介護技術講習会に行ってきました。
12日、13日とその前の土日の計4日間、千葉県まで行って介護技術講習会を受けてきました。この講習会を受けて、終了認定されれば介護福祉士国家試験での実技が免除になるんです。今年度から導入された方法なんです。昨年度までは筆記試験を受けて、まず筆記に合格して、それから実技試験を受けてその実技にも合格して、介護福祉士の資格が取れるんです。ま、でも介護福祉士と名乗るには登録しないといけないんですけどね。登録料を払って。で、今回僕はその実技免除のための講習会に行ってきたわけなんです。この講習会に行って無事に終了認定されれば、三回分の実技試験が免除されるんです。たとえば来年の一月に僕が筆記試験で落ちても、再来年さらに次の年の筆記に合格しさえすれば資格が取れるんです。こりゃいいなって思いましたね。特に僕はしぼらく介護の仕事とはまったく畑違いの仕事をしていたから。四年間の実務経験はあるんですけど、もう五年も前のことなんです。筆記にパスしたとしても、実技に受かる自信はありませんでした。講習会の前半二日は、びっしり講習と実技演習がありました。で、後半二日までの一週間の間にレポートの課題が出されました。レポートの課題は、介護過程といって介護を受けている人について、その人の情報を収集して、分析して、どんな介護が必要か、課題は何か、その人にとって、介護の目標とは何かを事細かに記載するものでした。実技演習は八名ずつに分かれて計五グループありました。それぞれに指導教官がついて実技の演習の指導をされました。恥ずかしかったです。介護者と介護される人に分かれて、コミュニケーション技術、移動介助、着脱介助、排泄介助、食事介助、入浴介助をみんなの前で演じるんです。まず、指導教官同士が介護者と介護される人になってそれぞれの介助のデモンストレーションを、講習生の前でするわけです。模範の介助の仕方ですね。それを見てから各グループごとに分かれて、指導教官の指導を受けながら一人一人実習するんです。で、最終日に国家試験に準じた方法で実技の試験がありました。それを総合評価と言うんです。いやぁ、どきどきしました。えっ、ただ単に講習受けていればいいのって思っていましたから。そうではなくて、ちゃんと身についたかどうか試験するって言うんでびっくりしました。ま、でもこの講習会に7万も払っているんだしそんなに金とっといて、終了認定してくれないわけないだろうって思っていました。でも、ある人から講習会で終了認定してもらえなかったっていう人がいたっていうから、びっくりでした。講習会に出て最期に終了認定されて始めて国試での実技が三回分免除されるんです。だから焦りましたね。やばい!ちゃんとレポート出して、受講態度もよくして、それで、最後の総合評価で合格しないといけないんだって。ま、でも何とか合格したんでよかったです。実際に国家試験で実技を受けてはいないけどその雰囲気も味わえたし。いい勉強になりました。あとは筆記試験に向けての勉強です。ま、でも普通にやっていれば大丈夫でしょう。基準点をとっていればいいんですから。そんな大層な試験ではないです。その普通にやるっていうのが難しいんですけどね、僕の場合は。