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カテゴリ:セブ島
今日も快晴、ダイビング日和!
今日は一人ドイツ人のお客さんが加わって全部で4人で潜る。 ポイントは昨日と同じ。 ダイビングの教科書にはダイビングを続けていけるように健康を保ちましょうなんて しらじらしいことが書いてあるが。 その逆にダイビングを続けていると健康になっていくというのはいつも感じる。 圧力、水の中での程度な運動、無重力状態、360度オープンな世界での解放感、重力から解き放たれた自由度、自分達が生まれてきた羊水の環境に最も近いことによる 包まれた安心感。 ゆっくりとした深い呼吸はヨガの境地とまったく同じもの。 適度に日を浴びれるし、適度な疲れによって、夜は早く寝てしまう。 早寝早起き、3食きっちりとした食事、適度な運動、ストレスから解放され+適度な圧力がかかるので快便。 ダイエット効果ももちろんあると思う。 体が軽くなり調子が良いのを日々感じていける。 今日もいざダイブ! 今日は風が昨日から少し吹き、少し風がある影響か昨日よりほんの少し透明度が落ちている。 でも十分きれい。 待ってました―と変なおじさん現る サンゴの上なんかに乗ってしまい撮ってえーといわんばかりなので、しょうがないから 撮ってあげよう。 こっちも撮ってくれへんと サンゴに乗った無精ひげのおっさん現る こちらは紫の青髭ならぬ紫髭で衣装がなかなかカラフルなチョイ悪おやじ系。 朝からおやじ3連ちゃんとは東京の満員電車を思い出させて演技が悪いので、 何かよいものはいないかと探しているといました、ウミウシ君。 ちょっと色がグロテスクなやつですが、勘弁してください。 何かいないかと一生懸命探していると何故だか逆に僕自身が見られている気がしてくる。 でもただ白い砂地が広がり生物らしきものはいないはずだが、と目をこらしていると、、、 いました! 穴の底からこちらを覗いている奴が!! 近づいたら穴の底に入ってしまいましたがそれでもこちらを見ています。 よく見ると目の周りが黄色く黄金に輝いてもみえる、ゴールデンスペックジョーフィッシュ。 顔だけ出していますが、全部体を出すと顔だけでかいなかなか面白いやつです。 あられちゃんに出てくるニコチン大魔王的な、月の表面にも見える砂地の世界で 顔だけひょこっと出しています。 穴から顔を出している系でしたら、この人たちのにょっきと出しています。 さながらム―ミンに出てくるニョロニョロですが。 その名前に負けず劣らずふざけた名前です。 チンアナゴ 小学生が名付けなのでしょうか? 英語名のガーデンイ―ルの方が何だかおしゃれです。 ダイビングも終わりに近づきお昼時なので、お腹減ったなーと思っていると 目の前にシャコが ちょっとカラフルすぎてあまりおいしくなさそうですが、以前茹でて食べたことがありますが、なかなかおいしかったです。 こいつがなかなか気勢が荒く、追いつめると逆に向こうからくってかかってきて、 その強烈なハサミでヘビー級ボクサーも顔負けの強烈パンチをかましてきます。 まあダイバーは常にマウスピースを着用しているので口の中を切る心配は少ないですが、なかなかのハードパンチャーです。 ダイビングは少人数でも大勢でやっても実際やっている水中では会話を一言もかわせられないわけですが、何故だか不思議と連帯感が出てくるというか、一緒にやった人と不思議と仲が良くなります。 ドイツ人は日本人に似ているところが僕は多々あると思うのですが、あまり話さなく無口ですが、アイコンタクトや笑顔などの言葉ではないコミュニケーションを見ていると、何だか打ち解けた感じがあってみんな仲良くダイビングを終えリゾートに戻りました。 今日はなかなか忙しい日で、着いてからわかったのだが、セブに戻る船が 翌日だったのが、今晩出た方がかなり安く戻れるというのがわかりでは、今晩発とうということになってしまった。 近くのマイケルの実家、親戚の家でフェスタ(お祭り)をやっていて フィリピンの伝統で仲が良い人や親戚一同を招待するという風習があり、 ごちそうをいろいろ用意し客をもてなす。 今日二回目のお昼ご飯を食べた。 この時期はフェスタがもっとも多い時期だが、まさかシキホールでフェスタに招待されるとは思っていなかったし、つい3日前に出会ったマイケルに招待してもらうなんて フィリピン人の心の広さに改めて感心した。 リゾートに戻り急いで荷物をパッキングし、みんなと少し話し、 持って行ってくれと夜御飯まで持たせてくれ、リゾートビラマーマリンをあとにした。 今回の遠征でフィリピンでのダイビングの素晴らしさ、フィリピン人の人生を豊かに陽気に過ごすポジティブさに改めて気付かされ、 そういう力はたとえどんな状況下でも必要で、 今回の震災のような状況であったとしてもすべてを陽気なエネルギーに変えてしまうその 楽観性と人生をより良い、面白く変えて行くそのパワーはむしろ必要だと思った。 何かをやめてしまう、こういう時にやっている場合ではないなどと考えるよりは やはり、自分がやれること、自分が持っているまたは持たされている能力を十分に発揮して、何かしらの変化を起こしていくことがこういう状況下では必要ではないかと思う。 変わってしまうことが恐ろしい、何が起こるかなんてそれが起こってからでないと真にはわからないし、それは後から考えれば良いのであって 今は最悪の状況を少しでもより良く変えていこうとする気持ち、力が必要で 停滞することではないのかと思う。 本当に自然な笑顔な人々に出会って、僕の心は動いた。 笑顔は人の心を動かせると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年05月30日 12時43分41秒
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