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フィリピン、ドゥマゲッティのダイビング&ネイチャーツアー&コーディネート

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2011年10月01日
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カテゴリ:セブ島


GWぶりのセブ、まったく違和感がない。
東京に帰って肌が白くなったはずだが、ここの空気になじんでいるからなのか
誰もジロジロみたり、英語で話しかけてくる人はいない。

まず最初の視察の目的地は、隣島のネグロス島の都市ドゥマゲッティ-
ネグロス島一栄えているこの学生都市から約20分、30分海に向かって下ったところに
ダーウィンという土地がある、そこにカンボジアに住んでいる友達のダイビングショップで出会ったデンマーク人が新たにダイビングリゾートを作っているというので見せてもらい話を聞きに行こうという計画。

どうやって行くのが一番良いのか、そして安いのかいろいろ情報を集めていると
通常はフェリーや高速船で行くのだが、バスで南下し小さなフェリーに乗り、またバスに乗りドゥマゲッティ-まで行けるという。 つまりほぼ陸路、しかもそれが一番安い方法だという。しかし、そんな方法で行く外国人はまったくいないらしくむしろそこに魅かれた。

快適とは言い難いが、威勢がよく次から次へと人々を乗せ、また降ろす車掌のあんちゃんの妙技に関心しながら爆走バスは、合計5時間ほどでドゥマゲッティーの街に着いた。
10年ぶりのこの街は良い具合にものすごく発展もしていなく、ちょうど良い大きさの
ちょうど良い発展具合の、きれいなそして物価が安い学園都市だった。
この街で泊まっていたゲストハウスから街の中心までシリマン大学のキャンパスの前を通って行くのだが、そこの新緑の美しさと清々しさと、すれ違う学生達のエネルギーや希望に満ちた笑顔を見るのが僕がこの街で一番好きな時間だった。
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夜、ミクシーで知り合い、シリマン大学に通うフィリピン人とのハーフの19歳の女の子の自分のルーツを最近よく考え、何かわかるかと思ってフィリピンに来ましたという言葉が印象に残っている。 フィリピン人としての自分と日本人としての自分
どっちでもない自分。 
国境というものは宇宙から地球を眺めたらまったくどこにも見当たらない、線ができているわけでもない。人間が勝手に決めたただの見えない境界線。

翌朝、これぞ南国の空!と呼べる雲ひとつない青々とした広い空
高いビルなど一つもないので、地平線や海が見渡せそれだけで気持ちがこんなに豊かになれるなんて。
早速デンマーク人の友達に連絡し、会う約束をする。
その場所は話しで聞くとどこ?と思ったが、なんだ一本道をずーーと海沿いに南下
何もないところを他のリゾートの看板を目指して進む。
少し不安になりどこどこに行きたいんだと言うとここだよと教えてくれる。
あれ、着いちゃった。
しかし、その道路沿いではなくそこから超田舎道を海に向けて奥に進む
さすがに目印が何もなく複雑なので友達が迎えに来てくれる。
彼は2M近い巨体。悪いが海坊主やよくハリウッド映画で出て来るボディーガードや
巨体の悪党のような風貌。 しかし、実はものすごく優しく笑顔が素敵な人。

まだ建設途中の小さなリゾートを快く隅々まで見せてもらった。
コテージタイプの部屋が最初は8棟、じょじょに増やしていく予定。
一泊1200ペソを予定(約2000円)周りのリゾートはだいたい3000ペソぐらいだそうで、この価格帯の安いのがないのだそう。
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シンプルだけど、目の前に海があるしリラックスできるよと満面の笑顔で話してくれる。
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コテージが真ん中のスペースを中心に半円状につくられ、真ん中のスペースでバーベキューをやったりみんなで語りあったり、自由なスペースにするんだと自然とみんなの笑顔が聞こえてきそうなその場所で明るい未来を見つめている
彼の目線は上を向いて得意そうに話していた。
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海、ビーチ付きのこの土地。 目の前の海はなんと一部お湯が海の底から湧いているところがあるらしい。寒がりの僕にはその海中温泉が何よりも入ってみたいと思わず口に出してしまった。 ただ、流れがわりと速く複雑なようで目の前ではライセンスや体験ダイビングの講習ができなく、リゾートの真ん中にダイビング用プールを作っている。
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各種コースの講習をする部屋、器材置場、トイレなどなど
二階にレストランとバーがあり、彼曰くこういうリゾートで一番の問題は
おいしい食事を提供できないことときれいなキッチンや機能を保つことらしく、
メニューは日替わりでその時取れた魚などで変わってくる
何とも体の大きさとは正反対の彼のきめ細やかな心使いや優しさがにじみ出てくる
リゾート。

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従業員はどうやって集めるかとの質問に、驚くべき答えが
特に募集をかけなくてもどこからかうわさを聞いて何百人っていう地元の人がやってくる。
「本当だよ、選ぶのや話しを聞くのが大変だけど、もう500人は来たんじゃないかな」なかなか大変だよと苦笑い。

中型と小型のバンカーボートそれぞれ一隻とスキューバタンクに空気をつめるコンプレッサー、コテージ8棟、ダイビング用プール、プライベートビーチ、海
レストラン、バー、講習室、スタッフの家、器材約50セット、WI-FI設備
などなどすべてで約2000万円だそうな
高いんだが安いんだかちょっとわからないが、日本でやるのに比べたらべらぼうに安く
希望が持てる数字。
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リゾート兼ダイビングショップの名前はリキッド
英語で液体という意味があるが、何故?という質問に
だって水も海も液体でしょ?ただそれだけ響きもいいしねと。
うーーんなかなか深いそしてLIQUIDっていう言葉の響き、覚えやすさ
言葉の短さ、何とかダイビングリゾートとかついてないこのスマートさ
なかなかやるなー

最後にこの周りにもいろいろリゾートがあるというのでどこを見たら参考になるかや
お勧めのリゾートを教えてもらい、彼とお別れした。
まだまだ視察の旅は続く。
LIQUIDって名前いいなー、俺のリゾートは何ていう名前にしようかなと
ブツブツいいながら次の目的地へと進む。






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Last updated  2011年10月01日 10時08分29秒
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