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カテゴリ:実母死亡後のいろいろ
実母は、ドラマチックな演出とか大好きな人で 世界は自分を中心に回っていて、私たちは「奴隷」のように考えている人だったので 事細かい指示を書いた手書きの遺書を、何度も何度も書きなおしていて、 私たち娘を集めて、朗読して発表して、コピーして配っていました(^^;) 最初は、盛大な葬式をするように、戒名はこうして、お坊さんは何人頼んで、お返しはこれ・・・ 分厚い遺書に、命令調で詳しく支持されていました。 90歳過ぎると、さすがに家族葬で良いと言い出したのですが やはり、来てもらう親族を、名指しで指定して、 この人には、車代を〇〇円 こっちの人には、車代を〇〇円 宿泊費は・・・ と 指示が細かいのは同じでした。 けれど、亡くなった時、誰も来ませんでした。 入院中に見舞いに来たのも、1人だけ。 みな、「よろしくお願いします」というばかりです。 それだけ嫌がられる事を、実母は周りの身内にしてきたのです。 ですから、妹と私の2人で葬儀のようなものをすることになりました。 たった2人ですから、家族葬も?という状態に思えました。 考えた末、妹の知人が心配して紹介してくれた葬儀屋さんにお願いしました。 私たちは、今でも実母にかかわるたびに体調を崩すので、 遺体は火葬までの間セレモニーホールに安置してほしい 葬式はせずに火葬して、お寺さんに納骨するようにしたい と、お願いすると、 「火葬のみのコースでできますよ」との事でした。 そして担当の方から「まず、お寺さんに連絡してください」と言われたので 実母が作ったお墓のあるお寺に連絡しました。 すると 住職さんに 「葬式は、たとえ2人でも絶対にしなければ、家のお寺では、お骨を収めることはできません」 と強い口調で返事されてしまいました。 実母が生きている間は、我儘に振り回されながらも 周りの人に迷惑が掛からないように、 妹と私は、精いっぱいの事をしてきましたので、亡くなった時点でもうクタクタ。。。 精魂尽き果てた状態だったので ショックのあまり、しばらくは呆然として、 それなら、永大供養をしてくれる別の場所を探そうかと考えました。 葬儀屋さんに相談すると、 住職さんに事情を説明してよく話し合ってみたらどうですかと言われました。 妹と相談して、ダメもとで話をしてみようということにして帰宅。 疲れていましたが、全然眠れませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年01月27日 22時42分04秒
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