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フィリピン、ドゥマゲッティのダイビング&ネイチャーツアー&コーディネート

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Comments

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2011年06月15日
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カテゴリ:セブ島
この時は知らなかったが台風一号の影響でセブは急に天気が悪くなり、今日も朝から今にも泣きだしそうな曇り空だった。
GW真っ只中にも関わらず僕のお客さんはSさん女性一名。昨日ライセンス取得コースを終え今日はライセンス取得後初のファンダイビング。少し遠出をしショップから船で30分のナルスアン&ヒロトガン島へ。
ライセンスコースも終わったし、一対一の超贅沢ダイビングだし、Sさんも水中写真を撮りたいというので、僕も水中カメラを持参してのガイド。
二人とも写真を撮りたいのでゆっくりゆっくり進んで行く。
天気は良くないが透明度は30Mは越えている。
サンゴも魚達も生き生きとしていてきれい。
1479647_1158250057_148large.jpg

ガイドをしながら撮るのも難しいし、指をさして教えた生物がもちろん生きているのでその瞬間には違うところに行ってしまうのでなかなか難しい。
あまり動かなく、その場にとどまっている生物を最初のうちは狙っていかなくては。
まずは恰好のターゲットがいた。
1479647_1135145000_111large.jpg

ニチリンダテハゼ君。穴の中をテリトリーにテッポウエビと共生しているし、穴に引っ込むことはあっても極端に逃げることはない。
これどうですか?と指を指すがSさん反応があまりない?「もしかして見えてない、気づいてない?」でも、あまり指を大げさに指すと逃げてしまうし、うーーん気づいてくれーーと何度も控えめにここですと指を指す。
言葉は通じないが、あ!という体の反応があり、やっと気づいてくれたもよう。
写真を撮りだしてくれた。

水中で写真を撮るのには陸上とは違いなかなかいろいろな障害がある。
ダイビングをやったことがない人はこの先は想像力の世界になってしまうが、まずバランスが難しい、ユラユラゆれたり、流れの影響、自分の体の姿勢、バランスの影響で、まっすぐカメラをかまえることも難しい。というか自分がまっすぐなのかもわかりにくい。
そして、浮力。慣れないうちは浮いたり沈んだり。 被写体にまともにむかっていけない。
まあ慣れてくれば、自分が安定してくれば問題ないのだが、陸上で撮るようにうまくいかないのは確かだ。
もちろん相手は生きている生物なので、自分がジタバタしていると逃げてしまうし、気のようなもので相手はこいつうまいなとか、違和感をすぐに察知して逃げてしまう。
魚のようにピタッと止まれてかつ、撮りたい!という欲望を殺して無の境地にたたないと
なかなかうまく、うまい表情の生物君たちには出会えない。
近づくことができない。
しかし慣れてくるとこの駆け引きが非常に面白く、生物達もこっちのことをよく観察、感じているのはよくわかってくる。
こいつならいいかと、絶好のショットを撮らしてくれる一瞬がある。
良い顔をしてくれる一瞬があるし、気を許してくれるのがわかる。
僕はそのやりとりをいつもファインダーごしに感じほくそ笑んでいる。
怪しい水中ガイドだが、、、

僕がいろいろある魚の種類の中でも好きな種がある。
日本語名ヤッコ、キンチャクダイの種類に入るが
英語名でエンジェルフィッシュ。
何ともいえない色遣いと気品に満ちた姿、蛍光色を持っているやつが多く
後光にさえ感じる。
そしてこの方々ががまた警戒心が強くすぐ逃げてしまう。
しかし、この姿をおさめたい、しかももっともきれいな姿で。
エンジェルを
例えば、このイナズマヤッコ。 なかなか珍しい
1479647_1135146382_82large.jpg
色彩も豊かでこの黄色の中の蛍光ブルーがあでやかで僕は一目ぼれしてしまった。
しかし、動く動く、逃げる逃げる。正面からも撮った写真があるがこいつは
横から撮るのが美しいと感じた。

そしてスミレヤッコ。
1479647_1135147003_60large.jpg
これはわりとセブではどこでも見かけるのだが、これも逃げるのが早くて苦労する。
こいつは波打った模様と顔の蛍光ブルーのラインが僕のお気に入り
こんなに近くで撮ってしまった。
いまはやりのキスをしたくなる唇、川平ジェイ風にいうと「くぅーーーー!!」

ガイドをしつつ、水中写真の魅力にもとりつかれて必死に撮っていると
前方から危険生物が! 
1479647_1135145465_234large.jpg
水中では話せないので何を言っているのかわからないはずだが、
もう10年以上彼とは仕事をしているので何を言おうとしているのかが水を通してでもわかる。 

それにしても近すぎるぞ―!!!
シャッターを慌ててきったらなんと! 
1479647_1135145798_219large.jpg

醜いものをお見せしてしまったところで
口直しに。
可愛らしいのを一つ。
これもクマノミの仲間ハナビラクマノミ
1479647_1135147657_97large.jpg
ピンクの体と白い線が可愛らしく二重瞼の可愛らしいやつらです。
まるでイソギンチャクの大木に咲く桃色のサクラの花びらのように美しく
イソギンチャクの周りからそう遠くに離れないので水中写真初心者にもうまく撮りやすいです。

楽しかったダイビングも終了!さあボートに帰るか―とボートに上がろうとしたチョイ手前、何でこんなところに?
水深2Mちょいの浅瀬の桟橋の下にニセクロホシフエダイの群れが!
1479647_1135177072_40large.jpg
慌てて撮ったのがいけないのか、水深が浅すぎたのか、群れがぐちゃぐちゃだったからなのかどうもうまく撮れていなく残念。
ダイビング終了。
ナルスアン島に上陸してバーベキューを食べます!
それにしても何故ダイビング終わるとあんなにお腹がすくのだろうか?
ダイビング後の御飯が楽しみでしょうがない。
ちゃんとお腹がすいて、もりもり食べれて、モリモリ出すものだせるって
健康的だし、幸せなことだと思います。(御飯中だったかたすみませぬ)

天気がよかったらもっときれいで南国っぽさが出るのだが、、
1479647_1158250785_154large.jpg
まあ台風のしかも記念すべき今年の一号なので許しますか。
鳥、豚、豚腹肉、魚、イカのバーベキューとマンゴー、パイナップル、バナナの豪華フルーツ盛はすみません食べるのに必死で写真撮るの忘れていました。
想像で生唾ごっくんしてください。  これも残念。
お腹も満たされ、きれいな島で海を眺めながら休憩。
適度な疲れと南国特有のゆるーい空気とでかなりまったりしてきます。
ちょっと昼寝するとこれが気持ちいんだなーー。くぅーーーーー
二本目のダイビングは他の島に移動してやります。この続きはまた次回。
ちょっと僕も休ませてください。 またねーー





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Last updated  2011年06月15日 11時38分25秒
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