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テーマ:天使ママの心(27)
カテゴリ:星に願いを・・・☆
昨日4月2日 娘が無事に1歳の誕生日を迎えることが出来ました。
ここまで来るのには長い長い時間が掛かりました。 2004年11月19日に生まれた息子優斗をたった2日で亡くしてしまってからの事です。 SIDSでした。 乳幼児突然死症候群 名前は知っていたけれどこんな事が自分に起こるなんて。。 39週と6日 3645gで生まれた優斗は新生児室の中では1番大きくて 亡くなってしまうという事なんて思いもしませんでした。 優斗がいなくなってしまってからの私は毎日泣いて泣いて 戻ってこない事を信じたくなくて 又泣きました。 悲しみの中。。 娘は優斗が天使になってから8ヶ月後に授かる事が出来ました。 赤ちゃんが来てくれたら 苦しい毎日が嬉しい日々に変わると思っていたのですが 毎日不安な日が続きました。 また失ってしまうかもしれない。。 喜びが一瞬にして悲しみに変わるかもしれない。 ずっとこんな気持ちでした。 1年前の昨日娘が無事に生まれ喜びでいっぱいの中 私たち夫婦には一番心配なことが待っていました。 原因がわからない事からもしかしてまた突然死してしまうかもしれないという不安でした。 この不安は優斗が生きていた二日間を娘が超えてもなお続きました。 1年間幸せな気持ちと不安な気持ちがあって 不安な気持ちの方が大きくて しんどい時もありました。 けれど すくすく成長してくれている娘の笑顔に励まされて毎日頑張ってきました。 1歳の誕生日を迎えることができるのかという不安がいつしか希望に変わり 現実になりました。 ここまでようやくこれました。 穏やかで幸せな気持ちになる事が出来ました。 でもこの幸せはひとつの命を失ってしまった事の上にあります。 赤ちゃんを抱く事が出来たなら何もかも元に戻るように感じていた私。 でももうなにもかもなかった頃には戻れません。 あたりまえに思っていた毎日は 我が子を失ってしまった時に動き出してしまいました。 優斗がいたら娘は生まれてきていないでしょう。 悲しいけれどこれが現実。 心の底にはいつも悲しみがあります。 優斗を助けてあげる事ができなかった事への悔しさや 自分を責める気持ちも。。 幸せだけの道を歩く事は出来ませんでした。 悲しみと幸せを二つ抱えて歩いていくことになるでしょう。 そんな私の心の中にも悲しみだけじゃない小さな幸せが。 小さな小さな幸せは一年経ちようやくとてもとても大きな幸せになりました。 たくさんの人に励まされここまでやってくる事が出来ました。 本当にありがとうございました。 娘にいっぱいのありがとうを。 みーたんありがとう! 優斗にいっぱいいっぱいのありがとうを! 優斗ありがとう。。 これからも前に進んだり後ろを向いたりしながらのママを 見守っていてね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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