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2007.02.01
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カテゴリ:お仕事
私は昔から、人に何か相談されることが多いタイプです。
良く相談されるのは職業柄かパソコン関係のことですが、パソコンに関係ないことでも色々と相談されます。
つい先日もパソコン以外のことで、ちょっとした相談を受けました。

 「自分はいま就職を目指して勉強中ですが、適正がないような気がしてきました。就職できるでしょうか?」

大まかに書くとこんな内容でした。実はこれ、よくあるパターンです。
私は決まって以下のような事をこたえます。

 適正がないと考える理由はなんですか?
 わけがわからないとアドバイスは出来ません。
 やる気さえあれば何とかなるかも知れませんが、やる気はありますか?

そして返事を待ちます。
でも質問の答えではなく、なんとなく難しいとか、よくわからないとか、考えのない不安だけが返ってくることが殆どです。
私はこのパターンの人に、とても大きな問題があると考えています。

その問題とは質問に答えようという努力が感じられないこと…つまり「一方的に与えられることを期待している」ということです。
そのような考えでは就職は難しいよ、と伝えたいところですが、なかなか上手くいきません。


私は「就職とは、企業に対して自分の労働力を与える事」だと考えています。
そして給料は労働に対する対価だと考えています。
でも一方的に与えられることを期待している人たちは、そう考えてくれません。就職とは、従業員という肩書きを与えられ、給料を与えられることだと考えてしまうのです。

一方的に与えられる事を期待している人たちは相手のことをあまり考えないために、甘い話にのりやすくなります。そしていつか、人を利用する事ばかり考えている企業に利用されてしまいます。それは本人のためにも社会のためにもならないことなのですが、本人が問題に気づくことはありません。企業のほうが一枚上手なことが殆どだからです。
そんなケースが増えているように感じます。困ったことです。


でも求人する側からすると困ってばかりはいられないので、少しでも多くの人に見てもらうためにも、求人情報の「甘い話」は増えて続けています。意図的に(都合良く)誤解させるような求人情報も増えてきました。
そんな世の中の流れを、私は不快に感じます。

私はまだ、雇う側としてどうすべきなのか、考えているところです。





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最終更新日  2007.02.02 00:47:04
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