カテゴリ:読書
2013年11月の読書メーター
読んだ本の数:9冊 読んだページ数:2729ページ ナイス数:170ナイス 小説乃湯 お風呂小説アンソロジー (角川文庫)の感想 自分で意外なのは『浮世風呂』朝湯のありさまのお父さんの感じが良い。落語であやし言葉聴いてたので想像できました。戦前の作品は肌に合わなかったけれど、架空の温泉案内、BL風『花も嵐も…』(シリーズ読も!)、意味もなく敬遠していたマハさんの『旅をあきらめた…』が面白かったなぁ。女性一人旅のカウンターの件はなるほど!と思いました。確かにそんなことしてくれたら粋ですね。にしても鉄道ライブラリで片鱗を見せてくれた有栖さんのアンソロジストとしての腕、尊敬する鮎川さん譲りなんですかね。ってかどんだけ本読んでんのよ! 読了日:11月2日 著者: TOKYO BLACKOUT (創元推理文庫)の感想 東北で大地震があって福島の原発は停止中…え?惹句には震災前に書かれたって書いてなかったっけ?と奥付をもう一度確認してしまった・・・・・輪番停電とかまさにあのときのあれじゃん!すごい取材力ですね。何度目にしても東都電力はあの会社と読み間違える(^^ゞでも輪番停電するにもものすごい手間がかかるものなんですね。あの会社はもう信用ならないけれど、そこで働く技術屋さんには敬意を表したいです。電気大切にしなきゃね・・・・と思いましたわ。序盤の緊迫感に比べ中盤からはちょっと・・・・・ 読了日:11月5日 著者:福田和代 チヨ子 (光文社文庫) 読了日:11月8日 著者:宮部みゆき クジラの彼 (角川文庫)の感想 NHKラジオ第一『ラジオ文芸館』(アナウンサーの朗読)で『脱柵エレジー』やってて、本棚から取り出したらやめられなくなって、結局全部読み返し。この勢いで『ラブコメ今昔』も行っちゃいそうで怖い 読了日:11月11日 著者:有川浩 長い廊下がある家 (光文社文庫)の感想 アリス、火村単独の話が出てくるあたり「暗い宿」と同じような構成。ただ表題作のトリックをアリスが云々するあたりはちょっと出来すぎな感じがしないでもない 読了日:11月12日 著者:有栖川有栖 シアター! (メディアワークス文庫)の感想 同僚にバンドやってる人がいて、時々??っていうところがあったんだけどこれを読んで少しわかった気がします\(^O^)/登場人物多いかなぁ?一人一人の登場少ないなぁと思ってたけど、まだまだ借金返済まではいかないのね。気になるのはゆかりと了太、どうなるのか気になるぅ。そしてお約束の泣ける台詞他出。「分かりやすくて何が悪い」この付近、大人のラノベを目指す有川さんの心の声なのだろうなぁ。もちろん玄人受けする高度なものも必要なんだけど、裾野が広くなければそれも成り立たないものね。 読了日:11月13日 著者:有川浩 竹取物語 (角川文庫)の感想 映画を観る前に予習のため読みました。言い寄る男たちに無理難題を吹っ掛けるところは有名だけど、そのあとの帝との心の交流は忘れてました。しかもいい感じじゃないですか!あれ?月の人じゃなかったんだっていうのは星さんの解釈のようですが、天空から人が来るっていう発想を平安時代の人がしてたっていうのがすごすぎる。星さんの訳を読みながら時々原文も見ましたが、分かりやすかった気がします(ま、日本語なんだからね(^^ゞ)映画楽しみ~ 読了日:11月17日 著者: 最後の忠臣蔵 (角川文庫)の感想 討ち入り後離脱した寺坂吉右衛門を通して内蔵助の狙いを紡ぎだします。どこからが池宮氏の創作になるのかわからないけれども、内蔵助が脱盟者をも含めて考えていたことに感服。もっとも赤穂浅野家に傷がつかないようにという理由も大きいのだとは思うけれど。寺坂は士分の者に馬鹿にされているイメージが強かったけれど本作では男らしい。それにしても赦免前に各地を渡り歩いているときの気持ちは想像するに余りある。かるは安達祐実のイメージが強いので可音もそのビジュアル。かると仮名手本のおかるとは違う人物なのか?勉強不足です(^^ゞ 読了日:11月22日 著者:池宮彰一郎 100回泣くこと (小学館文庫) 読了日:11月24日 著者:中村航 読書メーター お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年12月03日 21時03分17秒
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