っていたでしょうね。 フォークの使用が普及しはじめるのは18世紀を待たなければなりません、一般大衆まで広がるのは20世紀なってからです。 フォークやナイフで食事をすると なんだか緊張して楽じゃないと思いますが、日本民族 箸の方が断然歴史が古いんです。 もっと自身をもって 上から目線で フォーク、ナイフを使っちゃえ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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