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フィリピン、ドゥマゲッティのダイビング&ネイチャーツアー&コーディネート

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2012年04月14日
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カテゴリ:カリブ海への旅
あの大移動から一夜明けて、朝はゆっくるするかと思いきや、そうです五十嵐家の旅はそんなに甘くはないのです。(そろそろみなさんわかってきましたね)
朝6時過ぎには起きて、フローレスまでのバスのチケットを買いに街に出る。
街と行っても小さなメイン通りが一本ありそこが交通の要所なのでおのずと人が集まり、小さなお店がその通り沿いにずらーーとあるただそれだけでかなりこじんまりとした町。
ただそういう街の息吹が肌で感じられるぐらいの小さな町が僕は好きでおのずとそこに暮らす人々は人が良いというのが相場だ。
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どうやらバスのチケット売り場はまだ開いていなく、8時かららしい。
おいしそうな揚げ物を並べている屋台が並んでいて、この街の朝食といえばこれでしょ!
といわんばかりに人が集まっているのでそれにならい僕らもおいしそうなのを注文し、
プラスチックの簡易イスに座って地元民と並んで食べる。
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コロッケのような揚げ物にカレーのようなソースをかけてくれ、御飯ももってくれる。
それにトルティーヤもついて50円もしない。
おいしいが中に入っているのがトウガラシで朝だからと油断していたが、当然のごとく朝であっても辛い、朝から激辛なのである。
朝から大汗をかきながらふーふーいいながら水とともにチリコロッケを食べていると向かいに座っている地元民が気の毒そうにほほえんでいる。
しかし、その場に溶け込んでいるというか、その地元民だけが許される朝の神聖な空間にお邪魔してそれを許されたようなそういう安堵感も伝わってきた。 お前らも同じものを食べているんだよな、仲間だ。
地元の人が食べているものを喜んで食べるというのは実際に本当においしいのだが、心が触れ合える瞬間、ベトナムで最初はうちに泊まらせることはできないと断られていたが昼食を一緒に食べ、何でもモリモリおいしいおいしいと食べていたら、食事後お前はここに泊まりなさい、いや私の家だと泊まることが許され仲間として認められた。
向かいの人の方が先に食べ終わり席を離れる際、「じゃあお先に」と笑顔で声をかけてくれ何だかそういうのが自然ですごくあたたかく、朝から元気をもらった。
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バスのチケット売り場は開いたが、今日最初のバスが9時半発のバスらしく
この小さな街で1時間半も時間があいてしまった。
当然のごとく、街やその周辺の散策に出かける。

街の人達は穏やかで陽気、目が合うとアイコンタクトで笑顔で挨拶か、オラ!と挨拶してくれる。
小さな雑貨屋さんにお菓子の配送に来たおじさんも超カメラ目線で笑顔。よく見たらお菓子を片手にポーズまで決めていた。平和だなー
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さすがグアテマラ、フライドチキンを食べてもトルティーヤが必ず食事にはついてくるという国、いたるところで朝からトルティーヤを焼いている。
これもグアテマラの朝の光景なのだろうか。
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パン屋さんの配達バイク。 でも何で赤レンガなのだろうか?
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八百屋さんもカラフル、それにしてもこのサンタクロースもどきや
雪だるまもどきのようなのは誰が作ったんだ? 売り物なのかな?
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穏やかな空気のもと朝の散歩は気持ちがよく、小さな街をすみからすみまで歩いてしまった。
バスの時刻がせまってきたので、荷物を宿に取りに行きバス乗り場へ向かう。
バスはなかなか来なかったが、いろいろな人が話しかけてくれバス待ちの時間はとても楽しいものになった。
それがあたかも当然のことのように、すごく自然に話しかけられる。しかも100パーセントスペイン語で。
どこに行くのか? どこから来たのか? グアテマラはどうだ?この街はどうだ?好きか? 
特にほとんどのおじさんがカウボーイハットといかしたカウボーイベルトにカウボーイブーツを履いていて陽気に話しかけてくる。
スペイン語がわからないのなんておかまいなしに話しかけてくる、さんざん話し、一息つくと「スペイン語わかるか?」という意味がわからないことをみんな聞く。
今まで話してるやんけ!とつっこみたくなるが、あまり細かいことは気にしていなく話したいこと、聞きたいことを聞いている感じ。
一人と話していると自然と他の人も加わるか、遠目で聞いていて、後でわからなくなると自然とフォローしてくれ、このバスよやこっちよと教えてくれる。

それは何も僕らが外国人だからということに限らず、そういったあたたかい空間が自然とできていく。
僕にずっと話しかけてくれたこのおじさんもおそらく血もつながっていないし、まったくの他人なのに、お母さんがおそらくトイレか買い物に行くのに小さな子供のめんどうをみてあげていた。 子供は当然のことのようになつく。

そういうのがところどころであり、フィリピンもそうだが子供達はたくさんの大人達に可愛いがられ育てられていく。
おじさんに抱っこされても泣かない、そしてやはり超カメラ目線。
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一緒にいた男の子も自然と遊び相手になる。
カメラを向けても動じない、自然な表情。
こういう自由で自然な子供達を見ると本当に心の底から東京の子供達はかわいそうだと思う。 
表情は固まり、小さな大人のような早くも疲れた顔さえも見せる。
子供はいろいろなことを感じ取っている、大人以上にいろいろわかっていることもあると僕は思う。 大人が勝手に大人が理想とする子供扱いしたり、何でもダメと制限をつけてしまうのは違うと思う。
しつけとい言う名のしばりや大人のガタガタで間違った理想社会からくる子供の無限大にある可能性を消すことは逆効果になると何故わからないのか
子供達の表情をただ見ているだけでもわかりそうなものだが。
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バスは30分ほど遅れて到着し、この街が出発地ではないことはあきらかで
乗った瞬間乗車率100パーセントを越えていて、当然のごとくあいている席がないので立たなくてはいけない。 吊革のような便利なものがあるわけはなく、例のごとく爆走し、揺れ、急ブレーキをかけるバスに振り回されないように必死に荷物を置くスペースにつかまりながらずっと立ち続ける。
フローレスまで5時間弱。またしても体力勝負の移動がはじまった。

幸いなことに1時間半ほどで降りる人がいたので席を確保することができたが、なかなかハードだった。
コスタリカやホンジュラスではバスが満員になりかつ立って乗るということは一度も経験がなくさすがグアテマラますますディープな世界へ来てしまった。
しかし、昨日の移動に比べればこんなものは屁でもなく、フローレス島の玄関街サンタエレナに着いた。

フローレスまではタクシーで10分もかからない。
ついに湖に浮かぶ幻想的な島フローレスに着いた。
この街自体もコロニアル調で美しく、その周りに囲まれた湖もまた美しい。
そしてここを起点にアクセルできる世界遺産のマヤ文明最大の遺跡ティカル
当初の予定ではここはまったく入れていなかったが、途中で大人飛びをしたので時間の余裕ができ、ここに来れるようになった。
くしくも2012年はあのゼロや一年が365日だと発見したかなり高度な文明だったマヤのカレンダーの終わりの年。 いろいろな説はあるが世界の終わりの年
そこにはどんな意味が隠されているのか?
この2012年に偶然にもここに来たのには何か意味があるのか?
僕らの旅は偶然に導かれ、人類、地球全体にもつながる重要な意味さえも持つようになったのか? 壮大な旅が今はじまる。





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Last updated  2012年04月14日 09時33分02秒
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