カテゴリ:読書
2013年12月の読書メーター
読んだ本の数:4冊 読んだページ数:1662ページ ナイス数:37ナイス ほかげ橋夕景 (文春文庫)の感想 職人言葉の独り語りが新鮮だった『泣き笑い』ちょっとコミカルな次郎長さんの『言えねえずら』落語が出てきたけど全然関係なかった『不意峨郎』←商売人の鑑だ。切なかった『藍染めの』新宮の筏乗りがカッコ良かった『お燈まつり』主人公が今一つ分かっていないところも面白かった。同名異字の祐策さんが出てきて嬉しかったなぁ。親父は切ない『ほかげ橋夕景』『銀子三枚』だけは感情移入できなかった。一力さん侍物は苦手?(笑)でもさすが一力さん。すべて泣いてしまいました 読了日:12月2日 著者:山本一力 ひとりブタ: 談志と生きた二十五年の感想 【感想ではないかも】落語会が付いてなかったら読まなかった本。『笑志』時代は知らないんですが、真打試験の会は凄かったんですね。大病したこともすっかり忘れてました。高座では大病大病と言っていたけど明るい調子だったのでここまで大変だったとは気付きませんでした。初生志が『井戸の茶碗』これで一目惚れ、一番大好きな噺が『紺屋高尾』と師匠の大事にしてる根多と被ってるのがうれしくて、多分大事にしてる噺だからこそ心にすっと入ってきたんでしょうね。にしても生志シショーどんだけ好かれてるのよ! 読了日:12月3日 著者:立川生志 鷺と雪 (文春文庫) 読了日:12月14日 著者:北村薫 蒲生邸事件 (文春文庫)の感想 十年ぶりくらいの再読。最後のふきとの待ち合わせのシーンは何度読んでも涙を禁じ得ない。孝志はもっと何にもできない人間と思っていたのだが意外にもしっかりと狂言を回してますね。黒井と平田兄弟の苦悩を聞くのは辛かった。でも黒井の最後と平田の選択にはほっとした思いがする。孝之・珠子もいい人生がおくれたようで良かった。孝志じゃないけど昭和史はきちっと勉強せねばと思いました。学校で教えるには評価が定まっていないことだらけで難しいのだろうが、生徒がこの時代に興味を持つような授業をしてもらいたいものです。 読了日:12月21日 著者:宮部みゆき 読書メーター にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年01月02日 11時52分58秒
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