カテゴリ:読書
2013年6月の読書メーター
読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2967ページ ナイス数:160ナイス 有栖川有栖の鉄道ミステリ・ライブラリー (角川文庫)の感想 有栖川有栖は編者としてもうまいですね!解説で触れているように、狭義のミステリ集ではない。海外編では「青いスパンコール」国内編では「泥棒」(←こんな手があったか!)と「田園を…」が良かった。でも「鎌倉ものがたり」はちと無理があるような気も…コミック入れたかったのかなぁ。ずいぶん前に読んだはずなんだけど鮎川氏のアンソロジーや小池滋さんの著書も読んでみたくなった。時刻表トリックが一つもないのは流石! 読了日:6月3日 著者: ラブコメ今昔 (角川文庫)の感想 「クジラの彼」に続く自衛隊恋物語集。なんだけど、コチラはかなり硬派ですね。自衛隊(防衛省??)に正式取材したのは伊達じゃないってことかな?初っ端の表題作から涙途切れなかったんだけど、有川さんは今作も軽い話に重たい内容をしっかり載せてくる。「ラブコメ…」では今村二佐の訓示に、「軍事と…」「広報官…」では自衛官の二人の意気地に、「秘め事」の水田三佐の家族を思う心に、その辺をしっかり見せてくれた。ふ~んブルーも書くんだ、と思ったのはちといつもと違う様相。シリアスな内容でも最後はラブラブで納めるあたり、上手すぎ! 読了日:6月3日 著者:有川 浩 幽霊刑事 (講談社文庫) 読了日:6月5日 著者:有栖川 有栖 日本沈没 上 (小学館文庫 こ 11-1)の感想 はじめはダラダラと感じましたが、第2次関東大震災からの驚愕の描写にはちょっと吃驚。あの地震が東京湾沖で起きたらみたいな感じですよね。マグニチュードなんかも非常に近いし。読んだ時期がちょっとあの地震の直後でなくてよかったデス。小松左京氏の取材力にも驚嘆です。 読了日:6月9日 著者:小松 左京 日本沈没 下 (小学館文庫 こ 11-2) 読了日:6月17日 著者:小松 左京 陰陽師―瀧夜叉姫〈上〉 (文春文庫)の感想 まさか将門が出てくるとは・・・・・・と思ったのだけれど清明と一世代くらいしか変わらないんですね。シラナカッタ(^^;更に「瀧夜叉姫」自体が将門の娘だとか・・・・・・・・副題で見当つけてしかるべきなのに勉強不足でした。将門の恨みがどうなるのか、下巻が楽しみ。関東人のくせして将門は荒ぶる東夷でおっかないイメージしかなかったけど、今後は将門に関する話も読んでみたいと思った 読了日:6月24日 著者:夢枕 獏 陰陽師―瀧夜叉姫〈下〉 (文春文庫)の感想 オカルトかスプラッタか??みたいな場面が多かった。藤太、カッコいいです。将門も惑わされる前の姿と復活してから藤太と闘うあたりはいい漢。映画にすれば映えるだろうなぁと思う描写がそこここに出てくると思ったら、映画用のアイデアから出発した話だったのですね。分冊するほどの長い話なので「陰陽師」らしさはあまり出てこなかったかなぁ。清明の活躍も少なかったし、このシリーズでボクのイチオシ博雅と清明の掛け合いも”らしく”なかった感じがします。でも将門の乱にかかわった人々の話として読めば全然OK!!将門の物語読みたくなった 読了日:6月26日 著者:夢枕 獏 読書メーター にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年07月07日 13時38分52秒
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