小悪魔クラブ

小悪魔クラブ～予告編.......
男を残し麻布十番に立つ北の支部長。マンションに入りカードキーで行き先をえらぶ・・・かなりの高級マンション。
最上階ではないが上のほうの階で降りる支部長、そこは小ぶりながら質感のいい部屋、熱いシャワーを浴びてバスローブに身を包みひとりシャンパンを細身のグラスで飲む支部長、窓の外にはヒルズや東京タワーの明かり、レインボーブリッジが見える。
この部屋のことは誰も知らない。
六本木で遊んでいるときも誰も連れてきたこともない
家族のことはあまり話もしないし
パトロンがいるわけではない
誰かに縛られて暮らすのはいや
この部屋も自分の持ち物・・・。

何とはなしに小さいころのことを思い出す。
そうまだ幼く純粋だったあのころ・・・

実は支部長かなりいいとこのお嬢様である
お父様は由緒ある家柄で国家公務員。
お母様の実家は貿易商を営む、山手線の内側にあるお屋敷で暮らしていました。
家族は年の離れた2人のお兄様とおばあさま、末っ子でしかも女の子ということで家族の愛情を一身に受け育ったのでした。





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