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フィリピン、ドゥマゲッティのダイビング&ネイチャーツアー&コーディネート

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Comments

Free Space

2011年06月18日
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カテゴリ:セブ島
20分の移動時間。もう眼を閉じればそのまま楽園へと飛んで行くことができる。
いや、いかんいかん、うーーん。 
気がついたら違う楽園へと飛んでいて目をあけたら次のポイントの目の前までついていた。
このまどろみが何とも気持ちが良い。 そしてもう一つ気持ちが良いのが
このまだ眠くて体が半分あっちの世界へ行っているウダウダ状態のまま
水中へダイビング! 一気にまた違う世界へと飛ぶ爽快感!!
1479647_1158249552_23large.jpg

なかなか荒療法ではありますが、一気にスコーンと目が覚めて、目が覚めた後がきれいな海の世界だと幸せな気分になれます。

2本目のポイントはヒロトガン。
この一帯は数年間まったく誰も入らせないようにしてその後開放しましたが、いまだに
ポイントがブイでしきられて環境が守られているのでサンゴや生物が生き生きとしていて
どこを見てもきれいで見ごたえがあります。
1479647_1158250537_242large.jpg

ただこの日は少し濁っていて、この辺りの地形や環境の特徴で少し水中がエメラルドグリーンになってしまっているので光が入りにくく水中写真を撮るのがなかなか大変です。
良い水中カメラ用のライトがあれば良いのですが、お値段的にもなかなか手が伸びません。

ヒロトガン名物ツバメウオ君達が早速出迎えてくれました。
なかなか人なつっこいやつらです。
1479647_1158251032_97large.jpg

ただこれだけ近いとちょっと怖いなー
1479647_1135176329_210large.jpg

もう一つアップで
ヘラヤガラさん。 アップで見るとなかなか愛嬌がある顔ですよね?
い○きさんに負けないあごの長さ
1479647_1158250278_163large.jpg

これはわかるかな? 真中にクリクリ目玉の彼がいるのだが
はやく行ってくれないかなーとこっちを見ています。
1479647_1135173407_124large.jpg

少し流れがあったので、きれいなサンゴや豪快なドロップオフの景色を見て流しながら、何かいないかなとあたりを見回していたところ、何だか辺りの様子が変わり
うん?何だ何がいるのだと、先のグループのガイドをやっていたアルビンとも目が合い
水面を見上げると! 「レディースエンドジェントルマン 今日のメインイベントはー」
と頭の中で聞こえてきました。
1479647_1135174363_235large.jpg
濁っているのと常にグルグル動いているのと光がうまく入ってくれないのでうまく撮れていないのですが。 ロウニンアジの群れです!! たしか6、7年前ぐらいから
ここらに住み着いているのですが、まだいたんですね、しかもまた大きくなっている!!
大きくなると1メートル80は越し、100キロ近くになる。釣り人の中ではGTの愛称で呼ばれかなりのヒットがあるのですごく人気が高いです。
通常はかなり深い30M、40Mを越えるようなところに群れでいたり、2Mを越える大きなやつが単体でいるのですが、何故だかここは水深3Mから5Mのところをグルグル周っています。
なかなか壮観です、まるで新選組の行進をみているような。
1479647_1135173912_222large.jpg

いったんもめん? ム―ミンで出てきたニョロニョロ?
いやアオヤガラです。
1479647_1135152734_219large.jpg
なかなかユニークな姿です。
いつも彼らを見るとイカソーメンを思い浮かべてしまいおいしそうと水中で思っているのは僕だけでしょうか?

もっとバチバチ撮りたかったのですが、バッテリーが思いのほか早く切れてしまい
終了です。
ダイビング中のあの素晴らしく美しい水中世界の余韻に浸りながら、また
適度な疲れでまったりとしながら30分かけて、フィリピンの独特の形をしたバンカーボートは波のほとんどない海をアメンボウのようにマクタン島に向けて帰ります。

もちろん向こうに着いてからの楽しみはキンキンに冷えたビール!
ダイビング後のビールは何にもかえがたく最高においしいものです。
適度に疲れ、水中で乾いた空気を吸っているので喉はカラカラ、体はまったり
東南アジアの島国独特ののっぺりとしたちょっと湿気を含んだ空気や、強い日差しに
火照った体をキンキンに冷えたビールで一気に癒す。 最高の贅沢です。
またこのフィリピンのビールサンミゲルはさっぱりとしていて飲みやすく
この気候にすごくマッチしているので、これだよこれ!と叫びたくなります。

今日はお疲れさまでした。
明日はどんな表情を海は見せてくれるのか?、毎日、毎時間、毎分、毎秒
海は生きていて生きているものは常に動く、流れ。循環しているのでその一瞬一瞬で姿を変えていきます。 まったく毎日潜っていても昨日とは違う顔を見せてくれるのであきることがありません。
明日はどんな出会いがあるのか?どんな表情を見せてくれるのか
陸上の人生でも人間が生きている限り同じことが言えるので、海からいろいろなことを学ばせてもらっています。

海も人生も、一瞬一瞬姿を変えているので、その日々表情を変えていることに自分が気づけるか、海でも人生でも流れというものや常に動いているものが必ずあるが、それに自分で気づいて自ら行動に移せるか、うまく流れに乗れるか、
ダイビングは僕は人に楽しませてもらうものではなく、自分との対話、自分で楽しみをみつけていく自分と自分、自分と自然との遊びが大きな要素だと思っています。
海も人生も楽しみは自分次第でいくらでもそこら中にころがっているし、ましてや
日々表情を変えている、こんなに楽しいことはないと思える。
次は何が起こるんだろう?どんな楽しいことがあるんだろう?
明日はどういう出会いがあるんだろう?
こう日々思える人生ってワクワクしませんか?
僕は日々そう思える人生を自分で作っていけるように、いろいろやって
いろいろ考えています。 時にはそうならない時もありますが
だんだんなれる時が増えてきました。
もっとそういう瞬間が増えるように僕はある計画を立てています
この続きは次回にこうご期待です!





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Last updated  2011年06月18日 14時54分17秒
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