カテゴリ:寺
お盆を前に、お檀家さんがお手伝いにいらしてくださった。 本堂や庫裏の掃除やら、境内地の草むしり、お参りの方の茶碗やお茶の準備。 やることは山ほどあって、一人や二人の手では、到底準備しきれない。 普段から、色々な方々に、色々な形で、お世話になっているのだが、 特に大きな行事の時はその前後を含め、大勢の方のお手伝いをただいて、 その上、お庫裏さまとか若奥さまとか、居心地の悪い呼び名で呼ばれて 在家出身の私は、何だか恐縮してしまうのだ。 お寺は、住職のものでも、檀家のものでもなく、いうなればご本尊様のものだそうだ。 長い歴史が、今のお寺の地位を築いてくれているのだとおもう。 今の世なのか、こんな状況が当たり前にまかり通る世界、そう多くはないはず・・・ だからこそ今の状況に慢心せず、 目に見える形で社会に貢献していかなければならないと思うのだ。 真の宗教者である魅力的な僧侶がますます増えて、 お寺が地域における文化の拠点のひとつとして、 地域の人々と繋がりあって、お寺同士も手をとり合って、 今の公的機関では抜け落ちてしまう部分を担っていく力になることを願っている。 お寺のことに関しては、素人の私だけれど、だからこそ見えてくるものだあると信じている。
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最終更新日
2006.07.24 14:22:59
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