高校の芸術科の先生
画家の卵のOさんの出身高校の先生が見えた。あいにくOさんはお見えにならなかったが、育てた子供たちへの思いや、世界が日本がおかしくなっていることへの憂いなどを熱く語っていかれた。群馬県の公立高校に芸術コースというのがあるそうだ。立ち上げからかかわって、今年で7年目だとか。卒業生は4回出ている。このコースは20名の枠で、美大と音大に進む人のためのコースのようだ。高校を卒業するときが大変なよう。保護者と生徒の意見が一致していないと、絵では食べていけないから手に職を持たせたいとかいう人がいるそうだ。目標設定がしっかりしていないと芸術家になるにも大変。お金は結構かかるようだし・・・。絵の具代だけでも馬鹿にならないようよ。大学を出て、その道に進むにしても、会社勤めをしてしまったら絵を描く時間がなくなってしまう。アルバイトか学校の先生かでもならないと、描く道が途絶えてしまうらしい。絵なんてすぐに売れるもんじゃないものね。大方の人は死後名前が出るくらいでしょ。食べるためには大変らしい。でも、夢のある人生が送れるってすばらしい。私の周りにも、そういう人がたくさんいるけど、心は豊か。苦労をしたぶんは作品にも人柄にも表れるのかもしれない。この先生のお子さんは今アメリカにいるという。海外から見た日本は印象が違うようだ。うちの娘もジャカルタにいるし、話があったわ。今日はどんなお客様に会えるかしら・・・。♪